レポート アトミック
来期のアトミックは、トップモデルのフルモデルチェンジです。ここ数年人気の「ダブルデッキ(D2)」が新しく生まれ変わります。「ジェネレーション3.0」と名付けられた3世代目のD2で、3つの効果による新次元の滑りを実現するという。一つ目に、ヒールピース下部にもうけられたランプアングルにより、ターン中において常にオートマチックに理想のポジションをキープするという機構。二つ目に、テール部のデッキにレスポンスの強いハードコネクターを採用することにより、抜群の加速を。三つ目はトップ部のデッキにはソフトなコネクターを採用することにより、振動を吸収し、抜群の安定性を誇る。実際乗ってみて、少々荒れた斜面だったにもかかわらず、相変わらずの振動吸収性を発揮したのと、ターンの後半の抜けと走りがいいのにもかかわらず、ポジションが遅れにくいというのがわかる。特に「ブルースターLX」は昨年までの「AX」とくらべ格段に乗りやすくなったと思います。今シーズンは実践向け「LX」「SX」に、同スペックでリアクションがマイルドな「LC」「SC」があり、ビンディングも「Xビンディング」と「NEOX」が選べるようになった。あと、昨年から人気の「ARC」シリーズも、「ブルースターTI」「同FW」ともに同スペックになり、より楽系スキーに。もちろん基礎スキーレベルアップや、驚異的なたわみを利用してこぶにも非常にいいです。この「ARC」のシステムは、オールマイティの「ノマド」にも採用されてます。ブーツですが、今シーズンレーシング系「レッドスター」が設計をそのままに、サーモシェルを採用しました。サロモンの十八番だった温めると膨らむシェルです。「レッドスターWC」と「レッドスターPRO」シリーズにすべて採用されていて、最大3mmほど幅が広がるとのこと。あの、非常にクイックでぬけの良い「レッドスター」を履きたかったんだけど・・・という方はチャンスです。
ブルースターLX

ブルースターLC

ブルースターTI ARC