すずきのひとりごと 音楽編車編 飲食編 

2007年11月7日(水)
東京下町
昨日は、東京モーターショーへ、モーターショーのことは機会をみて車編で。それからは、上京したときはいつもお会いする先輩と夕食に。いつもながらご馳走になってばかりですけど・・・・。今日は下町深川で「深川めし」を老舗『みやこ』さんで。美味しかったなあ。深川は、漫画「のらくろ」の作者田河水泡さんが少年期・青年期と過ごしたゆかりの町ということで、のらくろストリートって商店街があるほど。その街並みにある老舗帽子屋の『マルケイ』さんの店前で女将さんから歴史を教わりました。おもしろい話についつい店内へ、帽子大好き僕は、あっという間の30分でした。大都市東京でも帽子の専門店というのは数が少ないそうですが、下町には歴史がたくさん?残されています。とにかく商店街っていうのがいい。僕達、田舎的都会は適度な大土地が多いのか?買収しやすいのか?、大型量販店が軒並み増えていき、その影響で商店街は廃業的に・・・・。将来は、「魚屋」さん、「八百屋」さん、「肉屋」さん、「乾物屋」さん、などなど、食材を売ってるお店は死語化されるのもそれほど遠い未来ではないかもしれません。

お店で、僕が買ったキャスケット
2007年10月27日(土)
宗派
家の宗派はめずらしい「時宗」です。熱田区の檀家寺円福寺さんから半年ほど前に、10月27日(土)、「遊行上人御親教」行事として『過去帳入り法要』を行ないます。という案内が届き、今日を迎えました。意味も曖昧なまま出かけてみると、すごい!説法が効きました。その内容は、
 時宗とは、一遍上人がひらいた浄土教の一宗派で、遊行(ゆぎょう) 宗、臨命終時宗ともいうそうです。時宗は、阿弥陀仏への信・不信は問わず、念仏さえ唱えれば往生できると説き、仏の本願力は絶対であるがゆえに、それが信じない者にまで及ぶという解釈で、遊行上人とよばれる師に絶対服従する民衆ということから、初めは「時衆」と書かれ、師から阿弥陀仏の号をあたえられて往生が保証され、「時衆過去帳」に名前が記載されたそうです。
今日は僕の家系のご先祖様もこの『過去帳』に名前が記載されました。
 一遍上人は、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)、決定往生六十万人」と書いた木の札をくばりながら全国を遊行(ゆぎょう)、その足跡は九州から東北地方におよんでいるそうです。その途中、51歳の若さで生涯を閉じられ、その直前に、もっていたすべての経典や法具などをやきすて、「一代の聖教(しょうぎょう)みなつきて、南無阿弥陀仏になりはてぬ」と言ったとつたえられているそうです。
 過去帳に記載されたばかりではなく、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)、決定往生六十万人」と書かれたお札までいただきました。
明日から仏様にお札をお供えして、朝晩、念仏を唱えないと・・・。
2007年10月7日(日)
もったいない
店に隣接の駐車場が確保できないもので、車でお越しのお客さんにはすぐ近くの有料駐車場をご利用いただいています。ご迷惑おかけしています。僕も通勤の車を月極契約でそこに預けています。管理人さんもいて安心なので、鍵・窓は開けっ放しです。いつものように定時に車を預けにいくと、入口付近にご婦人が車を止めて動こうとしません。まあ順番ですから僕も待っていたところ、管理人さんが誘導を始めました。立体駐車場の欠点は慣れてないと入れにく〜い。このご婦人も入れるのに四苦八苦。便利な駐車場ができると、立体駐車場は益々不満の対象!かわいそうですね。
僕が自分の場所に車入れ終わると、管理人さん近づいてきて、「穂高さん、困ったもんだよ。今のご婦人、10時からのホテルのイベントに行くのに、時間前に入れるとその分の駐車場代金を払うのもったいないから待ってたみたい。たった¥300だよ!新型クラウン乗ってるような人が・・・・。¥300がもったいなんらクラウンの新車乗らなきゃいいのになあ。ケチだね〜、ここだけの話だよ!」。「うん!金持ちほどケチ!ケチだから金持ち!ここだけの話だよ」。と『ここだけの話を・・・』
2007年9月3日(月)
スズメバチの巣駆除
登山研修所の人工壁に小スズメバチの巣が・・・・。大学生夏山研修会の確保研修中に偵察蜂の威嚇に気づき、巣が近くにあるのでは?と探していると直径20cmほどの巣が大凹の中に見つかりました。H専門職に「もっと早く点検しておかないと」と言うと「いや、7月末の一般・社会人の研修会にはなかったんですよ!」と、ひとつきでこんなにでかくなるものですかね?とにかく危ないので駆除を依頼したところ、ご覧のような白装束の隊員が・・・・めっちゃ暑そう。まず、ハチノックスプレーを伸縮性バーのノズルから吹き付けて巣の中のハチを落とします。その後巣に近づきポリ袋をかぶせその中に落とします。壁の中なので隊員が転落するといけないのでロープで確保しています。えらい所の駆除を引き受けたもんだ!
2007年8月23日(木)
熱闘甲子園
すごい試合でした。決勝戦の模様は、桜井と岐阜にやぼ用で出かけてる車の中のラジオ実況中継。野球少年だった二人は野球に異常的な盛り上がりが・・。
すーさん: 広陵も毎回、再三のチャンスを作りながら7回でやっと4点(普通なら7〜8点入っている)。それだけ佐賀北はよく守ってるといえるんだけどなあ。
桜井: そのうちに流れが変わりますよね。佐賀にもチャンスあるんじゃないですかね?
すーさん: 広陵の野村君は昨日も7回まではほぼ完璧なピッチングしながら8回・9回に失点してるからなあ。チャンスはあると思うよ!
するとほんとうに8回裏、ワンアウトから〜
すーさん: 野村君やはりセットになると球威・切れが悪くなるみたいだから打者も見やすく打ちやすくなるみたい。4点リードしてるんだから、セットで投げなくたっていいのに。
桜井: そりゃ、まずいですよ!ランナーは自由に走れちゃいますもん。
なんて言ってる間に、満塁で押し出し〜(最後のボールはストライクじゃない?後で映像を見る限り!)
すーさん: お〜、満塁で副島君か、彼今大会2ホーマーの選手だからなあ、一番いいバッターに回ってきたよ。ホームランで逆転だよ。
桜井: そんな野球漫画みたいにはいかないですよ。
実況: 打った〜、い〜当たり!レフト一歩も動かな〜い。そのままスタンド〜、逆転満塁ホームラ〜ン!
とほんとに野球漫画のようでした。

8回逆転満塁ホームランの副島君。野村君、力みましたかね?力むなって方が無理?
         asahi comより
この次の9回表、ノーアウトでヒットで出塁するも、バンドエンドランだったのか、1塁走者が3塁を狙って「タッチアウト」。一瞬にしてチャンスが潰れ、最後のバッターは好投ながら1発に泣いた野村君。空振り三振でゲームセット!
いちかばちかのバンドエンドラン。決まればまた流れを引き寄せれることに・・・・。しかし、守りのいい佐賀北を相手にどうだったのでしょうね。結果論ですが、ワンアウト2塁の状況だったら・・・? 久保君にも1点守らなきゃというプレッシャーが・・・。前の打席でタイムリー2塁打を打っている野村君だけにそのディフェンスを見たかった。ひょっとしたら同点で延長戦なんて決勝戦が見れたかも?
2007年8月23日(木)
40.9℃
つい先日の猛暑で、岐阜県多治見市で最高気温を更新しました。何で多治見市なんだろう?と不思議に思っていたところ、多治見市在住のミズノ社のH君が営業活動に来ました。話しを聞いてみるとほんとうに暑かったそうで、何でも名古屋市の熱気が運ばれてきて、その熱気が溜まり易い地形をもったのが多治見市だそうです。ほんとかよ!?。だとすると、犯人は、猛暑+名古屋市の環境ということに・・・・。僕は、てっきり、多治見市は美濃焼きの中心地、熱〜い・熱〜い、窯の熱気が猛暑と重なり合ってのではないか・・・・?と想像していたのに。
2007年8月15日(水)
お墓参り
昨日は、ご先祖様のお参りに。朝5時には雨が残っていて「こりゃダメ」と思いきや、外に出てみるとレインボー・ブリッジが。よっしゃこれならきっと静かだから行くかと支度を・・・・。案の定墓地はすいていました。
ほんとうは毎月、ご先祖さまに家族の健在を報告しがてらお参りしなければ・・・と思っているのですが、ついつい、春分・秋分のお彼岸・お盆・年末と年4回程度になってしまいます(罰が当たりますよね)。八事霊園は墓碑数約50000基という規模をもつ大正初期から名古屋市が造成した歴史ある霊園です。ふだんは墓石のコンクリート色だけの風景も、この時期になると色彩豊に変貌します。霊園に入っていく道路も交通規制がされるほどです。ご先祖さまとはいうものの、僕たちにはどれくらいの血縁がいらしたのでしょう?1代は両親2人、2代は祖父母で両親×2で4人、3代は曽祖父母で祖父母×2で8人。4代は8人×2で16人。10代・20代となったら・・・あ〜計算するの頭いたくなりそうな数になりますよね。しかし、人間であるいじょうは生の源が必ずあるわけで、時代をさかのぼっていくと、ひとりの昭和31年生まれの僕の起源は、膨大な天文学的数字の『生』の存在で、育まれているわけです。好きな山登りを継続できて、仕事もできて、プログに好きなこと書けてるのも『生』の連続の「おかげさま」ですね。僕の母校愛知学院は宗教法人の教育機関でした。宗派は曹洞宗、校訓は『報恩感謝』。やっとこの意味がこの年になってわかってきたような気がします。
追伸: 曹洞宗、本山は永平寺、高校生の時、必須科目で宗教がありました。実習で永平寺参拝合宿があるのですが、早朝3時起床、本堂の掃除から、座禅修業まで、中々経験のできないことまでさせていただきました。夕食時、育ち盛りの僕たちには歯にはさがっている程度の精進料理。友達が「お替りってできるんかな?」というから「聞いてみろ!」と答えたら、「そんな・・、聞けないよ!鈴木、頼むからお前聞いてみてくれ」っていうから手を上げて聞いてみました。すると雲水さん(修業僧のこと)が、「ここを何処だと思っている!何しにきているんだ!」と警策を一発!何で俺が叩かれなきゃいけないのか・・・。腹立ったから友達に就寝前に「外に自販機があるから、うまいこと抜け出してカップヌードル買ってこいよ。お前の為に殴られたんだから」といって買いにいかせたら、警備係の雲水さんに逮捕されて僕の一発警策より懲らしめられたようでした。今は、こんな厳しい体験修業はないでしょうね。問題になってしまいますもんね。
2007年8月3日(金)
禁煙社会
とうとう首都圏のタクシーまでが全部禁煙になったようですね。喫煙者は住みにくい社会になりました。今日は桜井が1日から登山研修所の研修会に行っているので、イトさんと二人。○○のいぬ間の〜ということで、お昼ちょっと贅沢をと「徳広」さんへ。小さなカウンター席なので、ひとり一番隅の席に座るとしばらくして年輩の男性がひとりで僕の横に、僕の天婦羅定食が出来上がって箸を付け始めると、その男性はタバコを口に・・・、するとふと行為を中断して、「タバコ吸ってもいいですかね?」と。僕も思わず「どうぞ、どうぞ」と返してしまいました。ほんとうは吸ってほしくないのですが、ちょっと声をかけられただけで断ることも出来ずに・・・・。これを道徳・マナーって呼ぶのでしょうね。僕、今まで、飲食店の隣・向かい合わせ席で、喫煙の許可言葉かけられたの2度目です。1度目は若い男性だったので、これまた感心ってことでOK言葉をつい発してしまいました。声をかけられないから「タバコ止めてください」とは言いませんけどね。たった一声で「和」が持てるなら・・・・。タバコの煙が混ざっても美味しくいただけました。
2007年8月2日(木)
蝉U
店の隣の駅前広場は現在は街カフェ。終末はDJやったり、ライブをやったり、音が途切れることがありません。真ん中に桜の木が1本。そこに蝉も音に負けじと一生懸命泣いてラブコールを贈っています。ちょっと観察したところ、なんとクマ蝉が、あちこちの木の枝に縦1列に数匹、「クマ蝉の宝石箱や〜ん」。すると、どんどんその距離が縮まって行きます。雄・雌のつがいの時期が来たようです。バルトロの藤田カメラマンに写真を撮ってもらおうと一眼レフカメラでとってもらうものの小さくて見えない。せっかくいいチャンスなのに残念!次に生まれてくるクマ蝉達、今度は何時僕達の前でラブコールしてくれるんでしょうね。
2007年8月1日(水)
字を書くこと
用件はメール。手紙を書いたり、宛名を書くこともすべてパソコンと言っても過言じゃないね。という僕達も顧客のみなさんへのご案内ハガキはこの手段ですが・・・。パソコンにしても携帯電話にしても、キーを叩く指の動きは今まではやらなかったことで、活性されているでしょうが、反面、ペンを持って字を書かなくなって失われることありませんかね?僕が想像するに指の力が弱くなるのではないかと・・・・。足の外反母趾は、裸足生活がなくなりつつなって、指を使わなくなったことで指の力が弱くなって起こるのも要因だと聞いたことがあります。ひょっとすると近い将来、手にも外反母指が現れたりして?・・・・。
先日、某機関から機関誌が送られてきました。事務局を担当されてる氏は、宛名も中の文面もすべて手書きでした。僕も感動して、礼状を真似してみました。僕達はメーカーへの発注はすべて手書きでファックスという時代錯誤な手段をとっています。メーカーからは「メールにしてくださいよ〜」と言われていますが、「うるせ〜、勝手だろ!」と・・・。ほんとにペンを持つこと忘れて、字もへたくそになりますもんね。ただでさえへたくそが見れたもんじゃなくなる。最近、靴紐がきちんと締めれ、結べないお客さんが増えています。これも指の力失い症かもしれませんよ・・・・飛躍しすぎかな?
2007年7月30日(月)
ハチの巣
店の周りに毎年アシナガバチが巣を作ります。彼らは樹皮などを噛みくだき唾液で固めた独特な巣を作り、集団社会生活を営みます。種によって巣の形状や大きさに差異があるようですが、うちのは毎年同じようです。初めは土中や朽木中で冬を越した女王バチが、5月頃1匹で巣作りを始めます。巣房数が数個の小さな巣です。6月になると最初の働きバチが羽化し、女王バチは巣にとどまり巣外活動をしなくなります。7月頃から巣は急激に大きくなり、働きバチの数も数十になります。10月頃、次の世代の雄バチと女王バチを産み、巣は晩秋には消滅します。この巣、いつもはもっと大気に近いところに作りますが、今年は雨どいの裏側のよく見ないとわからないところに作っています。きっと女王バチが気候の異変を感じているのでしょうね。風雨の激しい大型ハリケーンの襲来を覚悟しなければいけないかも?
店の入口の雨よけサッシの中にも作っていますが、一番奥ばったところに作っています。観察してるとおもしろい!
2007年7月30日(月)
体感「風」
冷夏になるかもしれませんね。7月も最後を迎えようとしてるのに、猛暑というような体感が少なくありません?天白区の自宅から緑区・豊明市・刈谷市と通過する通勤の毎日、特別に「暑くてたまらない」わけではないので車のエアコンは雨の日のみ!すると車の窓越しに入ってくる風は天白区を過ぎ、緑区も過ぎ、豊明市に入るに連れて涼しくなります。田んぼが多くいからだと思いますよ。全然違う!豊明市を通過して郊外に出ると、国道23号線知立バイバス、ここは自動車工業都市を結ぶ主要幹線道路、一般車両ばかりではなく、大型トラックがの行き来が頻繁な世界。アスファルトと工場に囲まれたこの環境から窓越しに入ってくる風は熱気と油の香。みなさんも、エアコンに頼らず窓を開けて走ってみてください。ほんとうに違いを感じますよ。それで?それが何?と突っ込まれると「・・・・・」ですけど、人間が肌で感じたことが何時か、何処かで、何かに役立つのでは?と遠〜い未来?の話でしょうかね。
2007年7月25日(水)
気象庁の「梅雨明け」とともに始まる蝉時雨。とはいうものの、ハルゼミなどの4月頃から鳴き始めるものもいますが、僕の生活範囲の中ではやはり梅雨明けとともに始まるのはこの2種。名古屋市の自宅ではアブラ蝉が、刈谷市の店に来るとクマ蝉がラブコールをしたくっています。不思議ですねえちょっとした地域の差で蝉の種類が違うなんて。僕は、日常で聞く機会が少ないせいでしょうか、ヒグラシ蝉・ミンミン蝉の泣き声が好きだな〜。でも、だんだん身近な蝉まで少なくなってきているような気がします。アスファルトが邪魔してるんでしょうね。
アブラ蝉

クマ蝉
2007年7月22日(日)
敗退
そろそろ、悔しさから落ち着いたころでしょうか?7月の刈谷市市議・市長選、身近な候補者は落選に終わりました。組織票には勝てないようです。っていうか、地道な市民活動で市民の理解を得るには時が必要ということでしょう。税金の効率的な使い方、地球温暖化防止活動なんてイベント的行為では右から左に変わるわけじゃありませんものね。進化?は現在の科学を使えば短期間で変えれますが、元に戻すことは短期間というわけにいかないのが現実です。4年間頑張りましょう。
2007年7月13日(金)
スズメバチの巣
家の軒先でスズメバチの巣を発見しました。庭の点検中に大きくなった巣が見つかったわけです。これはコガタスズメバチの巣です。さっそく保健所に連絡。するとすぐ駆除に来てくれます。現在は保健所が専門の業者に委託しているようで、¥10500かかりました。
刺されるよりはるかにいいですよね。山が削られどんどん都心部に生活の場を求めてきます。要注意!
ガイドの高津君に言わせると、「そんなもん、ビニール袋かぶせてハサミでチョキンって切ってしまえば終いですよ!」だそうで、来年は奴に任せよっと!
2007年7月7日(土)
ムカデ
母が「ムカデに刺された〜」と大騒ぎになりました。お風呂上がりに、脱衣所に置いてあった服に偶然にも入っていて気づかず着たら「チク」と激痛が・・・といったところです。正確には「刺された」ではなく「噛まれた」ですね。ちゃんと二つの噛み口が残ります(肉眼で確認はしにくいのですが)。で、身近に常備してあるポイズンリムーバー(吸引器)で毒抜きを始めました。最初は血液(血漿?)が、その後は透明な液(リンパ?)が出てきます。液の出が少なくなってくれば終了。今朝は応急処置のお陰で、痛みや腫れはまったくなし!でも「かゆ〜い」ですよ。2〜3日は続く。仕事から帰ったら少しだけ熱をもって腫れていました。あまりにかゆがるので氷のうを使ってアイスイング。
スズメバチの応急処置のところでも紹介しましたが、噛まれてから3分以内で毒抜きすれば、後の腫れや痛みは解消!
2007年7月6日(金)
秋のゴールデン・ウィーク?
秋の休日の「体育の日」などをずらして11月初めに「秋のゴールデン・ウィーク」を作ろうという構想が政府与党内に浮上しているそうな。ある機関誌が賛否を聞いたところ、「賛成」の声が約過半数あったといいます。休みの時間が多い、豊な社会が出来上がることは、我々サービス業者にとっては願ってもない構想です。仕事・仕事でお金が豊になっても、お金で買える時間はたかがしれてますものね。でも反面、イベント型大型休日は、遊び先や、その過程が混在を極めます。リフレッシュしに遊びに出たつもりが、過労なんて結果にも。僕が思うには、分散型休暇社会をつくることが大切ではないかと!それには、競争も大事だけど、就業時間の法的設定が必要かと・・・。8時間勤務の厳守!・週休2日の厳守!・有給休暇の必取。不履行企業は政府に罰金!なんて法案があがったら、日本の企業風土から大批判の声が上がるでしょうね。でも、案外やってみるとそんな就業体制でも、成り立っていくのでは・・・?僕達も遊びの時間は大事にしてるつもりですけどね。おっと、遊びが仕事でしたか?
2007年6月25日(月)
ビック コミック オリジナル
もう少し早く紹介すべきでしたかね。ビックコミック・オリジナルに連載されていた「岳」のコミックスです。美しさと危険が共存する世界・・・それが山!世界中の巨峰を登り歩き、山の素晴らしさと、山の厳しさを知る男・主人公・山崎三歩。
日本アルプスを舞台に繰り広げられる、島崎三歩の心優しき山岳救助物語で〜す。漫画だからおもしろ〜い!し、感動も!理想的な「心」をもった山岳救助隊員です。
読んでみたい方、貸し出しOKですよ!現在本屋さんでは売り切れ続出のようです。

1巻〜5巻
2007年6月21日(木)
人気上昇?のプロ野球人
プロ野球交流戦もいよいよ大詰めを迎えようとしています。成績は上位には日本ハム・ロッテといったパ・リーグチームが強さを独占?しています。おっと、ジャイアンツが頑張っていました。プロ野球の世界では昔から「人気のセ(リーグ)、実力のパ(リーグ)」と言われ続けているようです。ところが、最近は人気面でもパ・リーグは上昇気味。テレビ中継が減少気味の巨人戦に象徴されるかたわら、インターネットではパ・リーグのゲームは映像付きで発信されています。交流戦もパ・リーグの持ちゲームは映像付きです。というばかりではなく、プレイもルックスもカッコいい(イケメン?)!と憧れひかれる若手選手がたくさんいます。三羽ガラスをあげるなら、代表は日本ハムのダルビッシュ投手。そして、パワフルなバッティングが魅力の西武ライオンズの中島裕之遊撃手。球団ホームページから中島選手のフォトグラフも鑑賞でき写真も入手することもできます。そして一昨年はロッテ日本一の原動力となり、昨年はWBCの日本代表で優勝にも貢献し、オフにはバラェティ番組にも出演をしていた西岡剛(今年はTUYOSHIで登録)遊撃手。こちらもフォトギャラリーで見ることが出来ます。+1羽をあげると、WBCでは西岡選手と二遊間を組んだ、ソフトバンクの川崎宗則遊撃手。女性からは母性本能をくすぐられる?ちょっとだけ王子様タイプ。フォトエッセイ集T・Uまで発売されてるアイドル?おっと、おっさんの僕が宣伝することじゃなかった。でも、ちょっとだけ野球オタクが女性(だけじゃなくて)に向け情報発信〜。
2007年6月15日(金)
路面電車
6月10日は「路面電車の日」に制定されているそうです。6=ろ(路面)、10=英語でテン(電車)という語呂合わせによるものだそうです。名古屋ではもうずいぶん前に廃止になっている乗り物ですが、僕は懐かしい!アイスホッケーに熱を入れてた中学生の頃、大須や北頭のスケートセンターに通う手段はすべて路面電車でした。当時は運転手さんが発車する際にベルを「チンチン」と鳴らしてとことから、僕らも「チンチン電車」と呼んでいました。今は輸送量の合理性から地下鉄になってしまいましたが、全国にはまだ20程の路面電車が元気に走っているそうです。1年を通じて最もよく訪れる富山も市内を元気に走っています。首都の荒川線では新車両をレトロっぽくして雰囲気を出しているそうです。最近は温暖化対策として「地球にやさしい乗り物」としても自慢?かな。この歴史ずっと続けてほしいですね。
  都電荒川線のレトロ新型車両
  東京都交通局ホームページより
2007年5月18日(金)
信州フリーク その8 卜伝の湯
ト伝の湯は、中の湯温泉旅館の所有の温泉。温泉の凝固作用により自然にできた洞窟の中に湯が満たされており、秘湯感たっぷりの温泉です。剣豪・塚原ト伝と宮本武蔵との鍋釜試合から命名されたそうです。3人も入ればいっぱいになってしまうほど小さな温泉ですが、適温のお湯が満たされており、もちろん源泉100%の掛け流し。鉄分を含み、鉱物も多く含んでいて、口にした感じでは、炭酸味も感じられました。ごらんのように、狭くて薄暗いところです。日帰り入浴料は1人につき500円で、中の湯本館の入浴料とは別に必要です。貸切で入るため、中の湯バス停横にある売店で鍵を借りて入ります。空いていれば入浴できます。車は釜トンネルのゲートの目の前の小さなスペースに止めれます。宿泊のお客さんは、チェックインしてから予約し、旅館の車で送迎してくれます。機会があれば是非入ってください。
いい湯に満足なすーさんです。
安房トンネルが出来る前は、梓川沿いの急な斜面に天然温泉が噴出して?中の湯温泉旅館がありました。20年ぶりくらいになりますかね?立派になった旅館に泊りました。こしあぶらの新芽の炒め物が珍味でした。
2007年5月3日(木)
小さな街づくり
小さな街づくり活動を通じて、情熱的な青年団と触れ合う機会が出来ました。中には、この7月に行なわれる市議会選に立候補予定者、市長改選に立候補する予定者も含まれています。身近に行政を司る人たちと、雑談会をしてると、感心も高まってきます。市民ひとり・ひとりが行政に感心をもつためには遠い議会より、身近な雑談ですね。「大切さ」を痛感しました。
雑談1.
 市庁舎の新築が予定されているそうです。予算額が100億円?とやら。現市庁舎が耐震強度、築年月から見ても改善しなければいけないことは事実のようですが、100億もかける必要があるのか?!それが適正かどうかを問いたい!と市長改選に立候補する予定者の意見です。僕は市民も職員も円滑に活用できる施設としてのならかかっても仕方ないと思うので、その内容を具体的に市民に問えばいいと思っています。一般の僕達に100億なんて巨大な資金運用を漠然的に問われても「ピン」ときませんもんね。何でも、市長室もすごくデカイし、応接室もすごいらしくて、その施設も規模的に必要ないそうです。と言われても僕、市長室入ったことありませんもんね。一度見てみたい!
雑談2. 
 穂高は刈谷駅の北口に位置しますが、今年度は南口の開発事業が決定しました。何でも国からも補助金が出てるそうで、この開発を見直しということになると「大変なことになる」そうで執行です。170億円かけて商業施設、そのメインは岐阜に本拠地をもつ大手スーパー「バロウ」だそうです。商業施設ってとりあえずの説得力があって手っ取り早いのでしょうね。人口も増えていない街並みにまたひとつ商業施設が増え、しなくてもいい競争戦争が始まるわけです。何処もかしこも同じような風景の箱物商業施設。なんとかなりませんかね?僕はせっかくの土地ならグリーン地域にしてほしい。その広大な緑の広場で、日本のデンマークと呼ばれる地域で生産された新鮮野菜を朝市として、その場で食べたり・そこで手にした材料を料理に使って食べてみたいなあ。スーパーの買い物もいいけど、生産者といろいろな雑談から「目からウロコ」的情報って豊な気分ですよね。あっ、これだけ何でもスーパーで生活食材料を手にする習慣がつくと、魚屋さん・八百屋さん・肉屋さんなんて知らない人たちも誕生するかもね。歴史文化がまた閉ざされる。
雑談3. 
 刈谷市総合運動公園にスポーツセンターというまたまた箱物が誕生しました。室内競技スポーツ施設が快適に使いやすくなったそうです。ところが、この施設が公園内の一部を占領したことで、公園外周が閉ざされ、今まで、ウォーキングやランニング、インラインスケートなど野外運動を楽しんでいた人たちが閉ざさせてしまいました。僕もここを使ってトレーニングしていたひとりです。犠牲者より、活用者が大幅に上回れば犠牲はそれなりに幸せなことかもしれませんが・・・、現状の体育館があるわけで、そこを改築すれば建物増やさずに済むのでは?と勝手な意見を言ってしまったり・・・。
雑談は後のまつり言と、批判話題に終始しますね。計画段階で意見しろよ!ってことですが、人に出会ったのがきっかけで・・・。今まで知らん振りしてた「お前が悪い!」ですね。
でも、この人たち、行政を司る人に選ばれるといいですね。身近に意見を言う人ができる。そしたら「地球にやさしい街づくり」を進めたいね。だって地元自動車産業も地球にやさしい車作りに励んでますもんね。あ〜!でも選挙権がない。
2007年4月27日(金)
プロ野球裏金問題
とうとう「どの球団もやってること」。と広がっていきました。耐震強度偽装と同じですね。受けた側が脱税さえしなければそんなのあってもいいんじゃないの?プロになるわけだし、公共の資金じゃないんだもん!と思っちゃいけないのかな?選手のアマチュア時代にバックアップしていた金銭までも飛躍していき、波紋は、とうとう高校生の特別待遇まで広がっていきました。通称「特待」なんて僕達が高校生の頃から続いていて今に始まったことじゃないのにね(悪いことですかね?)。僕も陸上の特待条件を受けた経験者です。おおよそ勉強は二の次、スポーツに没頭していた学生みなさんは普通的感覚じゃないのかなあ?(昔よりはスポーツが低迷してるから減ってるでしょうが)さて、裏金問題視されてる現プロのB球団のN選手、G球団のN選手、ここまでどれだけの活躍?裏金がどうのというより、資本主義経済人の見方すれば現在のところは投資の失敗ってところじゃないですかね?それを、どうとるかは、投資を受けた本人たちの今後の成果に期待しましょう。
2007年5月3日(木)
野球特待生
特待生、知らなかったけど「悪いことでした」。特待生が悪いのではなく、日本学生野球憲章が、「野球部員であることを理由にしたスポーツ特待制度」を禁じているそうです。禁じてることを無視してるのは悪いことですよね。でも・・は、いけませんが、僕も悪いこととも感じず、どころか「胸張ってすりゃいいこと!」とさえ思っていましたし、関係者も黙認続けたことです。今になって、世論を防衛して、382校、8000人を超す特待生がいることが申告されたそうです。高野連は「非常に数が多くて驚いてる」と言ってるそうですが、「ほんとかよ?僕でもたくさんいること知ってるのに!」と疑いたくなります。憲章破りはいけませんが、特待生制度が悪いとは思いません。日本球界、あるいは世界に通用するプレーヤーが、特待制度の中からだって生まれてるじゃありませんか。高野連会長は「憲章を見直すつもりはありません」。とおっしゃっていますが、規則ルールの憲章を、特待生という抽象的問題点ではなく、特待制度のどの部分が憲章にふれるのかを騒がせた野球ファンのためにも、わかりやすく?解釈をしてほしいよね。まさか野球選手として学校の入学を優遇することが、憲章違反になるとは思えませんからねえ。
トムとジェリー
うちの店の周りは飲食店と風俗店に囲まれています。街のゴミという点では飲食店から出る量が圧倒的です。当然そのゴミに生き物がたかってきます。カラス・ネコ・ネズミがその代表ですかね。ある暖かな日に、ネコが、店に隣接してる植木花壇で日向ぼっこしてるところに、ネズミがチョロチョロ走り回ったところ、ネコがびっくりして逃げ出しました。偶然の観賞でしたが、漫画的な光景に思わず大笑い!人間ばかりでなく、野生動物までの生態が大きく変わってきてる証ですね。
2007年3月16日(金)
信州フリーク その7 小淵沢の新しい蕎麦屋さん「祥香」
身曾岐神社の参拝帰りがちょうど昼時、空腹我慢が出来ず、何でもいいや!との矢先、「そばきり祥香」と看板が・・。「ほんとに蕎麦屋さん?」佇まいに躊躇しましたが、蕎麦屋さんでした。昨年11月オープンの新店舗です。蕎麦通の玄人方々からは、「新しい蕎麦屋に味の間違いは少ない。老舗は気をつけろ!」という合言葉があるそうで、真に受ければ◎ということに!店内はジャズが流れ、薪ストーブが燃える、 カウンター席で一人静かに食べることもできれば、テーブル席で家族の食事や小さな和室もあり小宴会にも。 さりげなく話し掛けてくれるその話し方がとても自然なので、こちらもつい素性をあかし始めてしまうと、なんと同じ名古屋人! 聞けば隣の昭和区のご出身。おかあさんと息子さん夫婦の家族経営だそうで、おかあさんは茅野に生活して30数年、御主人がキャノンに長いことお勤めだったそうです。さてお蕎麦は、うん!玄人のおっしゃる通り、うまい!田舎蕎麦は香りも、甘みも、食感も◎。汁も信州には珍しく、だしのきいた薄口しょうゆ味でした。プラスαは食後の甘味メニュー、手作りジェラードは逸品!若主人の「今日の黒ゴマはすごくきめ細かに仕上がったので是非召し上がってみてください」につられて、これも◎。僕の定休日の火曜日、皆勤賞を狙う如くフィールドに行っていたのが、フィールドは今季一番状態の時に残念にも家族で参拝に奪われてしまいました。悔〜しい思いばかりでしたが、おいしい食べ物は癒してくれますね。近くに足を運ばれた際には是非寄ってみてください。
山梨県北杜市小淵沢町154−1 小淵沢スパティオの近くです。 電話: 0551−36−5745
2007年2月16日(金)
地球温暖化
これだけ暖かい日が続くとほんとうに温暖化に対しての意識が変わりますね(もっと早く気づけ!って怒られそう)。暖冬は冬野菜も白菜を代表に過剰生産になってしまい、価格暴落防止のために廃棄しているとか、それを嗅ぎつけた消費者は「捨てるくらいなら・・」と自分達にとって都合のいい発想をしてしまいす(当然ですね、政府からも農業に多額の補助金が捻出されているようですから)。僕達の遊び業界も売れ行きが悪く、苦戦をしています(僕達にも補助金出してくれないかな)。つい先日IPCC(気候変動に関する政府間パネル)での報告書で「地球温暖化の原因は人間活動とみてまず間違いない」と結論づけられました。米・ブッシュ大統領の「温暖化の原因が人為的か自然現象か議論がある」としていた理論に事実上終止符が打たれたわけです(戦争誘発国の主人公が何を・・・。兵器エネルギーも温暖化に多大な影響与えてるんじゃないの?と素人目に根拠のない発想をしてしまいます。もちろん、独り言ですよ)。さて、人的活動の温暖化の最大要因は温室効果ガスといって空気の層にも含まれている二酸化炭素(Co2)やメタン、フロンなどのことだそうで、主に車の排気ガスや冷暖房機などから排出されている中に含まれている物質で、年間排出量の約半分は陸上の植物や海に吸収されて、残りの半分が大気の中で温暖化の要因層を作るそうです。2005年2月に発効された先進国地球温暖化防止条約・京都議定書によると、日本は2008年〜12年の第1約束期間で90年比で6%の温室効果ガスの削減をしなければならないようです。現実は90年比で8%増えているようなので、削減差は14%に広がっていて達成は厳しいとされているようです。この基準が現在車業界に与えられている課題で、ハイブリッド・ディーゼル・電池エネルギー・バイオエタノールなどの燃料を屈指したエンジン開発が目白押しです。しかし、排ガスも都心部の渋滞が引き起こす捻出量が圧倒的なようですから、まずは超忙しい一点集中型競争経済社会を見直す政治家や実業家の情熱が大切ですかね?車ばかりではなく、我々生活環境の中では「クールビズ」や「ウォームビズ」といったエアコンの使用を控える働きや、過剰包装を控えるなどの働きが実行されています。昨年、都心のあるビルの屋上で、サツマイモの栽培を試みたところ葉が5ヶ月間で25倍の面積に広がり、熱い盛りに緑化部分とそうでない部分の屋根の最大温度差を測ってみたところ27℃違う日があったそうです。僕の住む天白区も昔は緑の森林がたくさんあって名古屋の都心部の温度と最大10℃の違いの記憶があります。今は、その森林が削りとられ普通なら3軒くらいの家しか立たない土地に、高さを利用して10倍の住まいが可能な高層マンションがたくさん!単純に3台のエアコンしか稼働しないところが30台!このような生活が始まってからは仕方がないので省エネを心がけるしかありませんね。夏になったら昔を思い出して窓開けっぱなして「蚊帳」を使って就寝してみましょうか。となると防犯面が・・・・。車だっていくら省エネ・クリーン排ガスの車を作っても、みんながその車に乗り換えてくれなくては結果は得られず、業界の自己満足で終わってしまいますね。結果が出るまでにはまだまだいろんな難関が・・・・。でもひとりひとりの気遣いが、いい方向で「ちりも積って山」となりますよね。

今年も、言いたいことたっぷりひとりごとします。
また1年軽〜く聞き流してやってください。
年末年始をスキー場で過ごし始めて、26年が過ぎました。この間、ずっと長野県白馬エリアにあるヤナバスキー場(地元では、ここは白馬ではなく、白馬村に属する五竜遠見スキー場から白馬47、八方尾根、岩岳を白馬エリアというそうです)、宿泊もヤナバビレッジにある「ラウム」というロッジ(ペンション?)で4分の1世紀をずっと同じところで過ごしてる変り種です。年末までの山の合宿を終え、たくさんの山の仲間(先輩や後輩)がここに集まっていたのが、今では、四日市の登山専門店「シャモニ」の浜ちゃん家族と僕の家族の2組だけとなりました。それでも「ラウム」の主、扇田さんは「年末年始は他のお客さんを取らない」と言ってこれもまた26年継続されています。このヤナバビレッジ、最盛期には17軒(約600人収容)の宿泊施設も、現在は5軒(最大でも約100人収容)の規模になりました。僕が想像するに、年末年始でも僕達が泊っている「ラウム」以外にはお客さんが入っていないように思います。昨シーズンからそのビレッジ側のリフト営業までが中止となり、僕たちはスキー場へ車移動をさせられることに・・・。扇田主によると、廃業の主たる原因は経営者の老齢化、設備の更新ができないことだそうです。廃業となったスキー場跡で山岳部の学生たちと、ビーコンを使って宝探しゲームをやったり、積雪の多い時期にはイグルー(かまくら)作りをしたり、廃業となった建物が幽霊屋敷的に点在し、うす気味悪くても、それだけは自然の中の別天地です。遠〜い話ですが、来シーズンの年末年始、積雪たっぷりだったら自家製かまくらに遊びにきてください。今年は雪不足で毎日栂池まで足を延ばしていました。スノーボード全盛の10年ほど前にはスキーヤーの姿がまばらだったここも、今シーズンのこの時期は、スキー人口が上回ってたと感じました。お店にも微量ですがスキー復活組みのお客様が。昔、何となく雰囲気でスキーへと出かけていた人口まで、増える必要はないと思いますが、一生懸命スキーを滑っていた昔の「若者」の復活は大歓迎といったところではないでしょうか(都合のいいこと言ってますね)。ゲレンデ施設はスキーバブル時とはうって変ってサービス満点と言っていいでしょう。みなさん、雪は不足気味ですがリフト待ちはほぼ無し、特典はたっぷり、多いに利用しましょうよ!まあ、変り種の僕が25年間通っている変り種の宿「ラウム」も機会があれば是非!(0261−23−1730)ホームページも何もありませんが、ビレッジエリアの森の中をスノーシュを使ってバードウォッチングなんていうのも洒落ています(レンタルも用意されてます)。今時テレビもないロッジですが、傲慢な「料理人」タイプの主のサッパリ系の欧風料理が楽しめます。哲学者ですからむづかしい話もしますよ!白馬観光局事務局次長を3年間務められたほどですから、白馬「愛」はエリアNo.1!

ラウムの大晦日の夕食のひと時。バブル時期は、ペンションとはオーナーとこうして話をしながら夕食を供に楽しい時間を過ごすというのがステイタスだったそうです。オーナーの扇田さんの料理、昔に比べてさっぱり系、マイルドさが増しました。おいしくて、出された量は毎度きれいさっぱりなくなります。ワインは地元長野小布施「ドメーヌ・ソガ」2004年〜


「ラウム」の部屋から望める鹿島槍ヶ岳。
四日市・登山専門店・浜ちゃん撮影
2006年12月1日(金)
廃止
中部圏の新聞記事に、11月30日付けで廃止事業?が2つ、ひとつは、岐阜県神岡鉄道(神岡〜奥飛騨温泉口間)国鉄から第3セクターへと40年続いた路線。もうひとつは、三重県御在所岳山頂の「日本カモシカセンター」こちらは47年続いた施設。40年も続いたことが、何で続かないのかなあと、不思議ですよね。神岡は神岡町から合併で現在の行政は飛騨市、奥飛騨温泉に至っても上宝村から高山市になっています。財政にメリットのあるはずの合併が、無駄?で、利用価値の少ないものの合理的処理といったところでしょうか。あの路線、新穂高温泉までの延長は考えなかったのでしょうかね?生活実態を知らない僕達は、四季を通じて日本の渓谷自然美を眺めながら走れる、いい路線になるのではないかと・・・・、衝動的、勝手な発想をしてしまいます。でも、言い換えればよく40年も頑張れたんだなあ!と称えなきゃいけないのでしょうね。僕の山登りも、あとちょっと頑張れば、もう少しで成功だったのに・・・、の失敗例は幾度となく。でも、本当は、あとちょっとではなく、その遥か手前に限界があったのを、何とかあとちょっとのところまで、こぎつけたというのが本当のところです。それを振り返ると・・・・、「長い間ご苦労様でした!」ですかね?
2006年11月8日(水)
南極観測隊

第1次南極観測隊が東京を出港して今日で50周年だそうです。28日に南極へ向けて出発する48次隊(宮岡宏・隊長)には、過去最多の7人の女性が参加されるそうです。なかには2度目の越冬や、土木の専門家、南極にあこがれて海上保安庁に入られた方もいらっしゃるようで、これまで観測隊員となった1652人のうち女性は23人で、初参加は29次夏隊(87〜88年の4カ月)だそうです。1年4カ月にわたる越冬では39次隊(97〜99年)に2人が参加され、今回の48次隊(62人)には、越冬隊に2人、夏隊に5人の女性がそれぞれ参加されるようです。その中に、僕の友人で(地元豊田市出身)、脳外科医の志賀尚子さんがいます。バリバリ現場医師が病院に退職願いまで出して、派遣元の国立極地研究所に応募したという変り種。ヒマラヤ登山隊の医師の経験(1995年日本山岳会マカルー東稜・2002年明治大学炉辺会アンナプルナ隊)が買われて越冬隊員に選ばれました。クレーンの運転講習も受けて、「雪上車の運転が楽しみ」。なんてこと言ってるようです。先週は、手入れに置いてあったスキーを船積みするからといって来店されてました。「先生、スキー履いたり、雪上車運転してる暇なんかありませんよ!」と、今週土曜日、東京で行われる壮行会に激を飛ばしに行ってきます。おっと、隊員のみなさんが誰一人体調不良を訴えなければ、これ幸いですけどね。「そんなもんくらい、そのうちよくなるから」って、僕らなみ登山者と同じようにはいきませんよ。ナイーブ隊員も中にはいらっしゃるでしょうから・・・。志賀先生を含む7名の女性のみなさんから、「女性からの南極」なんてメッセージを身近なところからいつも送ってもらって、活力づけられたいですね。日刊スポーツ記者の小林千穂さんお願いしま〜す。


2006年10月8日(日)
スズメバチ
毎年この季節になるとスズメバチ被害のニュースが飛び込んできます。今日も300匹近いスズメバチの攻撃にあって、命を落とされたキノコ取りの男性の被害記事が載っていました。このページで僕の家の周りにいた夏蝉「ニイニィ蝉」が消滅したことを書きましたが、一方で、しぶとく田舎系都市部に残るスズメバチ。本来益虫であるスズメバチがこれほど脅威になるとは・・・・。これは、一部のスズメバチ(キイロスズメバチやコガタスズメバチ)の適応応力の高さがカラス同様に都市生活を可能にしているからだそうです。田舎系都市部では、雑木林の宅地化などで本来スズメバチが生息していたところに人間が入り込むようになって、その雑木林の生態系は破壊されていったわけですが、適応力のあった生き物たちは残っていきます。その中にスズメバチもいて、民家(屋根裏、軒先、生垣、壁面内など)に営巣をするようになってきました。つまり、分かれていた人間と蜂の生活圏が、宅地化によって重なってしまったようです。それとともに、都市部の大型の緑地公園などの整備によって、さまざまな種類の木々が植樹され、結果、捕食対象の昆虫が増えたことや、都市部に捨てられるジュースの空き缶や、食べ物に残る糖分が働きバチなどのエネルギー源となっていること、天敵がいない。ということがあげられるようです。うちのイトさん宅でも異常にスズメバチが増えてるようです。スズメバチ以外のハチを街中で見ることは少なくなってきているようで(山村の森中でないと生活生存環境があわないためでしょうね)、今はハチを見たらスズメバチと思え!が正解かも?まさに、都会型スズメバチといっても過言ではないかもしれません。まあ、刺されないようにするためには「巣」に近づかないようすることでしょう。スズメバチがこの季節に攻撃性が強くなるのは、この時期に新しい女王蜂やオスが誕生し、交尾を経て、新女王蜂が来年の春まで冬眠する準備を整えるという種の保存上重要な時期にかかるからといわれます。スズメバチに備わっている防衛本能が、この次期のスズメバチの凶暴性につながっているのです。「敵から巣を守る」この本能が人間社会と共存していく中で刺傷トラブルになっているようです。僕の家、昔からの田舎家で敷地だけはだだ広い、そこにそれなりの樹が生長しているもので、毎年夏の終わり頃にかけて、点検をしています。今年も蜂の巣を3つ発見しましたが、幸いスズメバチの巣ではありませんでした。スズメバチの巣ですと、保健所に連絡すると撤去に来てくれますが、それ以外は自分でということになります。そっとして、近づかなければお互いに幸せですが・・・・。
¥2940(税込)
父は、点検時に刺されてしまいましたが、常備してある『ポイズン・リムーバー』で吸引して事なきを得ました。刺されて3分以内なら効果絶大ですので、是非!


こちらもポイズンリムーーバイですが、上のモデルと比較すると吸引パワーが低く、やらないよりはましですが、あまりおすすめではありません。
・蝉  
僕が、天白区の自宅に生まれ育って、半世紀が過ぎようとしています。天白区の住民の中でも、50年暮らしてる人は少なくなっているでしょうね。梅雨が明けると一気に夏らしくなり、蝉の鳴き声が響き渡ります。僕の記憶が確かなら、まずは、右のニイニイ蝉から始まり、盛夏にはアブラ蝉、夏も終わりに近づくとツクツクボウシと言った具合です。ところが、最近は、蝉の生態も少々変わってきたような気がします。実は、右のニイニイ蝉、今は生息してません。そのかわりといってはなんですが、盛夏になると、クマ蝉が。このクマ蝉、昔は、僕の住んでいる天白にはあまりいなくて、愛知県ですと三河湾沿いの松並木や、桜の木にたくさん生息していて、クマ蝉を捕るのが、海水浴に出かけるもうひとつの楽しみでした。山を切り開いて木を少なくしてしまった影響ですかね?そういえば野性のたぬきも、住むところがなくなってきたのか、追いやられて庭に住み着いています。中々かわいいのですが、なついてはくれません。昨年、衰退気味だった、1匹(頭?)を父が見つけ、ミルクなどの流動食を与えたのですが、かわいそうな結果でした。僕のところ、愛知郡天白村から、名古屋市昭和区天白町大字〜から、現在の名古屋市天白区へ。半世紀で土と森の環境から、アスファルトとビルディングに変貌をとげました。山登りに出掛けるのも、登山行為そのものより、自然のままの環境を求めてるのかもしれません。
子供の頃、手を伸ばせば捕れていたほどのニイニイ蝉今は全然見ることすらなくなりました。どこにいったのでしょうかねえ?
根尾薄墨桜
新聞の1面記事から、樹齢1500年といわれる根尾の薄墨桜を、「え〜、鈴木さんが桜の花見に〜・・・」という周りの雑音を無視して恩師ご夫婦と出かけました。名前の由来は本巣市のホームページを見ていただくとして、平日にもかかわらずすごい人で賑わっていました。ある程度の予測をして朝6時30分に名古屋を出発、国道157号線、本巣トンネルを出てすぐ右側にある、おばあちゃんと女将さんが二人でやってる田舎の、昔風喫茶店で、トースト・ミニサラダ・ミニやっこ豆腐・ミニ茶碗蒸し付の豪華番モーニングをいただき(これで¥350、都会では信じられない!)、9時30分に到着、この時間なら駐車場への待ち時間も無し。ここの桜は、迫力のある桜群生を楽しむのではなく、人々に支えられながら生きている?1本の歴史的桜の観賞です。それにしても植物の寿命はすごいですね、積雪3mの下から芽生えてくる高山植物もその代表ですが、1500年も生きてるなんて、長寿の人間の150倍です。根同士が手を繋ぎ合って雨にも、雪にも、風にも負けず生きているのでしょう。人間ももっと、もっと、手を繋ぎあって生きる環境が整ったら、もう少し長く生きられますかね?ここから国道沿いをちょっと北に進むと、うすずみ温泉があります。山の中の温泉なのに塩泉とは?というくらいしょっぱい温泉です。静かでいい環境です。名古屋近郊からでも2時間アクセスという便利さもいいかもしれません。能郷白山への登山基地として利用すると、ゆとりある山登りが楽しめると思います。もうひとつ、本巣市には文殊という地名のところに、1本だけ、樹高25m、目通り2m、樹齢約180年、山桜の一種で、開花する頃に芋を植える目安とされていたことから、イモミザクラといわれる指定天然記念物があります。こちらも同じ時期に満開を迎えていました。
たくさんのつっかい棒に支えられている1500歳のうすずみサクラ


文殊にあるイモミサクラ

またまた新穂高温泉
父がもう25年も通い続けている(月に必ず1回、多い月はほぼ毎週)新穂高温泉郷、中尾高原にある山荘「錫杖」へ、日曜日から火曜日まで出かけるというので定休日の火曜日を利用してお迎えに上がりました(せっかく行ったから一晩泊まってきてしまいました)。登山基地としての新穂高温泉には幾度となく訪れていても、観光地としての新穂高温泉には・・・。蒲田川の左岸の高台にある、中尾高原があんなに景色がいいとは知りませんでした。正面(北西方向)には錫杖岳を、正反対(南東方向)には焼岳を目上に仰ぐことができます。特に積雪シーズンの黒い岩肌にかかった真っ白い雪のコントラストは最高です。山荘「錫杖」は家族経営の宿ですが、女将さんの人柄も気さくで暖かく、食事も冷たくなったお膳ではなく、暖かい出来立てが運ばれてきます。取りたてのふきのとうの天婦羅が絶品でした。飛騨牛のしゃぶしゃぶも、おいしかったなあ。湯量も豊富で、熱つ好きの僕には最高の、かけ流し「THE ONSEN」です。この宿、大正中期に上高地の上条嘉門治さんに就いて暮らし、穂高においては一目置かれていた名ガイド「上高地の常さん」こと、内野常次郎さんの実家です。現在でも、上高地バスターミナルのすぐ奥、中日新聞社支局の敷地内に顕彰碑があります。週末はほぼ満室(といっても30名しか泊まれません)だそうですが、平日は静かです。是非一度!それにしても親父、25年前にレアな宿よく見つけたものです。
1年ぶり蔵王温泉 2006年3月
いつもたった3人のメンバーで、スキー技術を「あ〜でもない、こ〜でもない」と根暗的社員研修が、今年はなんと総勢16名!平均年齢55歳と平日世間並み高齢(おっとと!、世間並み平均は60歳を超えていますか?)スキーツアーとなりました。喜んで迎えてくれる蔵王温泉スキー場のはずですが、積雪レベルは昨年より−1m。雪質も早朝はアイスバーン、午後は「大根おろし」系と、3月上旬というより、4月上旬的環境でした。初めて訪れたみなさんは、「え〜、東北の山奥まで来てこの雪質〜」と心はブルー化してしまったのでは・・・?(スキーヤーならどんな雪でも文句言わず滑れ!って自然環境は訴えているのでしょうが)しかし、空は最高に味方してくれて、2日間雲ひとつない快晴!蔵王を訪れて、20年になりますが、地蔵の頭から、飯豊連峰、遠く会津磐梯山が眺めれたのは初めての体験でした。今シーズンはびっくりするような気象が続きます。12月・1月の降雪量から気象庁は18豪雪と命名したそうです。かと思えば、2月の降雨量と寒暖差も近年にはないものでは?(これは僕の体感にしか過ぎませんが)2月1日の伊那、7日の御岳、11日の立山山麓、28日の妙高とほぼ毎週のように雨にうたれました。それも、伊那は別として他は、標高が2000m、あるいは緯度がかなり北寄りという環境にもかかわらず。蔵王も2月はまとまった降雪量はなかったそうです。全国的に大雨となった1月14日には、なんと蔵王名物「樹氷モンスター」までもが全滅したそうです。
自然界の姿に不満ばかりを言ってしまいましたが、4日間楽しいひと時を過ごせました。ひとつは16人の所帯が、いつもたった3人の根暗的スキー(ほんとは3人でも倍くらい賑やかかも?)を明るく賑やかにしてくれたこと、もうひとつは滞在ホテルのル・ベール蔵王さんの、暖か味あるもてなしのほかなりません。ともに人が作ってくれた楽しさでした。「ありがとう」と感謝したいなあ〜。
信州フリーク その6 田舎の蕎麦屋
五竜遠見スキー場でサロモンの試乗会があり、店の定休日だったので3人で出かけました。うちのサロモンの担当者は青木優君、僕の「ひとりごと・山編」に紹介している立山山麓の芦峅にあるロッジ風レストラン「ピステ」の御曹司?スキー板はいたまま生まれてきたような奴だから上手いよ。イトさんと桜井に仕事は任せて、僕は朝一番リフトから一人でテレマークのお稽古。一人ってのは疲れますね。会話する相手もいないし、見てくれる人もいないから、リフトから降りればすぐ滑り出し、リフト乗り場まで直行!これでお稽古?10時頃に商品説明ガイダンスを終えてゲレンデに出てきた二人と合流、その頃には慣れないテレマークを休みなしで滑ったせいで脚が・・・。トレーニング不足です。12時半頃まで試乗して、今日はここまで!、蕎麦が食べたかったのでスキー場のレストランには申し訳ないことをしました。大町方面へ向かって、木崎湖のトンネルを抜けると信号機のある交差点(角にローソンがあります)を右折し、道なりに直進していくと高瀬川の橋を渡って、大町市の郊外に出ると常盤の集落に入ります(この道路は山麓線と僕たちは呼んでいます)。その先の清水という集落に土地の由来通りの「しみず」さんという蕎麦屋さんができました(道沿いです)。地元のおばちゃん達がやっているお店で、蕎麦を堪能するお店ではありませんが、おばちゃん達の手作りおでんが食べれたり、野沢菜漬けも手作りで歯ごたえ、甘み、しょっぱさが絶妙でした(ずうずうしくお替りまでして)。時間が遅かったこともあって、おでんが売り切れで、僕の残念そうな顔を見かねてか、どんぶり鉢に大根の煮付けを一杯出してくれました。これめちゃめちゃおいしかった!いつも食べれるとはかぎりませんよ!ひょっとしたら違った食材でもっとおいしいものが出てくるかもしれません。田舎の食堂ならではのよさが味わえました。蕎麦?十分おいし〜い。
P.S: 同じ名前で塩尻市にある蕎麦屋「しみず」さんは蕎麦を堪能するお店です。一番粉を使った「更級」はとても上品な味わいですし、「挽きぐるみ」は香りを含め十分堪能できます。隠れメニューですが暖かい「かけ蕎麦」が出汁の香り、味ともによかった。機会があれば是非!信州フリークの追伸でした。
奥飛騨
親父が奥飛騨温泉郷のファンで、行きつけは栃尾温泉の「錫丈」という宿で、月に一度は出かけています。そんな親父が「今度は槍見館に行く」というので、いつも富山に行く時に素通りしかしていない、飛騨古川(今は行政が飛騨市です)の街を歩いてみたかったので乗せて行きました。ついでと言っては何ですが、泊まってきてしまいました。温泉郷に宿泊したのは10年ぶりで、以前は日本のクライミングを築き上げられた、ロック・クライマーズ・クラブの創設者の諸先輩方と、藤木九三祭([フジキクゾウ]1887(明治20)年、京都府にお生まれになり、1924年、水野祥太郎氏、西岡一雄氏らとRCCを結成され、モンブラン、マッターホルンなどに登られ、1970(昭和45)年、82歳で死去されました) に何年か続けてご一緒させていただきました。藤木九三さんのレリーフは新穂高から、槍ヶ岳に向かう登山道の途中、滝谷出合いの高座滝前にあります。付近を通過される時は合掌していただけたらなあと思います。奥飛騨温泉郷は点在する5つの温泉地を総称しています。1.北アルプスの直下、大自然に包まれている新穂高温泉。2.温泉郷の基点、家族的な雰囲気の栃尾温泉。 3.奥飛騨の中心に位置し、賑わいをみせている新平湯温泉。 4.時間を遡ったような、懐かしさを醸し出す福地温泉。 5.古くから温泉郷の要衝として栄え、風格ある趣の平湯温泉と、湯量豊富な天然温泉です。紅葉の行楽シーズンも終わりとあって静か。と言うか閑散としていました。隣接していた新穂高スキー場は、現在閉鎖となりましたからスキー関係のお客さんは皆無、一般のお客さんには、これから雪に閉ざされ、自家用車で来るにも雪仕様は必須ですし、公共交通機関も決して便利とは言えないこの温泉郷に、都会的現代人は訪れてくれるのかな?なんて偉そうながら不安を抱きました。名古屋からですと、雪国仕様にしている僕の車で、東海北陸道を飛騨清美インターまで約2時間、バイパスを高山市内に入らず、丹生川に向かい平湯を抜けて約1時間、計3時間〜3時間30分(雪道になっても4時間あれば)で到達できます。ご両親がご健在なみなさん、雪の温泉郷なんて何歳になってもロマンチックなものですよ!静かな秘湯にぜひお連れくださいまし!僕の尊敬する先輩からのアドバイスですが、「親孝行は生きてるうちに!」だそうです。この新穂高温泉、以前は上宝村でしたが、現在は高山市の行政区になりましたが、環境は村のままです。行政が変わっても歴史はそっと残してほしいですよね。
白壁の街並みは古川の顔

飛騨の名酒「蓬莱」の渡辺酒造。11月末限定発売の「超吟しずく」は味わってみたくなる一品です。

福全寺に出来立てのそば処がありまして、出汁のいい臭いに誘われて入ってみると、地元数河高原の蕎麦粉を使って¥700旨い!すぐ横に飛騨牛を使った手製のコロッケ屋さんがあるのですが、ここのコロッケも逸品です。
信州フリーク その5
母の「日本海の海も見てみたい」とのことで、上越まで行くことにしました。すると妻が、「お遣い物にしたいから、いつも行ってる赤倉温泉の酒屋に寄ってくれない?」というから通り道なので寄りました。人気の「久保田」の種類も万寿、千寿を始め夏季限定の翠寿なんて名古屋ではあまり見かけない種類も(新潟県ですからね)、僕は全然飲まないので興味もありませんが、父は好きで、酒種を見てるだけでも満足そうで中々店を出ようとしません。「酒も飲まないやつにこんな酒屋に連れてきてもらうとは・・・」とつぶやきながら、お店の大将から地元のおすすめ酒を手にしてました。うまい買い物のしかたですよね。赤倉温泉の酒屋さん紹介しておきます「ギンザ物産店」さん、TEL0255−87−2025、FAX0255−87−2348です。全国宅配も代金引き換えシステムで発送してくれます。なんといってもちゃんと酒蔵販売価格です。某酒種の4合瓶が、¥7000〜¥8000なんてことはありません。冬に赤倉温泉にスキーにでかけられたら、お好きな方は是非!僕みたいに飲まない人間でも飲みやすいと感じた地元の岩の原ワイン産「深雪花(みゆきばな)赤・白」は、おすすめ?です。昨年飲ませていただいた2002年のヴィンテージ「善兵衛」はおいしかったなあ(今は手に入らないかも?)。上越まで行くと富山まで120キロ程なので富山経由で帰ることに、ちょうど昼時になるからお寿司でもと、剣岳山行の帰りにいつも立ち寄ってる回転寿司店、「すし玉」さんに(北陸道富山インター下りて国道41号線を市内駅方面へ約2キロ位通り沿いです)、「えっ!これが回転寿司?」とおいしさに満足してました。そりゃ、値段の高いカワハギやシロガイ、シロエビばかり食べればねえ。帰路はそのまま国道41号線を東海北陸道飛騨清美インターを経て名古屋の自宅まで3時間30分の道中でした(近道を少々、国道41号線も神岡の市内を過ぎたら流葉スキー場の手前をななめ左←、神原峠の標識に従って古川の町へ、飛騨清美インターまでは高山市内を通らず、卯の花街道を・・・。約20キロ短縮できます)。
信州フリーク その4
山田温泉の旅館は「藤井荘」さん。老舗中の老舗の高級旅館です。母がファンなんですよ。OLだった頃(もう50年前のことですが)友達と初めて旅行に来た時に泊まった宿だそうです。そのころのことの、名前も場所も具体的に憶えているのですから感心です。ここ何年かは毎年一度は訪れて、昔話を女将さんにすると、懐かしんでくれてるそうです(そのころの女将さんは今の母上でしょう?)。お得意様のひとりとして(僕らは足し〜君で経費を払ってもらっておいしい思いをしています)、いつも女将さんからお土産をもらって、それも喜びだそうです。「今年は夏も来て、秋も来たから、あと冬、春と来たら四季通してだね」って言うから「ご相伴に授かれるならいつでも」と返事しときました。静かでゆったりしていて、食事もサービスもいい旅館ですよ。山田温泉旅館組合の外湯共同浴場の湯量といい泉度といい満足なのですが、お昼に尋ねた「あがれ家」さんのご主人から「七味温泉の湯元牧水館へ、湯量もたっぷりでとてもいい温泉ですから是非!」と紹介していただいたので、チェック・インしてからバスタオルを借りて(山田温泉の外湯に行く時にフロントでそれようのバスタオルを出してくれます)出かけました。ほんとに静かなたたずまいで、入泉料¥500。名前の由来は7箇所の異なる泉源を合わせていることから「七味」となったそうです。単純硫黄泉でたっぷり浸かれば臭いは3日取れない?系温泉です。泉源温度96度で湯船に流れ落ちてるところに手をやると「熱っつつ」と手を引き下げないといけないほどです。70度くらいですかね。その湯を山からの谷水と混ぜてなんとか浸かることのできる露天風呂になっています。天然温泉とはこのこと!
ユキマスや岩魚の刺身がおいしいポンポン鍋という名のオイルフォンデューも逸品

時間も遅かったせいか誰もいない天然温泉露天風呂「This is ONNSENN]でした。足を運ぶ価値大ですよ。須坂I.Cから約40分
信州フリーク その3
両親を連れて妻と「日本紅葉100選」にも選ばれている、信州松川渓谷、高山温泉郷の山田温泉へ紅葉の旅としゃれ込みました。千曲川に流れ込む松川の上流の渓谷に位置していて、静かな秘湯です。いつも信州蕎麦処で昼食をとって温泉地に入っています。母は、どうもしまりがあって「コリ」っとした蕎麦が苦手みたいで、いつもうどんもある蕎麦屋にと要求してきます。うどんがある蕎麦屋って通には受けませんよね、「そんなの蕎麦屋じゃねえ!」とか言われて、でも両者がおいしい処もあるので紹介しときます。母曰く千曲市にある「つる忠」さんのざるうどんはおいしいそうです。出し巻き玉子も逸品ですが、僕はおしぼり蕎麦を推薦。「じゃ、お昼はつる忠に行きますか?」と気を使えば「夏に行ったから違うところがいいわ」ということで須坂市の「あがれ家」さんに行きました。ご主人は気さくな方で、母が「私、どうも堅い蕎麦が苦手で・・」と小言を言えば、「はい、じゃ少し柔らかめに上げましょう」と、その一言が気に入ったようです。ちょっと遅かったせいで更科は食べ損ないました。「黒姫の蕎麦粉と書いてありましたけど?」って尋ねると「いや〜、まだちょっと早くて、今は、北海道産を使わせてもらってます。」ってことでしたが、十割蕎麦おいしかったです。地元黒姫産、高価だそうですよ、そういうの東京に行っちゃうのかな?商売ですからね。
正直、ひじょうに分かりにくい場所です。

お店に入ってからずっとテーブル付きっりのご主人。
信州フリーク その2
信州といっても群馬県の県境、北軽井沢の森の中にたたずむ静かなコーヒーショップBird「バード」さん。軽井沢て避暑地でありながら都会の雰囲気が信州に来ただけ(軽井沢ファンにお叱りをうけるかな)的な人混み(特に盛夏は)なのに対して、北軽井沢は静か!バードさんの木の扉を押すとコーヒーの香りとともに、ジャズが耳に心地良く、心安らぎます。うちと同じなのですが、オーディオの質がちがいました。室内ではエディ・ヒンギスさんとスコット・ハミルトンさんのマイ・フーリシュ・ハートが流れてて、この空間!でお茶タイムをと思いきや、「外のテーブルでもいいですか?」と娘が・・・。外は自然の森そのものでマイナスイオンて感じでよかったです。場所はわかりにくいの一言。まずは軽井沢北小学校を目指し、そのあたりで聞いてみてください。浅間山周辺のトレッキングの帰りにでも寄ってみるといいですよ!おっと2006年9月から浅間山の登山解禁になりましたね。
店内にはジャズのCDがびっしり。お客さんも自分の時間と空間と音楽にどっぷりという感じでした。

外の雰囲気抜群です。こんな環境でお茶が飲めるなんて都会ではありませんからね。
長野県 信州フリーク その1
四季を通じて山登りとスキーで、信州で過ごす時間とこちらで過ごす時間はイーブンに近いのでは・・・、と思うほどです。だんだん長野県フリークになってきました。趣味のページを新たにアップしたので、信州の食べ処のおすすめなんかも紹介しちゃおかな?なんて思ちゃいました。あっ!でも食通グルメでもない僕のおすすめですから、「ハズレ」ってこともありましょうから大目にとらえてくださいね。お盆の真っ最中に恩師(お師匠さん)から「ちょっと山歩きでもしないとストレスばかり溜まって死んじゃうよ!かといって長い距離時間歩いても死んじゃうし」と脅しの電話をいただきました。「では北八ヶ岳にでも歩きに行きましょう」と雨池山から三ツ岳、北横岳と周遊してきました。日帰り山歩きにはいいコースですよ。蓼科高原に1時半頃下りてきて、せっかくだから美味しい蕎麦でもと、「しもさか」さん(蓼科高原桜ヶ丘付近のビーナスラインから少し中に入ります。小さな看板あり)に寄ったら10人くらい外で待っている混み具合。それではと、蓼科高原カントリークラブからもう少し下った「みつ蔵」さん(ビーナスライン沿い)へ「ごめんなさい、今日はもうお蕎麦なくなってしまったんですよ!」と残念な旅でした。蕎麦街道と言える程蕎麦屋さんが並んでいますが、夏場の最盛期を避けて、蓼科方面に出かけられたら是非この2店に立ち寄ってみてください。11月の中旬にかけて新蕎麦の時期になり楽しみです。
*「しもさか」 TEL 0266−67−2682 もり蕎麦しかありませんが納得!(うちのイトさんのページにも紹介されてます)
*「みつ蔵」 TEL 0266−78−2278 せいろ蕎麦が切れ味もよくおすすめ!

蔵王温泉スキー場
自分を含めて3名のスタッフで毎年行っている社員研修に蔵王温泉スキー場を訪れました。僕が初めて訪れたのが23年前で、今回は5年ぶり5回目となりましたが、最も充実した楽しい蔵王でした。観光協会の資料によると、ここにスキーコースが造成されたのは、大正14年。リフトは昭和26年に村営として誕生、その翌年に誕生した蔵王スキー学校が、全国第2号の公認学校として承認されたのは昭和32年だそうで、世界のスキー技術が披露される第11回インタースキー(1979年)の会場にもなった国内でも最も古い歴史もったスキー場です。僕の知っている23年間でも蔵王は大森ゲレンデ・黒姫ゲレンデが新設されたり、ロープウェイ山頂線の搬機の輸送量が拡大されたり、細かい点を挙げればもっともっと「進化」を遂げていることでしょう(規模的には日本を代表するスケール)。しかし、進化を遂げているスキー場に対してスキー人口は最盛期には年間150万人を越える人たちで大混雑していたものの、今シーズンは全盛期の3分の1以下50万人弱と激減に見舞われているそうです。毎週欠かさずスキーに打ち込んでいる熱血スキーヤーの人たちからすれば(僕たちも含めた)、「ゲレンデがすいていて最高〜だよ!」となるのですが・・・。さて充実した楽しいスキーの要因は?、天気・雪質という自然条件の他にやはり滞在施設でしょう。今回は中森ゲレンデ・中央ロープウェイまで徒歩1分というところに位地するホテル「ル・ベール蔵王」さんに御世話になったのですが良かったですよ!支配人の川崎豊さんは、蔵王を滑って50年という生き字引?今シーズンも滑走日数137日を数えたそうです。てことは毎日ゲレンデに出ているということで、ホテルの仕事はちゃんとこなしてるのかな?と疑いたくなるのですが、朝食、夕食時にかかさず声をかけてくださって、歴史の話、お昼の食べ処なんかもアドバイスを受けました。お陰で4日間ともゲレ食を味わうことなく過ごせました。もちろんホテルの夕・朝食もコストパフォーマンス申し分なしでしたよ。若い女性のレストランスタッフの大西さん、松尾さんの明るさも+αの味付けだったかもしれません。僕なんかツインルームをシングル使用させてもらっていましたし。ちなみにこれから蔵王温泉スキー場に出掛ける人のために川崎支配人から教わり、体験した食べ処情報を少々、ゲレンデ内では、上の台ゲレンデの下部にある「ロッジイザワ」さんの手打ち蕎麦、ペンション「デァ・ヴェルテ」さんの洋食&ケーキ、ゲレンデ外では、バスターミナル近くの喫茶「さんべ」さんのコーヒー&稲花餅セット、蔵王ロープウェイ山麓駅から南に入ったところの「もってのほか」さんの手打ち蕎麦、温泉街の公衆浴場上湯と下湯の間にある「山口餅屋」さんの餅定食などは水準以上の味だと思いました。来期は今シーズン指導員の仲間入りを果たしたイトさんこと伊藤君が、蔵王温泉ワンポイントレッスン付きリゾートスキーツアーを企画するそうです。シニアのお客様は特に期待していてください。