スキーあれこれ
スキーあれこれ
スキー’05 ’07 ’08 ’09 ’10 へ   

2006年5月21日(日)
2006シーズン総括
とうとう終わってしまった2006シーズン。昨夜は某クラブのシーズン打ち上げ飲み会に参加して、楽しく騒いできました。スキーヤーの忘年会?といったとこかな。今シーズンを振り返り私はというと、一昨年テク、昨年の準指と大きな試練がありましたが、今シーズンは検定は受けず、テレマークやボードやってみたり自由なシーズンでした。滑走日数は33日と、いつもより少なめ。昨年に対してというと、@スキー&ブーツをヘッドに変えたAスキージャーナルで全国デビューBデモキャンプをやった等です。@は、一昨年ヘッドの仕事で平沢岳さんと一緒になったときに薦められ、履いてみたところ調子がよかったので気になっていたので使ってみた。昨年も悩みましたが、準指検定の前にブーツを変える勇気がなかったので、今シーズンになった。板はついでといったとこ。Aはただ単にインタビュー受けただけです。顔写つきだったので、ちょっと恥ずかしかったけど、お客様がたから「ねむかったんですか?」「ちょっとしもぶくれ」等々。やっぱ写り悪かったなぁ。やや落ち込み。Bは前回紹介したGWの鍵デモキャンプです。お客さん対象にキャンプやる夢は前から考えていましたが、ようやく実現してもううれしくて仕方なかったです。来年以降も計画していきたいと思いますので、みなさんご期待ください。しかし今シーズンはよくパウダーと雨を滑った年でした。特に雨ですが、3月から4月にかけて火曜日のほとんどが雨だったような気がします。まあそのおかげでパタゴニアソフトシェルレポートができたというものですが。ちなみに少々弱りましたが、まだまだ雨弾いてます。あと、お客さんとたくさん一緒に滑れたと思います。これも来年以降も実現したい目標です。でも、なんといっても個人的には三星佳代ちゃんとなかよし?になったことが一番かも。
2006年5月6日(土)
デモキャンプ
みなさん、GWどうおすごしですか?私はしょっぱな(30日1日)から恒例の志賀高原に行ってきました。ここ数年毎年GW前半は志賀高原に行っていますが、今年はいつもの山専熊の湯試乗会がなくなってしまったので、デンソーバンフライSCの面々と奥志賀に行きました。以前から仲のいいSIAデモンストレーターの鍵周作さんが「今年のGWはずっと奥志賀にいるんですけどどうですか」ということで、1泊2日のキャンプをお願いしました。鍵デモは、デモ認定10期目というベテラン。特に教えのプロSIA、純粋にスクール出身のデモということで、非常にわかりやすく楽しいレッスンに定評があり、所属の杉山スキースクールの鍵レッスンは顧客の予約でいっぱいだそうです。今回はバンフライSCの合宿という名目で私も一緒にレッスン受けてきました。奥志賀も今年は雪が非常に多いらしく、コンディションは上々。泊まりは杉山スクールのスポーツハイムを使わせていただきました。鍵さんはHTMスポーツジャパン(ヘッドスキー)の営業マンでもあるので、全員分のヘッドスキーの試乗機も用意してくれました。初日、上の第3ゲレンデ(初中級)にてならしがてら基本練習。そのあと第2ゲレンデ(最大30度上級)にいいコブができていたのでコブトレ。午後もひたすらコブ。今回のメンバーは結構技術レベルが高かったので、質の高いレッスンが出来たと思います。おかげで2日目はケツ筋かなりきてました。夜は親睦会という名の飲み会。こちらも非常にレベルの高い方たちばかり。(なんの?もちろん酒です)昼間撮影してもらったビデオや連続写真を見ながらひとりひとりデモにアドバイスを頂きました。2日目は朝一でダウンヒルコース(2200m中級)をかっとび。後大回りを少々。またまた昼までコブ。午後もバリバリコブ。今回は大半をコブレッスンにあてていただいたお陰で結構みなさんコブの極意をしっかり吸収していただけたと思います。お天気にも恵まれ、好評のまま終了できたことに、参加メンバー及び鍵デモには大変感謝しております。実は今回がイトさん企画のキャンプは初めてということで緊張の連続。至らない点も多く、ご迷惑もかけたかもしれませんが、今後もこのような企画を作って行きたいと思いますので、みなさんご期待を。というわけで、おケツと内転筋に心地よい痛みを残し、イトさんの’06シーズンが終わりましたとさ。(と思います)今年は写真をまじめに撮りに行きたいので山スキーは行かないかも。
SIAデモ鍵周作先生

レッスン風景。みんな真剣な表情。

コブコブの第2ゲレンデ
2006年4月10日(月)
CW−X

今シーズン、長年愛用しているサポータータイツをワコールのCW−Xに変えてみた。昨年までは、フェニックスの4DM&4DTを発売の年からずっと使っていましたが、他のメーカーのものもちょっと気にはなってたんですよね。最近、このサポータータイツが1つのブーム?のようで、各スポーツメーカーから一斉に発売されました。当店もいくつか入れて、すーさんと桜井でテストしていましたが、私はなんか昨日今日発売したものがどうもいまいち信頼ならなくて(決してそんなことはありません)スキーも登山もトレーニング時もすべて4DM&4DTを使っていました。そんなとき、すーさんが、「CW−Xてどうかな」なんてタイミングよく言うもんだから、「いやー、僕も前から気になっていたんですよ」ちゅーわけでさっそく連絡をとって、取り寄せてみた。最近はメジャーのイチローやゴルフの青木功、登山家の田部井淳子さん等、有名どころが使用して話題だ。種類がいろいろあるが、とりあえずDRY−ZONEという素材を使ったオールシーズンタイプの「エキスパート」を使ってみる。「最初は結構きついですよ」と、営業のTさん(マラソンやってるというアスリートのおねーさん・・・別に深い意味はないですよ。前から使いたいと思ってたんですから)にちょっとおどされましたが、もともとの硬い筋肉のお陰?でたいしたきつさもなく、むしろここちよかった。4DM(サポート&運動重視タイプ)はきつめだったけど、4DT(スキー用保温重視タイプ)はちょっと物足りないサポート感でしたが、はかないでやるより全然つかれがちがいました。「CW−Xはきつくて血行が悪くなるから脚寒いよ」なんて悪いうわさを聞いてましたが、僕の太い脚でもぜんぜんだいじょうぶ。どころか極寒の御岳(−10度くらい)でもぜんぜん寒くなかったよ。あと、肝心の膝のサポート。左膝に古傷をかかえる私にとって、重要なことです。昔は筋肉隆々の脚でカバーしていた膝も、年齢と供に細く弱くなっていき、そろそろ膝サポーターが必要かななんて思い出した今日この頃、できればごつい装具なんてつけたくない。そんなときこのタイツに替えたら、膝のサポート能力が非常に高い。まだなんとか弱っていないももとふくらはぎの筋肉でひざをサポートしてくれる。裏ももの筋肉がつかれにくいようなきがする。肌触りもよく、最近の春スキーでかく汗も、全然肌に残らないから汗冷えしない。保温タイプといっても汗をかいても中をドライに保ってくれるのは非常にありがたい。一緒に上のインナーもHOTタイプのCW−Xを使っている。DRY−ZONEが裏起毛になっていて、なんともいえない肌触りと保温性はさすが下着のNo,1メーカーだ。縦横に非常に伸びて、身体にジャストフィットするから余計に暖かいんだと思う。今後は夏用のクールマックスのものもテストしてみたいと思います。ワコールCW−Xは、この春夏物からお店で展開します。興味のある方はイトさん、すーさんまでいつでもお問い合わせください。

2006年4月3日(月)
シーズン終盤

とうとう4月になってしまいました。といっても、私のシーズンはまだまだは続きます。あいかわらず毎週のようにスキー場へ通う日々、今シーズンは天気が悪かったね。雨に数回会ったけど、こんなに雨降った冬は初めてじゃないかな。先週火曜も大雨、水曜は大雪でした。4月になって、まだ雪が結構あるのに、どんどんスキー場がクローズしてしまう。前も書いたような気がするけど、11月のスキー場は雪も少ないのにすごい混雑なのに対し、4月のスキー場は前面滑走可能にもかかわらず、日曜でもがらすき。これじゃ閉めたくもなるよね。イトさんも明日は高鷲へ、その後は御岳ロープウェーにちょくちょく、ゴールデンウィークの志賀で〆です。あとのこり数回たのしみます。

2006年3月24日(金)
デビュー?

とうとう全国デビューです。といっても、今月の「スキージャーナル5月号」にちょっと顔写真入りで載ってしまっただけですが。軽井沢のフォルクルの試乗会でインタビューされたけど、まさかほんとに載るとは思わなかったよ。あのときは三星佳代ちゃんで頭がいっぱい(ジョーダンです)だったから。でも写真写りわるいねー。みなさん、イトさんはもっと男前でかっこいいですよ!お店に見に来てくださいね。

2006年3月18日(土)
ORAGEスキーウエア

「ORAGE」と書いて、「オラージュ」と読みます。フリーライダーと言っても特にビッグエアーやハーフパイプ等飛び系のライダーに大人気のアメリカのメーカーです。世界を代表するライダーJPauclairを始め、特に若手の有望株がこぞって着ている人気ウエアを今シーズン仕入れてみた。最初はすーさんの案。最初見たときはちょっとヤング過ぎないか?(最近けっこうおやじ入ってきた)と心配した。展示会で「これが当ブランドいちおしのマスターズシリーズです。着てみてください」そう言われてちょっと着てみた。「へー結構シルエット太いねー」そのとき「あーイトさん、そんなんじゃだめですよ。腰履きなんでもっとパンツ下げないと」たしかに、Lサイズなのにボタンはめたまま脱ぎ履きできそうなくらいだ。スノーボーダーじゃあろまいし、最近のヤングはこんなん履くの?でも、これは選手モデルの一部。あとはどちらかといえば細身でおしゃれなすーさんごのみ。「最近のうちの商品、特にレディーに関してはジャストサイズをすっきりと着こなして欲しいですね」とは、オラージュ担当の飯塚さん。なるほど、レディーのほとんどはややブーツカットで脚が長く見えるパンツが多い。このかっこいいオラージュスキーウエアのアウトレットをこの春から扱うことになった。秋までの限定(の予定)なので、お早めにいいものをゲットしてください。全品35〜40%引きくらいになっています。

2006年3月16日(木)
コソ練テレマーク編

先週、蔵王での最終日にお客さんのOさんとテレマークをしました。結構いい感じだったので、調子こいて今週はすーさんと2人で木曽福島にテレマークの練習に行くことにしました。朝からひさしぶりに寒く、結構な雪でほんの数センチのパウダー。自慢の愛機「Powdergirl」でまじめに練習。でも、いつものペースですーさんと黙々と滑ったもんだから、もう昼前にはもも筋がぱんぱん。はずかしいので黙っていたら、すーさんもけっこうきてたようで。アルペンならなんでもないのに、ひさしぶりにまじめにテレマーク滑ったからね。でもたまにはいいね。なにより、たまにするもんだから、朝から1本1本どんどん上手になる。(というよりなれるだけかも。錯覚するともいう)普段アルペンスキーではこんな上達は望めない。だから新鮮です。アルペンスキーの基本練習にもなる(と思う)しね。でも、もも筋とケツ筋鍛えとかないとけっこうきますよ。

2006年3月3日(金)
試乗レポート レグザム

当店の人気ブーツNo,1のレグザムです。来期、見た目は少しですが、中身は相当変ります。フットベットが変り、全モデル若干ボリュームがアップします。ソールが少し、ボトムアップしたような形状になり、足裏感覚もアップ。ひざも相変わらずまっすぐ入る感じで、雪面の捕らえが非常に早く、操作が楽です。特に「DETA」「FORTE」は、エッジのかみがよく、抜けが良いので板が走る感覚がわかります。カラーリングも大変更。これは賛否両論かも。今年から契約したWCレーサーのライナー・シェンフェルダー(AUT)がオリンピックで2つもメダルを取ったことで話題になった「DETA」のニューカラーは、ロアは従来のブルーですが、アッパーがオレンジになります。けっこう大胆です。「FORTE」もロアは赤ですが、アッパーはガンメタ、「F−93」だけロアにブラックがあります。「LIBERO」はモデルによって違いますが、昨年話題の「LEGEND」はカーキでした。飛び系の「XX」もロアはブラックで、アッパーはオレンジ。この辺の色合いで、皆さんがどんな反応をしめすか。でも、履いてみるといいんだよね。

2006年3月2日(木)
レポート グループロシニョール(ロシ、ディナ、ラング)

まずは、ロシニョール。今年の話題は、「D11MUTIX」というモデル。足元からトップテールに伸びるアームを付け替えることによりなんと、大回り、小回り用に変わるというほんまかいなと思わせるスキーがでた。スキーのたわみをコントロールするらしく、ショートラディウスアーム装着時は深い弧を描き、SLスキーと同様の躍動感と正確さを実現。(R11m)同ロングは浅い弧を描き、GSスキーと同様の高い次元のスピードと力強いスキーイングを実現(R15m)だそうです。今年実は、ロシ&ディナの試乗会に他の用事で行けず、東京での発表展示会で見てきました。試乗の感触は、いつも一緒に試乗していて信頼できるSSK社のM氏にお願いした。感触は相当いいらしい。でも、いちいちアームを付け替えるのもなんですねー。きっとしばらくするとどちらかつけっぱになるかも。あと、人気のショート系デモの「ULTIMATE」にロング用が登場。ただ、R21m対応なので、けっこう技術がいります。「DEMOSTYLE」の「D10」と「D8」は、すごいサイドカーブ。126/74/105で、170cmR14mはうちわのようなスキー。でも、このてのカットのスキーは最近他メーカーからも出ており、あつかいやすくかつしっかりカーブするので人気上昇中。フリーライドの「BANDIT」はほぼかわらず。(B3にNEWカラー)「SCRATCH」もカラー変更だけだと思います。
ディナスターはほとんどがデザイン変更ですが、ツアー用ビンディングがでます。といってもご存知の方も多い「NAXO」にディナのロゴが入っているだけです。「LEGEND」と組み合わせてパウダーのフィールドへ。でも「3800」がなくなったのは残念。レディースができたからかな。相変わらず「TROUBLE MAKER」はデザインがかっこいい。昨年好評だった日米限定デザイン「NOTHING BUT」もあるし、今年はプロモデルの「CRICHTON」もでる。KID’Sもかわいい「MY FIRST」が復活する。
ラングがフルモデルチェンジです。でも、よくみるとどっかで見たことがあるような?なんだか懐かしい感じのこのモデル、10年ほど前の名機「XR9」にそっくりです。といっても履きごこち等格段によくなっている。でもこれはコンペの上位機種のみで、一般モデルはまた別型を使っている。幅広で、つま先が楽なこのモデルはレジャーのかたにもおすすめです。

2006年3月1日(水)
試乗レポート オガサカ

毎年一番人気のオガサカです。来期の一押しは一昨年大ブレークした「Keo’s SV」の進化バージョン「Keo’s TE」です。今年のモデルで「TRIUN G」「Keo’s CH」のセンター幅が広くなったことにより、操作性がアップしたことが話題になった。それを来期の「TE」はセンター70mmでつくってきた。Keo’sの切れ味、シャープさをそのままに、操作性と安定性を大幅にアップ。トップ形状も新しくなり、有効接雪長ものばした。175cmまであるので、基礎の大回り系にも使え、短い所は小回り系オールラウンドとして使える。もちろんオガサカ得意のメタル抜き「TH」も用意され、レベルアップ層にも対応している。「CH」「GT」は継続。「UNITY」もモデルチェンジ。「TD1」はサイドカーブを変更し、やはりセンター70mmにしてきた。トップの形状は従来のFLFで、スキッドや小回り、不整地にも良い。これもメタル抜きの「TD2」もある。「TRIUN G」はサイドカットこそ変らないが、ニューウエイトバランスがさらに進化した。フレックスも若干調整して、ターン後半の伸びがよくなったそうだ。「S」は全体的に3mm幅を広げ、特に硬いバーンでの性能がアップしたそうです。人気の「KC−RV」もウエイトバランスとトップ形状を新しくした。フリーライド系E−turnシリーズの「SX」「MX」は継続。昨年まで好評だった「FX」以下をモデルチェンジ。「ET−G」はセンター76mmと少し広げ、小さな力で角付けも可能で、足元の安定感、バランス幅の広いスキーです。ソフトバージョンの「ET−L」とあわせて、ジャンルを超えて楽しめるオールマウンテンモデルです。あと、オガサカが、まじめに作った飛び系ツインチップ「ET−SF」なるものもでてきた。エアーだけでなく、普通に滑れるフリーライドで、さすがオガサカと言わせるモデルです。昨年イトさんお気に入りだった「パウダーガール」もモデルチェンジ。パウダーだけでなく、今年はまじめな基礎スキーモデルも発売し、きれいな花柄のデザインとあわせて楽しいスキー選びができます。来期もやはり全体的に期待を裏切らないオガサカをお楽しみに。

2006年2月24日(金)
試乗レポート アトミック、フィッシャー

まずはアトミックから。来期のアトミック主要機種はフルモデルチェンジということで、結構期待できます。アトミックの特徴であるベータプロファイルのでこぼこが来期から少なくなり、見るからにモデルチェンジという感じ。レーシングの「GS:12PB」「SL:12PB」は、より高速でのコントロール性能をアップさせて登場。乗った感じ、昨年までのしなやかなキャップスキー的な感じ(軽くて捕らえの良いクイックな)から、サンドウィッチ的な雪面に張り付くような安定感が感じられた。それでいてクイックな操作性は失われていない感じ。「LT:12PB」「ST:12PB」にも同じことが言え、乗った後なんともいえない満足感が得られたような。(ちょっとほめ過ぎか?)そして、今年から「LT」「ST」とは別にデモシリーズがでる。「DEMO Limited」は、少しカーブが浅めのオールラウンドで、低速や不整地にもいいかも。そしてなぜかデモにも「LT:12DEMO」「ST:12DEMO」がある。スペックは同じだが、パワーチャンネルをパワーロッドにすることにより、よりたわみを出しやすく操作性能をアップしている。デザインもオレンジ系に一新している。レジャー系の「Metron」も、トップの「B5」はほぼ変らずだが、下のモデルやレディーの「Balanze」にNEWビンディング「4TIX」が搭載される。これが非常に軽い!アトミックのスキーは軽さがいいのに、なんといってもビンディングが非常に重い。この軽くてフレックスのでるビンディングと、ファットで扱いやすいスキーの組み合わせはもう恐い物なしかも。このシリーズでもう1本。「Metron:11B5 connected」というややファットのスキーで、テールもややツインチップ。スキッドしやすく、悪雪、パウダーを始め、パークや基礎スキーまでなんでもこなせるオールラウンド。
フィッシャーは、昨年大人気だった「AMC」シリーズを今年もメインに打ち出している。中でも、昨年当店人気トップクラスだった「AMC900」がフルモデルチェンジ。今期他の「AMC」とは違い、「AMC900」だけはトップの実践向けデモモデルと割り切ってスラロームスキーと同じ構造のカービングショートスキーだった。が、一新し他の「AMC」と同じ、シャーシー構造(中空のチューブのような構造)を採用。「AMC800」のハードバージョンのようなモデルになった。「800」の扱いやすさに加え、足元にプレート状のチタニウム内蔵により高速時の安定感が増し、エキスパートのオールラウンドモデルとして完成度の高いものになった。「800」以下はあまり変っていない。そしてより実践向きの方には、フィッシャー伝統のレーシング系「RC4」を。「WORLDCUP RC」「WORLDCUP SC」ともに、今期モデルに比べかなり操作性がアップし、扱いやすくなった。テククラ、技選等、使い分ける実践使用にはこのモデルでOKです。

2006年2月18日(土)
試乗レポート ヘッド

次は、最近イトさん愛用のヘッドです。昨年好評だった「Supershape」がシリーズになりました。デモスキーが全て「Supershape」という名前になり、リニューアルしました。トップの「RC」は、選手用「iGS」のVISTプレートをCP13プレートに変えたモデルで、R21mのGSレギュレーション対応モデル。技術選大回りをターゲットにしていますが、プレート変更によりグリップ感や走りが抑えられているため、マスターズ、女性レーサーにも対応しています。「SL」は、今年と同じスペックですがプレートがやはりCP13に変更。やはり硬い斜面や高速ではいいけどオールラウンドではちょっとどうかなと思ったのは僕だけじゃないかな。昨年の「iRC」と同じスペックでやはりVISTを外し、CP13にした「SPEED」。これはイトさん一押し。サンドウィッチで170cmR15,4と使いやすいスペック。1本で何でもできる大回り系オールラウンダーです。小回り系は昨年好評だった「iSupershape」がカラーリング一新で継続です。好評のオールラウンド「XRC」シリーズのトップモデル「1400Chip」が超限定になります。真っ黒の渋いコスメでスペシャルチューン、専用ケース、オリジナル伸縮ポール、ネーム刻印等で、¥150,000くらいの予定だそうです。レディースモデルもデザイン一新。全体にきれいな花柄になります。中でもおすすめはファット系の「WILD THANG」とオールラウンドで今年大人気だった「COOL THANG」です。フリーライドの「MONSTER」もコスメのみでスペックは変らないようです。ブーツも相変わらず幅広で楽な物が多いので、厳選して仕入れます。お楽しみに。

2006年2月13日(月)
試乗レポートK2、エラン

今回はK2です。今年もフリーライド系と中級モデルの一部を入れましたが、やはり人気は上々でした。特に今年デビューして、本とともに(雄一郎さんがスキーの本を出しました)後半大ヒットした「MIURA」は来期も健在。デザインも昨年の懐かしいものから、黒ベースに金という重厚なものになります。スペック等は変りません。浅めのカーブと丸いテールで、スキッドしやすい楽系スキーは今年も大人気間違いなし。当店もできれば試乗用を置きたいと思ってます。あと、相変わらず奇抜な飛び系のデザイン。ラインナップはほぼ昨年と同じだが、Sethのレディースバージョン「NANCY」と、Enemyの弟「SILENCER」が加わる。「NANCY」はセンター95mmのビッグマウンテン系ファットスキー、「SILENCER」は「Public Enemy」のソフトバージョンで、パウダーからゲレンデまでこなすオールマウンテンツイン。デザインもシック(真っ黒で光にすかすと柄が浮き出る)でで超おすすめ。他にも扱いやすいオールラウンドの「APACHE」シリーズや、昨年からサポートするデモバージョンの「TAKEHANA」なんてのもある。今回、天候の都合で乗れなかった(ブーツは持っていったが半端でない大雨に見舞われた)テレマークもデザイン一新で登場。比較的扱い安そうなモデルを数種入れる予定です。
そして、短いのでついでにエランも紹介します。今回、昨年すーさんが大絶賛のマグファイアーが間に合わなくて少々がっかり。しかし、今シーズン新たに発売する「Speedwave」シリーズにちょっと感動。ウエーブという名のとおり、表面がでこぼこ波打っている。これにより、フレックスは柔らかく、ねじれの硬いスキーをつくれるということ。理論的には理に適っている。乗ってみるとお家芸?フュージョンシステムとのコンビで非常によくたわむ。その割りに雪面にしっかりと張り付く感じで、脚力要らず。個人的に「Speedwave14」168cmがオールラウンドとして非常に気に入った。このスキー、8,10,12,14とあるので、レベルに合わせて選べるのがいい。レーシング、デモ系はあまり変っていないような。でも、来期の基礎には(高速大回り以外)「Speedwave」のほうがいいような気がしました。

2006年2月11日(土)
ソフトシェルおそるべし!

私愛用のウエアのはなし。前にも話したかもしれませんが、贅沢にも、コンペタイプとフリーライドタイプを使い分けています。コンペタイプは、今シーズンモデルの「アシックスHTMモデル」を使っています。で、本題のフリーライドですが、昨シーズンからパタゴニアの上は「VaporBowlJacket」、下は「PrimoPants」を使っています。(今シーズンも継続)「VaporBowlJacket」はソフトシェルのハイエンドモデル、「PrimoPants」はハードシェルで、ゴアテックスを使った、プロモデルだそうです。このハードとかソフトとか詳しいことは、すーさんのページに書いてありますが、簡単に言うと、ゴアテックス等の防水フィルムを使って完璧な防水を求めた物がハード対して、防水バリアを使用せず、特にムレに対して優れた性能を追求した物がソフトだそうです。防水バリアやフィルム等張っていないので、当然生地も柔らかく、なんか頼りない普通の布という感じのソフトシェルに対して、いかにもという強そうな生地にゴアテックスの紋章(タグ)の付いたハードシェル。どう見てもハードのほうがよさそう。それも値段はあまり変らないときてる。昨年スタッフ3人でパタゴニアのウエアそろえようとなった時、僕も当然ハードを買おうと思った。しかし、同じウエアではおもしろくない。テストの意味も含めて違う物にしようと言うことに。やな予感が。やはり2人は山やなので、当然ゴアテックスでないとダメだと強調。でも、ひとりくらいソフトシェル着ないと。ちゅーわけで、スキーヤーの私が着る事になった次第です。バリアがないということは寒そうだな。目が粗いから雪付きまくるかな。雨降ったらビッタンコやな。なんて想像をみごとに裏切ってくれました。裏にちょっとしたパイル加工がしてあるだけで、案外暖かい。風も全然はいらないけど、結構ムレにくい。おまけにパウダー滑っても、猛吹雪でも、湿った雪さえ全然付かない。むしろ、下にはいたハードシェルの「Primo」のほうが雪が付くくらい。(相当の悪天事ですが)極め付けに、先日すごい大雨の中、丸1日滑りました。(試乗会なので、滑らざるをえないと言った方がいいかも)すごーい!全く濡れない。もうかれこれ20日以上着て、小雨にも猛吹雪にも数度遭い、春のギラギラ紫外線にも何日かさらされたにもかかわらず、今だまったく撥水ひとつ衰えていない。この優秀なウエア君と、自慢のファイアーパターンのヘルメットのお陰で帰り着替えたらインナーと頭は全くのドライ状態。普通のスキーウエアならしぼれてるよきっと。(実際グローブだけはおもいきりしぼりました)パンツのハードシェルのほうはというと、染みては来ないものの、撥水が途中から悪くなってきた。同じだけ使ってるのにね。まさにソフトシェルおそるべし。今後も引きつづきテストしてみます。新たなおそるべしを発見するかな。

2006年2月10日(金)
試乗レポート フォルクル

ここ数年、スーパースポーツシリーズが大人気のフォルクルです。今年もさらに進化して登場しました。昨年ベストセラーの「オールスター」にチタニウムを使い、さらに安定感を増した「オールスターTitanium」は、昨年モデル同様iPTのおかげで足裏の感覚がよく、操作性をそのままに高速性能がアップ。基礎スキーエキスパートに使いやすくなったけど、レジャー上級者には・・・と思ったら、セカンドの「5★」が「S5Titanium]と進化。iPT採用で、昨年の「オールスター」に近い乗り味になったようだ。レディーのアッティバシリーズも、相変わらず超軽量は健在。昨年の「4★」が進化した「AttivaS4」は今年もベストセラー間違いなしでしょう。あと、注目はアンリミテッドシリーズ。これからの時代、今流行のフリーライドや飛び系等、いろいろなカテゴリーのスキーが注目されています。これは、ピステ、オフピステを問わない自由感覚のスキーで、センター幅を広げた楽系スキー。「AC3Titanium」は、デザインも落ち着いた安定感抜群のスキー。もちろん軽量で、基礎にも使える。今年は飛び系のツインチップも少し入れてみようかなと思っています。楽しむレジャーの方は、「AC2」がいいですよ。もちろん、私が昨年絶賛したレースタイガーも健在。スペック的にはあまり変っていないような。今回、一緒にテクニカのブーツも履かせてもらった。「DIABLO130」と、「MODO12」の2足。「DIABLO130」はバリバリのレーシング。でも、思ったほど硬くなく(といっても半端な脚力じゃ無理)幅も結構広くて楽だった。同じ型で「DIABLO90」もあるので、こちらのほうが一般的。そして、対照的な「MODO12」。こちらはフレックス70で中級レジャー用。メーカーの方も「ちょっと幅広く作りすぎたかと・・・」なんていうくらい幅広で、思わず下のバックル締めたまま脱ごうとしてしまいました。レジャー用の幅広大歓迎。こんな楽なブーツもあってもいいじゃん。でも、滑ったら本気全然大丈夫。設計はちゃんとしたフロント4バックルブーツです。と、いいことばかり書いた今回の試乗会、なんと三星佳代ちゃんが来てました。実はイトさん佳代ちゃんの大ファン!毎年フォルクルの試乗会に佳代ちゃんのポスターと色紙、マジックを持っていってというくらい。(そーとーミーハーやなー)「なんで佳代ちゃん呼ばないの!」「すみません。今週県予選でして」。「なんで今年もいないの!」「すみません、国体予選でして」去年、おととしと話した担当が、「あっ、そーいえばイトさん佳代のファンでしたよね。紹介します」かぁ〜!柄にもなく照れて真っ赤に。一緒に写真とって、一緒にリフト乗って、何本か一緒に滑ってくれた。やっぱ全日本選手はうまい!そういえば彼女中京大なんで、つい2年ほど前まですぐ近く(豊田)に4年もいた。なのにきっとスキー漬けの日々を送ったんだろう、隣町の刈谷を知らなかった。そんなこんなで評価も甘くなるわな。(うそうそ!まじめによかったです)佳代ちゃんファンの人、いいだろー。(あんまりいないと思うけど)くやしかったら、業界人になってください!なんてね。でもやっぱり今回に限って色紙忘れたイトさんでした。ちっくしょ〜!(小梅太夫風に)

2006年2月3日(金)
山の家 かわかみ

先日紹介したおすすめスキー場「ブランシュたかやま」のところで、おすすめ宿があると書きましたが、そこを紹介します。ブランシュから車で少々、エコーバレーの近くにある、「山の家 かわかみ」さんです。できて3年目の新しい宿です。主人の川上隆之さんは、元ブランシュのSAJスキースクールにて主任教師を、現在ご自分で「SNOW KING」というスキーサークルを主宰。多くの人々を指導しています。川上さんとはヘッドスキーのオピニオンの関係で、数年前から試乗会等でお世話になり、最近は指導もしていただいています。森の中の白い建物。メインダイニングにはバーコーナーもあって、食後は1杯やりながらスキー談義を。客室は全室バストイレ付きで、DVDまである。もちろんスキーのチューンナップルームも完備。食事も「手作り」を基本に、契約業者より安心できる素材を仕入れるそうです。特に、オリジナルの燻製は絶品。お1人から宿泊OKで、リフト券付きやレッスンパックもある。「SNOW KING」メンバーになると、川上先生のスキーレッスンはもちろん、宿泊割引や、ポイント集めて特典もある。と、いろいろ書きましたが、実は私まだ1度も宿泊していません。オープンしてすぐ知ったのですが、なかなか川上さんと予定が合わなくて。今年こそいくぞー!と、決意して紹介しました。比較的近くて、新しくきれいな宿で楽しくレベルアップしましょう。でも、私が泊まりに行ったらおそらく2日酔いでレッスンになるかな・・・KING川上は相当強いらしいから?


「山の家 かわかみ」


KING 川上先生です。
2006年1月19日(木)
赤倉テレマーク研修

先日、赤倉スキー場に行ってきました。社員研修(という名目)で、今回はテレマークを久しぶりにやってきました。最近うちの顧客の方々でテレマークに興味をもたれる方が多いということで、少しやっておかないとと思いスキーのテストをかねて行って来ました。といっても私、テレマーク歴は案外長く、10年ほどやってます。始めた頃は革靴にトップ70mmほどのクロカンのようなスキーでした。初めての時ははずかしいので、1人でこっそりナイターに行き、最初の1本で地獄絵巻を体験し、半泣きで帰った覚えがあります。少し滑れるようになると、「俺はこんな難しいスキーで滑れるんだぞー」なんて勝手に優越感感じながら(こういう人多かったみたい)ゲレンデだけで(これでフィールド行く自信なかったし、バックカントリー用は持っていたので)滑っていました。しばらくして、プラスチックのブーツがあることを知り、そんなものレーサーが履くもんだと思いながらも手を出し、板もアルペンの基礎スキー中級用に金具を付け、まわりに邪道だステータスはどーしたと言われながらも使ってみると感動。使いやすいし安定感も抜群。一気にはまってシーズン30日くらいテレマークばかりやってたことも。そのころからすーさんも始め、となりの「バルトロ」M店長と3人でおしゃれなテレマーク軍団を結成。その後カービングが出始め、いち早くカービングにテレマークをつけたりして。楽しかったなー。(おやじの昔話風に)その頃、アルペンスキーも新しいカービング技術なるものが出てきて、遅れてなるものかとあわててアルペン復活したら年々テレマークの日数減っちゃって、最近ではシーズン2〜3日なんてトコでした。昨年準指を取って、とりあえず今シーズンは基礎スキーひとやすみ(といっても技術追求は日々)で、いろんなことやろう第1弾でテレマーク復活したわけです。スキーも新調して、昨年までの「オガサカKeo’s」から「オガサカPowderGirl」(相当うけねらってます)にしました。Keo’sは切れて、ガンガンカービングしてましたが、パウダーガールはフリーライド。カーブもしますが、優雅にスキッドしながら滑ってました。最近はプラブーツの普及と、カービングスキーによってアルペンスキーが滑れる人はすぐにある程度滑れるようになるので、少しずつ普及してきた。赤倉は有名なスクールがあることから、テレマーカーが結構多い。今シーズン、すーさんはすでに何日かテレマークやっていたので、研修はガイド桜井の特訓という感じです。慣れない彼を2人でいじめ!のつもりでしたが、さすがパワーだけ?は人並みはずれているだけに、全然めげない。どころかどんどん上手くなっていく。それにひきかえ私はというと、今期初の筋肉痛がオケツを襲いました。

2006年1月15日(日)
サロモン試乗会

遅くなりましたが、10日(火)早くもサロモンNEWモデルの試乗会に行ってきました。今年、サロモンは新しい試みとして、デモモデルとフリースタイルのみ1月発売という変ったことをして、今回はこのモデルだけです。12月発表1月に発売すれば、お客様も出てすぐに乗れると言うこの企画は賛否両論で、正直私は否定的です。まあ、それは置いといて、試乗レポートです。まず、デモモデルの「DEMO X」です。来期サロモンは、完全フルモデルチェンジします。トップの「X2」はオールラウンドモデルで、高速系モデルの「エキップGCレース」がベースになっています。170cmR14,5mは、高速安定性もよく、結構走ります。中緩斜面の高速大中回り、急斜面の中小回りに特によく、1本でテク、クラを受験する方におすすめです。162cmR12,9mは、スキッド系にも使え、トップモデルの割に扱いやすいので、準指、正指受験や、1級にも使えると思います。「X3」は、レーシングの3Vがベースのショートカービングモデル。攻撃的なサイドカットは、ターンの後半の走りと切れが素晴らしく、スピーディーなショートターンに対応。使い分けを考えるエキスパートのショートターン用として160cm、165cmは中小回り系のオールラウンドに最適です。「XR」は、「X2」のコアを変更し、より使いやすくしたオールラウンドモデル。長さ、サイドカットは「X2」と同じですが、カービングからスキッドまでしなやかで使いやすく、こぶや、急斜面でも操作性に優れている。162cmがおすすめ。そして「XT」。今回の中で1番印象に残ったモデル。「X3」に似たサイドカットを持つが、ショート系というわけではないらしく、156,164,172cmと言う長さ構成。特に172cmはR13,1というすごいカーブをもつわりに、柔らかいので長さが気にならず、1台でテクニカルの受験にもいいのではないか。テールが広いので、結構走りもある。156,164cmは2級から1級の方におすすめだが、今風のカービング系ショートターンを身につけたいかたにもいいですよ。最後に「X Lady」。女性用も作ってくれた。非常に軽量で、ビンディング位置も1cmほどまえについている。形状的には「X2」に近いかも。とにかくくるくる回る感じで、ずらしやすい。非力な女性も気合で踏まなくても大丈夫。冒頭に完全フルモデルチェンジと書きましたが、デモの全モデル「3Dスペースフレーム」コンセプトが打ち出されました。昨年発表された「Xボディ」が「3Dモノコック」に(あんなに自身もってたのをなんで1年でやめるかね?)、2000年衝撃的に発表され、昨年まで採用された「パイロットシステム」が、昨年選手用に採用され、実績を作ったフリーフレックスシステムの「スマートトラック」に(まるで某メーカーと同じですが)、相当久しぶりに大幅なモデルチェンジをし、超軽量化した「Zビンディング」の3つが大きくかわりました。細かな説明は長々書くよりサロモンHPを見ていただければもうアップされています。あと、先行販売されたのは「1080」シリーズです。こちらは正直デザイン変更と言う感じで、かなり斬新です。レディースもリリースしましたが、ただ短いサイズをデザイン変えてレディーと呼んでいる感じです。ブーツやレーシング、その他のラインはいつものように3月頃発表されるそうです。少々ぼやきも入りましたが完成度は高く、非常に扱いやすいモデルばかりであることは確かでした。これからどんどん試乗会が入ってきます。レポートお楽しみに。ちなみに15日から少しずつ書き込み、ようやく完成。アップ遅れました。すんません。

2005年12月30日(金)
初すべり

あ〜っ!というまに最終営業日。今年も1年、みなさんには大変お世話になりました。ちょっと遅くなりましたが、火曜日にすーさんと、ようやく初すべりに行ってきました。場所はもちろん、おすすめNO,1の木曽福島スキー場です。しかし雪多いねー。12月とは思えませんでした。スキーヤーとしてはいいことですが、スキー場としては相当大変だったみたいで、社長にごあいさつに行った時、十数年スキー場に携わって、12月にこの量は初めてだと言ってました。今回すーさんはエラン使って非常にご機嫌。(すーさんのひとりごと参照)私はとりあえず、先シーズンの試乗会で気になった1台、「ヘッドスーパーシェープ160cm」をつかいました。反応がするどくカーブが強いけど、トップモデルではないので、使いやすく、こちらもご機嫌。しかし寒かったー。上松でー10℃は初めてです。やっと明日から正月休みなので、何処行こうかな。また来年もいい年になりますように。みなさん良いお年を!

2005年12月24日(土)
おすすめスキー場3

いやー、すごかったですねあの大雪。今年はホワイトクリスマスかと思いきや、刈谷はすっかり解けてしまいました。(交通網としてはよかったかも)さあ、ひさしぶりのあれこれはおすすめ第3弾。もちろん、「ロッヂぶな」のある黒姫高原スノーパークです。このスキー場、なんといってもまずはスキー学校のレベルが高い。検定パックが名物のようになっていて、特にテククラ検定は毎回100人近く受けに来る。技術選経験者も多く、現役デモの若月新一氏も所属する。今シーズンは、スクールオリジナルの検定必勝DVDも製作。近くSG社より発売予定。(穂高にもあります)ちなみにイトさんこの黒姫にてテクニカルを取りました。(別にレベルが高いと自慢するわけじゃないけど)その節は「ロッヂぶな」近藤夫妻には大変お世話になりました。この近藤さん、さすがは元イントラ出身で、検定を受けに来た方に本当に協力的です。お客さんでもすでにお世話になり晴れて合格と言う方が出ています。「ぶな」の検定パックは本当におすすめです。コースは、下は初級者や根暗な基礎練習(と僕らは呼ぶ)に最適な広い緩斜面、上はきれいな中急斜面や、ロングコース、こぶ斜面もある。お昼は、きれいなレストハウス・・も良いが、余裕があったらブーツを靴に履き替え、駐車場下の蕎麦屋「うえだ」さん(なんでも2005,1,8参照)に行って見よう。面倒なことやっただけの見返りのある、通もうなる美味い蕎麦を食べさせてくれる。ただし、少し早めに行かないとすぐに売切れてしまうから注意。スキー客だけでなく、蕎麦だけ食べにここに来る人もたくさんいますから。あと、黒姫というとすごく遠くに感じますが、上信越道「信濃町」インターからわずか5分。信濃町までは豊田東インターよりちょうど300kmで、休憩して4時間ほどで行けます。ここで、イトさん耳より情報。インターからちょっと離れますが、18号線を長野方面に10分ほど走ったところに、「おおさわ」という大きなお菓子屋さん(和菓子とケーキ両方売っている)がある。ここの黒糖まんじゅうは思い出すだけでよだれが出るくらいの超絶品で、地元では大ブレークしている。普通の黒糖まんじゅうの皮に葛がコーティングしてあって、とろけるような食感がたまらない。購入者は店内で食べることもでき、なんとコーヒーはタダ!お盆に妻と店内で食べてるほんの30分くらいの間に50個以上売れたと思う。おおげさでなくて、店を入ったすぐに山にもったまんじゅうがあるが、あっというまに2山なくなった。なくなるとすぐに裏から出てくるので新鮮だ。いかにも地元と言う人ばかりだが、日持ちしないのに1人10個ずつくらい買って行く。「ぶな」のご主人も最近こちらに来る時はよく持ってきてくれます。この冬、絶対に検定合格と意気込んでいるみなさん。黒姫高原「ロッヂぶな」の検定パックで、合格&レベルアップ!

2005年12月11日(日)
おすすめスキー場2

おすすめ2つ目は「ブランシュたかやまスキー場」です。たかやま言っても飛騨ではなく、長野県は白樺高原に近い鷹山というところににあります。おすすめ理由はまず、ここもスキーヤーオンリーです。コースも福島に似ていますが、上下の構成で、下は延々1600m平均7度のキッズコース、上は初心者からエキスパートまで楽しめる数コースがえらべます。特におすすめはメインのスラロームコースともみの木樹氷コース。スラロームは最大26°の一枚バーンがいつもきれいに整地されていて朝一は高速練習にもってこい、樹氷コースは標高1800mの山頂から約2000m滑れる林間コースで、平均8°と誰でも滑れる景色最高のコース。アクセスも長野道岡谷インターから国道20号のバイパスが昨年開通し、30分ほどで行けるようになりました。このスキー場の売りはやはり晴天率です。八ヶ岳エリアはちょうど日本海、太平洋の中心に位置するため、冬型の影響を受けにくいみたいで非常に天気がいい。そして天気がいいと景色が最高。右に浅間山から左の北アルプスまでの山々。そして朝の樹氷のきれいなこと。スクールもエキスパートや検定コースなどいろんなコースがあり、キッズには雪遊び中心の雪の幼稚園なんてのもあるそうだ。近くにはイトさんおすすめの宿もあります。(くわしくは後日)

2005年12月2日(金)
おすすめスキー場その1

おかげさまで、チューンや取り付けがいそがしくなってきまして、なかなか更新できなくなってきました。今回から少しずつ、私のおすすめのスキー場を紹介していきたいと思います。まず始めに、「きそふくしまスキー場」です。長野県その名のとおり木曽地方の中心、木曽福島(11月1日より木曽町)より15分程のところにあるこのスキー場はまず、なんといっても最近数少ないスキーヤーオンリーで、まじめな基礎スキーヤーや、家族連れに人気のスキー場です。次にアクセスですが、中央道中津川インターから70kmと近く、東海環状のオープンで、刈谷からでも2時間半程で行けます。木曽と言うと19号線の大渋滞を思い出しますが、それはバブルの頃。前回も書きましたが、東海北陸道の開通で、木曽地方のスキー場は関西のお客さんがほぼゼロに。おまけに名古屋圏のお客さんも激減し、道が混むのは2月連休くらいであとはほとんどスムースに帰れます。実際きそふくしまスキー場の常連組たちは、日曜夜閉店前(7時まで)にチューンナップや情報持って寄ってくれる位です。そしてコース。上下の構成に分かれ、上半分は中上級者が楽しめる長いクルージング斜面や急斜面が、下半分は平均5〜8度の長ーい初心者コース(2500m)で、子供や初心者の練習にもってこいだ。あと、今年からリフト券を値下げしたし(なんとシーズン券が¥25000!)、コースも若干整備したそうです。このスキー場、昨年までは町営でしたが、今年より民営化することになりスタッフ一同気合が入っているそうです。(私、社長と知り合いでして)平日は毎日なにかしらのサービスデー、土日もイベント盛りだくさん。スキースクールもさすが長野県のレベルの高さ。プライズ検定(今年は3月6日)もやっている。当店に割引券があるので、欲しい方はいつでもどうぞ。私も毎年数日滑っていますので、見かけたらつかまえてください。

2005年11月5日(土)
美濃地方のスキー場

とうとうオープンしました。2日にウイングヒル、3日に鷲が岳です。今後、ピア、ダイナと早期オープン目白押しの岐阜美濃エリアのスキー場。気が早いと言うかがんばってると言うか、最近アイスクラッシャー入れてないとダメみたいになってきました。でもスキーヤーにとってはいいことです。少しでも早く滑りたいと言う方には昔に比べて最低半月程早く初すべりができるようになったし、なにより今滑れると言うことは、多少の暖冬でも確実に12月、正月が滑走可能ということです。名古屋地区からも東海環状線の開通で刈谷〜高鷲ICまで1時間半ほどで行けるようになりました。しかーし、スキー場の込み具合、そして1番の問題の東海北陸道の渋滞は恐ろしいと言っても過言でないくらいのすごさです。昨年日曜に朴の木スキー場に行ったとき、一度どんなものかハマってみようと飛騨清見より東海北陸道へ。白鳥まではスムースだったものの、少しずつ混んできてのろのろに。「ゆっくりでも動いてれば進むか」とか思っていたら、すぐに止まってしまった。その時時間はちょうど5時頃で、一番混むであろう時間だった。その後、約30分まったく動かず。事故かなと思ったら、動き出し、ほんの数メーターずつちょこちょこ。また止まったと思ったらまた30分くらい動かない。そんな繰り返しで2車線になる美並インターの手前まで3時間以上かかった。普段なら15分もあればいけるのにね。「そんなのいつものこと」とお客さんに言われましたが。結果、家についたのが10時前。白鳥から5時間、朴の木から7時間近くかかった。3月に蔵王行ったとき、ちょうど8時間だったので、おそらく仙台くらいまで行けるんじゃない?スキーバブルの頃はこんなの当たり前だったかもしれないけど、(最高ひるがのから一宮まで10時間かかったことがあります)最近平日スキーであまり渋滞遭わないから贅沢になっていけない。でも、いくら週末でも今のご時世、ちょっと遅くなると駐車場から歩いて何分かかるとか、リフト待ち何分とか、帰りに大渋滞なんていうバブリーなスキー場はおそらく全国でも美濃エリアだけじゃないかな。高速道路というのはお金はかかるが便利なモンで、今まで遠かったスキー場が昔では考えられないくらい近くなりました。でも、悲しいかな高速道から遠い木曽エリアや白馬エリアなど、どんどん客足が遠のいてしまった地区もあり、深刻な問題になっている。うちのお客たちにとってはリフト待ちも渋滞もないスキー場は非常に魅力的でいいのだが・・・

2005年10月28日(金)
今シーズンの人気傾向

ここらで一度、本年の人気&おすすめモデルの紹介を。どちらかと言えば、9月までの予約のお客さんは、上級、エキスパートの方が多いので、エキスパートモデルの紹介になってしまいますが、今シーズンの人気モデルスキーは、オガサカKS−CHがダントツとまではいきませんがトップですね。やはりしっかりした中にも扱いやすさを持ったところが試乗会でも非常にみなさんの評価が高かったです。ほとんどの方が試乗してよかったので早期オーダーにて注文いただいてます。続いてはフィッシャーAMG900、フォルクルオールスター、サロモンデモ9、アトミックLT−9なんて感じです。他店情報によりますと、フィッシャAMG800、ヘッドスーパーシェープ、ノルディカスピードマシーン16,1などが好評だそうです。最近基礎スキーヤーは、2本使い分ける方が増えてきまして、極端な大回り用または小回り用を求める方も多くなりました。たとえば175or180cmと160or165cmと言った組み合わせで。レジャー系の方は、フリーライドタイプ、特にセンター幅70mm以上のスキーを求める方が増えています。これは最近のバックカントリー(パウダー)ブームも手伝って、フリーライドスキー=(見た目が)カッコいい、扱いが楽な物が多いということでしょう。若い子が飛び系で使う=派手と言うイメージから、バックカントリー=シブイと変り、中高年にも人気があります。今シーズン当店はフリーライドスキーを思い切って充実させています。見るだけでも楽しいのでみなさん遊びに来てください。ブーツですが、やはり今年もレグザムです。特に早い時期から「リベロ」の問い合わせが多く、話題になっています。サロモンの穴あきも好調。今年は新たにアトミックレーステックと、ヘッドデモも扱っています。お気軽にお問い合わせください。ウエアや小物もそろい始め、初雪の便りも届いた今日このごろ。まだ見に来ていない方はそろそろ動き始めてもいいですよ。お待ちしてまーす。

2005年10月20日(木)
復活!

2006シーズン。さー、始まるよー!って気が早いねー。でも、ホントに始まるんです。いよいよ明日21日は、静岡県の「スノータウンイエティー」のオープンです。今週末はたくさんのスキーヤーで賑わうことでしょう。うちのお客さんも何人か行くみたいですしね。お天気よくなることを祈ります。(私も土曜は法事があるので、晴れて欲しいです)その次の週(29日)には群馬の「鹿沢ハイランド」がオープン予定らしい。続いてわかっている情報では、11月1日軽井沢プリンス、3日鷲が岳、19日ダイナランドてな感じです。10月中のスキーってなんか1回行って見たいな。今はなきザウスなら行った事あるけど、10月に青空の下ってなんか楽しそうじゃん。まだスキー、ブーツ等決めていない方はそろそろご来店ください。まだまだたくさんいいもの残っていますから。と言いながら自分もまだ迷っている状態。たまにはR社じゃないブーツを履いてみようかな。久しぶりに外ブラのスキーはいて見ようかなとか悩んでいるイトさんでした。

スキーあれこれに戻る
2005シーズンへ