イトさんの

2008シーズン
スキーあれこれ
スキー ’05 ’06 ’07 ’09 ’10 へ  

2008年6月18日(水)
早期展示会 続々
大手スキーショップが続々と’09モデル展示会を開始しました。スキー○○のみなさんには楽しい時期がやってきました。先週末は名古屋のA社さんで恒例のエキスパートフェスタ(だったっけ)がおこなわれ、上村愛子ちゃんはじめ、たくさんの有名選手が来店していたみたいです。私も週末休みだったので愛子ちゃんが見たかったんですが(かなりミーハーです)、残念ながら行くことができませんでした。と、言ってもおそらく面がわれているのでかなり変装して行かないとバレバレで、産業スパイ(おおげさ)と思われるかも知れません。(特にA社M氏には)と言う話は置いといて、わが穂高にもボツボツとニューモデルの入荷が始まっています。ヘッド、フォルクル、オガサカ、レグザムが入荷、近日中にサロモン、アトミック、フィッシャが入荷予定です。とりあえず上級エキスパートモデルがメインになります。初中級レジャーやフリーライド等は9月以降のほうが充実しています。もちろん、もうほしいアイテムが決まっている方は予約OKですのでお問い合わせください。穂高の早期予約は毎年のごとく特別に日にちをもうけておりません。あなたのほしいときが早期予約会です!なんちゃってー。でも、結局年末までだらだらとやりますので、よろしくお願いします。とりあえず第1弾としまして、7月21日(月祝)までの期間、スキーウエアの早期予約を受け付けます。対象はデサント、ゴールドウィン、アシックス、ミズノです。この期間は限定モデルの受付や、サイズのセミオーダーができますので、ぜひご利用ください。あと、7月31日(木)までは、毎年恒例のオガサカスキーオーダー受付をしています。フレックスのソフト、ハードを選べるうえに、ネームの刻印や粗品までもらえます。もうひとつ。ヘッドスキー早期予約キャンペーンということで7月31日(木)まで、ロードレーサー(自転車)、JAL5万円旅行券その他もろもろが当たります。オガサカやヘッドのスキー、どうせ買うならこの機会をぜひお見逃しなく。

 というわけ(どんな?)で、今シーズンの「スキーあれこれ」は今回で終わります。結局今年は、春の立山、釼に行けなかったので35日のまま。来年はどうなるこっちゃ。それではまた秋にお会いしましょう。
2008年6月2日(月)
ほんとにサプライズなお客さん
いやーホントにびっくりしました。ひょこひょことお店に入ってくるなり「こんにちは、いとうさんですよね」「はい、そうですが」「シュリちゃんの紹介ではたなかと申します」「はたなかって・・・もしかして畑中みゆきさん?」「はいそうです」そうなんです。日本代表としてソルトレーク、トリノと2大会連続でオリンピックに出場したモーグルの畑中みゆきさんです。寺田シュリちゃんのうちの帰りに立ち寄ってくれました。本当はシュリちゃんと一緒に来る予定でしたが、彼女は今日リハビリがあるそうで、みゆきさん一人で来てくれたと言ういきさつです。前にシュリちゃんからみゆきさんにお世話になってるとは聞いていましたがこんなにひたしいとはね。みゆきさんはトリノ後モーグル選手にきりをつけ、今度はハーフパイプの選手として今シーズンWC猪苗代(8位)、日本オープン(2位)で活躍されています。突然の大物来店に最初は緊張しましたが、ノリのいい彼女に緊張もほぐれ、楽しくスキー談義をさせていただきました。ところで、彼女が今オフを利用して山梨県のカムイ御坂スキー場にて週末キャンプを開催します。(詳しくは彼女のHPにて)フリーライダーだから私には関係ないと思っているそこの基礎スキーヤー諸君。彼女の今回のキャンプは基礎スキーヤーもターゲットにしていて、カムイの大きなパイプのバンクと長い斜面(200m)を利用して加速感やトップモーグラーのコブの極意を教えてもらえます。早くも雪が恋しくなってきたみなさん、ぜひ参加してください。あと、カムイ御坂スキー場は夏中営業しているそうです。(月曜定休らしい)場内はハーフパイプになっています。彼女の言うところ1stセッション(午前)はまじめなフリーライダーがパイプの練習をしているそうですが、2ndセッション(午後)はかなり空いていて、パイプの底で普通に基礎スキーしていても平気だそうです。全長も200mもあるので行く価値はかなりあると思います。あと、みゆきさんはピラティスのイントラもしていて、スキージャーナルの来月(6月25日発売)号から6ヶ月間「スキーのためのピラティス」を連載するそうです。お楽しみに。
しかし、みゆきさんほどのスーパースターの存在はもちろん知っていたが、素顔を見たことがなかった。ただ、「畑中です」と言われたとき、昔ブラボースキーに連載されていた「モグモグタエちゃん」(中西ヒロシ)で見たまんがを思い出して「みゆきさん!」と一発でわかってしまった。あのまんがのみゆきさんかなり・・・。みゆきさんも笑ってました。

オリンピック2回出場のみゆきさん。ノリのいいかわいいお姉さんと言う感じでした。

かわいいオバQ?みたいなサイン。実は彼女のあだ名は「Qちゃん」なんだって。
2008年5月12日(月)
オフトレシーズンイン
一般的なスキー場はチャオの営業が終わり、あとは志賀高原の一部のみになってしまいました。今後滑りたい人は立山、千畳敷、乗鞍等自分の足で登らなければならなくてはなりませんね。さあ、オフトレと飲み会(と言っても冬の間も充分飲んでる)のシーズンインです。GWまで滑っていた諸兄はしばらく動きたくなくてまったりしてしまうかもしれませんね。しかし、私の場合毎年一番太るのがこの5月。年明けから休みなく、店にいる日以外ほとんどが早起きで長距離運転(日帰りが多い)。激しく運動をし、よく飲みよく食べる。次までに疲れを取ろうと晩飯が遅い割りには早寝。こんな繰り返しで春まで来るもんだから、シーズンが終わると同時に一気に太る。せっかく苦労して冬までに戻すのにまた今年も、来年も・・・。こんなパターンで何年来ただろう。ところがこの悪の輪廻?にも近年若干の変化が。毎年のこととわかっているから一昨年は5月から走り始めた。結果・・・やっぱり太った。昨年も走った・・・・やっぱ太った。おまけに昨年は秋までに戻らなかった。やっぱ歳には勝てないかもなぁと最近思い出した。ここ数年、飛び道具として数々のドーピング(ただのサプリですが)も試しているが、やはり限界がある。禁酒・・・減食・・・ムリ!昔から私の信条は、「うまい酒、うまいもの食べれないならダイエットなんてしない」なので、これからも「昼飯大盛、晩飯晩酌」を貫くつもりです。でも絶対がんばるぞ!ちなみに私のダイエットは体重はひとつの目安でほとんど気にしない。見た目第一です。多少重くても締まってればいいんです。特に腹!さっそく今年もMBTシューズの力を借りてがんばります。
2008年4月25日(金)
早くも’09モデル入荷
いよいよゴールデンウィークですね。今年の私はすーさんが留守のため、お仕事です。で、かなり早いんですが、早くもレグザムの’09モデルが入荷しました。とりあえず「データ110」「データ97」「フォルテ110」の一部サイズですが(お問い合わせください)、もうお店に並んでいます。今なら、ゴールデンウィークに使用することができますので、来期、ブーツの買い替えをお考えの方は一足先に手に入れるのもいいんじゃないですか。もしよろしかったら来期のレグザムブーツのレポートを今年の「スキーあれこれ」2月11日に書いてますのでご参考に。
フォルテ110(左)とデータ110
2008年4月24日(木)
スキーヤー人生最高の体験?
この火水は志賀高原に行ってきました。火曜は横手、水曜は奥志賀で滑ってきました。火曜、おそらく一番奥の横手山か奥志賀ならきっとすいているだろうという予想通り、お客さん約20人ほどでした。天気もいいし、景色を見ながらいつものような「基礎スキー練習中」と言う滑りではなく「レジャーでスキーを楽しんでます」滑りでのんびり滑りました。当然雪も悪いし、今回で今シーズンのゲレンデスキーは〆ようと思っていたから。それにしても暑かった。この日、横手山で気温20度。今回もシャツイチ(ファイントラック社のウールとポリの混紡のやつ)にウインドストッパーで滑りましたが、時々水分補給しないと脱水になります。あんまりがつがつ滑らなくても明日があるから3時半頃やめようと思っていました。2時頃から徐々に人が減り、3時を過ぎたときなんと、圧雪車がゲレンデを圧雪しだした。それも5台も。こっちはまだ滑ってるのにあぶねーなーと思ったのと裏腹に、急に私の中の「基礎スキーヤー」が目覚めた。今圧雪したばかりのところをがんがん滑る。そのときゲレンデに残っていたお客さんは5人ほど。ちょっと危なかったけど相当楽しかった。結局4時15分の営業終了まで滑ってしまった。夜はいつもの「ルートイン中野」の予定でしたが、先日一度車中泊をしたら思いのほか快適だったので(実は11月に四角い車に変えました)今回はホテル「中野道の駅(勝手命名)」にしました。志賀に行くとよくよる「みやま温泉わくわくの湯」には入り、就寝。ちなみにこのホテル「道の駅」に宿泊(車中泊)のお客様?は火曜日だと言うのに私を含めてざっと20台はいました。ゴールデンウィークはいったいどうなるといらない心配しました。
 次の日、朝一で奥志賀に。ここで最初のおおげさな題名「スキーヤー人生最高の体験」をしました。朝8時半、リフト運転開始と共に第2高速リフトに乗り、そして第3高速リフトに乗り換える。(ちなみにゴンドラは運休)ねらい通りきれいに圧雪された第3ゲレンデに1番でシュプールを描きました。と、ここまではたまにはあること。左から順番に2本3本とシュプールを描く。4本5本・・・10本・・・あれ?そう、私一人の貸切ゲレンデ。10時半にスクールのレッスンに4人来るまでゲレンデは私のもの。自分のためにきれいに整備された貸切ゲレンデなんて人生1度あるかどうかわかりません。4〜5分に1本、25本ノンストップで滑りました。10時には休憩しようと思いましたが、なんかリフトの人に申し訳なくて、誰か来るまで滑ってやろうと思い、気が付きゃ2時間滑りっぱなし。もう途中から意地になって、人が登ってきたときなぜか「たすかった」なんて思いました。散々ゲレンデを荒らし、ようやく休憩。もうへとへとになり、脱水状態。休憩後第2ゲレンデのコブを滑るとなんか調子が良かったので今度はコブ三昧。7本滑りましたが、もう足腰立たないくらい。12時にやめて帰ってきました。ちなみに横手山、奥志賀共に全面滑走可で、私の見たところまだ2m近くあります。
 今シーズン昨日までで35日。やはり、初すべりが1月で、ゴールデンウィークに滑らないとなかなか40日に届かないです。でもおそらく今年も立山、釼に行くと思うのであと1〜2日増えると思います。
2008年4月10日(木)
春スキーのウエア
昨日は白馬五竜に行ってきました。天気もよく雪もたっぷりあったんですが、非常に暑かった。最低気温は若干低かったらしいんですが(それでもプラス)最高気温が長野で20度を超えたらしい。白馬でも滑り出すといいが、滑り降りてからリフトに乗るまでが暑くてたまらない。リフトに乗るとき上着の前ファスナーを大きく開けて風を取り入れるとようやく落ち着く。こういう春スキーのウエアみなさんどうしてますか?最近のウエアは脇や背中にムレ抜きのファスナーがついているものが多くなって来たようです。私は今シーズンデサントのデモウエア(CMP7108、CMP7510)を着ていますが、やはりムレ抜きは付いているものの、中綿が入っているのでかなり暑いです。綿なしのウエアもありますが、やはり天気のいい日はソフトシェル、特に「ゴアウインドストッパー」がいいですね。「ゴアウインドストッパー」とは、フリース等の裏にゴアの皮膜をラミネートすることにより、強風や寒風を衣類内に進入させることなく、さらにゴアのきわめて高い透湿性により激しい運動によるムレを外に逃がしてくれるという優れもの。この「ゴアウインドストッパー」を使用したジャケットが各社より発売しています。特に山関係のメーカーから出ているものはまさにスキーにはもってこいで、更なる機能は表面の撥水。春の腐った雪のしぶきはもちろん、ちょっと位の雪や雨でも大丈夫です。昨日もコブ斜面で飛び込み前転を2度ほどしましたが中のシャツは無事でした。私は現在ホグロフスの3年ほど前のモデルを使っていますが、現在のモデルで言うと「フェラータジャケット」です。あと「ゴアウインドストッパー」でないソフトシェルで、よく似た機能のものもたくさん出ていますからそれもいいでしょう。ちなみに今、そのあたりのソフトシェルジャケットを全体的にバーゲンやってるみたいですので、見に来てください。わからないことはすーさんや桜井が詳しく教えてくれます。あっ、別にイトさんでもいいですよ。あと、どうしてもウエアと合わせたいという方は、最近スキーウエアメーカー各社からインナージャケットが出ています。今シーズンのウエアとあわせて早期オーダーで一緒に注文するといいでしょう。今シーズンも各社早期予約は7月20日頃までですのでお忘れなく。私の今シーズンはなんか調子がよく、まだまだ続きそうです。今年のゴールデンウィークはすーさんがいないので出ることができませんが、ウィーク明けはまた立山あたりに行くんじゃないかなと。それまで私のソフトシェルが活躍してくれると思います。でも、いくら「ゴアウインドストッパー」の力を持ってしても、昨日のお日様のパワーはすごかった。真っ黒のジャケットはしくじったかも・・・。
2008年4月2日(水)
寒の戻り
この時季にあんな猛吹雪にあうなんて・・・。昨日、お客さんのOさんと開田高原マイアスキー場に行ってきました。しかしすごい雪でした。朝一リフトで登ってゲレンデ真ん中で足首、端と吹き溜まりで膝下パウダー。強風の上大雪で、どう見ても2月でした。パウダーと言ってもちょっと重かったけど、かなり楽しかったです。何本か滑るうちにだんだん荒れてきて、グサグサのボコボコ。そこをジャンキーなおやじ2人組は、まだまだ負けんぞとばかりにがんがん攻める。まったく困ったおやじたちでした。ああいう本来なら最悪の天気と雪面のときこそ悪条件の練習にはもってこい。普段あんなひどい状況はあまりないし、降りっぱなしのボコボコは転んでも痛くないので結構面白い。それに、あんな条件でいい滑りができればどこでも滑れます。皆さんも悪い条件のときも「今日は最悪だ〜」とめげずに「よし、今日は不整地大回りの練習ができる!」と前向きに考えてどんどん滑りましょう。大回りも小回りもよりもどんな条件でもと言う人こそ、真のオールラウンダーです。私はそういうスキーヤーを目指しています。しかし、今日行ってれば最高だったのに・・・うーん、いかんいかん。
2008年3月31日(月)
指導員研修会
土日と朴の木平スキー場にて指導員研修会にいってきました。先生は今回でSAJブロック技術員を引退すると言う加藤先生でした。今回は内容が非常に充実していて、私の望みに近い講習をしてくれました。初日は中低速でテール、トップ&テール、トップコントロールをみっちり。二日目はそれを踏まえていろいろな斜面で実践でした。研修会は正直2年に一度の指導員資格更新のために受ける方が多いと思います。実際私も今シーズン受けないと剥奪のピンチでした。でも、本当はもっと受けたい。今回のようないい講習をしてくれるなら、毎年受けてもいいと思いました。更新のためにわざわざ来た人たちにとってはおそらくつまらなく疲れた研修だったと思います。でも、今シーズンまた、来シーズンの一番新しいテクニックをその場で教えてもらえる研修は、私にとっては願ってもない場。加藤先生ありがとうございました。泊まりは所属するスキークラブ橇(そり)の会ご用達のロッジ「あるぺん」さんに、ちょうどB級検定員試験を受験に来ていた同じクラブのM君と泊まりました。いつもながら飯がうまい。ちなみにメインは飛騨牛しゃぶしゃぶでした。
2008年3月21日(金)
レポート オガサカ
毎年エキスパート向けでは当店ナンバーワン人気のオガサカです。今年は結構変わります。毎年2年継続のケオッズシリーズですが、今シーズンは昨年新しくなったAMは継続。しかし、昨年リニューアルしたばかりの小回り系実践のSTをモデルチェンジしました。まず、昨年一昨年と継続だったTEをモデルチェンジ。新しくEXとして生まれ変わりました。トップ幅をより広く、テール幅をよりせまく設定したこのモデルは、どちらかと言えば前のTEのモデルチェンジと言うよりAMの進化版という感じです。乗り味はAMほど大回りよりではないものの、トップのとらえが早く走りを感じられて、より落差をとったすべりに対応している印象でした。得意のメタル抜きバージョンEはチロリアレールフレックスつきで用意されています。そして小回り系STを進化させたSS(スペシャルショートだそうです)が発売されます。これはSTをより高いレベルでのショートターンに対応するため、120−67−101mmという極端なプロポーションで、センターも若干後に設定。乗った感じはかなり走る印象。かなり実践向きで、ビスト付きも用意されています。扱いやすさで好評のユニティーがフルモデルチェンジ。Q1はびっくりするほど扱いやすい。小回りから中回り、長めで大回りと、まさにオールラウンダーです。前のモデルよりも若干返りが抑えられ、ずらしやすくなったような気がしました。こちらもメタル抜きのQ2がやはりチロリアレールフレックスつきで用意されます。毎年スペシャルとして用意されるKC−RVは今期17と23になります。新しい23は昨季までの21よりもさらに高速対応になり、R23mに設定。トライアンGS23をベースですが、若干固めのフィーリングでした。トライアンGSは昨年からの27、23を熟成させ、操作性があがった印象です。かなりよくたわんだ気がします。SLは、SS同様サイドカーブやセンターを見直し、よりタイムの出るスキーに変わった印象です。昨年までE−Turnシリーズとして出ていたスキーをCCとE−Turnに分け、CCはパウダー寄り、E−Turnはオールマイティー寄りのスキーになりました。全体的に、毎年誰が使っても乗りやすいスキーを出していたオガサカが、今期はメーカーの特徴を少し前面に出してきたように思われます。実践はより早く、操作系はより楽に正確にと言った印象です。もうひとつ。オガサカチームの選手たちが今期使用のゴーグルをご存知ですか。「etto」(エト)というメーカーのもので、何がすごいかと言うとアンチフォグ、アンチスクラッチという2大うたい文句があります。これはその名の通り曇らない傷つかないと言うすごいもの。実際展示会場でつめを立ててもぜんぜん傷つきませんでした。これも来期採用予定ですのでお楽しみに。
KS−EX 来期の主力

KS−SS スペシャルショート

U−Q1 操作性抜群

KC−RV23 技選スペシャル

KC−RV17 毎年人気

E−TurnX 楽系定番

etto E4000 オガサカチームご用達。うわさのゴーグル。
2008年3月14日(金)
レポート アトミック
久々のレポート更新です。来期のアトミックは基礎系スキーのFRシリーズが変わります。昨期まで、大回りLT小回りSTオールマイティーをFRとしていましたが、今期はデモスキーをFRとし、TYPE−AとTYPE−Sとしました。FR12TYPE−Aはただのオールマイティーと言うものではなく、186cmはアスリートの「A」とし、技術選仕様のR21m大回り、180、175cmはスピードに対するアドバンテージの「A」162、169cmは文字通りオールマイティーの「A」と言うことらしいです。TYPE−Sは小回り系実践モデルです。TYPE−Aはサイズによって3種のスキーを選択でき、186cmは実際アトミックチームが大回りで使用するそうで、まんまGS。結構しっかりしているので完全な選手向き。一般的には180cmくらいが大回りに使いやすいです。169cmは大回りから小回りまでかなり扱いやすいので、1台でテククラ受験の方にいいと思います。TYPE−Sはショートカービングスキーですが、けっこうやさしい印象でした。実際には165cmより160cmの峰が使いやすいかも。そして、今年、かなり気に入った1台がFR11TYPE−Aです。この「A」は本当のオールマイティーで、12をベースに扱いやすくしたばかりか、プレートまでも削除しているので、足裏が非常に雪面に近く、スキッドをはじめ、コブやパウダーまでも楽しめる1台です。昨年大人気だった「ノマド」シリーズは今年も健在。しかし昨年山スキーとして人気だった「クリムゾン」と「ブラックアイ」が、今期よりビンディング一体型(サロモンのスマートラックシステム)になってしまうのが残念。「ノマド」とよく似た位置づけで「ドライブ」シリーズと言うものが出ます。「ノマド」より若干ゲレンデ向きと言う感じのこのモデルは非常に軽量軽快。新しい振動吸収システムを採用し、ピステでは張り付くような安定感です。マウンテン系の「ダディ」シリーズや飛び系は若干削減されたような気が。ブーツは相変わらずレーステックがいい。ただ、デモ系のFRはどこかのブーツと完全に色がかぶった(DTと言うブーツ)。昨年履き心地のよさで好評だった「ホーク」シリーズも健在です。後日突然発表した「D2」というスキー。「バリオカット」と「バリオフレックス」があり、「カット」はスキーに縦割りのスリットが入っていて、スキーヤーの要求と、雪面の状況によりサイドカットが自動的に変化すると言うすごいもの。一方「フレックス」のほうは上下2段のデッキがお互いのフレックス特性を活かし、バーンや状況に応じたフレックスに調整すると言う優れもの。残念ながらこのスキーの試乗はできませんでしたが、本当ならかなりすごいスキーだと思います。興味のある方は検討の価値ありかも。ただし、値段もそれなりです。
FR12TYPE−A

FR12TYPE−S

FR11TYPE−A

DRIVE9TITAN

NOMADO BLCKEYE

D2 VARIO FLEX(上)と VARIO CUT(下)
2008年3月12日(水)
雪やばくなってきたね
昨日はきそふくしまスキー場にてお客さんとトレーニング。テク受験を目指すOさんとがんがん滑ってきました。さすがにうまい。足並みそろった人と滑るとペースがいいし、自分の練習にもなるので楽しく滑れました。しかし、ここ数日の天気のよさと暖かさと言ったらすごいですね。昨日も朝イチから帰るまで、乗鞍と御岳に雲ひとつかからないなんて何年もきそふく通って初めてじゃないかなってくらいにドピーカン。おまけにめっちゃ暖かく、ヘルメットの通気口を全開にしたのはもちろん、ウエアの通気チャックもすべて全開。予想はしていたので、下着は保温ではなく汗対策のものを使用。幸い雪質は何とか夕方までもってよかったねと言っていたら、下まで行く途中はぐちゃぐちゃで、一部板が滑らなくなるくらい。おそらく上のシークレットBCコースは、きそふく名物御岳おろしの冷たい風で多少緩み少なかったのかも。でも、予想では明日までお天気で、あさっては雨。そのあとしばらくお天気がつづくとのことです。先週末からずっと暖かくて、スキー帰りの人たちは口をそろえて「昼からは春スキーでしたよ」と言ってました。なんか冷え込んだり大雪の可能性が日に日に低くなっていくだけに、せっかく雪がそこそこある今年の春がちょっと心配になってきました。
2008年3月8日(土)
志賀高原BC その2
2日目、当然のごとく朝風呂に入り、動けなくなるほどの朝食を平らげ、シャトルバスにて山田牧場スキー場へ。ゲレンデトップから昨日来た林道を志賀高原に向かい登高。笠岳峠の茶屋からシールをはずし、林道を滑走。途中ショートカットで樹林帯に入り、昨日降った若干の積雪で足首パウダー。林道途中から再び登高し、熊の湯スキー場に到着。お昼ごはんを食べ、ようやくゲレンデスキーヤーに戻れた・・・と、思いきや「午後は横手から草津峠、鉢山方面へ」と。また歩くんかよ!横手山に登り、少し下ったところから樹林の中に入りそのままトラバース。すると桜井が下に滑っていった。「そっちと違うって!」とすーさん。私とふーさんは素直にすーさんについていったが桜井はかなり下にラインをとっている。仕方なく桜井のところに降りていくとやはりかなりラインがそれていた。スキーをはずしてかなり歩かされてようやく出たところがなんとゲレンデ。「今日のところはこの辺で勘弁してやろう」と池乃めだかのような心境でホテルへ。熊の湯ホテルは昔、毎年ゴールデンウィークの山専試乗会で毎年泊まっていた勝手知ったる宿です。温泉がすばらしく、緑色で時折濁る硫黄泉。においも強く、いかにも温泉入ってますと言う感じが非常にいい。非常に歴史のあるホテルで熊の湯スキー場はもちろん前山や横手山にも近い。「いやー、信州の名湯はしごするなんて贅沢だね」。3日目、今日の天気予報は最悪の冬型。猛吹雪は必至。さんざん歩かされ、ここまできたら煮るなり焼くなり好きにしてくれ状態のイトさんにちょい朗報である。「今日はゲレンデだな」とすーさん。ラッキー!「じゃあ、蓮池まで行ってそこから奥志賀まで行こう」今日こそまともに滑れるぞ・・・と思いきや、みんなでまた地図広げ出した。ん?結局、まず前山に行き、そこから木戸池経由で蓮池までバックカントリーでした。ただ、木戸池寸前にかなりいいパウダーバーンがあったのと、蓮池からはゲレンデ滑走で水を得た魚のように滑りまくったのが救いでした。そして最終日、天気はそこそこなので横手山から鉢山のリベンジへ。朝一で横手に上がると猛吹雪。本当にだいじょうぶ?先日はいったところから今日こそはラインを上にとり、無事鉢山に。いつの間にか時折日が射すいい天気。極上パウダーを一本滑って後は帰るのみ。しばらく歩くと踏み跡発見。「ここからは下りですから」と桜井。快適に樹間をぬけていく。あれ?なかなかつかないな・・と思ったら、「うーん、やっぱりあそこを曲がったほうが良かった」と。結局また歩かされてようやく前山へ。最後の前山正面の1枚バーンは半分へたれてゆっくり降りたのは言うまでもありません。しかしガイドさくらいのおかげで非常に良く歩き、少しだけ滑った今年のスキー研修でした。とにかく疲れましたが、志賀高原の森の中は気軽に入れて、しかも場所により繁る樹木も違い、非常に神秘的で感動も多い。特に私以外の3人はバリバリの山やさんなのであのような環境は昔から当たり前のように体験しているが、厳冬期の山の樹林の中なんて素人の私が勝手に入ろうものなら間違いなく遭難しに行くようなもの。それに、あの3人の登るの速いこと。当然ながら自分のペースをわきまえたイトさんはあっという間に置いてきぼり。でも、そのあと誰もいない森の中をひとりとぼとぼと歩くのは非常に楽しい。時には景色を見、時には樹木を見、また時には動物の足跡を追いながら歩くと日頃の疲れも飛ぶというもの。実際今回もカモシカとウサギに出会った。疲れはあったけどこんな体験できるなんて、穂高がただのスキーショップじゃなかったからと、少々感謝した研修でした。
林道を黙々と登高。当然ながらこのあと置いてきぼり。

横手山山頂ヒュッテ

けっこう歩かされました。

ここを今から滑ります。

こんなフィールドを一人とぼとぼ歩くとちっぽけな自分が見えます。
2008年3月7日(金)
社員研修 志賀高原BC
今年も研修の季節がやってきました。毎年、3泊4日で普段行けないようなスキー場へ行き、そこへ行くお客さんのアドバイスになるようなんて考え、いろいろなところに行きます。ここ数年では富良野、蔵王、蔵王、八甲田と来ています。そして今年は・・・志賀高原。ん?近〜!毎年派手にやりすぎてとうとう金が尽きて、今年は地味に・・・。いやいやそんなことはありません。実は今シーズンすーさん、さくらいのブログをご覧の方ならお気づきかもしれませんが、2人は結構バックカントリーに凝ってまして。おまけにバルトロのふーさんも事あるごとに「パウダーパウダー」とうるさい。おそらく昨年の八甲田がきっかけでみんなパウダーに目覚めてしまったのか(すーさんは昔からフィールドすきだけど)。ちゅうわけで、ニセコやらどこやらといろいろ検索しているときに、「遠くじゃなくても近くで贅沢もいいじゃん」という意見と、最近2人がよく志賀高原あたりを探索し、山田牧場がバックカントリーに力を入れているらしいということで、志賀高原バックカントリーツアーにした次第です。この中の「贅沢」という分類を山田温泉にある高級旅館「緑霞山宿 藤井荘」に宿泊。しかしこんな高級宿には何泊もできないため初日だけにし、2日目以降は志賀高原の「熊の湯ホテル」に宿泊することにしました。で、この間の移動はもちろん・・・スキーです。これが本当の穂高研修です。初日、熊の湯スキー場に車で行き、1回券でペアリフト山頂へ。目指す山田牧場スキー場は横に見える笠岳の真裏。スキー場の尾根を少し下ったところで樹林の中へ。途中シールを貼り登高開始。笠岳北面をトラバースし、笠岳峠の茶屋から林道沿いに山田牧場スキー場へ。お昼を食べてから午後券でゲレンデスキーを。3時頃スキー場トップからタコチコースにて山田温泉スキー場(跡)へ向かい、そこから徒歩20分で藤井荘へ。「緑霞山宿 藤井荘」は信州高山温泉郷のひとつ松川渓谷沿いの山田温泉にある、信州きっての名旅館と評判の宿です。こんな高級旅館にザックにスキーを付けヤッケにスキーブーツで現れた客は前代未聞じゃないかと思いました。そんな私たちを外まで女将自ら笑顔で出迎えてくれました。入り口を入ると座敷で数名の仲居さんが三つ指付いてお出迎え。わざわざ私たちのために琴の演奏。通された先は前面がガラス張りのカウンター席で、お抹茶とお菓子が出てきた。窓の外の雪景色を見ながら一服。部屋に通されると四人だというのに3部屋もありすごい広さ。温泉は若干しょっぱい塩化泉。待望のお食事は食前酒(桃酒)から始まる懐石。かなり量が多かったので、大食いの私たちでもかなり満足しました。食後部屋に帰ると若女将より差し入れのフルーツティーが用意されている気遣い。ゆっくりした時間が流れ、心地よい疲れと酔いに良く眠れました。
つづく

めざす山田牧場は目の前の笠岳の裏側。

笠岳中腹から望む横手山。
山田温泉藤井荘。うわさどおりのすばらしい旅館でした。
2008年3月1日(土)
シュリとキヨの近況
おととい寺田姉弟が近況報告に来てくれた。アメリカでのUSオープン、ASPENオープン、帰国してアルツ磐梯でワールドカップ、上越でニッポンフリースキーオープンとアメリカ日本にまたがって4週連続の大会出場。さらに今週は今頃高鷲スノーパークでキングオブハーフパイプの真っ最中だし、これ終わったらまたまたアルツ磐梯で撮影があり、その足で来週末は五竜と47で大会2つ。まさに目の回るような忙しさです。しかし、2人は今かなり乗っていて、笑顔であちこちと走り回っています。キヨはASPENの途中ブーツが壊れ、さらにアメリカで出した板のチューンナップがまったく合わず、帰国後時間がなかったのでそのままの板と新品のブーツで出たもんだから本人いわく「痛さとの戦いでした」ですと。一方シュリはというと、ワールドカップにかなり気合入れてたらセントレア到着時になんと荷物が着かない。スキーも何もかもが結局前日ようやく届いて、ほとんどぶっつけ本番という状態だったそうな。キヨ25位シュリ11位2人とも予選落ちとさんざんな結果でしたが、日本代表としてよくがんばりました。ニッポンオープンまでのほんのわずかな時間にキヨが自分の新しいブーツと2人の板を持ってきたので速攻で両方チューンしてあげました。特にキヨの板はかなり合わないらしく、すーさんとあーでもないこーでもないと試行錯誤しながら仕上げました。結果、ニッポンオープンでキヨはなんと予選トップ(準決で狙いすぎて失敗)、シュリはファイナル(決勝)出場。チューンの結果とは言いませんが、ちゃんとしてあげればいい結果がついてんじゃないかな。ただ、ニッポンオープンも大雪であまり良い状況ではなかったので、今日の高鷲キングオブハーフパイプが本当の勝負かな。今回も行く前にちょっとスキーに手を加えてあげたけどどうだったろう。近いから見に行きたかったなぁ。
19:00 今、シュリちゃんから電話が入りました。斉史優勝!シュリ準優勝です!やった〜。
2008年2月21日(木)
レポート フィッシャー
来期のフィッシャーは、今期人気のあったデモスキー「プログレッサ」がシリーズ化します。トップモデルで昨年の「プログレッサ」に当たる「プログレッサ9+FL」はフィッシャー自慢のフローフレックスプレート採用でスキーのフレックスが最大限に活かせるほか、サンドイッチプラスメタル2枚で高速での抜群の安定感を引き出します。デュアルラディウスというシステムを採用。これは、トップの部分のラディウスを強くすることにより、ターンの導入を楽に、センターから後を浅めにすることによってあらゆるターンでもパフォーマンスを引き出すことができるというもの。実際「+9」はトップ13mセンターからテール17m/170cmで小回りはクイックに、大回りは非常にスムースな導入と走りが得られる。しかしやはりかなりスキーが強いし重いので、脚力の弱い人やレベルアップの方にはこの下の「8+FP13」がおすすめです。同じくサンドイッチですが、こちらはメタル抜きでFP13プレートプラスフリーフレックスを採用しているため、非常に扱いやすく軽く感じられます。さらに、この下にエアカーボン構造とレールフレックスビンディングを採用した「7+RF」があり、あらゆる基礎スキーヤーに対応できるものが完成しました。昨年まで評判の良かった「AMC」シリーズは今期「フューズ」というシリーズで生まれ変わります。センター幅で「76」「73」「70」とあり、すべてにレールフレックスを採用。カービングからずらし、コブ、パウダーとまさにオールラウンダーの1台です。話題のブーツもかなり完成度が上がってきたようです。今シーズンは何人かのデモが使用するようなので技術選の結果で様子を見たいと思います。




プログレッサシリーズ。上から「9+FL」「8+FP13」「7+RF」

オールマイティーの「フューズ76」
2008年2月15日(金)
レポート サロモン
次はサロモンです。ここ数年独自のニューモデル発表をしているサロモン。昨年末にすでに「デモXR」と「XT」を発表している。そして1月には待望の「X2」「X3」を発表予定でしたが、延期になってしまいました。ここに、待望のとあえてつけたのは、来期の「デモX2」と「X3」は「DEMOLAB」といって、本当にサロモンチームのデモンストレータたちが使っている選手用と同じタイプのスキーだからです。レーシングのほうは何年か前から「S−LAB」という選手用が発売されていましたが、基礎スキーモデルにもとの声が結構あったようで発売に踏み切ったようです。ただ闇雲にこれがいいというのではなく、やはり選手用ですのでそれなりの腕もいります。その代わりに今期の「XR」の性能が一段上がり、エキスパート実践対応になっています。「X2」は大回り系「X3」は小回り用「XR」「XT」はオールマイティーです。「X2」「X3」には新開発パワートラックというプレートを搭載。これは、従来レーシングの「S−LAB」についていた「ZZプレート」を進化させた選手用設計のプレート。これにより板のたわみを損なわず、足元のエッジグリップがかなり向上し、スキーの走りもかなり感じられるようになった。また、新開発「Z14」ビンディングにより軽さと強度を両立した。「XR」はプロトラック「XT」「Xレディー」はスマートラックです。あと、オールマウンテン、飛び系かなり変わります。昨年までの「テンエイティ」シリーズが大幅に変更。「テンエイティー」はシリーズではなくひとつのスキーとして(今期のスラスタ似)、「ガン」はデザイン変更、「ロード」(フォイル似)はゲレンデからパウダーまで、「デュモン」はサイドウォールのあるサンドウィッチタイプになり、耐久性アップ。各レディーもあります。「Xーウイング」は基本的にデザイン変更ですが、ビンディング別売りの「トルネード」がなくなってしまったのはおしい。レディースの「オリジン」はデザインもよく使いやすい良いスキーでした。ブーツは来期3年目になる「ファルコン」シリーズが若干のカラー変更。しかし、「ファルコンCS」に革命的なものを搭載する。それは「カスタムシェル」といい、ブーツ両サイドに設けられた「カプロリレン」という素材により、シェル自体の熱成型が可能になった。まず、シェルを暖めて、履いてもらう。シェルがさめればあなたの足型のブーツが出来上がりだそうです。最大幅6ミリほど広がるそうで、幅広の方にはうれしい機構です。ただ、甲側は変わりません。あと「ファルコンCS」自体けっこう硬いブーツなのでレベルアップクラスから搭載してくれるとうれしいですね。さ来期に期待しましょう。話題の飛び系の2バックルブーツですが、なんかぼんやりして、履き心地も私にはいまいちという感じで。特別にこのブーツじゃなきゃという人以外はどうかなと思いました。
DEMOX2 LAB

DEMOX3 LAB

パワートラックとZ14

DEMO XR

DEMO XT


ロード。一番使いやすいスペック

テンエイティー。10周年記念デザイン

左がフリー系「ゴースト」真ん中と右がうわさのカスタムブーツ。
2008年2月14日(木)
東京展示会
東京の合同展示会に行って来ました。回った会社なんと48社!飯食う間もないまさに殺人スケジュールです。途中移動もありかなり疲れました。昨年は時間切れで何社か残してしまいましたが、今年は何とか全社こなしました。主要のメーカーから業界長い私でも聞いたことないメーカーや、当店が取り扱っていないメーカー、こんなものあったらいいな系の珍品?をやっているメーカーなど、この機会にいろいろと見てこれるので楽しみです。しかし、1社にかけれる時間が限られているので、試乗会ですでに乗っているメーカーや、これから乗れるメーカーは極力短時間にします。しかし、そういうメーカーに限ってスタッフをよく知っているので「おーイトさんようこそ。まあまあお茶でも・・・」とつかまったら最後、なかなか逃がしてもらえません。そこをうまく逃げるテクニックはまだまだ未熟です(すーさんはうまい!)。毎年アクセサリー、小物類がしっかり見れるのはこのときだけ。ちゃんとチェックしてきましたので、来期のニューモデルの仕入れに重要です。機会があったらそちらも紹介します。
2008年2月11日(月)
レポート レグザム
次は毎年人気ナンバー1のレグザムです。今年の話題はなんといっても大胆なカラーリング変更です。一昨年アッパーシェルをオレンジにし、みんなをあっと言わせたデータをはじめ、フォルテ、リベロをレグザムの基本カラーを残しながら変更しました。まず、データシリーズですが、ラインナップはそのまま。カラーリングをブルーXオレンジ→ブルーXホワイトに。データの基本ブルーも色を鮮やかな明るいブルーに変更しました。そしてフォルテシリーズをレッドXブラック→明るいレッドXホワイトと93のみにブラック単色が、リベロも98,90がレッドXブラック→明るいレッド、95、90がダークブラウンXブラック→ブラック一色になります。そして、全モデルのバックルがホワイトのバックルになります。クロスシリーズは変わらずブラックですが、ホワイトバックルの採用でかなり引き締まった印象です。ちなみにレジェンドはホワイトにゴールドバックルです。ラインナップとしては昨年までしぶとく?残したSとZシリーズをカタログ落ちにし、新たに「LIVE」(ライブ)というシリーズが加わります。これはレグザムが本格的に取り組み始めたジュニアシリーズで、昨年出ていたデータSを80とし、70、60のトルクのブーツを作りました。60はかなり軟らかく24サイズまであるのでまじめにスキーに取り組むジュニアにはかなりな朗報だと思います。ただ、小さいほうが22cmからというのがちょっと・・・。さて、肝心なテクノロジーですが、細かい部分がかなり改善されています。アッパーシェルの改良によりロアシェルとの密着がよくなり、イン、アウトのバランスがよくなりました。あと、今シーズンはかなり防水面を改善しています。リベロも久しぶりにアッパーを改良。バックカフの肉厚を変更し、後方への剛性を強化し、リアスポイラーを変更しました。あと、すべてのインナーのラストを見直し、タングの角度とパット素材を変更することで、スネへの密着性を高めました。フォーミングインナーも背面ホースの高さと向きを改良し、イン、アウトのくるぶしからより均等に液が行き届きやすくなったそうです。試乗レポートとしては、まず、昨年よりもさらに履き心地が楽になったような気がします。タングの変更でスネの感覚が非常にいい。滑ってみるとさすがレグザムと毎年思うトップのとらえの早さに感心しました。リベロはより履きやすく、足首のフレックスがよりよくなった印象です。急斜面で遅れにくく、バックカフの強化で高速滑走時にもよりアッパーがしっかりしたように思えます。非常に条件のよい暖かい日だったので、足の寒さはよくわかりませんでした。来期もやはりかなりな人気になりそうです。ただ、前回のオレンジ同様色の好みはあるかもしれませんね。
ニューカラーのF110とD110

XX9.0とレジェンド

ジュニアのLIVE80と70
2008年2月9日(土)
レポート ヘッド
まず、トップバッターはここのところイトさんご愛用のヘッドスキーです。まず基礎ですが、ここ数年大人気のスーパーシェープシリーズが若干モデルチェンジします。「マグナム」「スピード」「スーパーシェープ」とラインナップは変わりませんが、昨年までのCPプレートに変わり、新たに開発されたスピードプレートというものが搭載されます。このプレートにより足元の安定感がさらに増しました。あと、「スピード」のサイドカーブが見直され、若干幅を広げました。これにより安定感とさらに操作性が向上しました。基礎スキー実践にはこの上にさらにワールドカップシリーズがあります。昨年は競技用のGSスキーのプレートが違うだけでしたが、今年はまったく新しい大回り用として「ワールドカップスピード」というスキーが発売されます。180cmR18m(165から有り)で、とことん高速性能に徹したもの。硬い斜面の高速大回りは感動ものです。近年非常に評判のいいレディーススキーの「サング」シリーズが名前を変えて登場。その名も「ワン(ONE)」。昨年から好評のサンドウィッチエキスパートスキー「パワーワン」や驚くほど軽量の「エブリーワン」も健在。抜群の操作性でレベルアップ層に人気の高い「クールワン」もリキッドメタルで武装してさらに操作性が向上しました。昨年登場した超軽量のまったく新しいスキー「ゼノン」も相変わらず軽い操作性と相反する安定感を兼ね備え、レジャーから基礎スキー上級者までどんなスキーヤも満足させるスキーです。飛び系の「J.O.(ヨンオルソン)プロ」は今年も過激な(水着のモデル)デザイン。今年はカラーです。「J.O.」のベースになる「モジョワン」はパークパイプに、「モジョ94」はサンドウィッチでパウダーやフリーライドにも使え、渋いデザイン。オールマウンテンの「モンスター」もオンオフとも安定感が抜群です。ブーツは昨年話題になった赤い靴「ラプター」がカラー変更。「120」「130」は黒っぽいややスケルトン、「スーパーシェープ」は昨年同様赤と新色の白。そして新たに黒スケルトンの「ラプターリミテッド」が発売されます。これは「スーパーシェープ」とほぼ同じ硬さですが、スケルトンシェルの使用によりやや粘りのあるブーツに仕上がりました。あと、ウォーキングソールつきのまったく新しいブーツ「ピーク」も面白い。全体的にやはり期待を裏切らなかったヘッドスキー。今年もいち押しになりそうです。
ワールドカップスピード

ワールドカップSL

スーパーシェープ

スーパーシェープスピード

スーパーシェープマグナム

ゼノンXi8.0

エブリーワン
2008年2月8日(金)
転戦開始
今年も各地転戦の季節がやってきました。各メーカーの試乗会です。まず手始めは火曜に軽井沢にてサロモン、水は同じく軽井沢にてオーストリースキー合同、木はホワイトピアにてレグザムでした。この3日間で履いたスキーは約40台、履いたブーツは約10足リフトは約80本くらい乗りました。おまけに初日、軽井沢まで370km、2日目終了後の夜、アイスバーンの安房峠越えで高山へと、3日間で約9百キロの移動もかなりこたえました。良かった事は2日目、リッチーベルガーと一緒に滑り、ワンポイントアドバイスをいただいたこと。オール英語でしたが非常にわかりやすく、短時間でしたが何かをつかめたような感じでした。しかしリッチーはすごいねー。目の前で滑りを見るともう神の域に達し、後光が射しています。これから少しずつスキーレポートしますのでご参考にしてください。
オーストリースキー合同試乗会の様子。数百台のスキーと約150人のショップスタッフが一同に集まりました。
2008年1月31日(木)
今週も日帰り2連ちゃん
今週は月火休みでした。もともと火曜日にお客さんと約束していたので、月曜はひとりで行くか休みにするか。日曜の夜、飲み会だったので月曜は久々に休み・・・なんて考えが起きないくらい今シーズンはなんかスキーがやりたくて仕方がないといういい傾向です。当然、月曜の朝は早起きできないと思ったので、はなから遅出午後券と考えていました。先日、久しぶりに行った「安曇野翁」で食べた本当においしい蕎麦が誘い水になり、またまた信州のおいしい蕎麦が恋しくなった。というわけで、信州で午後券でアクセスがいいといえばヘブンス園原でしょう。朝ゆっくり出て、高速つかわずに阿智にある「勝縁」で蕎麦を食べ、昼からヘブンスで滑る。帰りは高速で通勤割(園原−豊田東)で蕎麦代を浮かせるという完璧?な計画です。雪はというと、コース上はまったく問題なくというくらいありました。ただ、天然雪の割合が少なく、コース外は結構少なかったので、ところにより若干例年よりコース幅がせまくなっているところもありました。あと、クワッド降り場から右へ降りてすぐのところが一部すごいアイスバーン(本当に氷の1枚バーン)になっていてかなり危険でした。しかし月曜は寒かった。お昼の時点で駐車場でもマイナス3度、営業終了寸前はおそらくマイナス10度以下だったと思います。ひさしぶりの「勝縁」の蕎麦は本当においしかった。今回はざるの大盛を食べましたが、天ぷらや花わさび(わさびの花のしょうゆ漬)なんかもおいしいので皆さんも一度よってみて下さい。R153号線を飯田方面に向かって昼神温泉との分岐点すぐ手前の右側です。いつもいっぱいで売り切れ御免なので平日をおすすめします。火曜はクラブのU君とTさんときそふくしまで滑りました。ねくらな基礎練習から実践まで1日みっちり練習しました。また2日も日帰りしてしまいましたが、中津川までなら岡崎からは往復通勤割が使えるので泊まるよりは安いです。でも体はちょっとつらいですけどね。いよいよ来週からは毎年恒例各メーカーの来シーズンモデル試乗会&展示会が始まります。今シーズンも結構ハードなスケジュールで入っていますが、みなさんのスキー選びの参考になるようにしっかりとチェックしてきます。お楽しみに。
2008年1月24日(木)
美濃で2日
今週もまたまた連休。本来なら3人でどこへ行こうかと楽しく考えているところ、妻が「今週私休みだからスキーに行きたい」と。しまったー、かみさん休みなの忘れてた。ここで今週3人でバックカントリーへ行くなんて言ったらおそらくかなりご機嫌を損ねてしまう。ただでさえ2週連続で泊まりでスキーに行っていたのでここはご機嫌をとっておかなければあとがたいへんだ。ということで、すーさんとさくらいが楽しそうに志賀高原バックカントリーツアーを計画しているのを横目に、新聞の積雪情報やネットとにらめっこ。新聞では白馬と美濃の雪が多いということで、日帰りなのでウイングヒルズ白鳥に行きました。お天気は上々、雪はけっこうありましたね。新聞の2mは別としてもゲレンデ外下で4,50cm上で1mくらいあります。全コース滑走可能で少し硬かったけど非常に滑りやすく気持ちがよかった。昼は中腹のレストラン「ルック」でピザ(かなりうまい!)と台湾チャーハンなるものを食べました。水曜は妻が休みじゃなかったので、一人で高鷲スノーパークに行きました。昨日とは打って変わって起きたら大雨。美並から雪になり、高鷲は大雪。先週のKINGレッスンの復習で、小回りを中心に練習。早めに食事(ここはいつも韓国風丼)をすませると、お客さんで四日市のM先生と前に一緒に蔵王へ行ったHさんに会った。お二人はよく水曜日に高鷲に来るらしい。昼からはお二人にワンポイントレッスン。3時にあがって帰りました。しかし、日帰り2日連ちゃんは結構つかれました。もしかすると来週もかもしれません。
2008年1月17日(木)
SNOW KINGで
今週、また連休をいただいてヘッドのKING川上先生(スキーあれこれ’07 4月16日参照)の所に行ってきました。初日はブランシュ、2日目は私自信初のエコーバレーで滑りました。今回は小回りを中心に基本からみっちりと丸2日間見ていただきました。天気は良かったですが、さすがに白樺周辺はさむい!雪も悪くはなかったですが、非常に硬かったです。今回特に気が付いたこと。いつもなにげに行っているブランシュの食事のうまいこと。今回もレストハウスバウムないにある洋食屋「木の子」さんに行きましたが、ボリュームたっぷりで、とてもゲレ食とは思えないおいしさ。2日目のエコーバレーも正面ゲレンデ前にある「殿上」さんに行きましたが街中の大衆食堂並みのうまさとボリューム。日替わりランチまであり、平日定食は全品ごはんと漬物とコーヒーのおかわり自由です。こんなゲレ食いつも食べていたら他のスキー場ではかなり割高感を感じるんじゃないかな。あと、今回初めて使ってみましたが、ブランシュできそふくしまスキー場の会員証「ウインキーカード」を見せるとリフト券が割引になります。同じスキーヤーオンリー同士の提携だそうです。もし、それがなくてもその場でブランシュメンバーに登録すると割引になります。そして、忘れてはならないお泊りはエコーバレーすぐ近くの「山の家かわかみ」へどうぞ。なんでもにレポートします。
KING川上先生お世話になりました。
2008年1月11日(金)
白馬五竜
お正月はきそふくしまでキッズと遊んでましたが、今週は連休。どこに行こうか楽しみにしていたら、すーさんが行けなくなった。桜井も山に行くというので結局ひとり。どこに行こうか散々迷った揚げ句、前日夜になってふと最近白馬に行っていないことを思い出した。今、雪が特に多いのはやはり白馬。ということで、五竜遠見スキー場へいってきました。五竜といえば、一時期は準ホームゲレンデとしてシーズン10日ほど行っていましたが、ここ数年だんだん日数が減り、とうとう昨シーズンはゼロになってしまいました。理由は・・・自分でも良くわかりませんが、やはり一番は自分が歳をとったんじゃないかと。人間歳をとると贅沢になるモンで、高速のインターから遠いとか、宿がいいとこないとか・・・。昔は下道でいったり、車中泊したり、しょっちゅう日帰りしてたのにね。今はさすがに日帰りはためらいます。2日間の五竜は初日、小雪がらすきのアルプス平を昼までかっとび大回り。昼は47で食べたが、ゲレンデ状況はいまいちだったので五竜に戻り、アルプス平でおもに小回り練習。3時頃吹雪いてきたので下へ。2日目、快晴にもかかわらずアルプス平は強風によりリフト停止中。やむなくいいもりにて滑走。11時頃ようやくアルプス平が営業開始で上へ。昼まで滑って帰ってきました。帰りは久しぶりに「安曇野 翁」へよりました。ざる蕎麦と鴨せいろを食べました。やっぱり私にはここの蕎麦が非常に合うようで、一番おいしいと思います。しかし一人で滑るとだめですね。気を抜かずに黙々と滑って、ほとんど休憩しないもんだからもうヘロヘロになるまで滑ってしまいます。情けないことに昔は平気だったのに今は半日滑るともう脚も言うこと聞かなくなります。あんまり気合入れるとそろそろやばい歳になってきたみたいです。
2007年12月27日(木)
シュリちゃんのブログ完成
先日紹介した寺田シュリさんのブログができました。その名も「Serendipity」(意味は・・・また聞いときます)。アメリカコロラドで大会に向けがんばっている彼女の日常や仲間たちが紹介されているページです。フリースタイルライダーたちの大会の結果がリアルタイムでわかります。ぜひ皆さんコメントを送って応援してあげてください。実は彼女、先日けがをしてしまって・・・今、懸命なリハビリ中。もうすぐ復活できそうです。彼女とはちょくちょくメールをやり取りしていますが(私の一番若い女の子のメル友?)2月のUSオープンか、3月のジャパンオープンには間に合いそうとのこと。早く直してがんばってね。彼女のブログはこちらから
私にメールで送ってくれた未公開?ショット
2007年12月16日(日)
おんたけスキー場でゴンドラ停止
シーズンイン早々、身近なスキー場で大変なことが起きてしまいました。昨日、長野県おんたけスキー場で営業中、突然ゴンドラが停止。宙吊りになった人の救助が遅れ、最大11時間以上ゴンドラ内に閉じ込められました。原因は脱索(ワイヤーが車輪からはずれると自動停止する)だそうです。警察への通報も非常に遅く、宙吊りになった客のほうから警察に先に通報があったそうです。スキー場側はやはり復旧に力を入れるので通報が遅くなるのもわからないでもないですが、脱索はそう簡単に直らないのでお客を下ろすほうが先のはずと思います。通報も救助も遅れれたというのはやはりスキー場側の管理責任以外の何者でもないです。今回の事件?についてですが、まず私たちの身近な木曽エリアのスキー場であるというところ。おんたけスキー場といえば、一昔前までは中部、関西スキーヤーの日帰り圏ナンバーワンでした。私も昔はシーズンインとゴールデンウィークは必ず、他にシーズン10日くらい行っていました。しかし、今はあまり行かなくなってしまいました。というのも私を含め、やはり高速道路の開通により、インターから近く、山道のないスキー場がはやり、長い国道プラス山道のあるおんたけスキー場から関西のスキーヤーがまったくいなくなってしまいました。それどころか、中部のスキーヤーも。ここ何年かおんたけスキー場を訪れると、かなり寂れてしまった様子。しかし、そういう空いたスキー場はスポーツスキーヤーの絶好の場所です。うちのお客さんでも何人かの方がシーズン券を買っておんたけに通っています。そういうところでこんなことがおこると、なおのことお客さんが減ってしまうのは目に見えます。ただでさえ悪いところにこの事件ですから最悪閉鎖なんてことにもなりかねません。もっと悪いのは、この事件が新聞やニュースにかなりとりあげられていること。スキーヤー以外にも悪い影響をあたえ、これから新たにスキーを始めようと思っている人や、子供さんや家族をスキー場に送り出すスキーをやらない身内の心配をあおり、スキーに行くのを止めるなんてことも可能性としてあります。これは中部圏のスキー業界にかなりな悪影響を与えたかもしれません。ゴンドラが止まり宙吊りのままなんてかなり確立が低いのでまず逢う事はないです。35年スキーやってる私も救助された経験はありません。(スキー場で働いていたとき、救助訓練でおろしたこと、おろされたことはあります)でも、いざそんな経験をしてしまうと怖くてしばらくゴンドラに乗れないんじゃないかと思います。今回の原因は今のところ明らかにされていませんが、いずれ究明されると思います。その教訓を充分に生かして各スキー場は運営していただきたいと思います。
2007年11月26日(月)
順調ですね
今年はなかなか順調ですね。先週末、北日本は記録的な寒波に襲われたそうで大雪になりました。おかげさまで、思い出したように皆さんチューンに買い物にと足を運んでくれました。確か先週熊の湯が、今週は八方と五竜がオープンしました。土曜朝一でお客のK君が五竜から「アルプス平ハイシーズン並みです!」とメールくれました。美濃も先週はずーっと高鷲からチェーン規制だったおかげでかなり状態が良かったみたいです。今週は木金が天気悪そうですが、週末は良いみたいなのでまた期待できます。みんなそろそろ出かけても良さそうですよ。でも、今年は良かったけど最近、11月も中旬に雪がないと「今年は遅い」とか「少ない」とかいう気の早い方々がいます。でも、良く考えたら私が穂高に入る前の約15年ほど前まで10年ほど毎年11月末の御岳や五竜のオープンに出かけたとき、スノーマシンでとってつけたような道状の雪の上を滑っていたけど、まわりは真っ黒で雪で真っ白だったことはほとんどなかったと思う。白くなるのは12月初旬で15〜20頃白馬が全面可、年末でやっと他が全面可だったと思います。数年前の11月の大雪とアイスクラッシャーによる早期営業でかなり感覚が麻痺?してきてます。それ考えると今年は早いかも。私たちとしては12月10日くらいにぱらぱらとオープン。20日くらいにはほとんどオープンして「今年の正月はどこ行っても大丈夫でしょう」というのが理想なんですけど。なんか毎年こんなことぼやいてるような・・・でも、ないよりあるほうがいいけどね。
2007年11月15日(木)
寺田姉弟
昨年も少し触れましたが、お客さんで数年前から穂高に来てくれている姉弟がいます。2人は数年前から日本ではまだなじみが薄かったパーク系フリースタイルスキーをカナダウィスラーにて本格的にやっていました。お姉さんの名は寺田シュリちゃん、弟は斉史(きよし)君といいます。パーク系というのは、わかりやすく言うと最近スキー場にあるパーク、そうスノーボーダーが挙ってやっている、ハーフパイプやエア台、レール等の競技です。ボードはハーフパイプがトリノオリンピックから正式種目になりましたが、スキーのほうは次期バンクーバーが見送りになってしまいました。2人とも、ホームゲレンデでのオリンピックを目標にがんばっていたのに残念。しかし、ここ1〜2年の飛び系ブームで雪なし県出身の姉弟スキーヤーということで話題になり、さらに昨年のWSSF(ウィスラーワールドスキー&スノーボードフェスティバル)という世界的にメジャーな大会で斉史君が日本人最高位の12位という好成績を出したことで雑誌等に取り上げられるようになりました。最近ではスキージャーナル11月号にシュリちゃんがコロラドの特集でなんと岡部哲也さんと12ページ載りました(お店にあるので見に来て)。まだスポンサーこそ少ないですが、プロライダーとして今後各地で活躍していくと思います。二人は今週、今期の拠点とするアメリカのコロラドへ旅立ちました。日本には2月に昨年もおこなわれたニッポンフリースキーイングオープンに参加のため帰ってきます。二人の今年の活躍に期待します。皆さんも応援してやってください。
2人のプロフィールはこちら

お姉さんのシュリちゃん

弟の斉史君
2007年11月12日(月)
指導員研修会
10日(土)豊明市文化会館にておこなわれた愛知県スキー連盟の指導員研修会理論講習に行って来ました。昨年はちょうどこの日にいとこの結婚式と重なって行けなかったので今年は絶対に行かないといけない研修です。午前中は佐藤次郎先生と一柳先生、午後は全日本より増田千春先生と市野先生による講義がおこなわれました。準指、正指の養成も同時におこなったこともあり、かなりな人数が集まっていました。たしか、愛知県で今年指導員登録をした方がなんと1678人(だったと思う)!すごいですね。愛知県だけでスキーの先生がこんなにいるんですよ。生徒は?なんてまぁ野暮なことは考えず・・・。今年の課題は「脱力系の滑り」だそうです。うん、確かに、悲しいかなスキーヤーが高齢化していることは事実。なので、これからはあまり気合を入れずにらくらくスキーを心がけたほうがとここ数年すーさんが言ってます。脱力といっても筋肉を使わないというわけではありません。パワーを前面に出した滑りではなく、重力、落下をうまく使った滑りをしようというわけです。皆さんご承知の通り、今時のスキーはよく曲がってくれるので、それをいらない力を入れて邪魔しないように滑れば楽にスキーができるというもの。みなさんも今年は楽に滑りましょう。といっても、若者は甘えてちゃいけません。ばりばりパワーを使って滑ってください。若い頃から楽を覚えちゃーいけやせん(オヤジ風に)。でも、気合入れすぎてけがしないようにね。
県連役員様ご紹介の図
2007年11月4日(日)
今年もサプライズなお客さん
美濃地方のスキー場も続々とオープンして、早くも初すべりをしてきたお客さんが来店するようになった今日この頃。お店もいそがしくなり、いよいよテンション騰がってきたところ、それに拍車をかけてくれるようなお客さんがご来店しました。日本のトップデモのお二人、竹田征吾デモと徳竹剛デモです。今日は近く(西尾)でインライン講習をしていたそうで、帰りに遊びによってくれました。私、徳竹デモとは一度お会いしたことがありましたが、竹田デモとは初めて。やっぱでかかったです。いつものようにサインをいただこうとしたところ、私としたことが色紙が1枚しかなく、お2人に半分ずつサインしていただきました。不覚!今度あったらまた1枚ずつサインいただきます。お2人ともありがとうございました。しかし、こういうときに限ってまたちょうどお客さんの切れ間、誰もいないなんて運がいいのか悪いのか・・・。
徳竹デモと竹田デモ。また遊びに来てください。
2007年10月21日(日)
オープン情報
とうとう、毎年恒例一番早い「イエティー」がオープンしました。お客様も何人か行かれたようです。昨日も何人かのお客さんに「ねえ、イエティーってどうかな?」と聞かれました。正直行った事がないのでなんとも言えませんが、なんといっても「カキ氷スキー場ですから雪質言っちゃだめだよ」「めっちゃ混むよ」「ボードが多いよ(公表ボード率95%)」とか言ってうまくごまかしておりますが、この辺は確実だと思います。先週までは東名高速集中工事でしたが、工事も終わって行きやすくなりました。今後オープン予定は鹿沢ハイランド27日ウイングヒル、軽井沢プリンス11月1日、鷲が岳、ホワイトピア3日苗場17日その他大勢23日以降てな具合です。今年も毎年のごとく、みんな口をそろえて雪が早いとか多いとか言ってます。今日も実家がニセコのモーグル選手S君が遊びに来て「スキー場に10センチくらい積もったそうです」と言ってました。北の方や高いところでは確実に降り出したので、この調子で行けば平年どおり11月末にはそこそこ滑れるようになりそうです。楽しみですね。でも、あくまで希望的です。みんなで祈りましょう。
2007年10月6日(土)
セミナー2つ
昨日もセミナーでした。それも2つも。朝から今池にてS−B−B8社合同ビンディングセミナー、夕方からヘッドスキーオピニオン会議にいってきました。S−B−Bはビンディングを販売するメーカーが、ショップの販売員に安全、調整等のセミナーを開き、整備技術者として認定するというもので、毎年更新で行なわれています。午前中は、ISO11088/JIS S7028について、午後は各メーカーごとに特徴や取り付け法などの講習、実技等おこないました。私もみなさんに安全で楽しいスキーライフを行なっていただくため、勉強してまいりました。それが終わったあと伏見に移動し、ヘッドスキーオピニオン会議がおこなわれました。ゲストにヘッドチームヘッドコーチで、全日本デモンストレーター監督の森信之さんが来てくれました。と、いうより今回のこの会議セミナー、森氏の企画だそうで、チームのヘッドコーチという立場上、全国のオピニオンと話しておくべきと思い企画されたそうです。全日本デモ監督のお話を直接聞けるこのチャンスに、皆さん真剣な表情でした。食事も用意され、わきあいあいとオピニオン同士の親睦も深まりました。みなさんと雪上で会うのが楽しみです。今後もこのような企画をどんどんお願いします。しかし、朝もはよから夜もおそーまで結構疲れました。
2007年10月4日(木)
復活!2008シーズンのはじまり〜。
今年もようやく復活しました。お店のほうも続々とニューモデルがそろってきています。今シーズン買い替えをお考えの皆様、そろそろお店に顔を出してください。実は今シーズン、早期のはがきをまだ出していません。いつも、早期予約が早すぎる(お盆頃まで)との声がちらほらありましたので、今年は秋からシーズンインまでと、大きくとろうと思いますので、よろしくお願いいたします。すでにご予約いただいた皆様、ありがとうございます。もちろん、すでにご予約いただいたお客様にはいつもの通り早期予約の適用をしておりますのでご心配なく。今シーズンは、すでにHP内でおなじみの「イトさんの健康おたくコーナー」なるものを2階につくってみました。興味のある方は要チェック!今後もいろんな面白いものをそろえてみたいと思います。ところで、昨日はシーズンに先駆けてサロモンのセミナーへ行ってきました。伊東秀明デモによる商品説明や、ビンディング講習などなど、シーズンインに向けて勉強してきました。明日もまたセミナーです。こうして秋のセミナーが終わると本格的にシーズンインです。今年は雪だいじょうぶかな・・・。やれミノムシが今年はあーたら、やれなになにの花がこーたらと、メーカー各氏が今年の大雪を予測しておりますが、もう今年は信用しないことにしました。だって去年、同じこと言ってたじゃん。私は言葉に出さず、ただ早雪、大雪を祈るばかりです。

                                                     

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