2005年5月30日(月) |
セミナー |
先週はサロモンとアトミック2社のセミナーがあった。ご存知の方も多いと思いますが、フランス本国のサロモン社がアトミックの親会社のアメア社に買収されたそうな。両社ともこの話から始まったのは言うまでもない。というのは余談で、少々細かい話から始まったけど、私の狙い(このセミナーの目的)は、サロモンの伊東秀明、アトミックの木村公宣セミナーでした。伊東氏からは最新の滑り方を技選のビデオを見ながら、木村氏からは、先日苗場で行われたオーストリーチームのコーチを招いて行われたレーシングセミナーの報告を聞いてきました。秀明さんはさすがにデモ歴が長いだけあって、わかりやすい説明で、「サロモンチームの最新テクニック」に関して、公宣さんは、ちょっと緊張気味でしたが、世界のトップステージに立っていた人らしく、自分の経験談を交えながら主に「ベンジャミンライヒの速さの分析」等を語ってくれました。感化されやすいイトさんは、サロモンから帰ると早速今シーズンの技選のビデオを見て、アトミックから帰ると、「来年はポール滑るぞー!」と気合入ってました。たしか昨年の夏に佐々木明選手のセミナー行った時も「来年はポールじゃー!」と張り切ってたような気が。来週は新しいインソールのセミナーがあるから楽しみ。でもインソールのセミナーは有名人来ないかー。(そーじゃなくて勉強しに行けー!)
|
|
|
2005年5月15日(日) |
シーズンオフ |
とうとうテンションさがってきちゃいましたー。たぶんシーズンオフです。たぶんと言うのは、例年ならゴールデンウィーク過ぎにもう1日2日行くのですが、(乗鞍、立山等)今年は今のところ予定はないので、このまま終わりそうです。内緒ですが実は昨年、ゴールデンウィーク最終日の最後の一本(ほんとジンクスてあるんだねー)で、左上半身しばらく動かせないくらいの大転倒(しょーもないこけかた)して、1ヶ月くらいほとんど運動できなかった。(左指2本、手首、肘、捻挫、肩打撲、肋骨1本骨折。ぜんぜん内緒じゃないジャン!)そしたら1ヶ月で4キロほど太ってさー大変。どじょうがーじゃなくて、筋肉もずいぶん落ちて走ればすぐにばてるはもう肥満街道まっしぐら状態。ちょうどそのころからMBTシューズに出会い、毎日飲む酸素を飲んで、夜の食卓には必ず納豆とキムチを。そのあとすーさんがウォークにはまって一緒にあるくようになり、CoQ10とL−カルニチン飲みながらついでにカーツまでやってもう健康おたくの鏡のよう。おかげで毎日おいしいビール飲んで、いつも以上の高食欲にもかかわらず、12月までには7キロも減量に成功。おなかも結構引き締まり、一冬越えてもリバウンド1キロだけ。今のうちなんとかしないと、また太るかもしれないので、ちょっとだけトレーニング再開してます。でも、スキーヤーは冬運動するから太らないと思っている方。要注意ですよ。太らないのはシーズン100日以上滑る方と、スキーを背負って登るバックカントラーぐらいで、普通のサンデースキーヤーにとってスキーという運動はほぼまったくといっていいほど有酸素運動をしていない。毎日滑る人は毎日筋肉に強い負荷がかかっているので代謝もあがるが、私たち(私はシーズン40日くらいです)では帰って1日2日で代謝は下がってしまう。しかし、スキー運動は無酸素に近い筋肉運動なので、おなかも空くしのども渇く。終わった後のビールがうまいし、山での食事のはずむこと。結果シーズン終わりには筋肉はあまり弱っていないが、脂肪が大分たまっている。それに輪を掛けて、シーズン中の早起きや長距離運転の疲れのつけで、しばらく何にもしたくない。→太る。という恐ろしい輪廻が毎年繰り返されるわけです。「まぁ俺は今んところ・・」なんて思ったそこのあーた!心配しなくても、35歳過ぎるとなんとなくから、40歳過ぎると実感しますから。残念!気をつけろー!この、恐ろしいほどの金にものを言わせたようなダイエット効果を聞きたい方は、何時でもイトさんまで。でも拙者、多少は努力もしましたから。切腹ー!(パクりすぎ)
|
|
|
|
|
2005年4月23日(土) |
ゴールデンウイーク |
3月中旬から週に約2回ペースで行っていたスキーも、とうとう今週は休んでしまいました。来週はいよいよゴールデンウイークに突入します。前にも書きましたが、私は毎年前半は志賀高原の熊の湯スキー場で行われる「全日本山とスキーの専門店協会」主催のニューモデル試乗会にスタッフとして行きます。今年は29日から1日までです。この試乗会、毎年約10ブランド程のスキーメーカーに協力してもらい、全国の協会加盟ショップのスタッフにより運営される試乗会です。宿泊は熊の湯ホテルで、温泉が最高。8〜10名のデモンストレーターをゲストに、ワンポイントアドバイス付のコースもあります。私はというと、朝5時に起きてパトロールにてコースを借り、(早朝8時まではポールバーンを借りられる)6時からの早朝ポール試乗にあわせてポールセット。9時からはお客さんのビンディング調整や御相手をして、暇な時間を見て交代で滑っています。夜はスタッフミーティング(と言う名の呑み会)で一日が終わります。結局1日に数本しか滑れませんが、穂高や他店のお客さんと現地で話せる貴重な時です。お客さんによっての感覚の違いのデータをとる重要な場です。毎年ここで、自分の乗った感覚と他の方の評価をあわせて見てアドバイスの参考にさせていただいています。ただ、雪が非常に悪く、少しわかりにくいかもね。もしこの日に熊の湯に来る予定のある方は是非御声がけください。クワットの横にでっかく場所をとっていますのですぐにわかると思います。
|
|
|
|
2005年4月3日(日) |
シーズン終盤 |
シーズンも終盤を迎え、早くも保存用チューンに持ってくるお客さんがちらほら。(普通の人は3月いっぱいで終わりかな?)まだまだ雪はいっぱいあるというのに、さみしいことにこの景気のためか、終了してしまうスキー場の多いこと。ここのところけっこう滑っていて、最近では3月26、27と高鷲スノーパーク、29に御岳ロープウエイ31またまた高鷲スノーパークと、遊んでばっかりいました。(もちろん仕事スキーもあったよ)この4日間のうち、3日(26,29,31)も雪に見舞われました。特に26日は朝、ゲレンデのメインコースで圧雪された上に約30cm、非圧雪で50cmほど超重たい雪がつもり、中斜面でも止まってしまうくらいでした。29日御岳は、晴れたり曇ったりで時折吹雪に近い状態。31日は午前中小雪がちらちら。午後大雪で、帰るときには5cm位積もっていました。3月終わりにこんなに雪に遭ったのは初めてかな。いつもだと天気のいい日に腐った雪で、「あー今年もあとわずかかぁ」と少しずつテンション下げながらなごりおしく滑っているのに、今年はむしろテンション上がっちゃって「来週はどこにしよう」なんて。ゴールデンウイークまであと1ヶ月。この調子なら今年も雪はだいじょうぶそうですね。熊の湯試乗会(山とスキーの専門店協会主催の毎年恒例デモレッスン付き試乗会。くわしくはイトさんまで)でみんな一緒にラストを締めくくりましょう。当然それが終わったら呑み会のシーズンインです!
|
|
|
|
2005年3月24日(木) |
試乗会レポート レグザム |
レポートもいよいよ最後のレグザムです。来期のレグザムの話題は、「リベロ」の復活です。コンフォートという形で、主にレベルアップやレジャースキーヤーを対象としたモデルです。まさに、「私たちはこれを待っていた!」というものが出てきました。当然のように、全体的に柔らかめのものが多く、ブーツの高さを低めに設定したため、ふくらはぎへの負担が少なく、足首の運動がスムースに行われる。シェル型も、今シーズンの「フォルテ」と同じ、データを少し広げたミディアムラストで、足首等のホールドが良くなっている。この型を使って、特別仕様?の、「レジェンド」なるブーツも出る。真っ黒のブーツに、金バックルで、なんかヤバ系の高級車のようなもの。早くも「来年レジェンドがほしい」なんてお客さんまで何人か来てます。人気の「フォルテ、データ」は、ちょっとしたマイナーチェンジで、昨年の不満等一気に解消している。もちろん、足幅のある方に、今までの「S、Z」シリーズものこっている。先日のオガサカでも書きましたが、佐藤久哉選手の技術選優勝で、男女共に優勝経験の出来たメーカーになりました。やはり、今シーズンもレグザムの人気は不動かなぁなんて。日本人のための日本のメーカーで、今後より一層万人向けのモデルを開発してくれることを期待します。試乗レポートはこれで終わりますが、まだまだシーズンもありますので、(普通の人はもう終わりかな)皆さんも機会があったら是非いろんなスキーに乗ってみて、自分に合った1台を見つけてください。イトさんも惜しみなく皆さんの御手伝いをします。いつでも相談にのりますのでお店に遊びに来てください。
|
|
|
|
2005年3月21日(月) |
試乗会レポート グループロシニョール |
昨年、三井物産から移行した、ロシニョールグループの輸入会社です。取り扱いは、ロシニョール、ディナスター、ラングで、今年は合同で行われました。まずロシニョールですが、デモ、オールラウンドスキーが「ZENITH」と言う名前に変わりました。昨年イトさんの一押しだったトップのウルチメイトは新型プレートが採用され、より高いエッジグリップと、足元の安定感を実現。セカンドの10Dは長いものは大回り系、短い物は小回り系のサイドカーブを採用し、いろいろなシチュエーションに対応。毎年注目の「BANDIT」がフルモデルチェンジ。B1〜B4まで、シチュエーションや好みにより幅とカットが選べる。「SCRATCH」もデザインを一新。斬新、攻撃的な楽しいデザインに変わった。ビンディングもフルモデルチェンジで、「AXIAL2」になり、今までのリフト部が変わっている。毎年人気のソフトブーツも新型が出て、レジャーの方におすすめだ。ディナスターですが、レーシングではフルサンドイッチの「スピードコースコンプ」はFIS対応の純レーシング。基礎モデルも「バンシー」シリーズとして一新。トップの「バンシーコースSX」はGSをベースに高速大回り専用に仕上げた物。「SX11」「SX9」とあわせて技術選やテク、クラ検定に。フリーライドの「トラブルメーカー」もシリーズ展開。パウダーでも使えそうな、「ビッグトラブル」からジュニアアンドレディーの「トラブルユース」まで5種類出ている。パウダー系「レジェンド」もソフトバージョンの「3800」が登場。値段も安く設定されている。最後にラングですが、基本的にはあまり変わっていませんが、シェルがスケルトンになります。最近ヨーロッパでは流行かもしれないですが、透けたブーツがけっこう多いですね。なんでもこの素材、冷えても硬くなりにくいそうで、スキーブーツにとってはけっこう有利らしい。後は耐久性がどうか何年か後に真価が問われると思います。昨年好評だったソフトブーツがなくなったのが気になりますが。全体的にごちゃごちゃとあったものが、ディナ、ラングは昨年、ロシは今年すっきりと整理され、必要かつ欲しいモデルに絞ってきたのはいい傾向だと思います。あんまりたくさんだとお客さんだけじゃなく、私たちも迷ってしまうから。(これも写真が無いのでリンクしておきます。)
|
|
|
|
|
2005年3月20日(日) |
試乗会レポート K2 エラン |
今回は、K2とエランの2ブランドです。試乗会も合同でした。当日は、前日からの大雪で、高速は止まるわスキー場に着くとブルで除雪した後が約1m。えー、一晩でこんなに降ったのー?ほんとに降ったんだって。おかげでゲレンデは圧雪してあるところで膝上、してないところでは腰という、試乗会史上最悪(しゃれじゃないよ)であって、まさにK2のために!というコンディションで行われました。もう朝から開き直ってパウダー用ばかり(seth
viciousセンター98mm、made'nセンター108mm)試乗。しまったー。テレマークのブーツもってくればよかった!昼頃、メインコースが少し慣れて来た頃から色々試乗開始。K2はフリーライドのイメージが強いけど、実はレーシングや、基礎用のいいスキーがいっぱいあるんですよ。ワールドチャンプのBM選手もつい最近まで履いてたんですよ。(強くなると引き抜かれるのかな?)今年はデモも(竹鼻デモ)も契約したしね。オールラウンドの「アパッチ」と言うシリーズがあります。この中でエクスプローラというモデル。センター幅80mm、R17m160cmと言うデータが物語るどちらかというと楽系フリーライド。これが叉乗りやすい。カーブはちょっと浅いけど、朝一の気持ちいい斜面をロングで飛ばすにはちょうどいい。そして、これと同じスペックで、限定デザインの「Miura」というスキーが出る。名前の由来はもちろん三浦雄一郎さんで、デザインもK2伝統の渋い物。使いやすくてデザインも渋いなんて、中高年の方や、クラシックファンの方必見ですよ。フリーライド系のエネミーやフジャティブもサイドカットとデザインを一新。レディースの飛び系も出るよ。一方エランですが、レーシングや人気の「S」シリーズはデザイン変更のみと言う感じでしたが、フリーライドと基礎スキーの融合と言う感じでやはり人気だった「M」シリーズが「magfire(マグファイア)」として生まれ変わりました。これがまた使いやすく、この日のパウダーが踏み固められてもこもこなんて状況でもずらしやすく、カービングもできるという代物。フュージョンシステムが使いやすさだとわかっていても、テレマークや山用ビンディングつけてフィールドで使ってみたいとか思ってしまう1台でした。この2メーカーはどちらかと言うとフリーライド系がよかった。K2はもともとフリーライドの老舗だが、昔はレースの名門で、エランもあのステンマルクを世界チャンプに導いたブランド。元がしっかりしたメーカーは何作ってもいいね。でも両メーカーともレースでの名門復活を目指してがんばっているみたいです。今後期待できそうで、楽しみです。
|
K2アパッチシリーズ
エランマグファイアー12 |
|
|
2005年3月19日(土) |
試乗会レポート アトミック |
今回はアトミックです。昨年、輸入元がアメアジャパンに変わり、スキーも大化け(いい意味で)した新生アトミックの2年目です。今シーズンの目玉は、デモスキーLTシリーズに新たに加わったLT−9と、昨年のST−7に変わって誕生したST−8の登場、昨年あとから発売した選手用ブーツRaceTechの柔らかい物が出てきたこと。まず、LT−9ですが、昨年大人気だった大回り用のLT−11のソフトバージョンとして誕生したこのモデル。単に大回りようのソフトとしてだけでなく、昨年のメニューでは基礎用の柔らかいものを選ぼう思うとカーブの深いSTシリーズをえらばざるをえなく、特に、コブ斜面や、指導種目でどうしたらよいかと言う声がけっこうありました。LTシリーズは大回り用といってもカーブはオールラウンドの1本として理想のものですが、硬さが少し硬いので、オールラウンドにはやはりある程度以上のレベルと脚力が必要でした。しかし新しいLT−9はそのサイドカーブを保ちつつ、非常に柔らかいフレックスで、1本でオールラウンドに使いたい方から、エキスパートの使い分けよう、特にこぶ用にいいと思います。まさにかゆいところに手が届きました。次にST−8ですが、昨年STシリーズは、同じサイドカーブの3種類のスキーの硬さを変える事によって性能を変えると言う非常に理に適ったことをやってきました。しかし、上の2機種に対してST−7は対象に対してちょっとカーブが強いんではと言う思いから、生まれたのがこのスキーです。センター幅を72mmに広げ、全体に反応を弱めに抑え、誰にでも扱いやすいモデルに。中級から楽系をもとめる中高年にもおすすめの1台。そして新生レーステックブーツ。昨年一部限定販売をして話題になったこのブーツは、0,01秒を争うワールドカップの技術がふんだんに使われ、完璧なまでに無駄を省いたブーツ。私も昨年、山崎元義氏につかまり、30分くらいこんこんと熱く語られて以来、(たぶん洗脳されたかも)いいブーツだと言うことは百も承知ですが、なにせ硬すぎて履ける人が限られてしまうと見送った物が、ことしはソフトバージョンが出ると聞き、期待していた。なるほどこれならと言うものが出てきましたが、やはり履きこなすには最低1級以上、上のTIに関しては昨年同様レースの上級者と、技術選県予選上位(決勝)クラスの方限定になるでしょう。2年目の新生アトミックは昨年同様やはり今年もいい話題で盛り上がっています。技術選でもやはり我らが聖佳ちゃんが前人未到の4連覇してしまいました。(ドンドンパフパフーすげー!)試乗会での評価に追い風になると思いますよ。
|
アトミックデモシリーズ
レーステックブーツ |
|
|
2005年3月17日(木) |
試乗会レポート オガサカ |
今回はオガサカです。ここ数年当店の一番人気ブランドで、毎年試乗会では上級エキスパートから絶大なる支持が寄せられています。偶然ですが、今週の全日本技術選手権大会において、オガサカスキーを使用の佐藤久哉選手が優勝し、さらにムードを盛り上げています。来期の話題はレーシング系トライアンのフルモデルチェンジと基礎系ケオッズの一部モデルチェンジです。GS用トライアンGは全体的に少し幅を広げて、扱いやすさをアップ。Sの方はさらに深いサイドカーブを採用し、鋭さをアップした。ケオッズは、評判のSVを継続にし、新たにGT、CHと言うモデルを追加した。GTは、トライアンSを基礎用にアレンジした物で、シャープなカービング系の小回りを約束してくれる。ただし、けっこう走るので、ある程度の脚力と技術が必要。そしてCHですが、これはGTとは対照的でSVを少し幅を広くし、反応を弱くした物。それによって格段に扱いやすくなり、スキット系やコブなんかもこなせるケオッズとユニティの中間的なスキー。いままでTRやSVを気に入っていたうちのガイド桜井がこれに乗ったらSVに乗らなくなったというくらい乗りやすいので、(けっこう単純でわかりやすいやつで、実験に使ってます)1級や準指、指導員検定にいいんじゃないかな。あと大人気のKC−RVもRが21mと17mの2種類になり、使う人の用途により選択できるようになった。デザインも「覇」の文字がいかにもやりそうなイメージでかっこいい。ちょっとこの辺では用途はすくないが、パウダー系は、佐々木DaiKがプロデュースした「舞」と一文字入ったかっこいいスキーもある。最後に、この2月に先行販売されたパウダーガールと言うモデルがある。とにかく斬新でぶっ飛びなデザインはディスプレイ用かと思わせ、性能も超オールラウンドのかわいいすきーです。ガールとは言いますが、170cmまであって男性にもいいスキーです。夏頃になったら当店もディスプレイに使おうかなと思ってます。150cmがないのが残念。来年もオガサカ人気は相変わらずでしょうね。当店もCHの試乗用を用意する予定です。ちなみに毎年好評のオーダーシステムについてご案内。オガサカスキーは毎年8月末までに予約頂いたお客様のスキーをオーダーで硬さの調整、ネームプレートなど、国産ならではのサービスが受けられるシステムがあります。納期は10末くらいです。せっかくならこのシステムを利用しないてはありません。くわしくはイトさんならびにスタッフまでご相談ください。PSオガサカは写真失敗してしまったため、ホームページをご覧下さい。
|
|
|
|
2005年3月14日(月) |
試乗会レポート ヘッド |
|
|
2005年3月14日(月) |
山形蔵王温泉 |
7日から10日まで毎年恒例の社員スキー研修で、今年は山形県は蔵王温泉スキー場へ行ってきました。昨日も書きましたが、私は5,6日と準指導員受験のため滞在していた岐阜県は朴の木スキー場から終了後、名古屋のすーさんの家へ。そのまま名古屋インターから一路蔵王へ向かって700km8時間の旅へという強行スケジュール。朝6時頃、無事宿泊先の「ルベール蔵王」に到着しました。4日間滑りまくりましたが、今回はあまりがつがつではなく、少しリゾートを楽しむ余裕のスキーをしてみました。蔵王はおそらくひとつのスキー場としては日本でも1番と言ってもよいのではないかと言うくらい大きなスキー場で、下手に1番奥で滑っていると反対側まで戻るのに4,50分かかってしまうくらいです。一番上は有名な樹氷で一面覆われていて、晴れると素晴らしい眺めになります。ただ、おそらく日本一晴天率が悪いんじゃないかと思える天候で、(前回は4日間猛吹雪にホワイトアウトでした)なかなかそんな日にはめぐり合えないですけど。しかし今回は、こころがけが良かったのか、私の合格を祝福してくれるか?のように、視界不良は1日だけ。太陽が2日も顔を出してくれました。さすがに日本有数の老舗リゾートだけあって、いい景色、いい温泉、美味い料理に美味い酒!(これ重要)豊富なバリエーションをもったゲレンデと、条件がすべてそろったスキーリゾートです。来年はシニアの方対象で、蔵王ツアーでもやろうかな。広い蔵王のコースも完全に覚えたし、蔵王の美味しいお店は宿泊先の「ルベール蔵王」の河童さん(ご主人の愛称)にけっこう教えてもらったし。
|
|
|
|
2005年3月13日(日) |
準指導員 |
ずいぶん日記の間が空いてしまいました。しばらくイトさんそれどころじゃなかったんですよ。イトさんトップページを見て、あれ?と思った方いますかねぇ。肩書きに「準指導員」の文字が増えているじゃあーりませんか!落ちるとはずかしいので内緒にしていましたが、今年こっそり(顧客の大半ばれてましたが)受験しました。学科試験なんて運転免許以来で、もう頭オーバーヒート状態が続き、いつ爆発するかって感じでした。実技のほうは、受験前がちょうど各メーカーの試乗会の目白押しで、全然練習してる時間が取れなくて、当日も、とにかく平常心を保つのに必死。みなさんのあたたかいご声援のおかげで合格することができました。これで晴れて開放され、自由の身に。うっぷんを晴らすかように、次の日から蔵王に社員旅行。この様子はまた次回。
|
|
|
|
2005年2月27日(日) |
プチバックカントリーin高鷲スノーパーク |
|
|
2005年2月17日(木) |
試乗会レポート フィッシャー |
今回はK2の予定でしたが、資料の都合でフィッシャーに変更です。ここ数年、毎年進化が見られるブランドが、期待を裏切らず今年も大幅にリフレッシュしました。場所は軽井沢で、珍しく暖かく、大粒のボタ雪でした。注目はAMCシリーズ。日本向けに開発されたニューコンセプトのオールラウンドスキーで、トップのAMC900FTiはSLをベースにしたサンドイッチ構造で、デモたちの高い要求にこたえつつも、優れた安定性を実現。165cmR12と、カーブが深いので、短いサイズは小回り専用、長いサイズはオールラウンドとしておすすめ。800以下のモデルは、非常に軽量なシャーシ構造で、シャープなカービングから、のんびりクルージングまで、オールラウンドな1本に。700,600は、好評のレールフレックスを採用。柔らかく、操作性の良いモデルが選べるし、500には、新開発のレールフレックスを採用。超軽量で、高さがあまり出ないこのシステムはレディースモデルにも採用される。センター幅も広く、楽系スキーとして人気が出ると思います。レースシリーズは新開発のプレートと、注目の、「FTフレーム」を採用。「FTフレーム」とは、振動吸収でなく、低周波の振動を、調和して板の安定と走りを出すというシステム。岡部哲也さんをゲストコメンターにフォン・グリュニゲンと行ったヨーロッパテストの話等聞かせてくれた。オーストリーの老舗は、今年も期待していいと思いますよ。次回はヘッドの予定です。
|
AMCシリーズ。話題のフィッシャーブーツも出ていました。
伝統のRC4シリーズ。 |
|
|
2005年2月14日(月) |
試乗会レポート サロモン |
今回はサロモンです。鷲が岳スキー場にて行われました。今年のサロモンは、X−Bodyという、どこかで聞いたようなシステムを採用。従来のスペースフレーム構造をさらに進化させ、X型の4本のアームでスキーの安定と、優れたエッジグリップを実現したということ。まず、レーシングの選手用限定スキー、S−LABが一般レーサーの方にも手に入るようになるそうです。少々手強いかもしれませんが、佐々木選手と同じスキーにチャレンジしてみませんか。「デモ」モデルはX−Bodyになり、ずいぶん乗りやすくなった印象でした。とうとう伝統?だったプロリンクがなくなりましたが、安定性には全然問題なく、特にDemo10 2Vはターン前半のトップの食いつきが早くなり、安心して急斜面にも飛び込めます。ビンディングも今年から軽量なS912Tiが選べるようになりました。昨年好評だった「ストリートレーサー」は、上位モデルがデモに吸収され、レジャー、レベルアップが残ります。そして、デモレディーは「ラッシュ」という名前で生まれ変わり、相当な軽量化に成功しています。「スクランブラー」は、昨年までの「スクリーム」と一体。トップの「スクランブラー ホット」から、「カスタム」「リミテッド」まで、パウダー悪雪等、何でも来いの1台を御探しの方へ。こちらもレディースモデルに、大幅軽量化の「シャム」シリーズが。最後にフリースタイルの「1080」。昨年までの「ポケロケ」が無くなり、代わりに「1080Gun」が。以下、「Foil]「Thruster]「Flyer]と、大変充実します。「CRj」のシグネチャーも出るのでフリースタイラーは要チェック。そして昨年話題になった「穴あきブーツ」ですが、期待通りやってくれました。コースシリーズ、ジュニアの70からトップのコースジャパンまで、すべてに穴を開けちゃいました。この、山足を使いやすいというブーツは、特にレーサーには評価が高いようで、この奇抜な発想は今後レベルアップ層が使用して、どういう評価が出るか楽しみです。基本的な設計は変わっていませんので、今までのように足首やふくらはぎのフィット感がほしいかたはどうぞ。これまでの3社、どれも本気系のスキーが大変楽に使えるというのが、今年の印象です。その中でもサロモンのデモシリーズは、乗りやすい上に、弱い力で大きなグリップと走りが得られ、今風のトップコントロールに対応していると思いました。次回はK2とエランです。
|
鷲が岳ホテルレインボー前
サロモンはデザインに変更が入るため画像がありません。
|
|
|
2005年2月11日(金) |
試乗会レポート フォルクル |
|
|
2005年1月30日(日) |
試乗レポート ノルディカ |
|
|
2005年1月24日(月) |
ヘルメット |
すーさんのページにも書いてありましたが、最近わたしもヘルメットを被ることが多くなりました。特に、天気の悪い日や、オフピステを滑る時に活用しています。けっこう暖かいし、樹林の中やアイスバーンでも安心して滑れるので、重宝しています。そして、今シーズン愛用しているパタゴニアのウエアにすごく似合っているような。(自分で言うな!)本当はいつも被らないといけないけど、ウエアがコンペタイプのときは、どうしても似合わないような気がして、(グレーのミズノのウエアです)つい帽子とゴーグルorサングラスで滑ってしまいます。でも、最近全日本技術選なんかでも、高速種目で被っている選手が出てきました。今後、もしかすると義務付けになるかもね。モーグルなんかも去年から義務付けられました。ちなみに、私の使用しているものは、JIROのNINE9、色はなんとメタリックグレイに赤のファイアーパターンというファンキーなもの。超軽くて被ってる感覚忘れます。帽子被ってるほうがはるかに締め付けます。それでいてぜんぜんずれないしね。問い合わせも少しずつ増えてきて、ヘルメットがトレンドになるのも時間の問題かもね。
|
|
|
|
2005年1月15日(土) |
試乗会 |
毎年、ニューモデルの試乗会が一月末頃から行われます。皆さんは、これから慣らしも終わっていよいよ本番モードに入ろうと言う時、私たちはもう来年モードに切り替えなければいけません。皆さんからよく、「いいね、いろんなスキーに乗れて。」とか言われますが、実はスキー屋さんもけっこうたいへんです。当店で現在扱っているメーカーはスキーが14、ブーツ6ブランド扱っています。この中で、スキー、ブーツ共に扱っているメーカーもありますが、1月末から2月末までほとんど平日は毎日どこかでやっています。良く言えば、シーズンの一番いい時に試乗できるわけです。しかし、悪く言えば、シーズンの一番いい時に、自分の練習ができないわけです。「でも、毎日滑れるじゃん!」と思うでしょ。たしかに滑走日数は多いのですが、ほとんどが、午前中屋内でセミナー、午後試乗です。朝一気持ちいい斜面で滑れません。午後の短い時間で多いメーカーだと10台以上乗るので、けっこう体力勝負です。あと、私の一番の悩みと言っても過言ではないことは、同じスキーで滑れないことです。あたりまえですが、1台を2〜3本ずつリフト2〜30本乗りますが、GS、SLからレディスまでカーブも違えば硬さの違う物をいちいち変えなければなりません。185cmR21mGS用トップモデルのあとに、150cmR10mレディース中級なんてのを毎日毎日。けっこうつらいですよ。そのかわりどんなスキーでもすぐに順応できる能力?を身につけましたけど。あと、メーカー同士合わせてくれないので、移動もつらい。たとえば、白馬→軽井沢→美濃3日間で1000kmなんてたまにあります。たのむからどこか1箇所で続けてやってくれないかなぁ。しかし、つらいなかにもいい所もあります。だれよりも早く新しいモデルに乗れるのはスキー屋の特権です。道具オタクのイトさんにはもってこい。あと、試乗会にはけっこう有名選手やデモンストレーターが来て、一緒に滑ってくれたり、時にはワンポイントアドバイスしてくれる時もあります。これはミーハーな(お店の階段にあるサインの数々をみれば一目瞭然)イトさんにとっては超おいしいです。ほんとはこういう時に自分のスキーで滑りたいんですが。でも考えてみたら、最近滑走日数の割りに自分のスキー使えるときがシーズン数日しかないんですよねー。さみしい。なんにしても、今年もがんばって試乗してきます。今後のイトさん試乗レポートにご期待ください。
|
|
|
|
2005年1月6日(木) |
あけまして おめでとうございます |
今年もよろしくお願いします。年明けの3日4日と、黒姫スキー場に行ってきました。年末にけっこう雪降ってくれたので、スノーマシンまったく使わずで、完全全面滑走可能でした。やはり天然雪はいいねー。もちろん宿はロッジぶなに泊まりました。このレポートはなんでものほうに。ひさしぶりに近藤さん(ぶなのオーナー)と滑り、気持ちのいい2日間をすごしました。初すべりの割にはけっこういい感じに滑れたので、はりきりすぎて首から背中、ケツ筋、腿の裏まで身体の裏半分筋肉張り張りになって、2日目の朝一はぜんぜん身体動かなかった。カービングスキーになってからここ数年、毎年初滑りのあとは後の筋肉が張ったり筋肉痛になったりするので、今年は秋からいろいろ筋トレ変えてみたけど、やっぱり裏側の筋肉は鍛えるの難しいね。おかげで表半分はぜんぜん筋肉張りもしなかったけどね。さー、ようやく俺の季節がやってきたぜー!今シーズンもがんばるぞ。
|
|
|
|
|
|