Hiro's Bar  今宵の一杯

’14今年のヌーボ
ちょっと遅くなりましたが、今年も無事解禁日に頂きました。今年は家飲みにしようと思いましたが、このヌーボ、いまさらながらですが解禁日は木曜日。火水休みの私は水曜にフライングゲット・・・といきたいところですが、そんなコネもなく(なくはないが)当然、仕事終わりの帰り道に買いに行ったわけですが、なんと今年は30年飲み続けてるヌーボを初めてコンビニで買った。べつに、解禁日ならコンビニでもいいやと思ったが、木曜日は超寒い日だったので暖房でかなり温まっていた。そして初めてスクリューキャップのものを買った。別に、普段飲みは結構最近では増えてきたスクリューキャップを飲むからいいのだが、なんか毎年恒例の儀式的なものがちょっと物足りなかった。さて、今年買ったものは、「ルイ・モンティリエ・ボジョレー・ビラージュ・ヌーボ」というもので、一応コンビニでもビラージュを買ってみた。価格は2千5百円くらいと結構高かった。で、今年のヌーボは・・・まあまあかな。コンビニにしてはというか、色はきれいな紫だが若干濁りが強いような。香りはかなり良い。酸味も程よく、タンニンもまあまあ。平均より少しいいかなくらい。これなら合格でしょう。ちなみにこの日は鶏肉とほうれん草、ジャガイモをオリーブオイルとチーズで焼いたものを合わせてみたが、今年はちょうど鶏やチーズに合わせて負けないおいしさでした。
コンビニのヌーボもけっこういけます。ただ、ほか飲んでないからわかんないけど。

今年も秋の「琥珀ヱビス」の時期がやってきました。毎年ながら濃くてしっかりした香り高い赤は、やはり鍋に合う。

赤モルツだ!と思わず買ってしまった「プレミアムモルツ コクのブレンド」。実は、普通のプレモルと、プレモル黒のブレンドだそーな。

めずらしいオーストラリアのスパークリング「DB(デ・ボルトリ)」。サルターナという聞きなれないブドウを使用し、青リンゴ風味と表現する軽いワイン。激安!

KZ君に頂いた秋限定ご存じ「大雪渓 秋上がり純米吟醸」。安曇野産の米のみを使った香り高い一献で、しっかりした味わいでどんな料理にも合いそう。

OKさんの四国のお土産、愛媛は伊予の中城本家「城川郷 大吟醸」。結構すっきりの料理に合わせるタイプで、常温になるに従い徐々にしっかりしてくる。

志賀高原の元、山之内の「縁ぎ(七3つ) 美山錦純米吟醸」。杜氏自ら作付をした美山錦100%使ったすっきりした香り高いお酒。

もちろんラベルだけで選んだイタリアの赤「トリフラ ピエモンテ ロッソ’11」。名前の通りなんとトリュフに合うというワイン。だが、トリュフなんて食べられない庶民の私。でも、うまかった。裏の漫画もかわいい。

こちらもラベル買いの「ラ・ムローラ ドゥエ・ガンぺ・ロッソ’12」。フルーティな香りとタンニンやわらかめで飲みやすく、結構あたりだったかも。

こちらは「ラ・ムローラ ウナ・ガンバ’13」。もちろん隣の白バージョンで、ヴェルディッキオというブドウで醸されたなかなかフルーティな一杯。赤、白共にかなり安い。

INさんの屋久島のお土産「愛子」。屋久島行くなら愛子でしょ!と手に入るはずもないものを冗談で言ったいたら本当に買ってきてくれた。やっぱうまい。

もう一つの屋久島のお土産「黒麹 水ノ森」。これはびっくり、黒麹の風味がしっかりして、むちゃくちゃうまかった。こっちでは手に入らないと思うと余計にうまい。

こちらは隣のべん作さんでキープした焼酎大海酒造は「くじらのボトル 綾紫」。甘い風味の紫芋・・・好きだなァ。某方々に「飲んでいいよ」と言ったら落書きしてくれた。

言わずと知れた三河の誇る関谷の「空」。純米大吟で少し寝かせてあるまろやかで何とも言えない酒。たまにしかお目にかかれないが、関谷の中では一番好き。

山梨のレアな酒屋で見つけた「二十一代 輿五右衛門 純米吟醸」。日本酒をこよなく愛する酒販店「十色の会」限定に「甲斐の開運」の井出本家が醸すレアもの。

GWに行った琵琶湖畔木之本宿で見つけた冨田酒造は「七本槍 純米大吟醸」。全量木槽搾りで風味がよく、淡泊すっきり系。ラベルの文字はなんと魯山人書。

こちらも木之本の山路酒造は「北国街道 純米吟醸」。前にべん作さんでこれのしぼりたて生を飲んだが、こちらはかなりすっきりで、吟醸香豊。

ブランシュは湖北のシェフ唐沢さんに頂いた日光は片山酒造のお酒「柏盛 純米生原酒 素顔」。アルコール高め、濃厚やや辛口で、何とも言えない後味。

激レア「飛露喜」生詰め純米大吟醸をべん作さんで。すごい香り高く、すっきりしてるのに甘みを感じ、かなり好み。

やや甘好きの私が珍しく超辛口を買ってみた。「澤の花 ささら 超辛口吟醸」。信州は佐久のお酒で日本酒度+15と高いがいうほど激辛じゃなかった。

山の家に唐沢シェフが持ってきた「真澄 山廃純米吟醸 金寿吉福」。山廃仕込でふくよかで、しっかりとした香り高い辛口。濃い味の料理が恋しくなる。

こちらはKINGの差し入れ「小谷錦 純米吟醸 生」。珍しい小谷産しらかば錦という米を使ったすっきり淡麗、いつまででも飲んでしまうお酒。

べん作で飲んだ「十四代」3連発。「純米吟醸 播州白鶴錦 生詰め」。白鶴酒造が2007年に山田錦の兄弟種として誕生させた白鶴錦を使った、珍しい十四代。

「生詰め 吟撰」。こちらは播州山田錦を100%使用した究極と噂の激レア酒。メロンのようなすっきりした香りに上品な甘みが本当にうまい酒。

「本丸 秘伝玉返し 生詰め」。こちらは五百万石を使用した本醸造で、しっかりした芳醇なお酒。ちなみにこの3本、ネットで探そうなんて思ったら目ん玉飛び出るかも。運が良ければべん作にあります。
先日、某所で行われた豊田市は浦野合資会社が醸す清酒「菊石」の酒の会へ行ってきました。こんなに近くなのにあまり聞きなれない名前ですが、やはり小さな酒蔵で数があまり出回らず、名古屋のデパートと豊田の一部酒屋のみでしか販売されていないとのこと。正直、私も知りませんでしたが。今回は、地元の方たちにも少しでも知ってもらおうということで企画されました。まず最初に乾杯で出てきたのはこの蔵最高級品の「大吟醸」。山田錦を35%まで精白した逸品。芳醇な吟醸香と上品な味わい。次に「純米酒 夢ゆたか」。すっきりとした辛口は白身魚のお刺身やみそを少しだけつけた野菜スティックと。ちなみに「夢ゆたか」とは、「夢豊田」の略だとか。次は「山田錦純米酒」をぬる燗で。こちらは芳醇でしっかりして、燗により甘みが引き出る。これには蟹味噌や野菜の煮物と合わせて。次は「本醸造もと」を冷酒で。日本酒本来のやわらかさや旨みを表現したというこのお酒、なんとアルコール18〜19度。本醸の割にアルコール臭が少なく、甘みやうまみが伝わる1杯を串揚げと。最後は非売品の「山田錦純米原酒」のしぼりたて生酒をデザートのアイスクリームで合わせるという面白い演出でした。
     
とちゅう、大きなホワイトボードが出てきてなんだろうと思ったら杜氏さんが酒造り講習を始めたり、なかなか楽しい会でした。豊田の四郷というところで猿投山の伏流水を使用し、1864年から150年の歴史を誇る造り酒屋。杜氏も若いが、最近たくさんの賞を取っている。彼、酒を語るときの熱かったこと。仕事としてというよりも、本当に好きで、楽しんで造っているという感じ。こういう小さな地元のお酒も大事にしていきたいですね。

でました!青ヱビス。「ヱビス ロイヤルセレクション」。5種類の麦芽を使い、長期熟成、ヱビス酵母使用。コンビニ限定販売で、コク深くめっちゃうまい。病みつきそうです。

アサヒ
のイオングループ限定「ダブル酵母」。異なる二つの酵母を使用し、しっかりしているが切れがあるという。プレミアムとは言うが米等使っていて飲みやすい。

少し期待して飲んだ「アサヒ スーパードライプレミアム」。結構しっかりしたビールだけどアルコール6%と高く、すっきりしている。これなら〇でしょう。

サントリーの限定「深みの贅沢」。麦芽100%、やや濃いめでしっかりとしている。アルコールなんと6.5%とかなり強く、飲みごたえがある。

こちらはテレビでもやってる青プレモル「サントリー プレミアムモルツ 香るプレミアム」。上面発酵により、普通のプレモルよりややフルーティー。

こちらは7&i限定「サントリー 金のビール」。もちろん麦芽100%、アルコール6.5%だが、特有の重さが少なく飲みやすい。

前にも登場させた小布施「スパークリングG デゴルジュマン ラテ」。「にごり取りを失敗したので気軽に飲んで」という名の酒だが、今回はほぼ濁りがなかった。

新潟は岩の原の珍しいスパークリング「ブランドブラン ローズシオター」。川上善兵衛の造ったローズシオター100%のすっきり辛口、ちょっとタンパクな泡。

山梨はふじっこワイナリー「フジクレール 甲州スパークリング」。すっきり辛口だが、甲州種と思えないくらいの深みがあり激ウマでした。

山梨マンズワイナリー「甲州 酵母の泡」。甲州種ブドウを100%使用し、耐圧タンクにて2次発酵した自然派ワイン。やや辛口で少しビオ臭が強い。

こちらはキャンプ中に飲んだ同じくマンズワイン「マスカットベリーA ブラン・ド・ノアール 酵母の泡」。その名の通り赤ブドウのみで造ったすっきり辛口で香り高い1本。「おもてなし」ラベルがいい極旨。

ヴァン・ムスー(フランスのスパークリング)の「ジャン・ドルセーヌ・ブリュット」。しっかりした辛口だが、若干抜けるのが早いような気がしたのは瓶内発酵じゃないのかな?

イタリアのスプマンテ「カサ・デ・ブルーニ ブリュットNV」。激安(¥1000程)な割に香りがリンゴのようにフルーティなすっきり辛口。

スペインのカヴァ「ポエマ エクストラブリュット」。柑橘系のすっきりとした香りと、エクストラにしてはほんのり甘みを感じる辛口。こちらも激安系。

こちらもカヴァの「ラ・ロスカ ブリュット」。瓶内2次発酵9か月以上で、しっかりすっきりの辛口。フルーティーでいろんな料理に合わせられる。

某メーカーの方に頂いた本場ドイツのビール「エッティンガー・ヘーフェヴァイス」。酵母がきいた無濾過生ビールで、ほんのり甘みさえ感じるフルーティな濁りビール。

バレンタインのお返しに頂いたイギリスのオーガニックビール「ザ・ケルト・エクスペリエンス」。上面発酵のブロンズエールで、スパイシーな風味と強い苦みが特徴。

限定の言葉に負けて買った「プレミアム グランドキリン」。まろやかでコクがあり、めっちゃうまい。1本じゃ全然足りなかった。

完全にラベル?買いした、札幌丸山動物園コラボ「シロクマブリュットNV クロ・モンブラン・カヴァ」。スペインのスパークリングで、すっきり辛口、後口しっかり。

めずらしいアメリカカリフォルニアのスパークリング「レッドウッド ブリュットNV」。シャルドネ主体でフルーティな超辛口。どんな料理でも合いそう。

これも安くてあたりだったイタリアの「ポッリチーネ・ピノシャルドネ・スプマンテNV」。辛口で軽い飲み口だけど後味に少し甘みが残りる。

「シモンシッヒ シャルドネ’12」。「南アフリカでもっとも素晴らしいシャルドネ」と称される白ワインで、ほのかに新樽を思わせるブルゴーニュを思わせる1本。このクオリティで千円台で買える

「アニーズ・レイン リースリング’11」。オーストラリアの白で、リースリングの甘い香りとは裏腹きりっと辛口のおいしいワイン。こちらも千円台と非常にコスパに優れている。

「シャサーニュモンラッシェ プルミエクリュー レ・ショーメブラン’10 ドメーヌ フィリップ コラン」。すっきり辛口な中に若干の甘みを感じる激ウマワイン。こちらはちょっと高いです。

適当に買って当たったシリーズ「ドディッチ ドディッチ バルベラ’09」。比較的軽めで飲みやすい赤で、パスタや鳥なんかに合うデイリーワイン。

こちらもあたりの「テッレ デル コルノ オーロ モンテプルチアーノ ダブルッツオ’11」。非常にフルーティーでチェリーのような香りの辛口激安ワイン。

こちらもイタリア「チェッパイアーノ キャンティ’12」。’12とは思えない深みのあるしっかりした赤で、タンニンは少なめなので飲みやすい。

スペインの辛口フルボディ「タリマ ボデガス ヴォルヴェール’11」。非常にしっかりしたフルボディだが、香りと後口にほんのり甘みを感じ、ステーキなんかにいいかも。

こちらもスペインの「アルティガゾ ’07」。カナダ銀、ベルリン金と数々の賞・・・の言葉に誘われたが、やっぱうまかった。飲みやすく格安ワイン。

「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ・ブルゴーニュルージュVV ’05 コレクション・ベレナム」。長い名前だが、要は古木のブドウで造ったもので、香りも深くいい熟成具合の激ウマの赤。

べん作さんで飲んだなんと「越乃寒梅 純米大吟醸」。最近、日本酒がいまいちということで、いろんなすごいのが出回っているけど、これはビックリ。やっぱ恐ろしくうまかった。

ギンザ酒店で買って山の家に持って行った「鮎 純米吟醸 金ラベル」。鮎純吟は良く飲むけど、金ラベルは初めてお目にかかった。フルーティでほんのり甘口。めっちゃ好み。

いつもの赤倉スキースクールの飯田先生にいただいた、「越路乃紅梅 純米吟醸無濾過生」。酒米八反錦を55%精米で、非常にしっかりしているやや甘口の生酒。

55、50に続き今回は「みやさか うまくち純米60」を買ってみた。「強烈な個性よりホッと心が癒される・・・」とうたうように落ち着いた香りとやわらかい味わい。

軽井沢で買ってきた佐久のお酒「寒竹 手造り吟醸」。浅間山の伏流水を使ったすっきり辛口のお酒。前に山の家で飲んだ大吟よりも酒っぽい。

前に買ってきてあたりだったので、今度は「瀧澤 特別純米」を買ってみた。純吟よりもコメの旨みが残り、それでいて水のせいかマイルドで美味しい。

刈谷の某所にてワイン会なるものに参加してまいりました。通じゃないけど結構なワイン好きの私は、前から一度ワイン会というものに行ってみたかったので非常に楽しみでした。今回は「串揚げとワインを味わう会」(というともうお店はお分かり)ということで、ワインショップ「ソムリッチ」の大橋氏をお迎えして行われました。で、今回の料理は前菜にスモークチーズ、スティック野菜の盛り合わせ、カルパッチョ、串揚げにじゃがバター、こごみ、クルマエビ、ソラマメ、ほたるいか、ほたていくら添え、ブラウンマッシュルーム生ハム添え、箸休めにクリームチーズ奈良漬添え、プチトマトとほおずきトマト、デザートにアイスクリームといった具合(撮り忘れあり)。
   
そしてワインですが、初めに白3種
   
左シャトー・ヴァン・フラン・ブラン’12。フランスはボルドーの辛口白。ソービニョンブラン主体のさわやかなワインですっきりしているのでいろんな料理に合わせられる。中カンポ・ビアンコ・ピノ・グリージョ。イタリア北部のこだわり自然派ワイン。辛口だが後味に若干甘みを感じ、しっかりしているのでこれだけですいすい飲めてしまう。右サン・ヴェラン・ドム・キュリアル’11。こちらはフランスブルゴーニュの辛口で、すっきりした中にも熟成感や樽の風味を持ちいろんな料理に合わせられる。
そして後半は赤を2種
   
左カスティーヨ・マラッソンブラ・リゼルバ。スペインはバレンシア近郊のフルボディで12か月以上樽熟、24か月以上瓶熟成された豊かな果実味で樽香るしっかりした1本。中キュヴェ・ノクターン・ミネルヴォア’11。フランスはラングドックのドメーヌ「ルーヴィオーレ」の造るしっかりしているが比較的飲みやすい香りのよい赤。右ソムリッチ大橋氏。
この後スペシャルワインが1本出されたが、なんというワインか忘れました。自然派ワインでBIO香がちょっと強く、酸味が強くて今まさに熟成中という感じの面白いワインでした。いつも家では一人のみの私は、少しずつ何種類か飲むなんて言うしあわせはあまり味わっていないので、このワイン会は夢のようなひと時でした。ちなみに、終わってから飲み足りないつわものたちともう一飲みしたのは言うまでもありません。



滋賀県は山路酒造の「北国街道 純米吟醸しぼりたて生酒」。60%精白米を使用したフレッシュな辛口で、アルコールが少し高い。

山の家で飲んだ超レアもの「豊盃 純米しぼりたて生酒」。青森の酒米「華吹雪」を使用し、フルーティで切れの良いやや辛口。

こちらは和城で飲んだ「福小町 吟醸旨辛芳醇」。秋田県は木村酒造のお酒で、秋田産米を使った2種類の吟醸酒を独自の手法でブレンドしたという珍しい酒。

愛知は津島のお酒「長珍 純米吟醸」。山田錦50%精白、木曽川伏流水で仕込んだしっかりしているけど切れがいい酒。これはうまい!

適当に買って当たった酒、信州上田の「瀧澤 純米吟醸」。中山道和田峠に湧く世界一の軟水「黒耀水」を使用した非常に軽く軟弱な私好み。

地元岡崎は柴田酒造の「神水(かんずい)純米吟醸 夢山水」。奥三河産酒米「夢山水」を使用した非常に品のある、かつ飲みごたえのあるお酒。

やっと手に入れた!冬限定の「真澄 夢殿 純米大吟醸」。契約酒屋しかないうえ、数も出回っていない。大吟も格が違うがこちらはもっと品があっておいしい!

正月に義兄がもってきた「越の白鳥 かめ口一番 本醸生原酒」。絞りはじめのかめ口を直接瓶詰めする超限定もので、非常に重厚な酒。

京都は伏見の銘酒「英勲 純米大吟醸 『一吟』」。山田錦を究極と言われる35%まで磨いたフルーティな水のごとしのお酒。

昨年「純米55」を買ってあたりだったので今年は「みやさか 純米吟醸山廃50」を買ってみた。まさに「宮坂家が特別なゲストのためにつくった酒」で、しっかりしていて料理に合う。

黒姫ロッジぶなで飲んだ「大信州 秋の純吟」。山田錦にしてはしっかりしていて結構辛口。濃い味の洋食にもあう。

友人S君にもらった富山は黒部の酒「銀盤 超特選 米の芯 純米大吟醸」。35%精白のまさに米の芯を使って長期低温熟成させた芳醇な端麗辛口。

べん作さんで飲んだ今回の「十四代」はなんと純米吟醸生でした。すっきりした中にも甘みがあり、すいすい入ってしまう飲みやすさ。

高知の銘酒「南 特別純米 無濾過生」。香り控えめで辛口ですが後口がいいのであまり感じない。若々しさが感じられる。

私の好きな飛騨の銘酒「氷室」で有名な二木酒造の「玉ノ井 吟醸」しぼりたて生酒を見つけたので買ってきた。結構濃厚だが、後口のいい酒。

こちらも飛騨の酒「鬼ころし」で有名な老田酒造が醸す「千虎 大吟醸」。う〜ん、これはまさしく大吟醸だね・・・と、言うのは、なんと¥1000なんで。限定らしい。

山の家で飲んだ信州諏訪の酒「本金 純米吟醸無濾過生」。美山錦らしいしっかりしたインパクトがあり、後口はすっきりなお酒。

すーさん御用達富屋酒店で買ってきた「白岳仙 純米大吟醸 『特仙』」。これはうまい!福井の銘酒で福井産「吟の里」をつかった究極の食中酒らしい。

和城でいただいた「白馬錦 きらり特別純米酒」。北アルプスの雪解け水と安曇野のお米で醸したお酒で、なめらかでやわらかくやや甘口のお酒。

石川は数馬酒造の「竹葉 能登大吟」。能登半島産の山田錦を使用した大吟醸で、やや辛口のすっきりした飲みやすいお酒。

地元奥三河の「蓬莱泉 純米吟醸 『和』」。地元なので飲む機会はいくらでもあるが、案外飲まなかったりする。蓬莱泉はお米のうまみがよく出たお酒が多くてうまい。
赤倉観光ホテルでいただいたディナーに合わせ、ソムリエに選んでいただいたワインです。
                
左は白の「シャトー・オー・グレオン ブラン」。南仏ラングドックのワインでフランス国内の有名ワイン専門店や、ミシュランリストアップの一流レストラン30店以上にリストアップされているそうで、国内での需要が多く、非常に生産量が少ないのであまり日本に入ってくることがないとのこと。香りが非常に強く?スパイシーであんずのような甘い香りにもかかわらず、飲んだら結構辛口というギャップが面白い。しっかりと重みがあって私は好きでした。珍しくエチケットにヴィンテージの表示がなかったけど、結構熟成感があったのでおそらく’07前後かと思います。右が赤の「ドメーヌ・ド・バロナーク’04」。「シャトー・ムートン・ロートシルト」を所有するバロン・フィリップ・ロートシルト(ロスチャイルド)社が南仏に造ったドメーヌ。’04と熟しているのに色も鮮やかで足も結構速く飲み口も軽い。香りはベリーっぽいが花のような優しさもあるところがムートンを意識しているのか。

フランスはボルドーのスパークリングワイン「クレマン ド ボルドー ロゼ」。コスパに優れ、ピンクでおしゃれ。おまけにラベルをよく見ると世界中の言葉で「愛してます」(もちろん日本語も)と書いてあります。

珍しいポルトガルのスパークリングワイン「ボルリド ブリュット」。辛口で柑橘系の香りがよく、非常にフルーティ。それでいてめちゃくちゃ安い。

こちらも珍しい赤のスパークリング。イタリアの「メディチ・エルメーテ クエルチオーリ レッジアーノ ランブルスコ セッコ(長!)」。非常に濃い赤で、やや甘口の飲みやすい泡。

イタリアの「ヴァドッシ キャンティリゼルバ ’07」。トスカーナの人気ワインで、チェリーのような甘酸っぱい香りで味わいはしっかり熟成された感のある、牛肉によく合ったワイン。物の割にかなり安い。

珍しく金賞受賞に乗せられてボルドーを買った。「シャトー・オー・パヴァリ’10」。千円以下の激安で、香りもいいしタンニン少な目めでかなり飲みやすい。かなりコスパがいい。
ラベルがかわいいイタリアの「ロッソ・ピチェーノ’12」。若いワインらしく鮮やかな菫色のワインで、非常にフルーティーでフレッシュ。つまみなしですいすい入ってしまった。これは旨い!

こちらは先日すーさんちでいただいた相方?勝沼醸造の白のヌーボ「アルガーノ甲州ヌーボ’13」。甲州ブドウのフレッシュな風味を生かしたさわやかな酸味ときりっとした辛口の美味いワイン。

久しぶり行ったサンクゼールワインで薦められた新製品「サンクゼール ブーケ’11」。ベリーAとブラッククイーンのブレンドで、軽やかな中に甘い風味を感じるさわやかなワイン。

山の家でいただいた安曇野ワイナリー「シャルドネ シュルリー’11」。高山村産シャルドネを使用。淡く青みがかり、さわやかでやや香ばしいような香りとすっきりとした飲み口。

大好きな「タンカレージン」の限定もの「マラッカ」。なんと1893年に発売されたオールドトムジンを復刻させたもので、業界では「伝説のトムジン」とよばれる。シトラスをきかせた甘口で病みつきそう。

こちらも幻と言ってもいいお酒「マース ニューポット ヘビーピート’12」。なんとウイスキーのヌーボで、蒸留したてをそのまま瓶詰めしたもの。寝かしてないとウイスキーも透明なんですよ。ちなみに「マース」は長野のメーカー。

リキュールで有名な「ボルス」が造る、ジンの原点のようなお酒「バレル エイジド ジュネヴァ」。穀類とジンの原料ジュネヴァベリーと各種香草を蒸留したものをオーク樽で熟成させた優しいジン。

シングルモルトボトラーズの名門ケイデンヘッド社の「ダッシーズ・コッパー・スチルズ クラガンモア18年」。淡い色とは裏腹、ややスモーキーでしっかりした、深い甘みさえ感じる1本。

こちらもケイデンヘッドの「ダッシーズ・コッパー・スチルズ ハイランドパーク19年」。これこそもっとレアもので、スモーキーなのに濃厚な甘みを感じ、シェリーフレーバーで非常に丸みのある。

激レアスペイサイドのウイスキーブローカー「グレンファース1992 グレンタウチャー20年」。ほんのりした酸味の中にミルクのような甘い風味と後味がほんのり残る激ウマシングルモルト。

お客様に頂いてしまった「醸し人九平次 純米大吟醸『human』’12」。温度や時間等で少しずつ変わる味をワイングラスで楽しんでほしいという。ワインのように軽くてすいすいいってしまうやばい酒。

べん作さんで飲んだ山形の銘酒「十四代 中取り純米生詰 無濾過」。結構レアものの日本酒で、フレッシュで果実っぽい風味で、後味米の美味さがしっかり出てくる。最近定番でおいてるみたいです。

すーさん御用達富屋酒店にてGETした栃木の銘酒「大那 中取り大吟醸 斗瓶囲い」。鑑評会出品酒とうたっているだけあって品があり、それでいてしっかりした酒らしい酒。「吟のさと」というお米を使用。
 年末火曜日は、すーさんのおうちに桜井とOKさんと3人でおよばれに行ってきました。家の中にはクリスマスの飾りつけがなされ、奥様による手間暇かけた手料理でおもてなし頂きました。どれも本当においしい料理でしたが、いつものごとく呑まないはずのすーさんセレクトのお酒がまたすごかった。とりあえずヱビスビールで乾杯の後、山梨は勝沼醸造所の赤ワイン「アルガーノ ベリーA’13」が。アグア ヴィソーザ ブラゼール(収穫豊饒の悦び活力の泉)」と名付けられたこのワイン、今年造られた限定ヌーボで、マスカットベリーAを使った酸味やタンニンの少ない非常に飲みやすワインでした。そしてそのあと出てきた日本酒は、青森の激レア酒「豊盃」の大吟醸「つるし酒」。この「つるし」というのは丁寧に造られた大吟醸の醪を袋つりにし、雫をさらに中取りしたまさに「豊盃」の最高峰のお酒。非常にきれいなお酒で、辛口なのにピリピリやカーッがなく、あとで少しづつ甘みが風味で感じられる、いままでに体感したことがない風味のお酒でした。本当においしい料理、楽しいお酒でした。
               
          左 勝沼醸造の「アルガーノ ベリーA」 右「豊盃 大吟醸つるし酒」
’13今年のヌーボ
ことしも無事、解禁日にヌーボをいただきました。今年飲んだヌーボは「ドメーヌ・ルイ・ジャド」のビラージュプレミアをいただきました。この「ルイ・ジャド社」は、ブルゴーニュ最大と言われる会社で、非常に品質の良いワインを出すことで有名な会社です。で、お味は・・・まあまあってとこですか。と、いうか、この「ルイ・ジャド」のビラージュプレミア自体かなり高級(と言ってもしょせんボジョレーですから)なものなので、ちょっと今年のヌーボ全体のレベルが心配になります。昨日飲んだ「ルイ・ジャド」は、若干タンニンが強い気がしたが、香りも良く、時間を置くことで酸味が減り、徐々に甘みが出てきた。あまり冷やさない方が良いみたいです。これなら結構合格レベルかと思います。ボジョレーに限らず、ワインは同じものでも造り手によってかなり変わってくるので、今年もまた、他のヌーボも飲んでみようと思います。

今年もこの季節がやってきました。秋限定の「琥珀ヱビス’13」です。しっかりと濃いめでいろんな料理に合います。特に、これからの鍋なんかに。

コンビニで見つけた「プレミアムモルツ」の限定盤「コクのブレンド」。名前の通り、プレモルの黒とノーマルをブレンドしたハーフ&ハーフです。

ヱビスにはまる前にお気に入りでよく飲んでいた「ハイネケン」。オランダのプレミアムビールで、独特の風味がはまる。久しぶりに飲んだけど、やっぱうまい!

ラベルがかわいいく涼しげな「角右衛門 純米吟醸 夏酒 荒責混和」。純吟の荒走りと責の部分をブレンドし、薄にごりにした酒で、しっかり味なのに後口すっきりのお酒。

こちらも夏限定「醸泉 夏吟 特吟山田錦」。男性的な味わいと、キレの良さを求めて造られたそうで、軽やかで透明感のある味わいのお酒です。

またまた夏のお酒「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 夏吟生詰」。口当たり軽く、ほんのり甘口の私好み。刺身やカルパッチョに合う。以上3酒は「喰いしんぼう太郎安城店」にて。

信州は飯山の「水尾 純米大吟醸 金紋錦」。野沢温泉村の水と木島平産の希少米金紋錦を使用した芳醇で非常にきれいなお酒。最近、大きな賞を取り注目されたため、手に入りにくくなったとか。

いつもの「大信州」「純米大吟醸 稲光」。古来より「稲光」が多い年は農作物の出来がいいということで、自然に感謝の気持ちで醸されたという。こちらも金紋錦使用の芳醇な酒。

金沢で買ってきた「加賀の月 純米大吟醸」。お米の味わい深く、食後に酒だけ楽しめる。昨年のノーベル賞の受賞パーティーで「キッスオブファイア」とともに純米吟醸が出されたそうだ。

「ゆきの美人 雄町純米吟醸生」。秋田県は秋田醸造が醸す、東北の酒好適米「雄町」を使用した芳醇で酸味の心地よい生酒です。

石川県白山は吉田酒造の「手取川」の純米大吟醸「和醸良酒」。すっきりとした香り豊かなこの酒、実は名古屋の吉田屋がほれ込み樽ごと買い取ったという逸品。

山形は「出羽桜」の2年熟成大吟醸「雪漫々」。美味しんぼにも登場し、プレミアもついたというこの酒、辛口の中にも米の甘みを感じ、熟成感を感じる。

ここから焼酎。鹿児島酒造の芋焼酎「アロアロ」。紅さつまを使用したほんのり甘みがあり、さわやかな名前とは裏腹、結構しっかりした味。

こちらは琉球泡盛のクースー(古酒)「今帰仁城(なきじんじょう)」。なんとアルコール43%で、きついと思いきや熟成されて飲みやすい。

宮崎の芋焼酎「須木 そげんわけえもん’12」。名前の通り、蒸留後熟成させずに無濾過で出された新種で、甘みがありフルーティーで雑味がない。

スペインはサッカーの名門「レアル マドリード オフィシャルワイン’09」。スペインの3つ星のほとんどにリストアップされているというもので、テンプラニーリョ100%のちょっとスパイシーで甘みのある、非常にコスパに優れたワイン。

イタリアのおしゃれなボトルのワイン「ヴォガ メルロー’11」。イタリアで流行やファッションという意味のワインで、見た目だけでなく中身もかなりおいしい香りもいい辛口。フェラーリ社のパーティーにも採用されているそうです。

高級酒をたくさん生み出すボルドーはコートデカスティヨンの「シャトー カムドライル’00」。これはたまたまよく熟した赤が飲みたいと思った時に見つけたもので、’00年なのにかなり安いが非常にしっかりした高級酒を思わせる1本でした。

すーさんに頂いた激レアワイン「ケンゾーエステート”あさつゆ”」。カリフォルニアはナパバレーの辻本憲三氏の畑で造られたソービニョンブランで、甘く芳醇な香りとは裏腹、飲み口はきりっと辛口でまさに「あさつゆ」。扱い店がほとんどなく、予約のみでほぼ完売する。

いつものワインショップで美味い白と言って勧められた「ブルゴーニュシャルドネ’10 ドメーヌ トーマスモレ」。モンラッシェで有名なモレのブルゴーニュブランはもしやムルソー!と思わせる香りとミネラル感あふれる辛口。これでこの値段はうれしい限り。

「シャサーニュ モンラッシェ プルミエクリュ レ・ヴェルジェ’10 ドメーヌ フィリップコラン」。巨匠ミッシャルから受け継いだシャサーニュの畑を多く所有し、非常に香り高くすっきりとした辛口でしっかりしているのでくどめの料理でもしっかり合う。もう少し寝かせたかった。

シャンパーニュ「ペウ シモネ セレクションNVグランクリュー」。ブラン・ド・ノワール(赤ブドウのみで造ったシャンパン)で有名なペウシモネのスタンダードで、やはりピノノワール70%と濃厚でしっかりしたコスパ最高の1本。

「ヴーヴクリコ ポンサルダンブリュットNV」おなじみクリコのスタンダードが〇オンで特価で売っていたので即買い。やはりネゴシアンマニピュラン大手のものはうまい。やはり鳥料理に合わせた。

結構好きなスパークリング「ヴァルディビエソ エクストラブリュット」がしばらく買わないうちにラベルが変わっていた。相変わらずすっきり辛口でどんな料理にも合う。が、今回は食後に飲んでみた。暑い夏ののんびりタイムにもいいね。

私が久保田の中で一番好きな「翆壽」がべん作さんにあったので飲んだ。毎年夏限定酒で、すっきり辛口の中に芳醇な甘みがあって、まさに夏のお酒。昔からよく飲んでいるがこのコーナーに出ていないと思わなかった。

能登半島は珠洲のお酒、宗玄酒造の「純米大吟醸 玄心」。ゴールデンウィークに買ってきたお酒。すっきりとしてきれいな酒で、1年間低温熟成しているので、粗さがなくどんな料理にも合う。

べん作さんで飲んだすごい酒「常きげん ”キッスオブファイアー”」あのルイヴィトンが自社パーティ用にプロデュースし、今年のノーベル賞の受賞パーティーでも出されたというお酒。純米吟醸で、やはりややワインっぽいテイスト。

こちらも能登半島は輪島で買った「金瓢白駒 大吟醸」。醸す日吉酒造は輪島の朝市会場のど真ん中にあり、近所の「永井豪記念館」の公認酒も製造している。能登のお酒は比較的すっきり系が多いのかも。

信州は諏訪のお酒「高天 純米吟醸」。長野産酒好適米「美山錦」を使用し、厳しい寒さの中低温でじっくり醸した吟醸酒。フルーティで芳醇。美山錦はしっかりしていて好きな酒が多いです。

秋田は新政酒造の「新政 純米吟醸原酒」。秋田産の米、米麹を使用した純米吟醸で、原酒だが案外軽い飲み口。フルーティでやや甘酸っぱさがある。表ラベルの代わりに木の札がかかる。

お客のたけちゃんにもらった熊本の銘酒「美少年 純米」。むかしお世話になった人のお気に入りでよく飲んだ(飲まされた?)酒で、熟成したような風味と濃厚な色。冷やでも旨いがぬる燗だといいあまみがでる。

「川中島 幻舞 吟醸 無濾過生原酒 斗瓶囲い」。信州は川中島の酒千蔵野の限定酒で、甘旨みと軽い辛さで非常に飲みやすい。信州初の女性杜氏の酒蔵で、今でも女性が醸すらしい。

バルトロふーさんにもらった和歌山は新宮の清酒「太平洋 特別純米 ほんまもん」。山田錦と珍しい酒米日本晴をブレンドしたピリッと辛口の酒。燗でもうまい。

べん作で飲んだ面白い酒、青森は八戸酒造夏限定純米活性にごり酒「夏どぶろっく」。ピリピリした炭酸がたまらない、甘口のにごり酒で、そのまま、または名前の通りロックでも。

バレンタインにもらった面白いビール、日本酒の黄桜酒造が造るチョコレートのビール「ビアショコラ」。文字通り本当にチョコレートの味がするが、後味がやっぱりビールでなんだか微妙でした。

べん作さんで今はやり?の「八海山 特別純米原酒 凍結酒」。お酒を冷凍するとアルコールがあるので凍るのですがシャーベット状になります。そこをいただく夏にぴったりの酒です。

最初はヱビスの限定バージョン「薫り華やぐヱビス」。フランスシャンパーニュの麦芽とホップを使用した、非常に品のあるビール。フレンチの巨匠ジョエルロブション氏監修。

サッポロのコンビニ限定「蔵出し生ビール」。高温短時間で仕込み、低温で長期熟成した爽快でしっかりしたビール。たまにはコンビニものぞかねば・・・。

アサヒから出た麦芽100%限定ビール「ザ・エクストラ」。麦芽を通常の1.8倍使用し、さらにアルコールなんと6.5%とかなり高め。さっそくもう1本買いに行った。

イタリアの赤「カステラッレ キャンティクラシコ リゼルバ ’06」。歴史あるキャンティらしく、程よい果実の濃縮感と滑らかな口あたりが特徴です。ラベルには毎年絶滅危惧種の鳥がデザインされています。

フランスはボルドーの赤「シャトー・サント・コロンブ’03」。コート・ド・カスティヨン産のコスパ最高のワインで程よいタンニン、よく熟した色で辛口。デミソースによく合い、千円台で買えるコスパ最高の1本。

お客のKMさんに頂いたフランスの「プーレ・ペールエフェス ラングドック・ルージュ’11」。南仏ラングドックのオーガニックで、イチゴのようなフルーティで軽い飲み口の普段飲みに最適なワイン。

前に飲んでおいしかった信州アルプスワインの「ミュゼ・ド・ヴァン ブラッククイーン」の’10を見つけたので買ってきた。しっかりしている中に甘みを感じ、香りも非常にいい。やっぱブラッククイーンはうまい。

前から飲んでみたかった信濃ワインの「スーパーデラックス’11」をようやく買ってきた。メルロー100%で、しっかりした樽香と渋みもやわらかく溶け込んだ深い味わい。もう2〜3年寝かしてもよかったかも。

すーさんの岩の原善兵衛’09」をみんなで空けた。岩の原の最高級ワインで、香り別格、マスカットベリーA特有の渋み少なくすっきりのちほんのり甘みは素晴らしい。ブドウの当たり年しか造られない。

シャンパーニュの「ド・スーザ リザーブ ブラン・ド・ブランNV」ブランドブランの割にかなりしっかりしているのは、同じブドウの異なる年のものをブレンドしているため。後口に優しい甘みが残ります。

こちらもシャンパーニュの「フランソワ・スコンデ シルリー・ブリュットNV」。グランクリュ(特級)ブドウのみを生産するシルリー村産を100%使用したもので、果樹味、香りの調和が素晴らしい。

イタリアのスプマンテ「ロータリー タレント ブリュットNV」すーさんがとあるパーティーでもらってきたものをいただいた。瓶内24か月熟成で、青い風味にすっきりとしたシャンパンと間違う旨さ。

愛知が誇る地のもの「国盛 大吟醸 彩華」。控えめな吟醸香にすっきり辛口ですが、余韻が残り、ロックでもいける。千円台とコストパフォーマンスに優れる。

こちらも地元岡崎の「孝の司 純米大吟醸 生酒」。岡崎西武百貨店の限定だそうで、非常にしっかりとした芳醇旨口。こちらも結構安かった。

べん作さんで福井県の代表酒「黒龍 本醸造」を冷やでいただいた。やや甘口だがすっきりしていて、すいすいと入る。料理とあわせたい逸品。

赤観で飲んだ「鮎正宗 初鮎」のこちらは純米吟醸の生酒。いつもの妙高はギンザ酒店で手に入れた。結構甘口で、ロックにするとすっきりする。

赤倉スキースクールの飯田先生に頂いた、妙高の酒「千代の光 特別本醸造」。最初は冷やで飲んだら結構甘い酒だったのに、燗で飲んだら結構辛みが出て面白い酒でした。

こちらも飯田先生に頂いた「久比岐 八恵 純米吟醸生酒」。酒米越淡麗で造られたしっかり旨口。八恵とは陽水土空風木雪それと人による八つの恵が生み出したという意味。

黒姫はロッジぶなでいただいた地ビール「黒姫ビール」。非常に飲みやすいピルスナーで、すっきりコクがある。昔は黒姫に食事もできるブルワリーがあったが、現在は醸造所のみ残っている。

こちらもぶなで飲んだいつもの「大信州 仕込み六十一号純米大吟醸」。長野県産ひとごこちを50%まで磨いた芳醇で旨口のお酒。小松さん責任醸造ということだそうです。

ぶなにONさんがもっていった木曽は大桑のお酒「木曽十一宿」。昔ながらのしっかりした辛口で、燗をつけて飲みたかったが、あれよとあっという間に開いてしまった。

こちらも赤観でいただいた「どぶろく 卓」。上越の民宿が造ったという珍しいコシヒカリのお酒。非常にお米感がありおいしいが、かなり回るので気をつけなければいけない。相当レアな酒らしい。

GWすーさんと鳥海に行ったOKさんのお土産、山形の「上喜元 純米大吟醸 山田錦 槽垂れ」。香りが非常によく、山田錦なのに甘みがあって非常においしい。

こちらは私のGWのお土産でOKさんと飲んだ「加越加賀の月」の限定「関白大吟醸原酒 蔵人の盗み酒」。精米歩合なんと38%、アルコール17度の飲みごたえのあるきれいな酒。

地元岡崎の誇る柴田酒造の「孝の司 大吟醸家康の里」を山の家に持っていった。山田錦を40%までていねいに磨き、繊細かつ丁寧に醸された高級酒。品があるすっきりした味わいで、何よりラベルがかっこいい。

山の家でおかわりで出てきた信州下諏訪の酒「御湖鶴(みこつる)純米活性にごり酒」。低温瓶内2次発酵した発泡性のある生酒で、にごりは甘いイメージだが、すっきりドライなお酒。冬限定。

信州で「菊水」と言えば「ふなくち」と帰るほど有名な酒の飲み比べをした。金の「生原酒」は風味豊かな旨口で、初挑戦の赤「熟成吟醸生原酒」は甘みが前面に来た飲みやすいお酒。

「真澄」で有名な宮坂酒造の冠酒「みやさか」を買ってみた。「やわらか純米55」は精米歩合55%、アルコール12%とやや低め。「このお酒は『週末泥酔の酒』でなく、『毎晩ほろ酔いの酒』です」と裏に書いてある。

いつものTNさんのお土産、私の好きな「大信州 別囲い純米吟醸生 番外品」を買ってきてくれた。酒好適米「ひとごこち」を使用。やや濁り、甘口で香りも非常によく、私好みの1本でした。いつもありがとう。

なにかおこらなければいいが・・・。桜井が実家の帰りに酒を買ってきてくれた。「蓬莱泉 霞月」。1年熟成の純米酒は、優しい辛口で冷や冷酒よりぬる燗が煮物に非常に合う。すなおにごっつぁん。

べん作さんで空けた「八海山 純米吟醸」。越後を代表するお酒の純吟は少し軽い印象です。香りがほのかですっきりと端麗辛口ですが、料理を非常に活かし、後口でうまみがしっかり残る。

山口県岩国の銘酒「獺祭 純米大吟醸50」。甘口で有名な酒で、昔よく飲んだがちょっと甘すぎる印象があった。しかし、これは甘さ程よく非常に私好み。ここは、純米大吟醸しか造っていないという珍しい蔵。

いつも「氷室」を買う酒屋さんで一緒に買ってきた「蓬莱 純米大吟醸 愛山」。「お米のダイアモンドと呼ばれる兵庫産酒米「愛山」100%使用の超限定品。すっきりとした辛口で

  べん作さんで1杯いただいた「久寿玉純吟花金箔入り」。中にはこんなにかわいい金箔が入っています。

これもべん作さんのお土産の「月桂冠 大倉記念館 特選純米酒」。京都は伏見の月桂冠の工場での記念品らしい。常温でいただいたが、なんか昔ながらの酒飲んでるって感じで非常においしかった。
愛知県知多は半田の中埜酒造のお酒「国盛 本醸造生貯蔵酒」。低温貯蔵生なので、本醸造なのに結構フルーティーで飲みやすい。

KINGに頂いた信州マルスウイスキー「ツインアルプス」。駒ケ岳山麓の良水を用い、7年以上のモルトと3年以上のグレーンをブレンド。ホワイトオークの優しい香りのウイスキーで、つい飲みすぎる。コスパ最高。

べん作さんでいただいた「サントリー山崎蒸留所限定シングルモルト」。フレーバーは軽く、甘みが強く後味にほんのり梅のような酸味が長く残る不思議な味でした。

漆野虹奈ちゃんのアメリカ土産「シーバスリーガル12年」。よくシーバスは飲むが、見たことのないボトルだったので非常に興味があった。味わいは、普通よりもかなりスモーキー。
またまたスペシャルなディナー
で、今週も赤観で初日はフレンチ、2日目は和食懐石とおいしくいただいてきたわけですが・・・なんと今回は写真なし!たまには写真を気にせずに、ゆっくりとおいしいディナーをいただこうと思った・・・と、いう言い訳をして、本当は初日のディナーで、まさかのカメラ忘れ!泣く泣くあきらめたら2日目も忘れ。でも、おかげさまでゆっくり気にせず楽しめました。出てきたお酒は、初日のフレンチに「カオール・シャトー・デュ・セードル’09」というフランスの南西部にあるACカオールのワインです。色が非常に濃く、’09と若いのにかなりな粘度があった。香りはきれいな花の香りで、酸味が少なくやや甘みさえ感じ、タンニンも程よい。これにはすーさんもうまいとうなずいていた。そんなに高いものではなさそうなので、また見つけたら買ってもいいかなという逸品でした。
             
           
Photo by さくらい            Photo by おかぴー
2日目、和食で注文したのが、先週すーさんが飲んでおいしかったとすすめられた「鮎正宗 純米生原酒 初鮎」。このお酒、上槽後間もない若々しい新酒のしぼりたて純米生原酒で、冬の限定品。米のうまみが非常に強く、原酒らしくしっかりしていて結構甘い私好み。ただ、噂によるとこのお酒、タンク個々に個性をだし、蔵出しごとに味が微妙に違うという粋なことをやっているらしい。また見つけたら飲んでみたい・・・・と、結局今回も酒ネタになってしまった。
赤倉でのスペシャルなお酒
赤倉でS先生においしいディナーをいただいたわけですが、そこで出てきたワインが・・・白が「ムルソー プルミエクリュー クロ・デ・ペリエール’10 モノポール ドメーヌ・アルベール・グリヴォー 」。ブルゴーニュの高級白ワインを代表する「ムルソー」の1級畑の中でも別格と評されるペリエール。その中でも最高の1ヘクタール弱「クロ・デ・ペリエール」を所有するアルベール・グリフォーの造る、単一畑(モノポール)のブドウのみを使用したワイン。まだ非常に若く少し鼻につくアルコールのきつさがあったが、置くと徐々に香りが柔らかくなる。初めはフルーティで非常にミネラル感があり、辛口と言っても辛みは少なくさわやかな印象で、今まで飲んだムルソーのイメージと違う。しかし時間を置くと徐々に重さが出てきて、クリームっぽい甘みも出てくる感じでした。これをあと10年寝かせたらどうなるんだろうと思わせる1本でした。赤はご存じ5大シャトーの代表「シャトーマルゴー」!・・・のセカンド「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトーマルゴー’04」です。セカンドと言っても普段私のこずかいで飲める代物ではありません。そして、セカンドと言っても使っているブドウの木が少し若かったり、樽熟成が短かったりするだけで、同じスタッフが同じ製法で造っているという点ではもう「シャトーマルゴー」を飲んだも同然(でもないか?)という感じ。私の横でソムリエが抜栓すると、もう高貴な香りが漂うほど。香りははじめ花のような香りが、徐々に枯草や杉、革製品やベリー系のような物にかわる。口に含んですぐに頭をよぎったのは「シャトーマルゴーが女性に例えられるのが何となくわかるような気がする」でした。具体的なところは表現しにくいのですが、今までいろんなワインを飲んで、こんなに明確に「神の雫」のようなイメージが頭をよぎったのは初めてかも。それを考えるとほんものの「シャトーマルゴー」はすごいんだろうなとあらためて思いました。
   
そしてさらに食後のバーへ行って思わず気を失いそうになったのがそこで出迎えてくれたハイランドシングルモルトウイスキー「マッカラン25年」。「モルトのロールスロイス」と言われるこのお酒の25年物正規なんて手に入れるだけですごいのに、惜しげもなくふるまってくれました。まずはストレートで。色がブランデー?いや、それ以上に赤く美しい。香りはもうウイスキーの領域を超えた何か。一口含むともう何も言えない時間が続く。ウイスキー特有の「ピリッ」が全くなく、非常に濃いワインを飲んでいるような、むしろフルーティーな甘みがある。独特な風味はシェリーカスク(樽)に25年も眠っていたから。うーん、全く酒飲まないすーさんが「俺でも飲めたウイスキー」はわかるような気がする。結局ずっとストレートで数杯いただきました。
S先生、いつもありがとうございます。いつまでも楽しいスキーライフをお楽しみください。

UM君の北海道土産、昨年ももらった「サッポロ クラシック 富良野ビンテージ’12」。高温短時間製法で麦芽本来のうまみを残したホップがきいたうまいビール。

「たかやしろシードル」の辛口を発見し迷わず購入。リンゴの甘い香りとは裏腹に、シャンパンを思わせるすっきり辛口は料理にもフルーツにも合う。

「薩州 赤兎馬」の限定「極味の雫」をおばにもらった。ただでさえうまいところに、さらに甘み、しっかりとしたコクがあってすごい旨さ。超レアものらしい。

岡崎八千代の中川さんに頂いた京都の「月の桂 祝米 純米大吟醸にごり」。にごりなのに上品できれいなやや辛口で、発泡性がある和製シャンパーニュという感じ。

隣のべん作さんで飲んだ「八海山 本醸造」。新潟らしいすっきりした酒で、冷やしておいしい魚に合わせた。

地元の銘酒「蓬莱泉 純米大吟醸 美」。「空」や「吟」のほうが有名だが、こちらのほうがすっきりしていて料理に合わせやすい。このコーナーにまだ登場してないと思わなかった。

こちらも地元岡崎は柴田酒造の「孝の司 純米大吟醸生原酒 初しぼり’13」。毎年年末に出る「純吟生しぼり」を元日にしぼった原酒で、やや強めだが、濃厚で旨口。

こちらはKING川上に頂いた「寒竹 大吟醸」。長野県佐久の300余年の歴史を持つ酒蔵で造られた酒。浅間山で磨かれた水で仕込むので、端麗やや辛口できれいなお酒。

ふくろう倶楽部の牛久保さんに頂いた青森の「豊盃 純米吟醸 華想い」。青森独自の吟醸用酒米「華想い」を使用した独特の風味のある非常に甘くフルーティなお酒。
 
こちらも川上さんに頂いた「小谷錦 純米吟醸 生酒」。信州小谷産酒米「白樺錦」で仕込んだ端麗辛口のやわらかい酒らしい酒。「白樺錦」は信州では結構使われているそうだ。

故原田芳雄さんが愛した酒「夜明け前 純米大吟醸」。すっきり辛口で、米のうまみたっぷり。昔、川上さんにもらった「厳寒仕込み」以来探していたがなかなか「純米大吟醸」に会えなかった。

お客さんに頂いた愛知県半田の米焼酎「秘伝 蘭引樽酒」。樫樽10年熟成酒で、量り売りらしい。米焼酎というよりも、樽の風味でまろやかなウイスキーのようになっている。アルコール41%。

お客さんのIKさんの本場ドイツ土産のビール「フラインツィスカーナー」。酵母が生きてるやや濁りビールで、味わいも濃く甘みも感じる。アルコール5%で、かなり私好みでした。

知り合いの数本いただいたサントリー「ローリング ホップ」。東京の「ストーンズバー」で出していたビールテーストの発泡酒。飲む前はちょっとバカにしていたが、飲んでみると甘くなくすっきりしていて結構好きだった。

世界最強バーボンの一つに挙げられる「ジェファーソン プレジデンシャルセレクト17年」。ケンタッキー州最小のウィレット蒸溜所にて少量生産された激レア品で、シリアルナンバー入り。思わずうっとりしてしまう化粧品のような香りです。

お客さんのTNさんに頂いた「醸し人九平次 純米吟醸 件(くだん)の山田」。山田錦100%ですっきりしているが、しっかりうまみを残している芳醇系。愛知県が世界に誇る「日本のお酒」です。

隣のべん作さんで「なんか旨そうなのある?」で出てきた石川県の酒「金紋 本醸造しぼりたて生原酒 しゃらら」。酒通が好む辛口本格派で、アルコールが20%と高いが飲みやすい。生酒はあまり出回っていないらしい。

お気に入りシャンパーニュ「アンリ グートルブ」のちょっと高級バージョン「キュヴェ プレステージNV」。「キュヴェ トラディション」にくらべ、少し重みがあり高級感がある。ゆっくりと料理に合わせていただきたい。

同じ’12ヌーボでもこちらは格がちがう!「ボジョレーヌーボ ヴィエーユヴィーニュ メゾン・ルー・デュモン」。ブルゴーニュで認められた日本人唯一のネゴシアン中田氏の醸造したヌーボ。香りもいいし深みが違うのは、VV(古木のブドウのみを使用)だからか。

ちょっと贅沢に「ムルソー」を買ってみた。薦められた「プルミエクルー グットドール’05 ドメーヌ アラン・コシュ・ビズアール」は香り高くしっかり熟成された辛口。鳥料理に合わせたが、くどめの魚料理と合わせたかった。

非常にコスパが高いと思うカリフォルニアワインの「デリカート メルロー’09」。メルローの特徴、やや動物っぽさが出ていて、あまり重くないし、後味に甘みを感じる。スクリューキャップなので飲み残しも大丈夫。
’12今年のヌーボ
今年も早くもヌーボの季節がやってまいりました。で、今年も無事解禁初日に頂いたわけですが、今年はここ10年来飲んでいた「ドメーヌ ドゥ サンタンヌモン」ではなく、ちょっと違うものを飲んでみようということになりました。それも2種類(もちろん一人では後がやばいのでべん作の大将とQさんに手伝ってもらいました)。まずは1本目「シャトー ティヴァン」のヴィラージュヌーボから。評価は・・・いまいち。香りが非常に弱く、酸味も強い。でも、フレッシュ感は非常に強いが、甘みはほとんどなし。で、2本「ドメーヌ デュ ピィドブリア」のヴィラージュヌーボ」。うーん・・・いまいち。でも、こちらのほうが香りがあってワインらしい?酸味もあまりいやらしくなく、若干の甘みや渋みもある。何とも言えない独特の風味を感じたが、どうも表現できない(というか、何の風味か思い出せない。決して悪い風味ではない)。一口にボジョレーといっても、相当な数の作り手がいてそれぞれの個性がしっかり出ているという。昨年までの「サンタンヌモン」のレベルが高かったのか、今年のボジョレー全体がいまいちだったのかは定かではない。
           
     左  シャトー ティヴァン 右 ドメーヌ デュ ピィドブリア のヴィラージュヌーボ

われらが「琥珀ヱビス」が新ラベルで帰ってきた。冬と言ったらこのしっかりとした濃い味わいのアンバービールでしょう。麦芽のローストと長期熟成により、風味豊かに仕上がっているので、鍋や煮込み料理とともにゆっくりいただくとよいでしょう。やっぱ好きだなぁ・・・これ。

サッポロなら間違いないでしょ・・・と、おもわず手が出たコンビニ限定「日本の彩プレミアム秋の幸」。国産麦芽とホップに加え、北海道産の米となんと生小麦を使用し、長期熟成されたビールで、しっかりしているが熟成と小麦によりマイルドで飲みやすくなっている。

こちらもコンビニ限定「サントリー ザ・ロイヤル・ビター」。2月に限定販売されたところ、あまりの反響にアンコール販売したという逸品。苦みが強いが後を引かず、あっという間に一本空いてしまう旨口ビール。サントリーもこんなビール出すんだと感心した。

こちらはシャンパーニュ「イヴ・ルーヴェ・キュヴェ・ド・セレクション・ブリュットNV」。某超高級シャンパーニュと同じピノ・ノワールを使うレコルタンマニピュラン。ピノ・ノワール75%使用しているのでどちらかというとやや重めで通向き。乾杯というよりも料理に合わせてじっくりのタイプ。

「ポアスネ・アスカ・キュヴェ・カルト・ドール・ブリュット・ミレジメ’06」。本当なら結構な高級シャンパーニュの分類に入るんじゃないかと思われますが、なじみが薄いためか値段はお手頃。奥深く非常にバランスがよく、きっとシャンパーニュ好きならみんなうまいというよ。

サンクゼール「シードル・トラディショナル」がかわいい新ラベルになりました。甘い香りのやや甘口でビスケットやサンドウィッチなどに合いそうです。実はシードルって春限定で、秋に買ったので特価になっていました。

北海道ワインの知る人ぞ知るワイナリー「ドメーヌ・タカヒコ」が造る「ヨイチ・ノボリ・ナカイブラン・ミューラー’10」。余市登の中井農園の最高のミューラー種を曽我氏が醸造したやや濁りの白。抜栓直後、やや酸味が強く下にピリッと刺激を受けたが、1日、2日とまろやかに変化する

ラベルが超かっこよく気に入った「サンクゼール長野竜眼’11」。長野固有品種「長野竜眼」を100%使用したワイン。花のようなやわらかい香りと、後味にほんのり甘みが残る。どちらかというと焼き魚系だが、我が家では魚料理は出ない。

山梨は「シャトーメルシャン アンサンブル藍茜’10」。国産のメルローと日本固有種マスカットベリーAをブレンドしたアンサンブル(調和)を「藍茜」で表現した。非常にきれいな香り、若いのにやわらかく複雑な奥行きのある味は、さすが「シャトーメルシャン」を冠している。

スペインのワイン「メルセデス・エグーレン・カベルネソービニョン’09」。カベルネソービニョン特有の針葉樹っぽい香り、風味と意外にまろやかな味わい。輸入食品店でふらついていたらラベルの絵に惚れて衝動買い。ラベル買いにしては当たりでした。

よく買ってくる安ワイン、カリフォルニアの「ウッドブリッジ・ロバートモンダビー」「ジンファンデル’09」。ジンファンデルはアメリカ固有種で、飲み口軽めのほんのり甘い、飲みやすい日常ワイン。でも、私にはちょっと物足りない。

ブルゴーニュ「ドメーヌ・クリストフシュヴォ」の「ヴォーヌ・ロマネ’09」。何度か飲んだことがあるが、シュヴォはどれも信じられないような花の香りに感動します。特に「ヴォーヌ・ロマネ」は飲み口もやわらかく、ブルゴーニュが好きになります。

私の好きな日本酒の一つ山形は亀の井酒造「くどき上手」「純米大吟醸 雄町44」。酒好適米「備前雄町」を44%まで磨き、ひと夏寝かせて生詰め、蔵出しされたもの。非常に香りよく、結構甘口だがくどくない、まさに私好みの芳醇甘口。

鳥取は千代むすび酒造「鬼太郎純吟」。水木しげる記念館のオープン記念に発売されたお酒で、「おやじ極楽大吟」とはうってかわったやや辛口で端麗な酒。香りも少ないが後味が尾を引く。これは魚と合いそうだ。「べん作」に持っていけばよかった。

こちらは「べん作」に持って行ったおなじみ「大信州」の最高級品「秘伝大吟醸 香月」。鑑評会出品酒をさらに2年冷蔵瓶貯蔵した、信じられないほど上品な香り、切れ、甘みは「翁」より上かも。これは家でこっそり一人で呑むんだったかも・・・

「イチローズモルト&グレーン プレミアムブラック」を見つけて即注文。秩父蒸留所のモルトをベースに国産グレーンやスコッチをブレンドしたもので、拍子抜け(ちょっとおおげさ?)するくらい飲みやすい。限定2500のかなりレアもの。

こちらはテネシー「ジャックダニエル ゴールドメダル1954」。今まで7種リリースされたコンメモラティヴォ・デキャンタ・シリーズの一つで、コレクターズアイテム。1954年ベルギーで受賞したゴールドメダルのレプリカが埋め込まれている。

ケンタッキーバーボン「コーナークリーク8年」。ボトルとラベルを眺めるとまるでワインのよう。香りが非常に強く、飲んでいるあいだいつまでも風味が鼻から抜ける、バーボン好きにはたまらない1本。初心者はちょっと飲みにくいかも。

「フロム ハントリー トウ トウキョウ カリラ1982」。ハントリーの日本向けシングルモルトのボトラーズ。ダンカンテイラー社の豊富な古樽から厳選されたものにアイラモルトの「カリラ」を寝かせた26年物で、特有のスモーキーフレーバーが後を引く。

長熟スペイサイド「ロングモーン30年 1st & リフィル シェリーカスク」。ゴードン&マクファイルのボトラーズ。しっかりと熟成され、ほんのりクリーム、しっかりとフルーツ感のある香りと丸い口当たりは1杯ではおさまらない。

サントリーから新しく発売されたシングルモルト「白州」「山崎」。他のシリーズと異なり、熟成年数の表示はなくお手頃価格で登場。味はしっかり上位酒の流れで、メーカーはハイボールに最適と言っているらしい。

バルトロふーさんのお土産、日本酒で有名な下呂の天領酒造が造った「そば焼酎 飛騨」。地区限定販売品で、飛騨高山産のそばのみを使用して造っている。今まで飲んだ中で一番そばの風味が強く、香ばしい香りの極旨の一杯。

某飲み屋さんにキープしている奄美黒糖焼酎「高倉」。3年熟成させ、さらに樫樽で半年寝かせたという長期熟成酒。洋酒を思わせる非常に甘くまろやかな風味で激ウマ。本当はロックがいいが、かなり回るのでソーダ割りで呑む。

種子島の芋焼酎「伝承の安納」。糖度が日本一高いという安納芋を自社農園にて有機栽培したものを使用した限定もの。黒麹使用で独特の香ばしさがあるが、味は品のある甘みを感じさせる。

見た目のかわいさでラベル買いしたイタリアは「プリマテッラ サンジョベーゼ’10」。チェリーのような甘いアロマが次第にスパイシーになる。しっかりとしたフルボディはトマトソースやチーズと合うので、今度はぜひピザとあわせてみたい。他に、3種類違うぶどうを使ったものが出ているが、皆ラベルがかわいい。

いつもの和城でワインを頼んだら出てきたスペインの白ワイン「カーサ・モレナ’10」。スペイン特有の白ぶどうアイレンを100%使った非常にすっきりとした切れのいい辛口。串揚げ等揚げ物に非常にあわせやすい。

遊び?で買った、珍しい缶入りスパークリングワイン「チャオ」。イタリアもので、白の「ビアンコ」はやや辛口で、ロゼの「ロザート」はやや甘口。アルコール10%でとりあえずビールがわりや、ハイキング、バーベキューなんかにも使えそうな掘り出し物。

国産ワインシリーズはじめは信州は飯綱町にある「サンクゼール 長野シャルドネ’09」。サンクゼールを代表するような白ワインで、8ヶ月と比較的長めの樽熟成。すっきり辛口で酸味が強く、揚げ物や油の多い鶏、魚料理に合う。NAC(長野県原産)呼称認定品。

お次も信州はあづみのアップルが造る「ル・ヴァン シャルドネ’06」。辛口だが、フレンチオーク樽長期熟成なので、非常に樽香が強く丸みが感じられる。くどめのクリームソースなんかに合うかな。あづみのアップルというとわかりにくいが、実はスイス村ワイナリーのことです。もちろんNAC認定。

アルプスワイン「ミュゼ・ドゥ・ヴァン 塩尻メルロー’04」前に買ったブラッククイーンがあまりにうまかったのでちょっと高かったが買ってしまった。’04はメルローの大当たり年らしく、非常にいい熟成で、タンニンも軽めで香りもすごかった。これなら信州もフランスに負けない(と思う)。もちろんNAC認定

春研修鳥海の帰りに買った高畠ワイナリーのスパークリング「嘉YOSI シャルドネ ブリュット」。スパークリングには定評のある山形のワイナリーで、特にこのシャルドネは’11ジャパンワインコンペで銀賞受賞。すっきり辛口で香りも良く、どんな料理にも合わせやすい。

いつも新潟で買う岩の原「深雪花」の白を初めて買ってみた。白を代表するシャルドネにこれまた善兵衛さん(岩の原創始者)が創ったローズ・シオターという品種を使用して造られたすっきり辛口ワイン。シャルドネだけより若干丸みがあって飲みやすく、香りがいい。

出雲大社の帰り、島根ワイナリーで試飲して選んだ「島根シャルドネ’09」。ここはかなり試飲が充実していて、有料で高級品も試飲できるが、残念ながら運転手だったので全部吐き出したから有料は飲まなかった。無料試飲ではこれが一番うまかったが、なぜか白はシャルドネ率が高くなる。

隣のべん作さんでお任せで出てきた日本酒「うごのつき 涼風吟醸」。広島県呉市の相原酒造さんで醸した、暑い夏にすっきり軽く飲めるお酒で、大吟醸と同じく低温発酵させている。辛口だが若干の甘みを感じ、酸味も調和が取れている。

おなじみ信州は諏訪の「真澄」の中でも「夢殿」に匹敵するお酒「七號 山廃純米大吟醸」宮坂酒造は今や日本中に広がる酒酵母「7号」の発祥の蔵です。山廃独自の濃厚で奥深い味わいに、大吟醸の芳香はたまりません。

スキーの帰りに白馬で買った「白馬錦 夢想吟醸生 静の桜」。春限定の生酒で、口当たりのよさと軽いのど越しが春を思わせる。大町市美麻にある源義経と最愛の人静御前の非常に悲しい物語からきた桜の木から名前をいただいたとか。

こちらもべん作さんでいただいた、飲みボラのかいにも飲んだ福島の「奈良萬」の「無濾過生原酒 中垂れ 純米吟醸」。フルーツのような香りと口に含んだときの微発泡感がなんとも言えず、後味はりんごのようにさわやかです。これはかなりうまい。

鳥海山へ行ったとき、宿に高村ガイドが持ってきてくれた青森の銘酒「じょっぱり純米酒」。濃醇できれいな印象のお酒で、冷でも米の甘みがしっかり出ている。飲みやすいが、次の日(鳥海登山)を考えて控えめにし、持ち帰った。

「ホテルまさか」の親父さんが差し入れてくれた秋田の銘酒「天寿 純米生 雪室氷点熟成」地元「天寿酒米研究会」が作った美山錦を使用し、蔵出しの日にタンクごと雪室に埋めた限定品。旨かったが、翌日登山を控えまさにまさかの展開でした。

酒屋をうろついていたとき、ラベルに誘われて手を出してしまった「神月 生元純米」。秋田の小玉醸造が醸すお酒。美山錦を100%使用し、白神山地の名水を使って仕込んだ透明感のあるすっきりしたお酒。冷酒だと酸味が際立ち、燗をつけたほうがうまみがアップされる。「杜氏 猿田修 隠し酒」に惹かれた。

いつものOKさんにいただいた「北秋田 大吟醸」。「イトさん、大吟なのにこの値段!この値段なのにこのうまさ!」と、もって来てくれたこの酒、非常にしっかりした飲み口で、しっかりとした吟醸香もある。どちらかと言うとしっかりした味付けの煮物や漬物がほしくなる、コスパに優れた一本です。

山形の酒と言えば・・・私は「くどき上手」です。「大吟醸 山田錦35%」はとても清涼感のあるフルーツのような吟醸香で、とても品があります。水の如しすいすい入る味はまさにくどき上手。私のお気に入りのひとつですが、こちらではあまり手に入りません。山形の酒なら何でもこいの木川屋さんで。

一般的に、山形と言えば・・・「上喜元」「純米大吟醸 つや姫 山形づくし」は山形県オリジナルの飯米「つや姫」を100%つかったお酒で、飯米ならではの甘みをもったやさしい和みの大吟醸です。こちらも山形の木川屋酒店にて購入。

鳥取は境港の水木しげるロードにある千代むすび酒造の最上級品「おやじ極楽大吟」。山田錦35%磨きの純米大吟醸だけあって、香りが非常にいい。妖怪の酒だからピリッと辛口かなと思いきや、品のある甘みとうまみは親父さんが風呂上りに呑む酒だと裏に書いてある。

島根県は松江のお店ほとんどどこにでもあった日本酒「李白」。こちらは3日目「京らぎ」で飲んだ「李白 特別本醸造生」。軽やかでやや甘みを感じる辛口。なるほどどんな料理にも合いそうだ。前の日はかににあわせて熱燗を飲んだ。

知る人ぞ知る、スキーブーツのレグザムが造る地ビール「さぬきビール」の「レグザムブーツ20周年アニバーサリーラベル」。と、言ってもスキーブーツ会社がビールを造ってるのじゃなく、レグザムの本社がいろいろな事業をおこなっている一部門として、香川県で地ビール工房をやっています。

「いで湯とこけしの里」大蔵村に400年の伝統を持つ小屋酒造「きらら」。酒粕と米から造る焼酎で、米どころ山形の酒好適米と雪国の清冽な水を原料に造られた香り高くやや癖のある味。ロックや水割りもいいが、お湯割りにすると癖が強くなりうまみも増した。

隣のべん作さんでよくキープする西酒造「薩摩宝山」の中でも私のお気に入り「蒸撰綾紫」。ワインのように香りを楽しめる焼酎で、甘みのある香りにしっかりした芋の味、すっきりと切れる後味は、何度飲んでもおいしい。湯割のほうが香り高いが、34度あるので後がやばい。

イタリアはトスカーナのカステッラーニ「ヴィラ・プッチーニ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ’04」。イタリアを代表するような有名ワインで’04は大当たり年だそうです。非常に濃いルビー色にややスパイシーで後にほんのり甘みが残る、フルボディだが飲みやすいワイン。

いつも日本酒を買う黒姫「萬屋」で薦められた「カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ ダブルッツォ ファルネーゼ’10」をロッジぶなの料理とあわせて。1本の樹にぶどうを2房しかつけないという超こだわりのワインで、非常に凝縮感があり、香りも非常にいい。ジビエにも合うほどしっかりしている。

こちらはロッジぶなでいただいた小布施ワイナリーの「ソガ・ペールエフェス プリムールA’10」。秋季限定酒で、無清澄化といって澱を取っていない発酵中の新酒。赤だがやや軽く、すっきり辛口でだが、ほんのりと甘みを感じるには、メルローにブラッククイーンがはいっているからか。

ON氏の差し入れ「フランツ・レー ラインヘッセン・アウスレーゼ’08」。ドイツはモーゼル地区の名門フランツ・レー家が100%完熟、遅摘み、手摘みで造られたワイン。アウスレーゼの割りに甘すぎず、上品な蜂蜜のような甘みで香りも非常にいい。

おいしそうなお勧めの白をと言って出てきた「ドメーヌ・ロワ・マージュ リュリー・ブラン’09」。フランスはコートシャロネーズの女性醸造家アンヌソフィの造る自然派ワインで、始め酸味とミネラル感が強く、時間がたつと徐々にフルーツやクリームのような甘みが出てくる癒し系ワイン。

山の家にRMさんが差し入れてくれた「オールド・パー12年リッタービン」。昔から大好きなオールドパーがニューラベルになった。もちろんロックでいただく。いい香りにほんのりシェリーっぽい甘み。もちろん、全部開けました。

先日、妙高で買ってきた「君の井 純米大吟醸 山廃仕込」。地元妙高のお酒で、純米大吟醸なのにすっきりしたやや辛口ですが、山廃仕込の複雑かつ濃厚な味わいがある。どちらかというとしっかりした料理にあう。

こちらは赤倉スキースクールのI先生にいただいたご存知「雪中梅 本醸造」。こちらでは相当レアなお酒ですが、さすがにジモティには手に入るのか。冷だとすっきり辛いのに、燗をつけると甘みが出てくる飲みやすいお酒。

いつもの黒姫「萬屋」さんで買ってきた「大信州 八重原大吟醸 おりがらみ生原酒」。八重原産ひとごこちを100%使用したややにごり酒で、非常に高い香りとほんのり甘みをもった私好み。大信州目聞塾認定だそうです。

バルトロMちゃんの土産で、ニセコのお酒「倶知安 吟醸蔵元限定」。非常にきれいなブルーのボトルのように澄んだすっきりとした辛口でフルーティー。低温発酵に適した豪雪の鎌倉状態の地区にあり、一切加水しないで造られる原酒。

TNちゃんの石川土産、白山は菊姫酒造の限定酒「連峰白山」。白山麓産五百万石を100%使用したお酒で、辛口だがコクがあり、燗をつけるとよりコクが引き立つ。この菊姫酒造は何事にも徹底したこだわりの酒で有名だ。

やっとの思いで手にいいれた大信州「翁 下原’10」。純米大吟醸、無濾過、冷温長期貯蔵酒で、年に少ししか出荷しない激レアものを「山の家」であけた。美酒水の如しだが、しっかりとした味で、呑まないすーさんもこれなら少し飲みます。

UM君のお土産新潟は越後ビールの「こしひかり越後ビール」。原料に新潟産コシヒカリを使用したビールで、結構淡白なドライを思わせるビール。ビールに米?とお思いの方、ほとんどのビールに米って使われてるんですよ。

こちらもUM君のお土産「エチゴビール ビアブロンド」。前に買って来た「ピルスナー」は軽い口当たりだったが、こちらはコクがあり濃厚なブラウンビール。エビスっぽくて私好み。

ヘッドの営業水谷君にもらったレアな焼酎「百年の孤独」。まじめで丁寧な焼酎作りで有名な黒木本店の最高級品。琥珀色でアルコール40度と、ほとんどウイスキーのようだが、香り、甘み共に最高。一時プレミアで1万円以上した。
社員研修のディナーで
赤倉観光ホテルのディナーにあわせて今回もソムリエの濱ちゃんにワインをセレクトしていただきました。
              
左はブルゴーニュの「ルイ・ミッシェル シャブリ プルミエクリュ モンテ・ド・ネール’09」。シャブリの3大造り手で、すべてのアペラシオンを持つと言われるルイ・ミッシェル家の1級畑モンテ・ド・ネールをつかったシャブリ。樽を使わず、澱と一緒に12〜18ヶ月熟成されているため、本来の純粋なアロマに仕上がっています。非常に透明感があり、グランクリュに匹敵する香り。ミネラル感があり、硬くすっきりした品のある味わいはこれぞシャブリという感じです。
右はボルドーの「シャトー ランゴア・バルトン’97」。メドックはサンジュリアン地区の3級シャトーですが、2級の高級ワイン「レオヴィル・バルトン」と同じ醸造スタッフ、醸造法で造られる隠れた名品で、’94が5大シャトーと並ぶ高い評価を受け、それから一気に評価が上がってきたそうです。’97とよく熟成されているが、「10年以上熟成させることを前提に造っている」と言う。開けてしばらく置いてくれたのでほどよく慣れていて、しっかりとしたベリーや杉のような香りがする。カベルネソービニョンが多いと言うが、思ったほどタンニンも強くなく、ボルドーのシャトーのイメージよりもやわらかく飲みやすかったのは15年熟成ものだからか(というか、ボルドーはあまり高級品とめぐり合ってないから?)。しかし、高級感のある重みもしっかりした、牛肉に良く合うワインでした。
一般的にはけっこう贅沢なワインですが、先日の2本のような目玉飛び出るようなものではなく、ちょっとがんばれば飲めるクラスのワイン。こういうものはワイン単体でなく料理にあわせるものなので、こういう最高のチャンスで飲むのがやはり一番です。(普段は一人で飲むので料理にあわせて2本もあけたら・・・)
赤倉での至福のとき
S先生との赤倉観光ホテルのディナーに合わせたワインがまたとんでもないものが出てきました。1本目の白がオードブルが牡蠣と言うことで「ラ シャブリジェンヌ シャブリグランクリュ シャトーグルヌイユ’06」。おなじみシャブリの生産者の中でも唯一の生産者協同組合「ラ シャブリジェンヌ」は、シャブリ全体の4分の1を生産するといい、なかでも非常に高品質の1級、特級の生産者として有名です。その中でも特級畑のみを使用したグランクリュは、信じられないほど甘く強い香りと辛口と言われるのがうそのようにやわらかくほんのり甘みさえ感じ、ミネラル感がある世界最高のシャブリの名にふさわしい1本で、牡蠣やその後の帆立、スモークサーモンにも非常に良く合いました。
で、その後に出てきた赤がなんと「シャンベルタン グランクリュ ドメーヌトラペ ペールエフィス’04」。ジュブレシャンベルタンの名門トラペ家の造る、ナポレオンが遠征時に樽ごともっていったというほど愛した特級畑「シャンベルタン」の最高級ワイン。すべてをビオディナミ(自然派製法)にこだわったワインで、比較的力強いと言われるジュブレシャンベルタンの中でもやさしさがあります。グラスを光にかざしても透けて見えないほどの深い色と、グラスから立ち上るしっかりと主張する香りの強さにはびっくり。思ったほどタンニンも強くなく、果実味が濃厚で、酸、ミネラルがはっきりしているので、あわせるために赤ワインソースにしてくれた真鯛のポアレにも良くあい、比較的軽い味付けの上野料理長の牛フィレ、フォアグラにも、ワインが主張しすぎずに相性抜群でした。
   
そして、食後にはメインバーを予約しておいてくれました。そこで出てきたのもなんともおそろしい!「バランタイン30年」。ご存知、スコッチ好きなら皆あこがれる、ブレンデッドスコッチの最高峰。長期熟成の甘い香りと、ストレートでも飲めるんじゃないかと言うほどのやわらかさ。これを地元「頚城牛」のジャーキーとともに。
S先生、今年もありがとうございました。

クリスマス用に店のねーさんにすすめられるがままに買ってきたシャンパーニュ「アンリ・グートルブ キュベトラディションNV」。安かったのに冗談だろ!と言うくらいの香り、味。辛口の中にゆっくりと甘みが出てきて・・・。今まで飲んできた高級シャンパンはなんだったの?

ジャケ買いならぬラベル買いした「ロングドッグ’10」。フランスはラングドック地方のワインなので名前をかけたようです。すっきり辛口で程よい酸味の結構和食に合いそうなワインでした。ちなみにわんこの後ろ足としっぽは裏のラベルにまで伸びてます。

信州は五一ワイナリーの「エステートゴイチ シャルドネ’09」。エステートとは100%自社農園(林農園)で造ったと言う意味らしい。シャルドネの甘い香りにすっきり辛口。もちろんNAC呼称認定品。

いつものOKさんにいただいたピーロートジャパンの輸入する「クロウディア・デ・ヴァルフォルモサ’10」。すっきりした中に甘みがあるスペインのワインで、鶏や魚もいいがそのまま食後にちびちびもいい1本。

日本が世界に誇るぶどう品種「マスカットベリーA」を創りだした岩の原ワイナリーを代表する銘柄「深雪花」の赤。やさしい渋みとしっかりしたボディーの辛口は、しっかりした牛肉料理にもってこいのお手ごろワイン。

ブルゴーニュの名だたるネゴシアンが集まって造ったクルティエコレクションの「シャンボールミュジニー」。’04とかなり熟成されているので、森の中にいるような深く静かな香りと風味を味わえる。これでいて値段はかなりやすいのがネゴシアンの良さ。

となりのべん作さんで飲んだ新潟糸魚川は猪又酒造の「月不見の池 一引き」。もろみを残した原酒をそのままびん詰した活性澱がらみの酒で、特別限定蔵出し酒なのでラベルは貼らず裏張りのみ。とてもフレッシュで飲みやすいが、20度とかなり高いので後が大変。

こちらもべん作さんで飲んだびっくりしたお酒。おなじみ石本酒造は「越乃寒梅」のなんと純米吟醸。本醸と同様水の如しだが、磨かれた吟醸香が心地よい。旨いのはいいが、この手の酒を手に入れるとは、さすがです。上に書かれた「金無垢」とはなんだろう?

お客のKZ君にいただいた地元岡崎が誇る額田の銘酒「孝の司 しぼりたて生」。やや甘口で飲み口がよく、私の好みのなかのひとつです。やはり岡崎人の正月はこの酒からかな。

先日の山の家大宴会で牛久保先生に提供いただいた大阪は池田のお酒「呉春 特吟」。幻の酒米と言われて栽培が難しい晩成品種の赤磐雄町を使った大吟で、香りもよく水のようにがんがん飲めてしまう。後で調べたら、そうとうレアものらしい。

こちらは広島の「美和桜 純米吟醸八反生原酒」。広島の酒好適米「八反錦」を使用。蔵元自ら米作りから手がけたと言うまじめなお酒。フルーティーで原酒なのにくどくなく飲みやすいお酒。KING提供。

こちらはすーさん提供の名古屋の銘酒「醸し人九平次 別誂 純米大吟醸’10」。フランス三ツ星レストランで初めて採用された日本酒。飲まないすーさんの数少ないお気に入りで、これ飲むと他の酒が遠のくくらい旨いが激レアな酒。

サッポロの限定ビール「サッポロ開拓使麦酒プレミアム」。明治9年、札幌にビール醸造所が造られた。その先人たちに敬意を表し造られたビール。やや濃い目でしっかりとした味。アルコールやや高め。

こちらは限定「琥珀エビス」。しっかりとした苦味があり、非常に濃い。個人的にノーマルエビスに匹敵するくらい好き。「これは旨い!格がちがう」と言ったら「ふーん、やっぱ高いだけあるか」と妻にいやみを言われた。

沖縄土産の琉球泡盛「暖流」。泡盛をなんとオークのバーボン樽で3年寝かせたと言う変り種。色が淡い琥珀色で、香りも泡盛っぽくない甘い香りがする。3年連続モンドセレクション金賞受賞。

べん作でいただいた珍しいスパークリング(発泡)日本酒「夢心 Dreamheart」。福島県喜多方のお酒なので飲みボラです。自然発泡でなく、炭酸封入なので、かなり発泡します。

バルトロふーさんにいただいた静岡県掛川は土井酒造場の「開運 無濾過純米」。ふーさんが酒蔵まで行って蔵出しの生酒を直接買ってきてくれた。やや甘みがあって少し舌にぴりっとくる、イトさん好みの一本。

おなじみ「大信州」のおりがらみ生原酒を信州の8名の目利きが造らせ、雪囲いにした「八重原大吟雪囲い」。ひとごこちを使用しているのでほんのり甘く、原酒なのでガツンと来る。8名には黒姫「萬屋」のご主人も入っている。

ダグラスレイン「BIG PEAT」幻と言われるポートエレン1983を含むアイラモルトのみ4種をヴァテッドしている。その名のとおり非常にピートの利いたスコッチで、ウイスキーバイブルで「生きてるうちに出会えてよかった」と言わせた1本。

こちらも「BIG PEAT」ですが、こちらは「クリスマスバージョン」。左との違いはカスクストレングス(樽出ししたままのアルコール度数)57.8%。さらに強烈と思いきや、意外と飲みやすかった。

おなじみのバーボン「メーカーズマーク」ですが、ちょっと変わった46番目のレシピで造ったと言う「メーカーズマーク46」。出来上がりをさらに焦がしたオーク棒を入れた樽で数ヶ月寝かせたと言う、かなり香ばしく甘い香り。

お客のTR君のアメリカ土産、カリフォルニアはナパバレーのワイン「16×20 ’08」カベルネソービニョンの割りに飲み口が軽く、香りも非常にいい。日本にはおそらく入っていないみたいです。

ブルゴーニュ最大のネゴシアン「ルモワスネ」「ブルゴーニュルージュ’91」。20年熟成されたものの蔵出し空輸ワインで、香りも非常に良く、思ったほど重くない、むしろフレッシュさを感じたほど。

小規模生産のシャンパーニュ「マークエブラール」「NVセレクション」。ここのシャンパーニュも何飲んでも非常にうまいが、セレクションは非常にいい香りと、きりりと辛口がしまり、ちょっとくどい料理にもいい。
’11今年のヌーボ
今年も毎年のごとく顧客のOさんのおかげで解禁当日、いつもの「ドメーヌ ドゥ サン・タンヌモン」のヴィラージュをあけることができました。さて、今年のヌーボは・・・うまい!でも、ここ約10年ほど同じ「サン・タヌモン」のボジョレーを飲んでますが、ちょっといつもと違う感じでした。と、いうのも、例年に比べてかなりフルーティで、酸味もレモンのようにいやらしくない。もちろん渋みも少ないし苦味もなく、舌に来るピリピリ感もほとんど感じない。さらに、ここ何年も飲んで若干しか感じなかった甘みがかなり残っているように感じました。ただ、香りが若干弱いような。ここ何年かでおいしかった年’05、’09はどちらかというとボジョレーと呼ぶにはというくらいしっかりしたブルゴーニュというおいしさだったけど、今年はかなりフレッシュで飲みやすい。料理も昨日は妻がいたので鶏とほうれん草のチーズ焼きにしてもらったが、これならもっと軽いサンドイッチやサラダ、和食でもいいかも。

まずはサッポロの限定ビール「ファイブスター」。北海道のサッポロビール園でしか飲む事ができないプレミアム生ビール。プレミアムだが重くなく、すっきり切れる。アルコールがやや高め。

TK君のおみやげサントリー「白州 10年」。同じサントリーの「山崎」はピュアモルトだが、こちらはよりスコッチに近いシングルモルトです。色は薄いがピート香が強く、しっかりしたウイスキー。

こちらもTK君のみやげ「白州 12年」。10年にくらべ、やはりかなり丸みを帯びているが、香りはしっかりしている。贅沢に飲み比べたが、両方ともにミニボトル。彼は白州蒸留所を見学してきたらしい。いいなァ。

飛騨の女Iねー様のみやげ「白真弓」。端麗だがやや甘みがあって呑みやすい、私の飛騨の酒のお気に入りのひとつ。当然、熱燗でなべでしょ。

こちらもねー様のみやげ「神代(じんだい)」。彼女の地元の人たちの御用達だそうで、なるほど、酒呑みのじーちゃんたちが湯飲みで呑んでるだろうイメージの酒。本当の呑んべ好み。

バルトロふーさんのみやげ、信州が誇る「真澄 純吟山廃 二夏越し」。手間隙かけた山廃造りのあと、二夏寝かせた熟成酒で、すっきりしていてやや酸味が強い。こってりめの料理にぬる燗で。

呑みボラ、宮城県は特別純米「勝山 縁」。宮城産ひとめぼれを55%まで磨いた、非常に濃い口でしっかりした無ろ過のお酒。冷でもぬる燗でもいけて、やはりお刺身がよかった。

いつもの「大信州」ですが、こちらはH23年度新酒鑑評会で金賞を受賞したお酒。できうる限りの手間隙かけたお酒で、山田錦だとは思えないほど芳醇なお酒。

隣のべん作さんで飲んだ「〆張鶴 吟醸越淡麗」。淡麗という割りにしっかりして、あまり辛さを感じないのは、新潟の「越淡麗」の共通か。やはりうまい魚にあう。

桜井の北海道土産をすーさんが却下したので横取りしたワイン「北海道ペルレ’06」。小樽市内限定販売だそうで、けっこう甘口で、若干のスパイス香、香りもそこそこいい。料理とあわせようと思ったが、食後のデザートという感じのほうがあったような。

頂き物のワイン甲州はフジッコワイナリーの「フジクレール 甲州シュール・リー’10」をべん作さんに持ち込んだ。まだ若いのに結構しっかり目の辛口。もちろんおいしい焼き魚にあわせました。

こちらも山梨のお土産名門大和葡萄酒の「小岩井 十二原農場 メルロー」。山梨なのに、信州松本産のメルローをベースに甲州産をブレンドしたもの。しっかりとしたフルボディで、おもわず夏なのにすき焼きをしました。
呑みボラ 飛露喜純吟
いつもの「べん作」さんで、たまには日本酒。いつもの呑みボラ企画のお酒をもらおうかなと思ったときです。やはり隠し持ってました、うまそうな酒。前に紹介した東北のお酒であった、福島は会津坂下町は廣木酒造の「飛露喜」。それも今回はなんと、純米吟醸酒。生かと思わせる濃厚な味わいと、やや甘くて香りしっかりのおいしいお酒を、またまた封切でいただいてしまいました。これで連続7本目の呑みボラ封切です(・・・と言っても、そう毎日いってるわけじゃないですよ)。旨い刺身、旨い魚に旨い酒。あれよあれよと3合ほどいただいてしまいました。


飛露喜の純吟。ほっといたら何杯でもいってしまう。

山形はタケダワイナリーの「サン・スフル白・発泡2010」。サンスフルとは亜硫酸無添加の意味。山形産デラウエア100%使用。発酵中の酵母が生んだガスが自然にワインに溶け込んだきめ細かな泡と、デラウエアの香りが非常にフレッシュな辛口。

チリの赤「ロスバスコス カベルネソービニョン09」。あの「シャトーラフィットロートシルト」のロスチャイルド家がチリで醸したというワイン。久しぶりに渋い?カベルネを飲みたいと思ったとき、となりのべん作さんにあったのをいただいた。

本物シャンパーニュの「ボーモンデクレイエール グランレゼルブNV」。247名が加盟する協同組合で葡萄を持ち寄り生産すると言うメゾン。スタンダードなのにキュベ(1番搾り)しか使わないというこだわりにもかかわらず、非常に安くコスパがいい。

隣のべん作さんで飲んだ新潟は「〆張鶴 純米吟醸 純」。新潟らしくやや端麗だが、あとから旨味が出てくる。料理はなんでも合いそうだが、やはり刺身かな。

こちらもべん作さんで飲んだ「八海山 特別純米原酒 生詰」。端麗なイメージの八海山なのにしっかりとした味わいがあるのは原酒のせいかな。料理は煮物、揚げものか。

バルトロふーさんにもらった「岐阜九蔵 百春」。その名とおり岐阜の九つの蔵が岐阜県産純米造りにこだわったもので、この百春は端正な味と比較的豊かな香りでどんな料理にも合い安い。鈍燗が旨かった。

スペイサイドの有名シングルモルトウイスキー「フェイマスグラウス」のブレンデットグレーンウイスキー「スノーグラウス」。新しい冷却濾過を使用し、ウォッカのようにビンごと冷凍して飲むことを推奨している。トレードマークの雷鳥もスノーというだけに白い。

ハイランドモルトの代表格のひとつ「グレンファークラス21年」。濃厚な香味でシェリーカスクの甘み、風味が非常にしっかりしている。私の好きなシングルモルトスコッチのひとつです。

「ストラスクライド33年クランデニー」。めずらしいモルトでなくシングルグレーンスコッチウイスキー。アルコール57%なのに、まろやかで甘みが前面に出て、軽くストレートで飲めてしまう。

久しぶりに黒木本店の「き六(きは七3つですがパソコンでは出ません)」を呑んだ。前はいつも原価でキープしてくれる店があったんですが、ご主人高齢のため閉店してしまった。呑み方はいつも湯割。甘みが引き立ちます。

べん作さんでキープしてるめずらしい「赤もぐら」。紅さつま芋をわざわざ焼き芋にして仕込んだという限定5000本の超レアもの。甘くて飲みやすく、軟弱な私にぴったり。四国で買った龍馬さんつけときました。

こちらも久しぶりの「黒佐藤」。最近めっきり「白佐藤」ばかり飲んでいた。やっぱ黒はガツンとくる強さと香ばしい麹がいいですね。香りがいいので本当は湯割といきたいところですが、帰りが心配で・・・。こちらもべん作さんで。
呑みボラ(になるのかナァ)山形「鯉川」
先日、5月にすーさんが山形に行ったときにお土産でもらったお酒をようやく開けた。日本酒なのだが、見た目が「いかにも!」って感じでもったいなくてというのと、なかなか家でこの酒に合いそうな晩飯が出なかったということで、ちょっと遅くなってしまった。この「いかにも!」というのは、もちろん「イカ」料理にも合うという意味ではなく、新聞紙でしっかりと包まれ、口はなんと輪ゴムでとめられたうえに、思いっきりマジックで「鯉川 亀の尾 H17年 限定品」なんて手書きで書かれているので、なんかあやしい禁断の酒を裏ルートで買ってきたという風貌。しかし、この新聞紙を惜しげもなく破ると下から出てきたのはちゃんとしたラベルのちゃんとしたお酒。しかし、見るからにかなり熟成された見事な金色の古酒が出てきた。H17年ということは、しっかり5年以上の歳月熟成され、蔵出しされたもの。実はこの酒、山形の「鯉川酒造」で醸されたものを酒田市の「木川屋酒店」の山居倉庫にて熟成させた超限定品その名も「鯉川 山居倉庫熟成 純米吟醸原酒」。熟成酒特有の酸味の中に、やや甘みを含む香り高い逸品。冷よし、ぬる燗よし、ロックでよしと、アルコール高めの原酒だけど丸みがあるからなんでもいける。当然料理は魚もいいが、私は煮物がいいと思います。あと干物とか。直接被災地じゃないけど、東北を活性化させねば!
    
上のラベルなければなんじゃこりゃって酒だね。新聞剥いだらこのとおり。見よ。この熟成された金色!


おなじみ大信州の前にも登場した「やまだふぁーむ」純米大吟醸の’09もの。味が濃厚でしっかりした、料理と一緒にゆっくり味わう一杯。NAC長野県原産地呼称認定(長野産の米を使い、長野で醸造し、厳しい審査に合格した物)シリーズとして、毎年出されている。

こちらも同じく大信州「浜農場」純米大吟醸’09。あえて「やまだふぁーむ」と呑みくらべたが、こちらのほうがやや甘く、フルーツ感が感じられ、後味がすっきりしているように感じられた。同じ松本産ひとごこちでも結構違うことに驚かされる。やはりこちらもNAC認定。

顧客のOKさんと呑んだ時、べん作さんに持ち込ませてもらった四国で買ってきた「土佐鶴 純米大吟醸」と、いつもの特注刺盛。思ったほど辛くなく、まさに水の如しでいくらでも入る。やはり土佐のお酒は新鮮な魚にかぎります。

先日のなんでもで書いたべん作さんの「呑みボラ」企画で登場しなかった残りの2銘柄です。まずは山形県の「東北泉 純米」。麹は長野産美山錦だが、掛米に山形産の雪化粧という米を使用し、鳥海山系の水で仕込む。ただの純米酒にしては、おだやかでゆったりした吟醸のような酒。

こちらもべん作さんの「呑みボラ」エントリー酒福島県は会津夢心酒造「奈良萬 純米」。会津産五万石米を55%まで磨いたからか、さらりとした飲み口は吟醸酒のようにすいすいとすすむ。実はべん作さんの呑みボラ企画の酒の1本目は全部私が封切りました。

鹿児島は超プレミア焼酎で有名な萬膳酒造の限定品「真鶴(まなつる)」。一時閉鎖する前の萬膳酒造の先代が造っていた者を完全にこだわり復刻した芋焼酎。滑らかでやさしい、なのにパンチが効いている。劇ウマなレアモノはやはり「喰いしん坊太郎」で出てきたもの。

べん作さんで前にキープしていた芋焼酎「明るい農村 紅芋仕込み」。紅芋を使っているのでほのかな甘い香りを感じる、やや軟弱系で私好みの一本。けっこうまちがいない系で呑みやすく、比較的べん作さんにはよく入荷するので、たのんでみるといいです。

こちらもべん作さんでキープしたご存知西酒造の「宝山 芋麹全量 薩摩綾紫」。仕込むときの麹は普通米を使用するが、これは綾紫芋の麹で綾紫の芋焼酎を造ったという超レアモノ。綾紫なのに非常にしっかりとして、やはり甘い後味が残る。

べん作さんでめずらしい物が入ったと言って1杯飲ませていただいた、白黒「佐藤」でおなじみ佐藤酒造が毎年に一度だけ、テーマを決めて新しい試みの仕込をすると言う原酒「あらあらざけ」。’10は米麹にヒノヒカリ、芋に紅さつまを使用したそうです。

こちらは、焼酎にうるさい某店にて一杯いただいた日向「あくがれ」の非常にめずらしい「5年熟成赤ラベル」。ラベルは赤ですが、使用はコガネセンガンに白麹。さすがの5年熟成は非常に甘みがあって、ストレートで飲んでしまいました。

こちらもそのお店でいただいた、薩摩小正醸造の「市助」。原点に戻り「初代」の名を冠した「市助」は、まさに「火水之雫(日を受け水に恵まれた薩摩の神の雫)」。黒麹らしい香ばしい風味と、芋の甘みがたまらない。

こちらもそこでいただいた小牧酒造の100周年限定「一尚」の第2弾「一尚 白」。なんと白麹にプラスビールの酵母を使って仕込まれた、若干の甘みの中に非常にフルーティーな風味のちょっと変わった焼酎。名前は一徳さんと尚徳さんが造ってるとのこと。

妻に誕生日に買ってもらったブルゴーニュ白ワインの高級品「ピュリニーモンラッシェ」。普段じゃ高くて買えないが、酒の○ぎたで棚ズレ品として超特価になっていた。おそらく悪い保存状態で何年も売れ残ってたものだろうけど、精神的においしかった。ホントはうちのしょぼい晩飯じゃなくてフレンチの魚とあわせたかった。

こちらはいつものUM夫妻からお土産でいただいた井筒ワイナリーの「NACドルンフェルダー’10」。NACはもちろん長野原産呼称認定のことで、信州産葡萄100%使用。やや甘みがあるが、少々重系なので、炒め物に合っておいしかった。もう少し寝かせたほうがいいかなと思ったが、我慢できずにあけてしまった。

こちらも本物のシャンパーニュ「ラミアブル ブリュット グランクリューNV」。やや辛で非常に香りが良く、軽い飲み口はどんな料理にも合う。スタンダードなのに100%特級畑の葡萄しか使わないという非常にまじめな造り手なのに、値段が信じられないほど安い。ちなみに私は鶏の唐揚げに合わせました。

明治9年創業当時の味を再現したと言われる北海道限定サッポロ「開拓使麦酒 クラーク」。こちらは程よい苦味とまろやかな味わいの「アルト」タイプ。他に「ピルスナー」と「バイツェン」がある。「クラーク」は開拓の功労者クラーク博士の名にちなんでいる。

頂き物の沖縄名物「オリオンドラフトビール」。暑いところのビールだからか、少し淡白な感じ。百貨店などでたまに売っているのを見て興味はあったが、なかなか手を出せないでいたからありがたかった。

となりのべん作さんで呑ませて頂いた、非常にめずらしい焼酎「愛知県警限定 このはずく節義」。警察関係しか買えないものらしい。なかなかおいしい焼酎だったが、こんなものが存在することさえ知らなかった。

「ザ ファイナルドロップ バーンサイド1990 19年」。某モルトウイスキー99.9%に他のモルトウイスキー0.1%をブレンド(ファイナルドロップ)したというほとんどシングルモルトに近いヴァッテッドウイスキーです。52%にしては軽く、甘く上品でかなりのみ易い。

ボトラーズ「キングスバリー」のシングルカスク「スプリングバンク(左)」「ローズバンク(右)」共に18年を呑みくらべた。モルトの香水スプリングバンクに対し、ローズバンクはなんと’93に閉鎖になってしまったと言う貴重な原酒をシェリー樽にまでこだわった超プレミアム。

お客様にいただいためずらしい佐賀県の芋焼酎「魔界への誘い」。荒ごし濾過という方法で甘みや深みを生かし造りをおこなう。黒麹特有の風味を持ち、雑味がほとんど感じられないまろやかな味はかなり私好み。

フランスの本物シャンパーニュ「ギィ シャルルマーニュ」。某高級シャンパーニュと同じ特級畑を持ち、まじめな製法で造られたブランドブラン。やや重めで熟成感があり、乾杯というよりもしっかりした料理にあわせたくなる。これでこの価格(モエシャンより安い!)はびっくり。

信州小布施ワイナリーの「田舎風スパークリング プリムールZ ’10」。一時的に復活させた善光寺葡萄「竜眼」を70%使用したブランドブランの辛口にごりスパークリング。非常にフルーティーで、辛さの奥に甘みが残る。

こちらも小布施のスパークリングで秋季限定の「ソガペールエフィス プリムールC ’10」。国産のミュスカという葡萄100%で造ったやや発泡が弱めのスパークリング。マスカットのような香りが非常によい超辛口。

ボルドー右岸カスティヨンはシャトープピーユの上級キュベ、話題の「プピーユ」の’05を手に入れた。話題とは、わずか3千円クラスで専門家によるテースティングで最後まで「ペトリウス(オーバー百万)」と張り合ったという伝説のワイン。’05は当たり年で、確かにおいしかったが、私には「うーん、こんなもんか・・・」

こちらはお土産でいただいたアルプスワインの「ミュゼドゥヴァン ブラッククイーン’08」。松本平産のブラッククイーンをフレンチオークの新樽で12ヶ月熟成。特有の甘い香りにオーク樽の香りがする。香りの割りにすっきり、酸もしっかりしているが、渋みが軟らかく、すいすい飲めてしまう。

フランスブルゴーニュで唯一認められている日本人ネゴシアン中田氏の「ル・デュモン」「ブルゴーニュルージュ’02」。約10年前のものとは思えないフレッシュさと、軟らかいタンニン、酸味。あとに残るほのかな甘さは素晴らしい。ラベルに書かれた「天地人」は、すべてがそろってすばらしいワインができると言うこと。
呑みボラ
みなさん「呑みボラ」ってご存知ですか?最近、テレビやラジオ等でもよく使われているのでご存知のかたもいると思います。「呑みボラ」それは震災にあった東北のお酒をたくさん消費して、東北の酒蔵のお酒を空にして、来年もおいしいお酒を造ってもらい、東北地方に活性化してもらおうという、呑んべたちが自分達を正当化する手段として勝手に思い込み勝手に納得している事柄につけられた名称です。もちろん私もいち呑んべとして賛同しているわけです。日頃からスキーヤーの私は地元愛知や信州、越後、飛騨のお酒をよく消費しているわけですが、最近あまり東北のお酒を呑んでいませんでした。別にたいした理由があるわけでもなく、ただ単に機会が少なかったと言うだけですが。先日、隣のべん作の大将とそんな「呑みボラ」の話をしていたところ、やはり大将も考えていたらしく、近く東北のお酒が大量入荷するとのこと。そのお酒が昨日入荷したので、JスキークラブのTSさんと二人で早速「呑みボラ」してきました。で、呑んできたお酒はというと、
    
左から宮城県栗原市の千田酒造が醸す「栗駒山 特別純米酒」、岩手県二戸市「純米吟醸 南部美人」、福島県会津坂下町は廣木酒造の「飛露喜 特別純米生」、宮城県加美町は中勇酒造店の「鳴瀬川 純米酒」。と、昨日はこの辺で勘弁してやりました。このほかあと数種類の東北のおいしいお酒と一色産の美味い魚を用意して「季節料理 べん作」さんは明日から「呑みボラフェアー(勝手に私がつけたなまえ)」を開催します。皆さんもこの機会に、いろんなお酒を呑み比べてみませんか。それぞれの個性がはっきりわかりますよ。私も次回はこんなもんで勘弁してやらず、片っ端から全部呑んで来たいと思います。

山の家かわかみに遊びに行った時、すーさんから預かったKING川上先生へのおみやげ「朝日山 越淡麗」。五百万石と山田錦から生まれた越淡麗という酒米で醸された大吟醸で、淡麗という割りにしっかりした味とすっきり後味がうまい。朝日山酒造10月限定のお酒。

いつものごとく、山の家でおかわりで出てきた「真澄 樽酒あらばしり」。あらばしりを樽貯蔵し、さらに瓶詰めしたほんのり甘くしっかり味の、樽の香りが素晴らしい生吟醸酒。某酒屋さんのオリジナルらしく、地元の人しか手にはいらない、かなりなレアモノらしい。

となりのべん作さんにすーさんがお土産で買っていった「鮎正宗大吟醸 鮎」を、うまくあやかってしまった。「鮎」といえば、イトさんが新潟の酒で一番好きなお酒。しっかりしたやや軟弱系?です。マニアックなレアモノなのに、呑まないすーさんがよくご存知で。

バルトロMちゃんが北海道土産で買って来てくれた「千歳鶴蔵元限定純米大吟醸」。北海道産好適米「吟風」100%使用。高級そうな陶器ビン入り。千歳の酒造元でしか買えない超レアモノで、北海道らしい超端麗辛口。非常に香りがよく、スイスイと入り、絶対に呑みすぎてしまう。

久保田でおなじみ朝日山酒造の9月限定酒「純米大吟醸 得月(とくげつ)」。文字通りお月見の酒で、新潟産米「ゆきの精」をなんと三昼夜かけて28%まで磨き、1ヶ月間低温醗酵させた。品のある香りとやさしい甘みのある味わいは、中秋の名月と共にいただきたかった。

信州の銘酒「真澄」の冠商品「純米大吟醸 夢殿」。隣のべん作の大将が日本酒にはまったきっかけになった一本と以前から聞いていたのですが、なかなか手に入らなかった一本。すっきりとしてすいすい呑める軽い飲み口。海外でも高い評価で賞も取っている。

飛騨高山の銘酒「氷室 純米大吟醸」。飛騨のお酒の中でもっともお気に入りの「氷室」も、純米大吟醸は冬限定で、あまり見かけなかったがようやく見つけた。大吟と同じく濃厚甘口なのに、後味すっきりで病み付きになりそう。

いつも買って来る「大信州」ですが、おそらく今まで買った中で一番高かった「純米大吟醸 天恵美酒」。厳選特A山田錦に徹底的に手間隙をかけられた逸品。山田錦なのに非常に濃厚で後味すっきりの非常に私好みの一本。無理して買ってきてよかった。

妙高研修のとき、関温泉の帰りに見つけたお土産やさんで発見した「スキー正宗 日本スキー発祥100周年記念ロシニョールコラボバージョン」。迷わず即買いしたが、あとでよったギンザ酒店にもあった。空ですが穂高で展示中。

最初は同じスキークラブのUM君の北海道土産「サッポロ クラシック」。麦芽100%、北海道限定のビールで、エビスを若干マイルドにしたようなほんとうにおいしい1本。北海道のホテル等には「クラシック生」があり、私も行くと必ず飲むし、かなりの数背負って帰ってくる。

こちらもUM君の土産の「クラシック」だが、その中でも限定の「クラシック’10富良野ビンテージ」というもの。摘みたてのアロマホップを使用しているため、非常に風味が良く、色も若干薄いがかなりフレッシュ。エビスで言うところの「緑エビス」のようなビールです。

次はバルトロMちゃんのお土産「笹の誉 純米ひとごこち」。なんと、関東信越国税局酒類鑑評会純米酒の部優秀賞受賞酒(長っ!)だそうです。松本は島内産の米「ひとごこち」を使用し、冷もよし、鈍燗またよし。やはり「ひとごこち」はうらぎらない。

さくらいが正月の土産にくれたご存知関谷酒造の新春初しぼり純米吟醸「辛卯(かのとう)」。その名の通り、2011年元旦の朝に搾られた生酒で、非常にフルーティーで甘口の。関谷の酒は甘口系が多いが、すっきりしているので結構私好みの酒です。

イタリアのスプマンテ(スパークリング)「ピノシャルドネ サンテロ」。シャンパーニュ方式で造られた、すっきり辛口で、どんな料理にも合うお気軽スパークリング。お値段¥1000ほどで結構普段飲みできるのでよく買って来る1本。今宵コーナーにまだ登場していなかったとは思わなかった。

クリスマスに買ってもらったシャンパーニュの代表「モエエシャンドンブリュットアンペリアル」。クリスマス用に某ショッピングセンターで信じられない特価で買ってきた。久々の本物シャンパーニュに興奮したが、あまりの安さに・・・疑?でもやっぱ本物はうまいね。

今年の正月、西武百貨店にぼったくられた?(1月6日参照)ボルドーはオーメドックの高級(もちろん皮肉)ワイン「シャトー メイヤー2000」。空けた瞬間がちがちに硬く、デキャンタしたけどいまいち開きが悪い。2日おいてやっとましになったが、香りはほとんど抜けてしまった。ブルジョワクラスの割りにかなりいまいちだった。

こちらは隣のべん作さんで飲んだフランス最大のワイン生産地ラングドック地方の赤、ドメーヌ ラトゥール ボワゼの「ヴァンド ベイドック メルロー2006」。ミディアムボディーでほんのり甘みを感じられ、ちょうど飲み頃という感じ。香りも良く、本当においしかった。さすがワイン好きの大将が選んだ1本。

こちらは先日ロッジぶなで鹿肉のシチューにあわせていただいた、ご存知小布施ワイナリーの「ソガ・ペール・エ・フェス セパージュ ヨーロピアン2008」。国産欧州ワイン種のぶどう100%使用したワインで、ややブルゴーニュのピノっぽいやや辛口。鹿肉には少し優しかったが、いくらでも飲めてしまいます。

顧客のTK君が里帰りで買ってきてくれた熊本の銘酒「美少年 辛口」を熱燗で。すっきりしていて何にでも合う。TK君もそうだが、まさに私の酒という名前?がいい。

バルトロふーさんにもらった伊勢の国酒「白米城」2年熟成原酒。アルコール20%で熟成酒らしい深い風味がある。よく冷やしてやはり魚に。

こちらもふーさんの土産、新潟「梅の舞」限定純米酒。純米酒を吟味ブレンドしているそうで、なるほど「とっておきの酒」を鈍燗で鍋に合わせる。

こちらもバルトロふーさん提供、べん作さんに持ち込みさせていただいた百春生酒「ささにごり」。うっすら白濁した非常にフルーティーなお酒。

「きゃ〜!田酒だ!」思わず叫んでしまった、知る人ぞ知る青森の幻の銘酒。前回も登場した津軽東照先生にいただきました。冷で飲んだけど、鈍燗でも呑んでみたかった。

こちらも東照先生の土産米焼酎「津軽海峡」。同じ米でも球磨焼酎とは違った、癖の少ない軟らかい焼酎です。これは25度ですが、40度というのもあるそうです。

べん作さんで前にボトルキープしていた「富乃宝山」でおなじみ西酒造の「綾紫印(しるし)」。「蒸撰綾紫」を25度に落としたような酒で、ワインのような甘い香り。イトさんお気に入り。

こちらはいまキープしている「紅東印」。これも「蒸撰紅東」を25度にしたような物で、一瞬辛いかなと思いきや、あとから甘みが広がる香り高い1杯をお湯割で。

よく登場するUM君にもらった焼酎「ちこちこ」。中津川インターの近くサラダコスモスで造っているちこりいもを使っためずらしい焼酎です。

スコットランドの首都エジンバラで行なわれる芸術祭「エジンバラフェスティバル2010」限定ウイスキー。スプリングバンクを初めとするキャンベルタウンの醸造会社が協力して造った最強のブレンデット。

スペイサイドの「エクスクルーシブインペリアル1995」。醸造所はややマイナーだそうですが、シェリーカスクの香りでほんのり甘口ですが50.7%もある。

こちらはハイランドのシングルモルト「エドラダワー カレドニア12年」。なんと42ヶ月もオロロソ樽で熟成させたというだけあって非常に香りが良く、シェリーの甘みが良く出ている。

山梨物でお気に入りのイケダワイナリー「甲州遅摘み」。さわやかなやや辛口のなかに若干熟成した甘みを感じる。グランキュベ以外を初めて飲んだが非常にレベルが高くコスパは最高。

某ワイン専門店でおまかせで選んでもらったイタリアワイン「ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ・ロッジョ・デル・フィラーレ2005(長っ!)」。あけてびっくり目の前に花畑が広がり、飲んでびっくり周りでパーティーが始まったと言う感じさえしたすごいワイン。’10のベスト・オブ1本!

先日、コンビニで見つけたサッポロ「東京銀座ライオンプレミアム」。アルコールがやや高めで、若干香ばしさのあるオールモルトビール。やっぱりサッポロはうらぎらないね。
’10今年のヌーボ
今年も例年のごとく顧客のOさん(年に1度の酒屋とも言う)のおかげで解禁日にボジョレーヌーボを空けることができました。ドメーヌ・ドゥ・サン−タンヌモンのビラージュヌーボです。さて、今年のお味は・・・まあまあってとこですか。昨年がかなりな美味さだっただけに、ちょっとやそっとじゃおどろかなくなってしまったかな。それとも、今年はかなりたくさんのワインをのんだからかな。などと思いながら飲んだのですが、やはり、やや酸味が強く、味の深みがない。香りは非常に良く、雑味や苦味もなく渋みも程よいけどなにかたりない・・・というのが私の印象。でも、ボジョレーヌーボのレベルとしては結構高いと思います。去年が良すぎだよね。昨日は妻がいなかったので、ヌーボに何をあわせようかと迷った揚げ句、なぜかバケット(フランスパン)が頭にちらつく。仕方がないので帰りにスーパーでバケットととろけるスライスチーズを購入。スライスしたバケットを軽くオーブンでトーストし、カリカリになった表面ににんにくをおろすようにこすり付け、薄くバターを塗ったあとチーズをのせてもう一度オーブンへ。これはめっちゃボジョレーに合います。晩飯代わりなので10枚も食べてしまった。バケット片手にのんびりとヌーボをかたむける・・・うーん、至高のひととき・・・わんわん!ん?チーズ好きのなつがとなりでうるさいうるさい。
毎年恒例ビラージュヌーボ

最初はエビスビールの限定品「まろやか熟成ASUKA CRUISE」。あの、豪華客船「飛鳥U」の船内限定のビールを限定発売。シルクエビスのようなまろやかさだが、アロマホップがしっかり利いてコクもある。山梨で見つけみんなに自慢しようと思ったら、愛知にもあってちょっとがっかりだった。

次は最近バルトロに定期的に来て正体(整体じゃないらしい)施術してくれている津軽東照先生がお土産にくれたいも焼酎「蝙蝠(こうもり)」。なんと月300本限定で、黄金千貫なのになんという甘み香り。ややこってりとして呑み応えがある。ネット上で「森○○」より旨いと話題の一本。

シーバスリーガルの原酒として有名なスペイサイドシングルモルト「ストラスアイラ」のなんと40年もの。スコットランド最古のボトラーズ「ゴードン&マクファイル」が手がけている。向こうが透けて見えないほどの濃い色が長期熟成を物語り、信じられないほどのまろやかさはさすが。

昨年、勝沼で私が気に入ったワイナリー、イケダワイナリーの赤「グランキュベメルロー」。花のようなアロマと樽の香り、まろやかなメルローのやさしさはさすがグランキュベ。イケダはこれが普通と思っていた私だが、グランキュベはあまり手に入らないと言うことを初めて知った。

こちらも勝沼の中央葡萄酒が醸す「キュベ三澤 甲州鳥居平畑」。前に桜井が買ってきた「グレース」がおいしかったので、格上の「キュベ」の白を買ってきた。凝縮された甘い香りとは裏腹、かなりの辛口。2008だったので、もう少し寝かしたほうが良かったかも。

「ワイン王国誌で五つ星獲得」の言葉につられ、めずらしくアルゼンチンのワイン「アルタス・クンブレス カベルネソービニョン」を買ってみた。濃く甘いアロマからスパイシーなブーケに変わる。ややうすく感じたが、¥1000以下なので充分合格でしょ。

バルトロMちゃんにもらった福井の銘酒「明の鶴大吟醸いさり火」。山田錦を40%まで磨き、厳寒期に長期低温醗酵で醸した逸品。非常にフルーティーでやや端麗辛口はさすがに海の物、刺身や煮魚に合う。本当は冬に蟹にあわせてみたかった。

ブルゴーニュはシャブリの第1級畑産「シャブリプルミエクリューモンマン」。普通のシャブリよりかなり香りが強く、きりりとした辛さは何にでも合う。このプルミエクリューでもモンマンは案外安く手に入るので飲んでみる価値あり。

よく買って来るカリフォルニア「ロバートモンダビ ウッドブリッジ」のピノノアールを買ってみた。抜栓直後のアロマが素晴らしく、やさしく甘みもあり正直びっくりしたが、わずか30分の命でした。実は店に何本もあった中で’06は最後の1本だった。

まずはイトさん御用達エビスの「超長期熟成」。以前非売品として抽選で1万名様にだけに配られた物を、エビスビール120年限定品として販売された。非常にコクがあり、しっかりしたどんな料理にも合う、今まで飲んだ中で最高のビールです。でも、前回は涙の1本だったのでありがたみがちがったような・・・(なんでも08.12.12参照)

近所の「すず樹」さんで飲んだ神奈川県厚木の地ビールサンクトガーレンの「感謝」。黒と金があり、私が飲んだのは高温焙煎した焦がし麦芽の黒。真っ黒な色とは裏腹に、以外とマイルドで非常にコクのあり、香りもいい。ちなみに金は、アロマホップの香りと苦味がうまいらしい。

桜井が実家に帰ったついでに買ってきてくれた蓬莱泉の「完熟梅でつくった梅酒」。自家製焼酎(おそらく米?)に梅が完熟するまで待って造った梅酒で、青梅とはまた違うやわらかで桃のような甘い香りといやらしくない甘みがいい。しかし、最近何かにつけてやつが土産を買ってくるのはちょっとこわいような・・・

バルトロふーさんにいただいた奥能登は珠洲市宗玄酒造の醸す「宗玄 極寒醸造純米」。兵庫特A産山田錦を使い、精米を吟醸酒と同じ55%まで磨いたにもかかわらず「吟醸」と表示しないところがにくい。呑んでみるとなるほど米の旨みが非常に強く残る。ぬる燗にして魚と呑りたい。

隣のべん作さんで「なんか旨い酒ない?」って言って出てきたのが「久保田 生原酒」。今年1月にニューリリースされた物で、特本なので、おそらく「千寿」の生原酒かな?アルコール19%はさすがに強いけど、辛さの中にきつさを感じさせないほんのり甘みが旨い。

まいどおなじみの大信州「特別仕立て八重原産ひとごこち大吟醸」。春にもらった物の生じゃない版で、最近凝ってる酒米「ひとごこち」を100%使用した、やや甘みの残る私好みの軟弱系。しっかり食事にあいそうなお酒にべん作さんが合わせてくれたのは「そば寿司の揚げ出し」。

Hiro’sBarにも登場した「ツェラーシュバルツカッツ ゼクト」。ドイツモーゼルを代表する黒猫ラベルで有名な甘口ワインですが、ゼクト(ドイツ版シャンパン)になるとほんのり甘みのやや辛口。案外いろんな料理にあわせ易いが、私はおもにとり料理とあわせます。

前にも登場した、南米チリのスパークリングワイン「バルディビエソ」(なんでも09.8.30参照)。よく買って来るのですが、ブリュット(辛口)があったので買ってみた。今までのはエクストラブリュット(超辛口)にくらべて、やや味の深みが少ないようだ。ぶどうも違えば製法も違い、こちらのほうが少し安い。

バルトロMちゃんに土産にもらった島根ワイナリーの「デラウエア辛口」。皆さんにおなじみの食用ぶどう「デラウエア」で造っためずらしいワイン。甘口が多いワイナリーの中の数少ない辛口で、甘い香りと裏腹に呑んだとき辛いというなにかだまされたような感じがまたいい。
ホッピー
最近、よく行くお店に「ホッピー」があるのでよく飲みます。ところで、「ホッピー」ってごぞんじですか?表現するなら「ビール風味炭酸飲料」。そう、今流行のノンアルコールビール0.00%・・・とはちょっと違ってなんとアルコール0.8%なんですが、法の上では「清涼飲料水」だそうです。もともと歴史は非常に古く、ビール風味と言うよりも、ビールが高級品だった時代にこの「ホッピー」に焼酎を混ぜてビールっぽくして飲んだそうです。なので、その頃の名残で今でも焼酎と割って飲む飲み方が主流です。「焼酎割り飲料」として昭和50年代には東京で大ブームになるも、チュウハイブームで焼酎を割るものがレモンソーダ等に取って代われ、次第に長い低迷期に。しかし、地道に造っていたのが花開いたのは最近のインターネットによる物。ネット上でホッピーのファンサイトがあり、それを見た人たちから問い合わせが徐々に増えたとのこと。低カロリー低糖質プリン体ゼロというのも、健康ブームに乗って今またブームを巻き起こしているという。そんな「ホッピー」ですが、大昔一度どこかのバーで飲んだことがあったが、どんな味だったかとかはあまり覚えてない。でも、焼酎で割ったことは覚えている。そんな「ホッピー」を久しぶり見つけると、一緒に行った人が「最近はこればっかよ」と「ホッピー」を注文していたので便乗してみた。なんだかビールのような、ちょっと物足りないような、それでいてまた新しい飲み物のような・・・。ここで、まめ知識。最初に注文するときは当然「ホッピー」と焼酎の入ったジョッキーが出てきますが、追加するとき。焼酎が強いから「ホッピー」のみがほしいときは「ホッピー外(そと)」、弱いから焼酎のみほしいときは「ホッピー中(なか)」と注文します。覚えておきましょう。夏にはチュウハイと違い、甘くなくさわやかなおいしい「ホッピー」。でも、私には「低カロリー低糖質プリン体ゼロ!」が殺し文句でしたね。
最近、かなりやばくなってきたイトさんのウエストにもやさしい「ホッピー」。でも、中(焼酎)の比率が高い私には・・・。

「山の家」でのトップバッターKING川上氏の攻撃は、地元岡谷の豊島屋が誇る大吟醸「神渡(みわたり)」。軟らかい甘みと香り、やや濃厚な旨さはさすが長野産ひとごこち米です。ちなみに「神渡」とは、厳冬期に諏訪湖にできる氷の亀裂で、諏訪大明神が女神に会いに行くという言い伝え。

続いてはOK氏の持ってきた、蓬莱泉の吟醸工房「純米吟醸6thアニバーサリー」。おなじみ三河が誇る関谷酒造稲武工場の6周年を記念して造られた限定物で、すっきりとした端麗辛口でどんな料理にも合う。ただ、もうどうやっても手に入らないのがさみしい。

こちらは私が持って行った、岡崎が誇る天下の酒、丸石醸造の大吟醸「徳川家康」。全国新酒鑑評会で近年だけで8回も(もちろん今年も)金賞を獲っている実力酒で、名前とは裏腹に香り高く品がある。限定で金賞受賞酒が売っているが、高くて私のこずかいでは・・・。

「山の家ジャパンナイト」を締めたのは、KING川上秘蔵のどぶろく「白馬八方尾根」。白馬村産しらかば錦なる米を使い、大町の北安醸造で醸されている。甘くてドロドロのこの酒は、酔った3人に駄目押しを決め、その後の記憶が飛んだとさ。

お客のHY君が正指合格のときくれた黒松翁「祝酒」。なんと金箔が入ったお酒で、本醸造だが濃厚で、よく冷やすかロックで飲むと旨い。ラベルも箱もど派手に金色。おまけに金箔がきらきらときれいです。

おなじみ大信州の超限定「手いっぱい」。兵庫県特A地区特等山田錦を使い、かなりな手間隙をかけた、まさに「手いっぱい」な酒。さすがにここまで行くと山田錦なのに深くしっかりした酒で、久しぶりに出会ったというくらい旨い!

桜井が勝沼で買ってきた「グレイスルージュ茅ヶ岳」マスカットベリーAにカベルネソービニョンを使った、甘い香りにやや渋みのある私好みの1本。やつにしては上出来だったが、同じ中央葡萄酒なら「グレイス」より「キュベ」(万円するが)のほうが・・・。

スキークラブのUM君(良く酒もらうんです)のみやげアルプスワインの「ブラッククイーン」。ブラッククイーン種のぶどうを100%使用し、オークの樽で12ヶ月寝かしたという非常に香り高いワイン。ブラッククイーンは裏切らない。

昔、よく飲んでいたドイツモーゼルのワイン「ピースポーター カビネット」を久しぶりに買って来た。ドイツワインは高級なほど甘いので、料理にあわせるならQbaやKab、Spaくらいがいい。値段も¥1000くらいで買えます。

通の間で人気のアイラモルトの逸品「アードベック テン」。臭いとはこの酒のためにあるといっても過言ではないくらいに癖が強いが、はまると他のものが物足りなくなる。10年物は定番で、味と匂いの割りに非常に色が薄い。

こちらは同じくアードベックですが、限定の「コリーヴレッカン」。会員向けに発売されたもので、アルコール57%、荒々しく非常にピート香が強い、まさにこれぞアードベックというお酒。結構好きですが、あまり手に入らない。

こちらはボトラーズでダンベーガン社の「アードベック1994 15年」。こちらは一転非常に優しいのですが、その中にもアードベックらしさが残っている。飲みやすくおすすめですが、結構レア物です。

ヴィクトリア女王のお気に入りだったことから「ロイヤル」の称号を冠したハイランドモルト「ロイヤルロッホナガー」。森のような木の香りにほんのり甘みと酸味がバランスよいので、冷やさずトゥワイスアップでも。実は旧ラベルなので安かった。

「スプリングバンク」と同じキャンベルタウンなのにまったく違う「ロングロウCV」。非常にピートが利いて薬品のようなヘビーな一本。「CV」とは、履歴書の意味で、熟成、樽のちがう様々な物を混ぜることによって魅力を出している。

シングルモルトといえばこれというくらい有名な「ザ・グレンリベット12」。政府公認第1号蒸留所で、偽物が続出したのでのちに「THE」をつけたとか。麦芽の香ばしさと甘い香りで非常に飲み易い。私はたまにハイボールでいただきます。

いつも行く某バーでおまかせで出てきたドイツのボトラーズトーマス クーガーの「エイドーラ No.9」。なんとアルコール66.5%、世界331本限定。かなりヘビーで臭い酒。さすが私の好みを知ってます。

本場スコットランドで賞を取れる日本を代表するモルトウイスキーニッカ「竹鶴17年」。余市と宮城峡両方のモルトをブレンドしたニッカの自信作。非常にウッディーでほのかなピート香がたまらない。

とあるバーで発見し、迷わず注文した、こちらも世界が認める日本の逸品イチローズモルト「伊知郎18年」。非常に甘い香の裏に、深い味わい。激レアもので、家ならもったいなくて空けられない。

バルトロふーさんにもらった「神の井」大吟醸荒ばしり金賞受賞酒。前にも紹介した熱田神宮の奉納酒です。平成21年度新酒品評会でみごと金賞を受賞した限定酒。ほんとは正月にもらったけど、飲む酒がいっぱいあったんで・・・。

飛騨を代表する銘酒「玉の井」を醸す二木酒造の「氷室」大吟醸生酒。ややアルコールを高めに造った生酒で、フレッシュな辛口なのに心地よい甘みが残るイトさんお気に入りの1本。季節限定の純米大吟醸もある。

スペインを代表するカバ(スパークリングワイン)「ロジャーグラート ロゼ」。本格的シャンパーニュと同じ製法で造られているのにかなり安価で手に入り易い。私は白のほうが好きだが、最近なぜかどこもロゼが安売りしている。

お客のTNさんが黒姫のみやげにくれた「大信州」の春限定酒「春生 大吟醸」。八重原産の米「ひとごこち」使用。甘いフルーティーな香りとしっかりした旨みはほんと私好み。美味い物ゆっくり食べながら呑みたい。もちろん「萬屋」で購入。

バルトロMちゃんのお土産。沖縄といえば泡盛、その名も「琉球魂」。8年物の古酒(クースー)で、癖が少なくお湯割で呑むとやや甘くなっておいしかった。1合瓶なので1日で終わってしまった。もっとでかいの買ってきてくれ〜!

復刻版サントリー「角瓶」。元々横浜開港150年に限定で発売されたが、最近一般販売した。やはり、ちょっと味が違うような気がする。ラベルは懐かしい鳥井信冶郎のサイン入り。ただ、アルコール度数40%(当時43%)はおしい。

軽井沢へ出張のとき、泊まったホテルでサービスでもらった、「よなよなエール」でおなじみの地ビール「軽井沢高原ビール WildForest」。ワイルドと言う割りに、すっきり淡白な感じ。

志賀高原のホテルにON氏が持ち込んだ滋賀の銘酒「長寿 金亀」。すっきりとしたのみ口の跡に心地よい酸味が残る。米本来のうっすらと黄みがかったお酒。ちなみに奥は私が持ち込んだ「白真弓」。

小布施ワイナリーの「スパークリングG デゴルジュマン ラテ」。ややにごり極辛口の本当に旨いおすすめの1本。ちなみにデゴルジュマン ラテとは、製造過程で出るにごり取りを失敗したのでカジュアルに飲んでと言う意味らしい。

「山の家かわかみ」でたまには焼酎と言うことで出してくれた「桜島」の限定品「別撰熟成桜島」。黒麹仕込みのなかから厳選されたものを長期熟成したという。黄金千貫の割りに甘くとろけるような風味は絶品。

こちらも「山の家」でいただいたご存知「真澄」純吟あらばしり生原酒。毎年大寒に搾り、そのまま瓶詰めした2月に発売する限定品。ほんのり甘く香り高い、呑んべに人気のしっかりした味のお酒。

酒通?のすーさんが、いままでで一番おいしかったと言っていた「醸し人九平次 別誂」。非常に上品で飲みやすく激旨で、軟弱な私にもぴったり。パリの三つ星レストランで唯一認められた日本酒です。滅多に手に入らないのが残念。

先日、スキー仲間とのみに行った店で飲んだ焼酎「薩州 赤兎馬」。紫のラベルは紫芋を使用しているので、甘い香りと軽い口当たりですが、以外としっかりしている飲み口はやはりロック向き。楽天焼酎ランキングで常に上位らしい。

いつものように、赤倉のギンザ酒店で買ってきてべん作に持ち込んだ「鮎正宗 純米吟醸」。香り高くマイルドで上品。やはり美味い魚料理に良く合います。新潟のお酒では一番お気に入りで、特に冬限定の「特選大吟醸」は絶品。

あさりの回に登場した「喜久泉 大吟醸」。あの「田酒」と同じ、青森西田酒造の造るお酒。やや辛口で、山田錦にしては厚みのある味わい。まじめに手造りしている逸品にはやはり海の幸が似合います。

KING川上先生の故郷、海老名の銘酒「いづみ橋 恵ブルー」。地元海老名産の山田錦を使用したすっきり辛口の吟醸酒。米作りから携わると言うまじめな酒蔵で、どの酒に誰の米を使ったかすべて説明できるとのこと。

おなじみ萬屋さんで買ってきた「大信州 やまだふぁーむ」。生産者限定吟醸酒で、信州松本新村産ひとごこち使用。香り良し、旨みたっぷりで、ゆっくりと食事とあわせたいお酒。

特価品でもシャブリはシャブリ。フランスブルゴーニュを代表するすっきり辛口白は、魚、鳥、豚と何にでもあう。ただ、安かっただけにやや酸味が強かったような・・・。

赤倉スキースクールの飯田先生にいただいた「久比岐 初しぼり生原酒」。生酒の甘い芳香とは裏腹に、非常に力強く濃い味なのはアルコール約20度の原酒だからであろう。呑んべのための一杯ですね。

スキークラブのU君の蔵王のお土産「出羽桜 桜花」。山形を代表する有名なお酒。すっきり軽口のなかにほんのり甘みがあり、すいすいと入ってしまう。料理にあわせ易い一本。

「サンライズ カベルネソービニョン」。結構メジャーなチリのワインで、値段も安く手軽にのめるが、香りが非常に良く、しっかりとしていて高級フランスワインに匹敵する。肉やチーズにばっちり。

シャトー ラトゥール
表題だけでお分かりの方は結構な通。そう、言わずと知れたフランス5大シャトーのひとつです。実は少し前になりますが、なんとこの「シャトー ラトゥール1984」の抜栓にお付き合いさせていただきました。場所はいつもお世話になっているお隣の「季節料理 べん作」さん。前にも書いたことがありますが、隣の大将、日本料理の板前であり、日本酒、焼酎などには非常に詳しいのは当たり前なんですが、ワインやスコッチウイスキーが大好き。で、長年大切に育てていた秘蔵のワインを何かのきっかけであけたかったそうで、それをこともあろうに私の指導員合格のお祝いにあけてくれたという非常にありがたいお話です。この「シャトー ラトゥール」、5大シャトーの中でも年によるバラつきが一番少ないといわれ、20年以上たっても生気やバイタリティーを失わないと言われます。抜栓直後、フレッシュな花のような香りは、とても26年も前のワインだとは思えない。抜栓後半日ほど置いてテイスティング。香りが深いフルーツ香に変わっている。味は・・・思ったほど渋みもなく、重さも少なめ。ソムリエのようなしゃれた表現はできませんが、バランスが良く、どちらかと言えばキリリとしていた。しっかりと味わいながら、思いっきりせこく飲んだ。おそらくこんなワイン、人生であと何度もありつけることもないかもしれないなぁ。大将本当にありがとう。自称呑んべではなく酒好きの私にまたひとつ武勇伝ができました。
まぎれもなく、本物の「シャトー ラトゥール1984」です。これだけのビンテージ、あまりお目にもかかれるもんじゃありません。


年末にバルトロふーさんにいただいた、名古屋の銘酒「神の井」吟醸酒初仕込み。熱田神宮の奉納酒で、こちらは限定の生酒。

スキークラブのUM君夫妻の北海道土産「暑寒吹雪」。日本最北の国稀酒造さんが造った、千歳空港限定の酒。すっきりとした端麗辛口。

お正月用に購入した岡崎(額田)が誇る銘酒「考の司」の純米吟醸無濾過生酒。地元なので手に入り安いが、純吟はあまり売ってません。

飛騨古川の酒「白真弓」の純米大吟醸生酒。酒米「ひだほまれ」を40%まで磨いた逸品。なんと限定200本だそうで、しっかりとした味わいは結構好みでした。

山の家かわかみさんで出してくれた「儀左衛門」純米吟醸。三重県は青山高原のお酒。香り高くすっきりとして、何にでも合いそう。

顧客のOKさんにいただいた高知の銘酒「千寿 土佐鶴」大吟醸原酒。原酒ならではの芳香と、魚料理と合いそうな端麗辛口がたまらない。さすが呑んべ!

ロイヤルハウスホールド
先日、指導員合格後の火水曜日に、赤倉へ行ってきました。宿泊はもちろん「赤倉観光ホテル」。以前よりお世話になっているこのホテル、今シーズンリニューアルオープンしてまして、全室が改装され、新しく新館が完成。スキーロッカーや、大浴場、バー等が新しくなった。そこで、大変お世話になっている顧客でお医者様のS先生ご夫妻と、有名和食料理人のNさんご夫妻、すーさんが先に滞在しているところにお邪魔しました。私が指導員に合格したと言うことで、S先生が盛大にお祝いしてくれて、夕食の懐石料理とともに出てきたお酒はなんと「久保田 萬寿」に「越の寒梅」。そして食後のバー(といっても新館のほうじゃなく本館に前からあるほう)で出てきたお酒がな、な、なんと「ロイヤルハウスホールド!」。このお酒、私の忘れられない思い出のお酒(Hiro’s Bar参照)で、もうかれこれ20年ほど口にしていない。と、いうか、めったやたらに口にできるような代物でない程の高級酒。先月すーさんが飲んだ(なめた)とは聞いていたが、本当に出てくるとは思わなかった。さすがは「バー若林(私達はこう呼ぶ。なんでも’09.2.15参照)」。「一杯いただきます」と言ったら、先生が「ダブルで3杯」と。先生、Nさん、私で乾杯。あの、信じられない甘く深い芳香があたりにたちこめ、ウイスキーとは思えない滑らかな飲み口。あの頃の思い出がよみがえりながら余韻に浸る。楽しく会話がすすむと先生が「もう一杯ずつもらおうか」。え〜!なんとダブルで2杯もいただいてしましました。S先生、一生の思い出に残るような2日間を本当にありがとうございました。先生もいつまでもお元気で、これからも一緒に楽しく滑りましょう。
思い出であこがれのロイヤルハウスホールド。こんなに早く飲めることになるとは思いませんでした。


この夏、勝沼に行ったときに私が数百本の中から選んだ赤「勝沼100%」。ブラッククイーン種を使ったもので、値段も安く、めちゃうまかった。ラベルの「頑固一徹」は伊達じゃない。

今年も黒姫の「萬屋」さんで買ってきた、今年の「大信州」の限定「豊乃蔵 洗練辛口 極冷や」。きりっと辛口で、何にでも合う。当然、お願いしてべん作さんに持ち込ませてもらった。

バルトロMちゃんにもらった三重県は名張の銘酒「瀧自慢」。鍋のお供にぬる燗で。赤目四十八滝近くで造られ、コンクールでよく賞を獲っている。昔、ふーさんに教えてもらった酒。

隣のべん作さんで「なんかない?」といって出てきた「栗駒山 特別純米酒」。非常に甘い香りなのに甘すぎず、かといって辛すぎず酸味もほどほど。さすが大将のお奨め。

うちのスキークラブのU君が新婚旅行の土産で買ってきてくれたスイスのワイン。おそらくラベルからピノノワール種だと思う。思ったより軽く、飲みやすかった。

こちらもMちゃんの土産「白鷹」。「伊勢神宮御料酒」で、内宮おはらい町の三宅商店でのみ買える。造っているのは兵庫県西宮。純米吟醸で、樽のいい香りがする。

’09今年のヌーボ
毎年お願いしている顧客のOさんから今年もヌーボが届きました。今年もボンヌールジャポンが輸入する「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボ」です。やはりビラージュであることもありますが、ここのヌーボは他に(毎年何種か飲みます)くらべておいしいです。特に、今年は数十年に一度のできというほど前評判が良かった。さて、今年のお味は・・・どーらいうまい!いやー、私の記憶する2005年よりもうまいかも。最初の一口、気のせいかいつもよりうすく感じたような気がしたけど、香り良し、程よい酸味、コク、ほんのり甘みとぴりぴり感がめちゃうまで、昨年感じた若干の苦味はまったくありませんでした。ただ、私の場合ソムリエじゃないし、けっこう好みがあるので、皆さんがおいしいかどうかはわかりませんが、まず万人にも受けると思います。実は今年は本当にうまいので、今日にでもイオンか西友あたりのアンダー千円ヌーボと飲みくらべてみようと思います。正直このビラージュはヌーボにしては結構高いので、どんなもんかと思ってね。これだけおいしければ他のヌーボもきっとおいしいと思いますが、はたしてオーバー二千円のビラージュとそんなにちがうのかな?
正式には「ドメーヌ・ドゥ・サン−タンヌモンのボジョレ・ヴィラージュ・ヌーボ」。長っ・・・


バルトロMさんにみやげにもらった、出雲大社奉納の御神酒「八千矛」。やや酸味のあるすっきりとした酒は燗をつけて魚料理に。やはり海に近いところのお酒です。

おなじみスカイ島産シングルモルト「タリスカ」ですが、なんと25年もの。オフィシャルのリミテッドはナンバーも入る。加水なし樽だし原酒をストレートで。とあるバーでこっそり出してくれた超レア物。

先日行った勝沼ぶどうの丘のワインカーブで私に選ばれた白「イケダ グランキュベ甲州」。やや辛口、柑橘系のさわやかな樽香る1本に、「べん作」さんがあわせてくれた料理。

バルトロのふーさんが土産でくれた飛騨の銘酒「久寿玉 純米吟醸」。アベリアの花酵母で醸した非常に甘い香りとは裏腹にすっきりとキレのあるお酒。飛騨の酒は濃い口料理に合うね。

久しぶりに見つけて買ってしまった「ワイルドターキー12年」。若い頃、バーボンではこれだけは別格だったあこがれの酒のひとつ。昔は金のラベルで鳥も羽ばたいていたけど・・。

「ロバート・モンダヴィ」のカベルネソービニョン。やや重で辛口ですが、ブラックチェリーのようなほのかな甘みを感じ、樽のいい香りがする。カリフォルニアワインで値段も千円ほど。

顧客のH君が土産で買ってきてくれた鹿児島の芋焼酎「眞酒(まことざけ)」。これはびっくり、超うまい。甘みと風味が絶妙な黒麹仕込み。完全指定ショップでしか手に入らないらしい。

「バルディビエソ」というめずらしいチリ産のスパークリングワイン。シャンパン製法で造られ、辛口でどんな料理にも合う。値段も千円ほどでお手ごろ。

こちらもバルトロふーさんにもらったお酒「古色蒼然(こしょくそうぜん)」。こう見えてもなんと日本酒の長期熟成酒。アルコールは18度で、熟成年は不明だが、酸味が非常に強い。三重県松阪のお酒。

顧客のON氏と乗鞍で飲んだ「渓流 どむろく」。醗酵中の酒を一切手を加えずにビン詰めした、昔の酒造りを再現したもの。ビン内でも醗酵をしているので長時間の持ち運びができないため、現地(信州)でしか飲めないのが寂しい。

「くいしんぼう太郎」で飲ませてもらったスーパープレミア焼酎鹿児島酒造の「酔十年」。「さつま諸白」をなんと10年寝かせたもの。芳醇な香りとまろやかで深い甘み。もう手に入らないと思ったら思わずおかわりしました。

こちらも太郎でいただいた琉球泡盛「松藤」。老麹山水仕込みで、「粗濾過」は出回っているが、「無濾過」はまず手に入ることはないそうです。ちなみに「粗濾過」はモンドセレクション2008金賞受賞だそうです。

顧客のOK氏にいただいた「ブルクライヤー シュロスカペレ カビネット」。ピーロートジャパンが輸入するドイツワイン。フルーティーでやや甘く、酸味もほどよくいろいろな料理にあわせられる。

ひょんなことから手に入った「ブラントン ゴールド」最高峰のバーボン「ブラントン」の中からさらに厳選された最高の逸品。化粧品のような甘い香りにかなり贅沢な時間をいただいた気になれた。

「べん作」で最近飲んでる芋焼酎「海王」。大海酒造から出ている飲み易い「海」の上位モデル。やや甘みがあり、軽く「海」よりさらに飲みやすい。一部では○王や森○蔵よりおいしいのではとの声も。

「フレシネ カルタ ネバダ」スペインのカヴァ(スパークリングワイン)です。やや甘口で、酸味、香り共にバランスがいいし、値段も安いので普段から手軽に楽しめます。辛口の黒ボトル「コルドン ネグロ」もあるので、料理によって選べます。

バルトロのふーさんにもらったこめ焼酎「ゼロ磁場酒」。信州伊那谷の分杭峠(ゼロ磁場峠)に湧く不思議な水で仕込んだ焼酎です。「マイナスイオンが豊富で、人間が本来持っている・・・」うーん、なんだか元気になったような・・。

こずかいをはたいてしまった「オールドパー スーペリア」。人気スコッチ「オールドパー」の特別バージョンです。こっち飲んじゃうと、もうもどれないかもいう深い香りと味わい。かなりせこく飲んでます。

クリスマスに妻にもらった「ヴーヴクリコ」。やっぱ本物のシャンパーニュはうまいね。でもハーフじゃなくてフルボトルがほしかった・・・。

新潟の地ビール「エチゴビール」。なんと日本の地ビール第1号なんだって。麦芽100%、軽口でのみやすくおいしかった。

こちらもスキー帰りに買った地ビール「新潟麦酒」。なんと缶の中で熟成するので、日に日に味が変わるとのこと。かなり期待しただけに、飲んだときのいまいち感にがっくり。

ロッジぶなのメインビール「ハートランド」。知らない人も多いですが、実はキリンです。麦芽100%ですがライトでの飲みやすく、はまります。

小布施ワイナリーを代表する白「リースリングファミリー」。すっぱくて軽く、香りがいいのでどんな料理にも合いやすい。

イトさんのページに何度か登場した霧下そば焼酎「黒姫」。信濃町産そば粉のみを使用し、そば焼酎で定評のある伴野酒造で造った逸品。

こちらもぶなさんでいただいた風の森「さあ我が家に春よ来い」という日本酒。奈良県油長酒造の限定無濾過でイカキ採りという独特な手法でできている。

説明するまでもない芋焼酎「魔王」。たまの?贅沢と隣の「べん作」にて。普通に造ってなんでこんな味が出るんだといつも絶賛します。でも、よくこんな酒ひんぱんに入るね?

たまたまよったコンビニで衝動買いしてしまったキリン「プレミアム無濾過」。さすがにこだわりぬいただけのことはあります。めちゃうまいです。ただ、1本じゃ全然たりません。

先日、KINGかわかみ先生にいただいた「夜明け前厳寒仕込み大吟醸」。信州は辰野の酒フルーティーですっきりと上品な味は絶品。さすが呑んべ!

フリースキーヤー修行中のY君が白馬ごもりから帰ってきたときに土産でくれたそば焼酎「天雪」。やや熟成したような深いあじわいです。

また今年もバレンタインはこれでした。これで3年連続です。たまにはもっといいものくれよ!でも好きだからいいけど・・・

赤倉観光ホテル バー若林編

HIRO’S BARにも登場したピュアモルト軽井沢12年。バーでおいているところに初めて出会った。なんてマニアックなんだ!

マッカラン18年。ハイランドシングルモルトの代表で、香りもよく日本人にかなり人気がある。

あこがれていたサントリー響21年。酒屋ではながめているだけですが、旅の開放感で1杯だけならということで飲んでしまいました。うますぎ!

アイラモルトの代表で、チャールズ皇太子御用達ラフロイグ15年。強いピート臭と薬品のようなヨード香で、好き嫌いが分かれるかなり通好みの1本。

一緒に飲んだHさんのお気に入りオールドエズラ12年101プルーフ。アルコール50.5%でストレートで飲むと胃袋をつかまれるような感触のバーボンの逸品。

家でもたまに買ってくるブラントン。エンシェント社H倉庫の神々達の造り上げた最高作。化粧品を思わせる香りにいつもうっとりさせられます。

こちらも通好みの1本タリスカ10年。非常に強いピート香とややスパイシーでハードな味わい。シングルモルトとして押さえておきたい1本。

レモンハートデメララ。ゴールドラムの代表作で、深く華やかなフルーツ香をともなうほのかな甘みのラム。151プルーフと言う恐怖のアルコール75.5%バージョンも出ています。

赤倉観光ホテル内のバーコーナー。私達は勝手に「バー若林」(半分若林さんの趣味のコーナー的お店)と呼びます。マニアックなお酒にマニアックな音楽等と、若林さんの巧みな話術で時を忘れさせます。しかし、これだけ(しかも1杯ずつではない)飲んで次の日朝一リフトでかっとびをやった自分に感心するやらあきれるやら。


桜井にもらった関谷酒造稲武工場の「吟の精」。日本酒の酒粕で造った香り高い焼酎をロックで。吟醸酒の粕で造っているらしいが、ベースの酒は何なのだろう。

隣のべん作さんでよく一緒になるYさんが北海道出張で買ってきたニッカウイスキー「余市10年」。香りが良く、和食に良く合う。「余市」は本場スコットランドでも認められているシングルモルトです。

「エビス」の非売品「超長期熟成」。1万名様に当たるにもかかわらず、10口以上送ったのに抽選で外れたイトさんを哀れ見て、当たったTちゃんが1本くれた。もう飲めないと思うと余計にうまかった。

日本山岳会の会長も勤められた今西壽雄さんオリジナルのお酒。クーラカンリ登山隊事務局長の伊丹さんにいただきました。めずらしい「若水」と言う酒米を使用したやや甘なのにすっきりしたお酒。なんと豊橋で造っている。

西尾の人気結婚式場平安殿の都筑さんがくれたスプマンテ(イタリア版シャンパン)「バレリーナ ブリュット」。辛口でおいしいスパークリングを豆乳鍋に合わせてみた。都筑さんにもらう酒はいつも美味い。さすが呑んべ!

イトさんの常備薬?3種の神器「いいちこ」「清洲城 鬼ころし」「サントリー角」。今日は王道角のハイボールで。買うたびにもらって「こんなにコップばっかりどうするの」と妻に怒られたおまけのグラスを引っ張り出した。

’08今年のヌーボ
今年も毎年のごとくO酒店(お客のOさん)の配達のおかげで解禁日当日にあけることができました。今年のヌーボは・・・・「イマイチ」。私の舌がおかしくなかったら、ここ数年で一番・・・でした。決してまずいわけじゃなかったけどね。毎年かなり美味いボンヌールさんのビラージュでこれなので、普通のはどうだろう。やっぱここ数年毎年結構おいしかったからだと思う。特に’05だったかは「え?これってボジョレー?」ちゅうくらい美味かった。ヌーボのおいしかった年のブルゴーニュは当たり年というから、2005年は安物でも美味いと思う。またなんか買ってこよう。
今年もおきにのミニーちゃんグラスで

タンカレードライジン
ここのところ夕食後にジントニックを飲んでいます。もちろんジントニックといえば「タンカレー」です。先日まで冷凍庫には「ギルビー」がありましたが、なくなったので今回は「タンカレー」にしました。私、ロンドンドライジンの中ではやはり「タンカレー」が好き。外で飲むときも、バーへ行くとよく注文します。「ジントニックをタンカレーで。ライムを搾ってください。(かっこいー!)」て感じで。冷凍庫でキンキンに冷やしたジンはアルコールが高いので凍ることなくややとろみがかります。それを、本当はストレートやドライベルモットを少し加えてマティーニと行きたいところですが、次の日の仕事に差し支えるといけないのでぐっとこらえてジントニックです。うまいねー。でも、トニックウォーターは糖質が多いのでダイエット中には微妙です。
ジントニックといえば「タンカレー」

バランタイン21年
先日、「べん作」さんに行ったとき、よく会う常連さんのTさんが「バランタイン21年」を持ってきて飲ませてくれました。21年ですよ!「こんなお酒どうしたんですか?さすがお金持ちですね(欲しさにちょっとおだてて)」「人からもらったんだけどあんまりおいしいと思わないから持ってきたんだけど」前にもどこかで書きましたが、私もそうですがべん作の大将も大のスコッチ好き。そのTさんに「いやーこんないいお酒。このお酒はね・・・」あーでもないこーでもないと2人で目を輝かせながら話してると「へー、そんなお酒なの。なんだかあげるのがもったいなくなるような・・・」「気が変わらないうちに2人で全部飲んじゃおうか」大将と2人であっという間に空にしました。今度は30年持ってきてくれないかなぁ・・・って甘いわ!
21年はすごい!本当にうまい。

黒姫 萬屋酒店
長野県の信濃町に行くと必ず立ち寄る酒屋さんがあります。JR黒姫駅前にある「萬屋」さんです。ここはまさに通好みの酒屋さんで、店主自らいろいろなところでお酒を仕入れてきます。(奥さんは超○豪?だそうですが、ご主人は下戸なんだって)したがって非常にレアなものや、こだわりの逸品がずらっと並びます。特に日本酒はすべて専用冷蔵庫に保管され、ほぼすべて試飲できます。特におすすめは「大信州」。小谷杜氏の第1人者「下原多津栄」翁がささえる日本酒メーカーで、毎年面白い限定酒をたくさん造っている。今年のおすすめで買ってきたものは、「大信州 夏の酒」。其の壱、其の弐、其の参とあり、壱は原酒、弐は発泡、参はアホに・・・じゃなくて濁りです。今回は壱と弐を買って来ました。(壱はふーさんとこに)発泡の日本酒は何度か飲みましたが、ちょっと楽しみです。早く飲まないと夏が終わってしまう。あと「大信州 信濃薫水 槽場詰 純米吟醸」を、萬屋さんが自分のところで雪中貯蔵したというオリジナル。こちらは先日いただきましたが、フルーティーで貯蔵酒と言うよりも生酒のうまさが光ってる。絶品でした。後は前から行ってみたかったけど実現できてない中野の「たかやしろファーム、ワイナリー」のシードル。やや甘口でおいしいにごりシードルです。あと、桜井のお土産に「黒姫地ビール」と、いつもの「そば焼酎 黒姫」。今回もたくさん買ってしまいました。このお店、他にも日本酒なら「水尾」「夜明け前」「真澄」「松尾」ワインは「小布施ワイナリー」「城戸ワイナリー」等その他もろもろございます。地のこだわりの味噌なんかも売ってますので、黒姫に行ったときはぜひ立ち寄ってください。
  

大信州 夏の酒其の弐

萬屋オリジナル 槽場詰雪囲い

たかやしろのシードル
地酒 よく行く酒屋さん

毎年赤倉温泉にスキーに出かけます。赤倉は新潟なので、酒どころ新潟の地酒が案外手軽に手に入ります。結構昔から、あちらに行くと必ずたちよる酒屋さんがあります。1件は赤倉にある「ギンザ酒店」さん、もう1件は信濃町にある「萬屋酒店」さんです。先日の赤倉研修の時ももちろんよりました。「ギンザ」さんは昔、妻と2人で赤倉に出かけたとき、表の「地酒」の看板に誘われて入ったところ、「越の寒梅」「雪中梅」「久保田 万寿」等が普通に並んでいるのに感動。それも値段は定価。おもわずたくさん買い込んでしまったのをきっかけに、毎年通っています。最初は主に「久保田」の万寿、翠寿等を買っていたのですが、最近余裕が出てきて他の酒も買うようになってきた。最近よく買うのは「鮎正宗」。地元ではごく普通に晩酌されているそうだが、小さな蔵で数が出回らず、酒通のあいだで話題になっているそうだ。その中でもレアな「鮎 大吟醸」を今回は買ってきた。香りが良くて、後口ほんのり甘みが残るたまらないうまさ。昨年、この大吟の限定ものが手に入った。若干濃い口で、うまみを凝縮したようなその酒は、今回買った「鮎」の倍くらいの値段だったが、いい買い物をしたと思った。あと、もう1本。「雪中梅 純米」なるもの。この冬「雪中梅 特別本醸造」という限定酒が出ていたので、それを買うつもりでいた。が、その中に1本だけ他のがまざっていて、よく見るとただでさえ高い特別本醸造よりさらに高い。迷った揚句おばちゃんに聞くと「1本のこってたかね、これは美味いよ。もうこれで手に入らないから」。うまくのせられて?買ってきたら、知り合いの日本酒通が、「これは手に入らないよ。いくらで買ったの?」値段を言うと、「よく定価で手に入れたねー」うーん、めっちゃ気分がいい。もう1件は「萬屋」さん。数年前、飯綱東高原にキャンプに来た時に見つけ、偶然ロッヂぶなの近藤さんと知り合いだったことから通い出した。ここのすごいところは、日本酒が全部冷蔵庫にはいっている。ここのおすすめは「大信州」。杜氏の下原 多津栄翁はたしか80歳を超える小谷杜氏の第1人者。弟子も多く、限定酒にはすべて仕込み責任者の名前が入っている。毎年多くの賞を受賞するが、出品するか迷った酒まで限定で市販する。そういうのがまた非常にうまい。究極は下原翁直々の責任酒造その名も「翁」。毎年限定で発売されるが、なんと寝かせるとどんどんうまくなるそうで、古いほど値段も高い。一度飲んでみたいが、数年モノは4合瓶で数万円という値が付いてしまう。私は分相応に(といっても贅沢に)普通の吟醸または大吟で。今週、赤倉で指導員研修があり、一人だったのでぶなに泊めてもらった。「萬屋」さんはぶなから車で10分ほどの、黒姫駅のまん前にあり、当然今回も走った。お盆休みの時は、「金賞受賞酒」「無鑑査若手責任酒造」等買って来た。今回は、「仕込み53号」が特におすすめだったので、買ってみた。美山錦の軽い口当たりが美味しかった。あと今回、黒姫の霧下蕎麦を100%使用した限定焼酎黒姫も買ってきた。お店の人も、こんないいそば粉を使った焼酎はあとにも先にももう出ないでしょうという言葉に思わず買ってしまった。実はこの焼酎、試験的に先に少しだけ作ったとき、ぶなの主人に飲ませてもらった。私、蕎麦焼酎は好きで、色々飲みましたが一番香りがいい。今回も、夜食後の談笑の時出てきましたが、思わず空にしてきてしまった。近藤さんゴメン!またうまいの持ってくから。北信へ行かれる日本酒党の方は、是非一度よってみてください。くわしくはイトさんまで。


エーデルピルス
今回はビールです。表題の「エーデルピルス」って聞いたことありますか?サッポロビールが、1987年にとことん本物を追求して造ったプレミアムビールの逸品。大昔、少しだけ販売したが、それ以降はこだわりのお店でしか飲むことができないものでした。それを、最近数量限定で売り出してくれました。私も昔、少しだけ販売していた頃、どこで見つけたかは覚えていませんが買ったことがあり、一時期完全にはまっていました。いつの間にか見かけなくなり、忘れかけた頃にサッポロ直営の「東京銀座ライオン」(名古屋にもあり)で見つけ飲んだことがありますが、それ以降半分忘れていました。でも、このおしゃれでかわいらしい?名前はしっかり覚えていました。5月頃、酒屋から「エーデルピルス」の会員限定早期販売の案内が来たとき、絶対に申し込もうと思ったがついつい忘れてしまった。今まで、この手の限定物はしばらくすればすぐに出回るというジンクスを信じて待っていたのですが、一向に出てこない。もしや、とんでもないミスをしたかもしれない。もう私は、一生「エーデルピルス」を飲めないかも(おおげさ)と思っていたところ、発見しました。それも、買い逃すまいとちょくちょく覗いていた地元の酒屋ではなく、長野県は信濃町の小さなセブンイレブン。キャンプのときにいつものようにビールを買いに行くと、これぞ紛れもない「エーデルピルス」が置いてあった。エビスと共にその日は4本購入。飲んでみるとやっぱり、想像以上のもの。なかなかありつけなかったので余計にうまい。連日買いに行ったので、最終日にはなくなってしまった。このビール、チェコ産のアロマホップを通常の約3倍使うことによって、上品な香りと、清々しい苦味が特徴。ただ、麦芽100%にしては非常にキレがよく、苦味は後に引かない。後味すっきりなので、非常に料理に合います。信州で見つけたことによるデメリットがひとつ。このビールは、非常に泡がきめ細かく香りがいいので、缶を直接でなく、ぜひともグラスに注いで飲みたかった。それも、絶対にピルスナーで。「エーデルピルス」はその名の通り下面発酵のピルスナービール(ほとんどがこれ)なので、脚付きのピルスナーで飲むと香りも泡も楽しめます。この、「高貴な(エーデル)ピルスナー」という名のおいしいビールを、ぜひどこかで見つけて、もう一度家で楽しみたいと思います。
    
 探し回って見つからなかったのが信州の片田舎にあったエーデルピルス。なつさんも美味いと言ってました。

先日書いた、「エーデルピルス」を山のお客Nさんが差し入れてくれました。やはりピルスナーで飲むと香り深くておいしかったです。ありがとうございました。(うーん、言ってみるもんだ・・・こら!)

太郎で焼酎
先日、何度か紹介している「喰いしん坊太郎 岡崎南店」に行ってきました。ここは寿司メインの居酒屋で、特に新鮮な魚と自慢の手羽先は超おすすめです。いつものごとくとりあえずビール(プレミアムモルツです)のあと、FFI認定焼酎アドバイザー(自称焼酎馬鹿)の潤さんに「なんか1杯お願いします」と言って出てきたのが「あくがれ(在処離れ)」という宮崎の芋。ちょうど金目のかぶとの煮つけをたべていたので「このぐらいパンチの効いたもののほうが合うかと思いまして」とのこと。さすがですね。あまからの煮物にあうこと。そのあといつもの「太郎握り」(数量限定の大盛特上寿司。といっても安いから限定なのかも)と一緒にもう1杯お願いしたら「じゃあ錫釜開けましょう」と、お気に入り「錫釜」(下記参照)の封切を飲ませてくれた。やはり期待を裏切らない。昔は寿司と焼酎はあまり合わないと思っていました。この「錫釜」は雑味が少なくやわらかいので酢飯にも合うんじゃないかと思います。せっかく開けてくれたので(という名目)しっかり3杯いただきました。余談ですが、寿司の中に入っていた鯖(さしみ)が生まれて初めてうまいと思いました。基本的にここは大丈夫でしょうと思う店でも、ほとんど光物には手を出さず、食べてもほぼ丸呑みに近かったのが、鯖だと思えないぐらいおいしかった。ちょっと感動です。ごちそうさま。ただ、魚好きの妻にはまったく臭味がない鯖はちょっと物足りなかったみたいです。
日向の「あくがれ」

太郎握り。いろいろ盛りで13貫
錫釜
このタイトルだけでなんだかわかった人は、相当な通です。先日、いつものように「喰いしん坊太郎 岡崎南店」に行き、いつものように生ビール(プレミアムモルツ)と何品か料理を注文(あなごの刺身なんて初めて食べた)。その日は暑いし非常にのどが渇いていたので生3杯飲んだ後、またまたいつものように店長の潤さん(佐々木さんFFI認定焼酎アドバイザー)に「そろそろなんか(焼酎)出してよ」とたのむ。「これ、最近入ったんですけど超おすすめです」と、持って来たのが芋焼酎「錫釜」。昔(なんでも2004.7.21)も書きましたが、私は芋焼酎が大好きですがあまりわからないので、この店ではすべて潤さんにおまかせです。なにも言わなくても、いつもだいたい好みを見計らって適温のお湯割で出してくれます。一口飲むと、程よい香りと若干の甘みで、自分の好みにばっちり。このうまさが飲み終わるまで続いた。だいたい酔っ払いなんてものはいい加減で、2杯目3杯目なんかは段々味がわからなくなるもの。もう1杯もらってみた。2杯目でもうまい。3杯目。自分の舌がおかしいんじゃないかと思うくらいに、3杯目でもおいしい。これは間違いない。さすがに4杯目は妻に止められた。私は本当の通ではなく、ただの酒好き(呑んべではない?)なので、この店のように焼酎のビンがずらっと100種ほど並んでいるところではいろんなものを飲んでみたい。したがって、同じ酒を2杯以上注文するなんてめったにない。ましてや3杯は初めてかも。今までも、いくつか激うまにお目にかかったが、今回は1番かもしれない。帰ってからネットで調べると、昔ながらの錫蒸留器を使った焼酎とのこと。錫は分子が荒く、不純物を吸着したり、水を浄化したりする。昔は焼酎の蒸留器は錫が多かったが、今はすべてステンレスに変わってしまったとのこと。なんと、「6月1日全国9店舗のみで限定販売」だそうです。本当においしかったけど、こんな貴重な焼酎3杯も飲んで、潤さんにちょっと申し訳ないことしたかな。
これはうまかった。あまり手に入らないらしいが、喰いしんぼう太郎なら飲めるよ。

串の家 和城(わしろ)で極呑(きょくどん)
先日、久しぶりに「和城」さんに行ってきました。イトさんのページ常連さん?ならよくご存知かと思いますが、あらためて少し紹介。刈谷駅前の桜町商店街にある串揚げのお店で、大将がスキーヤー(昔は八方にこもってました)であることからイトさんのご用達です。詳しくはイトさんまで。と言うわけで、いつものごとく生中(サッポロです)の後焼酎に変えたわけですが、実は一人で行ったときのこの焼酎がここの楽しみの一つです。ここにキープしているのは「芋焼酎 極呑」。長期熟成なので、まるで芋ウイスキーと言う感じです。これをロックで少しだけ飲みます。このあたりではあまり置いているところがないので「和城」の楽しみにしています。今日は「和城」のおすすめを紹介。何食べてもうまいんですが、私のおすすめナンバーワンはなんと言っても「手作りさつま揚げ」。正直さつま揚げは好きではなかったし、今でもあまり好きではないですが、ここのだけは必ずたのみます。中がトロっとして表面サックリの揚げたて熱々をいただきます。ビール、焼酎、日本酒と何でも合います。あと、最近のお気に入りは「アスパラの肉マヨ」です。ゆでたアスパラにひき肉とマヨネーズで作ったソースがかかっています。マヨなのにくどさがなく、これもどんな酒にも合います。その他、おすすめは数えればきりがないので、ぜひみなさんで確かめてください。ただ、一人で行くとたくさん注文しすぎてお腹パンパンになるのでご注意を。(別に誘ってくれと言ってるわけじゃないからね)何人かでたくさんたのんで少しずつ食べたほうが、楽しいしいろいろ食べれていいですよ。(だから、誘ってほしいわけじゃないって)やはり週末はこむので予約したほうがいいです。平日のほうがゆっくりできると思います。(でもたまには誘ってね)
串の家 和城 0566−27−9411

おすすめNo1さつま揚げ

アスパラの肉マヨとお気に入り極呑。箸は今年よりエコ箸を使用。カウンターところどころにある花は奥さんの気遣い。

べん作にて 非売品の酒?
冬の間(というかスキーシーズン中)はあまり頻繁には呑みにいけません。といっても晩飯がてらちょくちょくよっていますが。先日隣のべん作さんによったとき、いつものようにとりあえずビールのあと、普段なら焼酎のお湯割といきたいところでしたが、たまには日本酒、それもうまい冷酒が飲みたくなった。だいたい冬ならスキー帰りに買ったりする吟醸酒の1本も家にはあるはずなのだが、最近めっきり買ってなく、もっぱら家で呑む日本酒といえば学生の頃から愛飲している「清洲城 鬼殺し」(最近スーパーでもどこでも売っている)をレンジでチン。でもこれがなかなかうまいので、料理酒という名目(にすると妻が買ってくれる)で昔からうちでは常備酒として年中置いてあります。さて、話は戻ってべん作で大将に「たまには日本酒のみたいなぁ」と言ったら狙ったわけじゃないけどやっぱりめずらしいものが出てきた。1本目は新潟の「八海山」の限定酒。もう1本は飛騨の「蓬莱」の非売品の酒。両方とも一般では手に入らない酒らしい。特にあとの蓬莱は一般に出す目的がない酒なのでかなりなものらしい。説明書には「門外不出」とか書いてありました。ところでこれ書いたのは他でもありません。日本酒好きの皆さん。べん作の大将、この手の酒をたいがい隠し持っているようなので、べん作に行ったら大将を呼んで「穂高のイトさんのブログで見たんですけどおまかせでうまそうな日本酒あります?」と言ってやってください。きっとめずらしいおいしい酒出してくれると思いますよ。て、こんなこと書いてもいいのかなぁ。まあたぶんこのブログ見ていく人そうたくさんはいないと思うからいいか。(勝手に)イトさんのページ限定企画です!
いつもレアなお酒飲ませてくれます。もちろん「空」や「久保田」なども普通にありますよ。

Lulubell
タイトル見ただけでわかった人は相当な通です。お客のTちゃんが、先日くれたシードルです。長野県北安曇郡池田町の福源酒造が造るシードル「Lulubell」(ルルベル)。シードルとはりんごの発泡酒で、簡単に言うとりんご版シャンパンみたいなもの(詳しくはHiro’s Barで)。甘口と辛口があり、この「Lulubell」は辛口。昨年私の酒ブログを見たTちゃんが、白馬の帰りに見つけて買ってきたところすごくおいしかったという話を聞いたので、今年サンクゼールワイナリーのシードル(こちらは甘口)をプレゼントした。私が福源のシードルをまだ飲んだことがなかったので、白馬の帰りに買ってきてくれた。飲んでみると辛口と言いながらもほのかに甘みがあるような感じ。小布施の辛口よりもこくがあるような気がした。りんごの甘い香りと相反して飲んでみると辛いというギャップがおもしろい。昨日は鶏肉のハーブ焼トマトソースというこれまた凝ったものを妻が作った(といってもハーブソルトで焼いて市販のトマトソース)ので、これは白ワインと思ったらシードルが出てきた。やっぱ料理には辛口でしょう。春はシードルの季節です。今年も買ってこよっと。
福源酒造の「Lulubell」。名前もおしゃれだね。
クリスマスシャンパン
先日すーさんにクリスマス用のお酒をいただきました。1本はシャンパンの「モエ・エ・シャンドン・ブリュット・アンペリアル」もう1本はイタリアワイン「ピオ・チェザーレ・バローロ2001」です。シャンパン大好き(なんでも?)な私にモエシャンはうれしすぎ。クリスマス前に妻がとり料理をしたので思わず飲んでしまいました。で、ピオは我慢してはれて先日、すき焼きと共にいただきました。モエシャンはいわずと知れた超有名シャンパーニュで(わからない人はHiro’sBar参照)さっぱり辛口。おいしゅうございました。ピオは熟成された赤ワインで、辛口酸味豊か渋みひかえめで濃い口料理や牛肉に非常に良く合います。ごっちゃんでした。お返しにこちらもシャンパーニュ「ヴーヴクリコ・イエローラベル」クリスマスラッピングつきをプレゼントしました。
モエシャンピオ・チェザーレ

三岳
先日さくらいがガイドで屋久島に行ってきました。行く前に「屋久島なんてなんにもないんじゃないですかねー。お土産とか困るかも」なんて言っていたので「おまえ屋久島といえば焼酎でしょ。有名な三岳(みたけ)酒造があるところじゃないか」と言ってやった。彼は結構簡単なやつなので、こう言っておけばおそらく意地でも屋久島焼酎「三岳」を手に入れて買ってくるという作戦成功。案の定買ってきてくれた。「結構手に入れるの苦労しました」。現地でも一人一本しか売ってくれないそうです。しかも、やつのすごいところは三岳酒造に押しかけて工場見学までさせてもらったそうな。私の知り合いで撃退された人がたくさんいるというのになんというやつ。この三岳酒造さんといえば本当は「慶酒(よろこびさけ)愛子」が有名なのですが、まず手に入らないので一応彼の耳にも入れておいたが、やはり無理でした(現在予約で8〜9ヶ月待ち)。実はこの「愛子」という焼酎、私が飲んだ芋の中では一番です。かなり何度も飲みましたが、やはり一番でした。このお酒の名前は屋久島にある愛子岳という山の名から取ったそうですが、偶然にも皇太子殿下のお嬢様が愛子様に決まり、名前の頭に「慶酒」をつけたそうです。昔は結構手に入りましたが、最近の焼酎ブームで手に入らないは高いはでなかなか飲めなくなりました。たしか前飲んだのはこの春だったかな・・お湯割で2杯。あ〜いかんいかん、また酒を熱く語ってしまった。ちゅうわけで愛子は無理なので三岳でがまん・・と言いたいところですが、これが三岳もめっちゃうまいです。表現するとイトさん好みの軟弱な酒。やっぱ水がいいと酒もマイルドになるのかな。さくらいごっあんでした。そーいや知り合いで愛子予約してる人がいます。まだあと数ヶ月あります。なんとかあやからないと・・・
べん作さんに持ち込みさせていただいた「屋久島焼酎三岳」。手前はべん作「名物鳥のチーズ焼き(ちょーおすすめ)」

チンザノスパークリングワイン
妻のお父さんに面白いものをもらった。面白いといっても前からあったんですが、イタリアのスパークリングワインで「チンザノ」というものの赤と白。私もチンザノは昔から知っている。でも、チンザノといえば知っている人は必ずベルモットと答えるはず。ベルモットとは、ブドウから造られるお酒で、やはり白と赤があり、おもにカクテルの材料として有名です。(詳しくは後日Hiro’s Barに)。皆さんのよく知っているところでは白はマティーニに、赤はマンハッタンに使用されます。でも、そのチンザノがスパークリング出してるとは思わなかった。とりあえず白を。辛口と書いてあったが、やや甘みが感じられて非常においしかった。妻のお父さん、実はバーテンダー技能検定のかなり上級な資格を持っている。おしゃれな酒を知ってるはずだ。今度は赤をいただきます。でも、妻のお父さんぜんぜん酒飲めないのにすごいね。見習わなきゃ(絶対無理!)
チンザノ ピノシャルドネ

’07今年のヌーボ
今年もヌーボを解禁日に飲みました。今年のヌーボは木いちごの香りの中にウンニャラカンニャラ・・・と、某有名ソムリエールのお姉さんが言っとりましたが、私にとっては木いちごというよりもワインの香り(あたりまえじゃ!)ということで、うるさいところはよくわかりません。でも、昨年比としてはなんとなく今年は若干渋みが多く、酸味が少なくやや重めだったような気がします(年1回だからよくおぼえてませんが)。先ほどのソムリエールのねーさんが言ってましたが、今年のヌーボは収穫時期にちょうど雨がほとんど降らず、収穫した日にちによってかなり違うみたいで、造った会社によりかなり味が違うらしいです。「各社飲みくらべるとおもしろいですよ」と言ってました。やってみよっかなぁ(って実際にはヌーボ買うより他の何本か買ったほうがいいような)。私が飲んだのは、今年もお客さんのOさんに一緒に購入していただいた「ドメーヌ ドゥ サン タンヌモン」のビラージュヌーボです。結構いろんな料理に合うとのことですが、今年の私は妻がいなかったので、納豆、ピザ、焼き豚とあわせてみました(というより冷蔵庫にあったもの)。納豆はさすがにいまいち。ビールに切り替え。次に冷凍ピザ。これは結構いける。最後に焼き豚。まあまあ。でも、周りのたれの部分はいまいち。周りを食べた後真ん中だけ残してたれのない部分は合う(変な食べ方ですが、なつにやるために真ん中だけのこした)。ちなみに冷凍ピザは「トロナジャパン」という会社の「5種類のチーズのピザ」という製品。これはめっちゃうまいので超おすすめですが、あまり売ってないので妻も見つけると5個くらいまとめ買いしてきます。1度見つけたら食べてみてください。

このピザうまいよ!

今年のビラージュヌーボ

イトさんお気に入り、ミニーちゃんのワイングラスの脚部分。かわいいし持ちやすいし言うことなし。

変わった焼酎
最近ちょくちょく顧客である西尾平安殿の支配人Tさんに面白い焼酎をいただきます。先日「もち米焼酎 ぶなしずく」なるものをいただきました。味はやはり米焼酎ですが、香がほんのりお餅です。うまかった。あっという間に終わってしまいましたが、昨日また今度は「酒粕焼酎 平」なるものを持ってきてくれました。これはTさんもお手上げなくらい強烈な酒粕のにおい。さっそくバレー応援しながら飲もうとふたを開けると、部屋中が強烈な酒粕のにおいで充満されました。いきなりお湯もなんかなと、まずは一口ストレートに少しだけ水を加えて・・・うまい!これはいいとさっさとお湯割りに。焼酎にしては結構甘く、飲んだあとほんのりとマスタードのような風味が鼻に抜ける。あの熱戦でこのお酒。ドンドンすすんで約半分飲んでしまいました。Tさん、ご心配なく。私はぜんぜん大丈夫です。でも、あのにおいはおそらく飲まない人にはかなりつらいと思うので、妻のいるときは飲めません。
もちの焼酎。ぶなと読みますが、なぜかパソコンではでません。

ささにしきの酒粕から作った焼酎。

小布施スパークリングワインE1
昨日は記念日でもなんでもないけど(中日日本一前祝?)スパークリングワインをあけました。今年のお盆に買ってきた小布施ワイナリーの限定品「小布施スパークリングE1」。ロゼ(ピンク)のドミセック(やや甘口)で、いつも行く黒姫の酒屋「萬や」さんで手に入れました。酒屋の奥さんいわく「小布施の試飲会で惚れた」1本とのこと。香りもいいし、飲み口も軽く、ほんのりピンクは見ているだけで疲れも癒される。昨年飲んだ「ブラッククイーン&コンコード」(めずらしい赤の濁りスパークリング甘口)といい、小布施のスパークリングは本当においしい。
「小布施スパークリングE1」ロゼの中に立ち込める泡は美しい。

ジョニ青
昨日の帰り、ちょっと晩飯と思い、隣の「べん作」へ。とりあえずいつものように生を1杯。ちょうど飲み終わると大将が「これ開けるから1杯どうですか」と。なんと「ジョニーウォーカーブルーラベル」ではないか。「いやー、飲んでみたかったんですよ」とまったく遠慮なくロックで1杯いただいた。飲んだ瞬間「ん?」。ロックなのにぜんぜん舌がぴりぴりしないし、カッとこない。非常においしかった。この通称「ジョニ青」、ジョニーウォーカー社の最高作で、昔は高級すぎて一般には出回ってなかったほど。少量生産なので、1本ずつボトルにナンバーが入っている。若干日本に入っていたようだが、バブル期には10万位したそうです。今では多少安くなっているが、それでも結構高い。実は隣の大将、和食屋なのにスコッチやワインが好きと、前から聞いていた。なので私とお酒の話をしだすと止まらなくなる。この日も、ついつい話が弾んで結局数杯いただいてしまいました。最近、めっきりビールと焼酎が多いですが、昨日あらためて思いました。「やっぱり私はスコッチが好き・・・」。でも、高級だったから?結局他の酒飲んだら変んない?
今まで飲んだスコッチのなかでも1、2を争うと思う「ジョニ青」。黒や金はたまに買うんだけどね。

黒角
HIRO’S BARにも書いた、いつも飲んでる「サントリー角瓶」の邪道と言っていた「黒角43」を買ってしまった。邪道と言いながら、ちょっと期待するところがあった。と言うのも、あの中に書いた「昔、親父が飲んでいた頃の角瓶はウイスキー特級だった」というところ。最初、黒角の存在を知ったときは、♪僕は右から左に受け流した〜(ムーディ風に)。しかし、黒角のラベルに「43」の文字が強調されているのに気が付くと、ん?なんか引っかかる。ホームページのコピーを見たときにこの引っかかりがわかった。「昔の度数で出ています」。昔、親父が飲んでいた頃の角瓶はアルコール43%。当時の酒税法でアルコール43%以上がウイスキー特級(40以上43未満が1級、39%以下が2級)。ということは当然、角瓶は43%と思っていた。しかし、良く調べるといつの間にか40%になっていた。いつからなったのかぜんぜん知らなかった。と言うことは、黒角は昔、親父が飲んでいた頃の角瓶じゃん。飲んでみた黒角は、味も深いし、アルコールのせいか甘みも非常に感じられる。うまい。これからは黒角に変えようと思った。ついでに昨日からビールも緑エビスに変えてみた。苦味と香りが非常にいい。なつも気に入って飲んでいた。でもビールは普通エビスも捨てがたい。交互に買ってこようかな。でも黒角はおいしいが、あの黄色のラベルに愛着があるのでなんか寂しいような。
早速呑み始めたら、もうこんなに・・・。緑のエビスもうまい。

ほうらいせん トンネル熟成
先日帰りに隣の「べん作」によった。もともとかわいいパピヨン(はなちゃん♀)飼ってるんですが、なんでも最近新しくもう1匹ちび(オス3ヶ月)が養子に来たという。大将もうれしそうに写メみせてくれた。あいにく本物はまだ見てないけど元気すぎて部屋の中飛び回ってるそうです。そんな話しながら呑んでると、大将が「これしってるかな」と1本日本酒を出してきた。「空」でおなじみ関谷酒造のほうらいせん「トンネル熟成」だって。純米大吟で少し寝かしてある。やや辛口で最初の数口は辛口だとわからないほどまるい。こりゃめっちゃうまい。でも、あまり出回っていないらしく、一般ではほとんど手に入らないそうです。この関谷酒造、その手の酒がやたら多く、なんか毎年限定酒を出している。と、HIRO’BARねたになってしまいましたが、うまい日本酒はつまみなしでいくらでもいってしまうのでやばい。
こりゃーうまかったよ。良く手に入れたねー。さすが(飲食)業界人!

バレンタインのいいチョコ?
みなさん、チョコは山のようにもらいましたか?私は早い時期にお客さんから少々。バレンタイン当日は出張中だったので、軽井沢の試乗会場でメーカーのおねーさん方から義理(営業)チョコもらい、チェックインした東京のホテルでフロントのねーさんに(フロントに男性もいたけど、彼らもお客にチョコくばってるのかな?ねーさんとこいってよかった)もらいました。で、妻からはもらえず、と思ったら昨夜「遅くなったけど」と、新聞で無造作に包んだどう見ても酒でしょうというものをくれた。当然チョコより酒のほうがうれしい私はどんな高級酒かと期待したところ、やっぱりというかいつも呑んでいる紙パックの大分麦焼酎「いいちこ」・・・ん?良く見ると、ちっこい「ょ」が。うまくひっかけた。「いいちょこ」になっていた。さすがは風呂で犬の頭にタオルのっけて(普通犬は頭にモノをのせられるといやがるどころか、頭さわろうとすると怒る)写真撮る、ユニークなやつ。