さくらいの山行日記・ガイド案内

・山行日記やガイド案内の紹介をしていきます。

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国登研 研修会
2010年11月12日(金)〜14日(日)

安全登山普及指導者研修会がいつもの立山でありました。

僕は読図の班を担当。

研修に対してもそうですが、山行には事前準備が大事です。
慣れてきて横着にならないようにしないといけない。


最終日は研修中に、チェーンソーのような「ヴイ〜ン」という声で威嚇されました。
たぶん、クマ。
山だからいて当然だけど、今年は特に多く感じる。

〜そらちゃん速報〜
寝てばかりおる。

今日、やってきた。
2010年11月19日(金)

実家で家族がひとり、増えたそうです。
名前もすでに決まっていて、そらちゃんだって。

チョーかわいい。癒される。

実家へ頻繁に帰りそう。

追伸
昨日は鈴木さん、島田さんと名古屋の池下、イーストへピザを食べに出かけた。
鈴木さんが愛知県で一番うまいっていうだけあっておいしい。
夜は島田さんが家に泊まりにきて、ボジョレーヌーボーが解禁でさっそく飲んでしまった。これまたおいしい。

9月28日の事故から2ヶ月弱経ちました。ダウラギリ、悲しいけど前を向いて進むしかない。

コイを3タテ
2010年9月12日(日)

コイを3タテです。
鯉とは広島東洋カープで、野球の話しである。

虎に3タテをして気分よくしていたら、俺竜に3タテをくらって意気消沈しました。
で、今日鯉に3タテし気分上昇。
チームは投壊し、打撃で勝つしかありません。ジャイアンツらしいといえばらしいですが、観ていて疲れる。

野球は勝った負けたで気分が上がったり下がったりするので大変。
野球ファンはその気分をコントロールするのが大変じゃないかと思ってしまいます。期待をしちゃうからでしょうかね。

やはり、敵は俺流ドラゴンズが本命でした。地元だけに、仕事がやりづらい。




ロストアロー 大阪
2010年9月1日(水)

大阪でロストアロー(スカルパ・オスプレー・ブラックダイアモンド等の輸入代理店です)の展示会でした。
今回も商品を見てくるというより、メーカーの人と話すことの方が長く・・・なので何しに行ってきたのかと怒られそうです。
代表の坂下さんは昔の事をたくさん話してくれました。
スカルパ担当の武井さんとは登山靴と関税、円高の関係の話し。

自分の夏靴はスカルパのトリオレGTXです。
(このHPの「おすすめ品情報」の中の、『岩場でグリップの優れた登山靴の仲間達』に自分のかいたスカルパトリオレGTX使用レポートが載ってます。のぞいてやって下さい)
来期も価格は据え置きです。
でも、シャルモGTXやクリスタロGTXは価格が安くなります。
革靴なのかファブリック靴なのかゴム靴なのかで関税が変わるので、価格も変わります。
ちなみにトリオレGTXは革靴、シャルモGTXはファブリック靴、クリスタロGTXはゴム靴。
同じような靴でも使われている素材の種別によって関税が違う、ということです。
やはり本皮に掛かる関税が一番高いそうです。

革ではない人工皮革のロリカ。トリオレやシャルモにも使われてます。ツヤがあって伸びにくいのが利点です。最近はその利点がクライミングシューズにも使われてます。もちろん本皮ではないので、関税も低くなり、価格も抑えられていいこと尽くしなのでしょうが・・・。
昔ながらのすべてが革の登山靴。寂しいけどほんと少なくなりました。

関税の高い安いは日本の産業の保護もあります。
確かに登山業界では海外の製品が幅を締めていますが、日本のメーカーにも良いものはたくさんあります。
関税がかからなければ、同等の商品なら国産のほうが安く手に入るのですから、国内のメーカーにもどんどん頑張ってほしいですね。

追伸
虎吉のお客さんが東京ドームに行ったのでお土産をくれました。
超〜うれしい。けど、最近のジャイアンツは勝てないし、虎も元気になってきてるし、気分があがらない。

耳でもかいてみるかな。

虎を3タテ
2010年8月23日(月)

巨人が首位阪神との3連戦に3連勝し、ゲーム差なしへ接近した。
そう、野球の話しである。

虎ファンは歯がゆいだろうが、しょうがない。

昨日のゲーム、最も重要なゲームであったかもしれない。
1対0でジャイアンツがリードしてる場面で、さらに3回無死1、2塁とチャンスが訪れた。この場面でバントをした事のない小笠原が送りバントを失敗し、2死2塁となってしまった。
が、致命傷にならなかったのは、続くラミレスがタイムリーを放って追加点を奪ったおかげ。あの場面でラミレスが凡退していたら大変なことになっていたに違いない。

野球に限らず、チームスポーツは確かに小さなミスから流れが大きく変わる恐ろしい一面を持ち合わせている。ただ、ミスが出た後の重い雰囲気に負けず、別の人間が補う働きをすれば流れは決して変わらないと思う。

ペナントレースは、終盤を迎えた。

ミスはしょうがない。重要なのはその後である。
助け合い、ミスを乗り越えれるチームが優勝できると思う。

でも、あそこで小笠原にバントとは原采配、意外性大ですね〜。

ダジャレじゃないけど余裕だと思ってた今年、虎と竜が追っかけてきてトラ(虎)ブリュー(竜)かな。

西穂高岳〜奥穂高岳
2010年8月9日(月)〜11日(水)

今回は、結婚30周年の記念にぜひジャンダルムへ、というお客さんと過ごしたおめでたい3日間でした。

1日目
新穂高へ向かう途中にある蕎麦屋に昼食を予約。
陶芸家のご主人の手作りの陶器で出される料理は目を楽しませてくれました。
新穂高ロープウェイで西穂高口へ。
1時間ちょっと歩いて西穂山荘着。ここで第一のサプライズ。
ご夫婦の他に今回一緒に行ったFちゃんにお願いして、お祝いのケーキを作ってもらいました。
これにはとても喜んでもらえて、お客さん以上に自分が嬉しくなってしまいました。
赤ワインは、瓶からワイン用のパック(当店に売っとります)に入れ替えて持参。
乾杯して30周年をお祝いしました。

2日目
台風が近づきつつあるのでかなり時間を早め、朝、2時に起床。
ジャンダルムを通過するまで雨が降らないことを祈りつつ、3時発でヘルメットにヘッドライトをつけて奥穂への長い長い縦走が始まりました。
ふと空を見上げると、満天の星空に見たことのある星座が。それは昔、学校で習ったオリオン座。後で調べたところ、オリオン座は冬の星座だけど、夏の夜明け頃にも見ることができるとのこと。
西穂独標からはハーネスをつけ、ショートロープで確保しながらピラミッドピーク、西穂高岳を無事通過。

途中、珍しいブロッケン現象を見れたのが超ラッキーでした。しかも虹が出ていて、その虹の中にさらにブロッケン現象。神々しかったです。

天狗のコルから無事待望のジャンダルムへ。
お天気が怪しいので長居は無用。
最後の砦、馬の背を慎重に通過して奥穂高につくとぱらぱら雨が。
山荘に着くまでにはずいぶん濡れてしまいました。
けど、岩場で雨や雷に会わなくて本当によかった!

12時間に及ぶ長丁場を乗り越え、たどり着いた穂高岳山荘では第2のサプライズ。
Y夫妻をお祝いするため、なんと缶詰はじめ食材4人分背負って歩いたのでした。
メインはレトルトのシーフードカレーに帆立貝のトッピング。
ご飯はアルファ米に朝から水を入れておいて持ち歩き、デザートはトロピカルフルーツ缶。
またまた結婚30周年をお祝いしなおしました。

3日目
5時からノンビリ朝食をとり、白出沢を下山。
雪渓をロープで確保しながら慎重に。
途中、落石や滑落の危険度が高いところが何箇所もあり、速やかかつ慎重に下山しました。

みんな虻に何箇所も噛まれ、Fちゃんは右目のまぶたを刺されてお岩さん状態に。みんなすぐに毒抜きをしたものの、腫れ方は体質によるところが大きいようで気の毒でした。

昼過ぎにはロープウェイ乗り場に到着。
温泉に入って帰途に。
楽しいながらも長く苦しかった今回の縦走、思い出深いものになりました。

剣岳 平蔵谷〜本峰〜別山尾根
2010年8月3日(火)〜4日(水)

お客さんと4人で。
通常は2泊3日で回るルートを、1泊2日でがんばってきました。

1日目
立山駅からケーブルカーに乗り、美女平へ。
バスに乗り換えて室堂に着いたのがお昼前。
バスで一気に高度を上げるため、体が高度についていけず体調を崩すケースが多いので、このバスで寝てしまうのは厳禁(呼吸が浅くなって体の酸素濃度が減るため)
だけど、朝早かったせいで4人とも爆睡。
そのせいかみんな調子を崩して、4時間歩いて剣沢についた頃にはヘトヘト。
大きな反省点です。
夜は満点の星空。天の川もくっきり見えましたが、後で聞いたところ、下界は大雨だったとか。
剣沢は雲の上だったんですね。

2日目
朝、3時起床。
4時前にヘッドライトをつけて歩き始めました。
今回、ヘルメットにライトをつけて歩くのが始めてのお客さんばかりで、ヘッドライト留めをヘルメットの模様と思っていたFちゃんはかなり感激した様子。

長次郎谷は危険と他のガイド仲間からの情報があり、平蔵谷にルートを切り替えました。

雪渓を歩くこと3時間。
緊張で呼吸が浅くなったFちゃんが「息が苦しい」と弱音を吐いたので、「ちゃんと息を吐いて!(吐けば当然吸うので)」と促すとすぐに回復。
呼吸法の大切さをわかってくれたかな。

カニのタテバイを登って剣岳山頂に8時着。

富士山、北アルプスの山々、八ヶ岳連峰、日本海、本当に美しく雄大な景色に感動。

カニのヨコバイを下り、別山尾根を通って室堂まで約7時間。

雷鳥平では名前のとおり雷鳥とご対面。
みんなを元気付けようと、ちょっとおふざけをして雷鳥を追いかけて、他の登山客のひんしゅくを買いました。ごめんなさい・・・。

2日目の行動時間は約12時間!

この長丁場、今回紅一点のFちゃんの足にかかってましたが、予想以上に頑張ってくれて、予定時間より早く室堂着。

室堂に着く直前、カラータイマーの切れかけたIさんは小屋でジュースを買って飲んで見事復活。

前夜、絶不調だったTくんは、一晩眠って完全復活を果たし、2日目はエネルギーが有り余るほど。

みんなの体力・精神力・技術力等の総合力を判断して計画を練るのもガイドの大切な役割ですが、今回本当に、皆さんよく頑張りました。


帰りはFちゃんの熱狂的なリクエストに押し切られてすし玉へ。
(Iさんは生ものが苦手だっちゅうのにスンマセン。けど、あぶりものも豊富にあって大丈夫でした)
4人で合計金額を競い合ったところ、自分がトップでした。
旨かった!
(とくにカワハギが。カワハギの刺身にクリーミーな肝が乗ってる、すし玉ならではのネタです。)

写真は左から、かにのタテバイ、平蔵谷コルから平蔵谷、かにのヨコバイへ。

中央アルプス 縦走
2010年7月28日(水)

せっかく来たので1人で縦走。

千畳敷から空木へ縦走の計画が、なんと池山尾根が途中崩壊で通行止・・・。
空木へピストンする時間はなく、たまにはのんびり登山することに。

極楽平から島田娘を通り、檜尾岳へ。
右手に雄大な三の沢、左手に南アルプスの山々を眺めながら歩く縦走路は、お天気に恵まれたこともあって、なかなか気持ちよいものでした。

檜尾岳から檜尾尾根を下る途中にある檜尾避難小屋が今日の宿。
小屋には一人だけ。
うとうとしていたら、ガラリと小屋のドアが開いて大柄な外人さんが。
某大学の英語講師という彼と、楽しく会話して夜を過ごしました。
驚いたのは彼が持っていたニュージーランド版の『日本のハイキングのガイド本』。
ニュージーランドでは、登山のことを「ハイキング」っていうんだと。(ちなみにアメリカではトレッキングというらしい)
アルプスもハイキングなんだよね。
これからニュージーランド人が穂高に来たら、気をつけないといけない。
ハイキングシューズは決して日本で言うハイキングシューズじゃないってことを。
ニュージーランド製の登山用品の安さと日本の登山用品の高さを散々聞かされたので、自分が登山ショップで働いていることを言えんかったです。

翌日は南アルプスからのサンライズに感動し(富士山もくっきり見えた)、6時半に下山開始。
檜尾橋でバスに乗って、黒川平に止めてあった車に乗りかえ帰路に。
温泉で汗を流し、駒ヶ根市内の「いな垣」でソースカツ丼を食べました。
お気に入りの「ガロ」のソースカツ丼はウスターソース、ここは甘口の濃厚系のソースで、これはこれでかなり旨かったです。


中央アルプス 中御所谷
2010年7月27日(火)

今日は大学の先輩と先輩の仲間と沢登りでした。

安形ドクター エベレストスライドショー
2010年7月24日(土)

18時半から刈谷産業振興センターでスライドショーを行いました。

内容は、今年5月22日に角谷ガイドと穂高のお客さん、安形さんがエベレストを登頂したのでその写真をスライドショーにしたり、またいろいろと質問したりと、わいわい雑談会をしました。

「情熱と体力」と「お金?』かな。

ほんと、素晴らしい感動、ありがとうございました。

60人入れる会場が一杯になり、盛況で良かったです。


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