山登りを始めよう・・・・
都心部の近郊の山々は真夏の気候から、そろそろ秋の気配を感じる季節になってきましたね。これから登山を始めたい!と思われてるみなさんには、積雪になるまでの間、いい季節がやってきました。
さあ、山登りを始めよう!といっても何を用意して、用意するのにどれくらい費用がかかるか?って・・・
山登りの道具って、これ「ひとつ」あれば!じゃなくて、いろんな道具が必要になってきます。いっぺんに揃えなきゃいけないか!というと、ほんとうは揃えるべきでしょうね。でも、予算もあるでしょうから、順番に揃えていくのに、優先的なものを!ということで登山靴から。
登山靴編
登山道は、岩や木の根などの凹凸と傾斜があるので、その地形から運動を支えるために、靴のソール(靴底)の硬さ!と、ブロック(溝)の深さ!を備えているのが特徴です。足首のサポートとしての深さも特徴のひとつですが、足首が深くても、ソールが硬く、しっかりしてなくて、ブロックも深くない靴もたくさん存在するのでよく見極めましょうね。みなさん自身でも手にとってソールを曲げてみれば、すぐわかります。手で簡単に曲がるような靴では、凹凸と傾斜のある登山道を長い時間歩くと苦痛になっちゃいます。

                     
靴のイメージ的にはこんな感じですね。靴底の厚みにも着眼してくださいね。だいだいかかと部分で3cm〜3.5cmくらいあれば登山靴です。
     
靴底のイメージはこんな感じです。溝が深く刻まれていますね。硬さは写真ではわかりませんので手にとって確かめてくださいね。
標高1000m付近の日帰り低山登山から、夏の3000m級日本アルプスを1泊〜2泊山小屋を利用しての登山まで対応する軽登山靴です。
しっかりしたビブラムソールを土台にもった軽登山靴です。ラスト(足木型)もボリュームをもっているので、幅広的な足型のみなさんにもいい履き心地です。
           
            
              スカルパ社・キネシスMF GTX ¥22500(税込)

こちらのモデルになると、ソールの厚み、硬さ、ソールのブロック、グリップ力は本格的?登山靴に近づいてきます。価格の違いがここに現れてきます。足入れ感も硬さを感じますが、しっかり度も感じ取れるでしょう。それででしょうか、穂高では人気No.1アイテムです。
            
             
            スカルパ社・クリスタロGTX¥26500(税込)
こちらはほんとにエントリーモデルです。
販売としては、1年間を通じて、真夏の富士山登山シーズン時にしか売れない。というくらいのアイテムです。でも、僕たちスタッフは、コストパフォーマンスが高い!と評価(偉そうですけど事実です)しています。いろんなメーカーから、なんとなく登山が出来そうな「靴」がたくさん?発売されていますが、この価格の中では、最もしっかりしている靴です。
           
           モンベル社・ワオナブーツ・メンズ ¥15800(税込)
           
           ワオナブーツ・レディース ¥15500(税込)
しっかりした靴のソールには
        
厳しい環境の中で、軽さ、耐久性、機能性、そして安全性の高いラバーソールの開発に従事し、その経験と実績で信頼を得、世界最高峰の山に挑む、登山家たちの足元を支え続けているビブラム社(Vibram)のレッテルがあります。

このページでは初心者向けのアイテムだけを紹介しましたが、店頭にはたくさんのしっかり度の高い登山靴がたくさん並んでいます。しっかり度を手に取ったり、履いたりして感じ取ってくださいね。
登山の道具は、「初心者のために・・・」といって作っているわけではなくて、環境に対応するように作っています。ベテランの人と、初心者のみなさんとでは、初心者のみなさんのほうがハンディ「ありあり」ですよね。よりしっかりしてるものを選ぶ心も大事かなあ?
ソックス
           
登山靴にフィッテングするソックスも大切ですね。靴づれができてしまうのも、ちょっとしたソックスのフィッティングミス?なんてことも・・・
基本的に重ね履きはしません。繊維はたとえ薄手でも、余分に重ねることで、蒸れが生じやすいですし、足のボリュームサイズも余分に大きくしてしまって圧迫を得てしまうことも。
おすすめのブリッジデール社のトレッカー。現在の軽登山靴とフィッテングするのに、とてもいい厚さです。サイズ裁断も1cm〜1.5cmづつってのもいいですね。