レポート ヘッド
先日のソチオリンピックでも上位選手に目立ったメーカーです。来期の大きな変化は、「スーパーシェープ」シリーズのプレートの変更と、レディーススキー「MYA」が新しく「JOY」として生まれ変わります。まずは「スーパーシェープ」から。ラインナップはそのままに、カラーリングを一新し「トライフレックス・テクノロジー」というビンディングのフリーフレックスシステムを導入しました。ベースは固定された1対のビスと、スライドする3つの特殊装置で取り付けられています。これにより、複数方向にフレックスを可能にし、本来のフレックスを実現します。あと、プレートテール部に取り付けられた2本のスプリングがスキーに搭載された「KERS」システムと連動し、ターン後半の走りとより迅速なエッジの切り替えを可能にしました。実際、同じ斜面で今期と来期の「スーパーシェープスピード」を乗り比べたとき、操作性はどちらも甲乙つけがたいのですが、特に走らない雪質だったのもあり後半の抜けが全然違いました。
       
次にレディースの「JOY」。心材の中核をなすグラフィンTMという素材がみそ。このグラフィンTMは2次元結晶で人類が発見したもっとも薄く、最も軽量で、最も強靭な素材と言われています。これにより、非常に軽量なのにしっかりしたスキーをつくることができたとのこと。まず、持った時に大丈夫かと思える軽さにびっくり。しかし、実際乗ってみるときれいなたわみと軽い返り。「ERA3.0」のおかげでトップのばたつきもなく楽に操作できるまさに新世代のスキーです。昨年も好評だった「インテグラーレ」シリーズは名前以外はほぼ継続。ブーツも「ラプター」シリーズは継続で、他はカラーチェンジのみです。詳しくはイトさんまで。

iGS RD

iSL RD

iSupershape SPEED

iSupershape MAGNUM

SUPER JOY

ABSOLUT JOY

CHALLENGER130はウォークポジション付