スキーあれこれ
スキーあれこれ
  
スキーあれこれ’06 ’07 ’08 ’09 ’10 へ  

2005年5月30日(月)
セミナー

先週はサロモンとアトミック2社のセミナーがあった。ご存知の方も多いと思いますが、フランス本国のサロモン社がアトミックの親会社のアメア社に買収されたそうな。両社ともこの話から始まったのは言うまでもない。というのは余談で、少々細かい話から始まったけど、私の狙い(このセミナーの目的)は、サロモンの伊東秀明、アトミックの木村公宣セミナーでした。伊東氏からは最新の滑り方を技選のビデオを見ながら、木村氏からは、先日苗場で行われたオーストリーチームのコーチを招いて行われたレーシングセミナーの報告を聞いてきました。秀明さんはさすがにデモ歴が長いだけあって、わかりやすい説明で、「サロモンチームの最新テクニック」に関して、公宣さんは、ちょっと緊張気味でしたが、世界のトップステージに立っていた人らしく、自分の経験談を交えながら主に「ベンジャミンライヒの速さの分析」等を語ってくれました。感化されやすいイトさんは、サロモンから帰ると早速今シーズンの技選のビデオを見て、アトミックから帰ると、「来年はポール滑るぞー!」と気合入ってました。たしか昨年の夏に佐々木明選手のセミナー行った時も「来年はポールじゃー!」と張り切ってたような気が。来週は新しいインソールのセミナーがあるから楽しみ。でもインソールのセミナーは有名人来ないかー。(そーじゃなくて勉強しに行けー!)

2005年5月15日(日)
シーズンオフ

とうとうテンションさがってきちゃいましたー。たぶんシーズンオフです。たぶんと言うのは、例年ならゴールデンウィーク過ぎにもう1日2日行くのですが、(乗鞍、立山等)今年は今のところ予定はないので、このまま終わりそうです。内緒ですが実は昨年、ゴールデンウィーク最終日の最後の一本(ほんとジンクスてあるんだねー)で、左上半身しばらく動かせないくらいの大転倒(しょーもないこけかた)して、1ヶ月くらいほとんど運動できなかった。(左指2本、手首、肘、捻挫、肩打撲、肋骨1本骨折。ぜんぜん内緒じゃないジャン!)そしたら1ヶ月で4キロほど太ってさー大変。どじょうがーじゃなくて、筋肉もずいぶん落ちて走ればすぐにばてるはもう肥満街道まっしぐら状態。ちょうどそのころからMBTシューズに出会い、毎日飲む酸素を飲んで、夜の食卓には必ず納豆とキムチを。そのあとすーさんがウォークにはまって一緒にあるくようになり、CoQ10とL−カルニチン飲みながらついでにカーツまでやってもう健康おたくの鏡のよう。おかげで毎日おいしいビール飲んで、いつも以上の高食欲にもかかわらず、12月までには7キロも減量に成功。おなかも結構引き締まり、一冬越えてもリバウンド1キロだけ。今のうちなんとかしないと、また太るかもしれないので、ちょっとだけトレーニング再開してます。でも、スキーヤーは冬運動するから太らないと思っている方。要注意ですよ。太らないのはシーズン100日以上滑る方と、スキーを背負って登るバックカントラーぐらいで、普通のサンデースキーヤーにとってスキーという運動はほぼまったくといっていいほど有酸素運動をしていない。毎日滑る人は毎日筋肉に強い負荷がかかっているので代謝もあがるが、私たち(私はシーズン40日くらいです)では帰って1日2日で代謝は下がってしまう。しかし、スキー運動は無酸素に近い筋肉運動なので、おなかも空くしのども渇く。終わった後のビールがうまいし、山での食事のはずむこと。結果シーズン終わりには筋肉はあまり弱っていないが、脂肪が大分たまっている。それに輪を掛けて、シーズン中の早起きや長距離運転の疲れのつけで、しばらく何にもしたくない。→太る。という恐ろしい輪廻が毎年繰り返されるわけです。「まぁ俺は今んところ・・」なんて思ったそこのあーた!心配しなくても、35歳過ぎるとなんとなくから、40歳過ぎると実感しますから。残念!気をつけろー!この、恐ろしいほどの金にものを言わせたようなダイエット効果を聞きたい方は、何時でもイトさんまで。でも拙者、多少は努力もしましたから。切腹ー!(パクりすぎ)

2005年5月2日(月)
熊の湯スキー場

山専熊の湯試乗会に行ってきました。日ごろの行いのお陰で?天候にも恵まれ、事故もなく無事終了することができました。今年も穂高のお客さん並びに全国から多数のご参加ありがとうございました。今回は9メーカーに協力いただいて、それぞれのメーカーから講師を派遣してもらいました。毎年のごとく、ゴージャスな講師陣は志鷹慎吾先生(元ナショナルデモ)を始め、吉田美輝子先生(SAJデモ)松沢寿先生(SAJデモ)鍵周作先生(SIAデモ)桶田幸也先生(SAJデモ)佐藤照友旭先生(技戦10位、新人賞)石田俊介先生(技戦41位)志水隆介先生(技戦88位)に加え、わざわざ夜のパティーだけのために片桐貴司ナショナルデモが遊びに来てくれました。他にも、熊の湯にいあわせたいろんな有名選手がテントに遊びに来てくれて、(丸山貴デモ、佐藤秀デモ、大久保優デモetc)ご存知ミーハーイトさんは目がレーダーのようになっていました。お客さんたちもこの2日間でいろんなデモから受けた講習を何とか吸収しようと頑張っていました。例年非常に暑いですが、今年は初日に少し涼しかったので体力的にも多少楽だったかもね。夜は親睦も兼ねて、穂高のお客さん集めてお部屋で楽しく談笑。やっぱスキーの話で飲むとうまいね!2日目はスタッフミーティング(と言う呑み会)では、全国のショップのスタッフや、メーカーの方といろいろな話が出来るチャンスなので、たのしみのひとつです。部屋も東京、千葉、福岡のショップの方と同部屋で、遅くまでしゃべってました。お陰で超寝不足で、帰りの運転のねむい事。途中で買ったフランスパン風くるみパン食べながら帰りました。(固いもの噛みながらだと目が覚めるよ)帰りの松本の辺からポツリポツリと雨が降り出し、つくづく自分のおこないのよさ?を実感しました。ちなみに来年は4月29日(金)〜5月1日(月)の予定です。申し込みは3月中旬頃から4月の10日頃までですので、興味のある方はぜひイトさんまでどうぞ。


たくさんの参加くださったお客様や協力頂いたメーカーの方ありがとうございました。

松沢寿先生と穂高グループ。

片桐デモと楽しく談笑。
2005年4月23日(土)
ゴールデンウイーク

3月中旬から週に約2回ペースで行っていたスキーも、とうとう今週は休んでしまいました。来週はいよいよゴールデンウイークに突入します。前にも書きましたが、私は毎年前半は志賀高原の熊の湯スキー場で行われる「全日本山とスキーの専門店協会」主催のニューモデル試乗会にスタッフとして行きます。今年は29日から1日までです。この試乗会、毎年約10ブランド程のスキーメーカーに協力してもらい、全国の協会加盟ショップのスタッフにより運営される試乗会です。宿泊は熊の湯ホテルで、温泉が最高。8〜10名のデモンストレーターをゲストに、ワンポイントアドバイス付のコースもあります。私はというと、朝5時に起きてパトロールにてコースを借り、(早朝8時まではポールバーンを借りられる)6時からの早朝ポール試乗にあわせてポールセット。9時からはお客さんのビンディング調整や御相手をして、暇な時間を見て交代で滑っています。夜はスタッフミーティング(と言う名の呑み会)で一日が終わります。結局1日に数本しか滑れませんが、穂高や他店のお客さんと現地で話せる貴重な時です。お客さんによっての感覚の違いのデータをとる重要な場です。毎年ここで、自分の乗った感覚と他の方の評価をあわせて見てアドバイスの参考にさせていただいています。ただ、雪が非常に悪く、少しわかりにくいかもね。もしこの日に熊の湯に来る予定のある方は是非御声がけください。クワットの横にでっかく場所をとっていますのですぐにわかると思います。

2005年4月3日(日)
シーズン終盤

シーズンも終盤を迎え、早くも保存用チューンに持ってくるお客さんがちらほら。(普通の人は3月いっぱいで終わりかな?)まだまだ雪はいっぱいあるというのに、さみしいことにこの景気のためか、終了してしまうスキー場の多いこと。ここのところけっこう滑っていて、最近では3月26、27と高鷲スノーパーク、29に御岳ロープウエイ31またまた高鷲スノーパークと、遊んでばっかりいました。(もちろん仕事スキーもあったよ)この4日間のうち、3日(26,29,31)も雪に見舞われました。特に26日は朝、ゲレンデのメインコースで圧雪された上に約30cm、非圧雪で50cmほど超重たい雪がつもり、中斜面でも止まってしまうくらいでした。29日御岳は、晴れたり曇ったりで時折吹雪に近い状態。31日は午前中小雪がちらちら。午後大雪で、帰るときには5cm位積もっていました。3月終わりにこんなに雪に遭ったのは初めてかな。いつもだと天気のいい日に腐った雪で、「あー今年もあとわずかかぁ」と少しずつテンション下げながらなごりおしく滑っているのに、今年はむしろテンション上がっちゃって「来週はどこにしよう」なんて。ゴールデンウイークまであと1ヶ月。この調子なら今年も雪はだいじょうぶそうですね。熊の湯試乗会(山とスキーの専門店協会主催の毎年恒例デモレッスン付き試乗会。くわしくはイトさんまで)でみんな一緒にラストを締めくくりましょう。当然それが終わったら呑み会のシーズンインです!

2005年3月24日(木)
試乗会レポート レグザム

レポートもいよいよ最後のレグザムです。来期のレグザムの話題は、「リベロ」の復活です。コンフォートという形で、主にレベルアップやレジャースキーヤーを対象としたモデルです。まさに、「私たちはこれを待っていた!」というものが出てきました。当然のように、全体的に柔らかめのものが多く、ブーツの高さを低めに設定したため、ふくらはぎへの負担が少なく、足首の運動がスムースに行われる。シェル型も、今シーズンの「フォルテ」と同じ、データを少し広げたミディアムラストで、足首等のホールドが良くなっている。この型を使って、特別仕様?の、「レジェンド」なるブーツも出る。真っ黒のブーツに、金バックルで、なんかヤバ系の高級車のようなもの。早くも「来年レジェンドがほしい」なんてお客さんまで何人か来てます。人気の「フォルテ、データ」は、ちょっとしたマイナーチェンジで、昨年の不満等一気に解消している。もちろん、足幅のある方に、今までの「S、Z」シリーズものこっている。先日のオガサカでも書きましたが、佐藤久哉選手の技術選優勝で、男女共に優勝経験の出来たメーカーになりました。やはり、今シーズンもレグザムの人気は不動かなぁなんて。日本人のための日本のメーカーで、今後より一層万人向けのモデルを開発してくれることを期待します。試乗レポートはこれで終わりますが、まだまだシーズンもありますので、(普通の人はもう終わりかな)皆さんも機会があったら是非いろんなスキーに乗ってみて、自分に合った1台を見つけてください。イトさんも惜しみなく皆さんの御手伝いをします。いつでも相談にのりますのでお店に遊びに来てください。

2005年3月21日(月)
試乗会レポート グループロシニョール

昨年、三井物産から移行した、ロシニョールグループの輸入会社です。取り扱いは、ロシニョールディナスターラングで、今年は合同で行われました。まずロシニョールですが、デモ、オールラウンドスキーが「ZENITH」と言う名前に変わりました。昨年イトさんの一押しだったトップのウルチメイトは新型プレートが採用され、より高いエッジグリップと、足元の安定感を実現。セカンドの10Dは長いものは大回り系、短い物は小回り系のサイドカーブを採用し、いろいろなシチュエーションに対応。毎年注目の「BANDIT」がフルモデルチェンジ。B1〜B4まで、シチュエーションや好みにより幅とカットが選べる。「SCRATCH」もデザインを一新。斬新、攻撃的な楽しいデザインに変わった。ビンディングもフルモデルチェンジで、「AXIAL2」になり、今までのリフト部が変わっている。毎年人気のソフトブーツも新型が出て、レジャーの方におすすめだ。ディナスターですが、レーシングではフルサンドイッチの「スピードコースコンプ」はFIS対応の純レーシング。基礎モデルも「バンシー」シリーズとして一新。トップの「バンシーコースSX」はGSをベースに高速大回り専用に仕上げた物。「SX11」「SX9」とあわせて技術選やテク、クラ検定に。フリーライドの「トラブルメーカー」もシリーズ展開。パウダーでも使えそうな、「ビッグトラブル」からジュニアアンドレディーの「トラブルユース」まで5種類出ている。パウダー系「レジェンド」もソフトバージョンの「3800」が登場。値段も安く設定されている。最後にラングですが、基本的にはあまり変わっていませんが、シェルがスケルトンになります。最近ヨーロッパでは流行かもしれないですが、透けたブーツがけっこう多いですね。なんでもこの素材、冷えても硬くなりにくいそうで、スキーブーツにとってはけっこう有利らしい。後は耐久性がどうか何年か後に真価が問われると思います。昨年好評だったソフトブーツがなくなったのが気になりますが。全体的にごちゃごちゃとあったものが、ディナ、ラングは昨年、ロシは今年すっきりと整理され、必要かつ欲しいモデルに絞ってきたのはいい傾向だと思います。あんまりたくさんだとお客さんだけじゃなく、私たちも迷ってしまうから。(これも写真が無いのでリンクしておきます。)

2005年3月20日(日)
試乗会レポート K2 エラン

今回は、K2とエランの2ブランドです。試乗会も合同でした。当日は、前日からの大雪で、高速は止まるわスキー場に着くとブルで除雪した後が約1m。えー、一晩でこんなに降ったのー?ほんとに降ったんだって。おかげでゲレンデは圧雪してあるところで膝上、してないところでは腰という、試乗会史上最悪(しゃれじゃないよ)であって、まさにK2のために!というコンディションで行われました。もう朝から開き直ってパウダー用ばかり(seth viciousセンター98mm、made'nセンター108mm)試乗。しまったー。テレマークのブーツもってくればよかった!昼頃、メインコースが少し慣れて来た頃から色々試乗開始。K2はフリーライドのイメージが強いけど、実はレーシングや、基礎用のいいスキーがいっぱいあるんですよ。ワールドチャンプのBM選手もつい最近まで履いてたんですよ。(強くなると引き抜かれるのかな?)今年はデモも(竹鼻デモ)も契約したしね。オールラウンドの「アパッチ」と言うシリーズがあります。この中でエクスプローラというモデル。センター幅80mm、R17m160cmと言うデータが物語るどちらかというと楽系フリーライド。これが叉乗りやすい。カーブはちょっと浅いけど、朝一の気持ちいい斜面をロングで飛ばすにはちょうどいい。そして、これと同じスペックで、限定デザインの「Miura」というスキーが出る。名前の由来はもちろん三浦雄一郎さんで、デザインもK2伝統の渋い物。使いやすくてデザインも渋いなんて、中高年の方や、クラシックファンの方必見ですよ。フリーライド系のエネミーやフジャティブもサイドカットとデザインを一新。レディースの飛び系も出るよ。一方エランですが、レーシングや人気の「S」シリーズはデザイン変更のみと言う感じでしたが、フリーライドと基礎スキーの融合と言う感じでやはり人気だった「M」シリーズが「magfire(マグファイア)」として生まれ変わりました。これがまた使いやすく、この日のパウダーが踏み固められてもこもこなんて状況でもずらしやすく、カービングもできるという代物。フュージョンシステムが使いやすさだとわかっていても、テレマークや山用ビンディングつけてフィールドで使ってみたいとか思ってしまう1台でした。この2メーカーはどちらかと言うとフリーライド系がよかった。K2はもともとフリーライドの老舗だが、昔はレースの名門で、エランもあのステンマルクを世界チャンプに導いたブランド。元がしっかりしたメーカーは何作ってもいいね。でも両メーカーともレースでの名門復活を目指してがんばっているみたいです。今後期待できそうで、楽しみです。



K2アパッチシリーズ

エランマグファイアー12
2005年3月19日(土)
試乗会レポート アトミック

今回はアトミックです。昨年、輸入元がアメアジャパンに変わり、スキーも大化け(いい意味で)した新生アトミックの2年目です。今シーズンの目玉は、デモスキーLTシリーズに新たに加わったLT−9と、昨年のST−7に変わって誕生したST−8の登場、昨年あとから発売した選手用ブーツRaceTechの柔らかい物が出てきたこと。まず、LT−9ですが、昨年大人気だった大回り用のLT−11のソフトバージョンとして誕生したこのモデル。単に大回りようのソフトとしてだけでなく、昨年のメニューでは基礎用の柔らかいものを選ぼう思うとカーブの深いSTシリーズをえらばざるをえなく、特に、コブ斜面や、指導種目でどうしたらよいかと言う声がけっこうありました。LTシリーズは大回り用といってもカーブはオールラウンドの1本として理想のものですが、硬さが少し硬いので、オールラウンドにはやはりある程度以上のレベルと脚力が必要でした。しかし新しいLT−9はそのサイドカーブを保ちつつ、非常に柔らかいフレックスで、1本でオールラウンドに使いたい方から、エキスパートの使い分けよう、特にこぶ用にいいと思います。まさにかゆいところに手が届きました。次にST−8ですが、昨年STシリーズは、同じサイドカーブの3種類のスキーの硬さを変える事によって性能を変えると言う非常に理に適ったことをやってきました。しかし、上の2機種に対してST−7は対象に対してちょっとカーブが強いんではと言う思いから、生まれたのがこのスキーです。センター幅を72mmに広げ、全体に反応を弱めに抑え、誰にでも扱いやすいモデルに。中級から楽系をもとめる中高年にもおすすめの1台。そして新生レーステックブーツ。昨年一部限定販売をして話題になったこのブーツは、0,01秒を争うワールドカップの技術がふんだんに使われ、完璧なまでに無駄を省いたブーツ。私も昨年、山崎元義氏につかまり、30分くらいこんこんと熱く語られて以来、(たぶん洗脳されたかも)いいブーツだと言うことは百も承知ですが、なにせ硬すぎて履ける人が限られてしまうと見送った物が、ことしはソフトバージョンが出ると聞き、期待していた。なるほどこれならと言うものが出てきましたが、やはり履きこなすには最低1級以上、上のTIに関しては昨年同様レースの上級者と、技術選県予選上位(決勝)クラスの方限定になるでしょう。2年目の新生アトミックは昨年同様やはり今年もいい話題で盛り上がっています。技術選でもやはり我らが聖佳ちゃんが前人未到の4連覇してしまいました。(ドンドンパフパフーすげー!)試乗会での評価に追い風になると思いますよ。


アトミックデモシリーズ

レーステックブーツ
2005年3月17日(木)
試乗会レポート オガサカ

今回はオガサカです。ここ数年当店の一番人気ブランドで、毎年試乗会では上級エキスパートから絶大なる支持が寄せられています。偶然ですが、今週の全日本技術選手権大会において、オガサカスキーを使用の佐藤久哉選手が優勝し、さらにムードを盛り上げています。来期の話題はレーシング系トライアンのフルモデルチェンジと基礎系ケオッズの一部モデルチェンジです。GS用トライアンGは全体的に少し幅を広げて、扱いやすさをアップ。Sの方はさらに深いサイドカーブを採用し、鋭さをアップした。ケオッズは、評判のSVを継続にし、新たにGT、CHと言うモデルを追加した。GTは、トライアンSを基礎用にアレンジした物で、シャープなカービング系の小回りを約束してくれる。ただし、けっこう走るので、ある程度の脚力と技術が必要。そしてCHですが、これはGTとは対照的でSVを少し幅を広くし、反応を弱くした物。それによって格段に扱いやすくなり、スキット系やコブなんかもこなせるケオッズとユニティの中間的なスキー。いままでTRやSVを気に入っていたうちのガイド桜井がこれに乗ったらSVに乗らなくなったというくらい乗りやすいので、(けっこう単純でわかりやすいやつで、実験に使ってます)1級や準指、指導員検定にいいんじゃないかな。あと大人気のKC−RVもRが21mと17mの2種類になり、使う人の用途により選択できるようになった。デザインも「覇」の文字がいかにもやりそうなイメージでかっこいい。ちょっとこの辺では用途はすくないが、パウダー系は、佐々木DaiKがプロデュースした「舞」と一文字入ったかっこいいスキーもある。最後に、この2月に先行販売されたパウダーガールと言うモデルがある。とにかく斬新でぶっ飛びなデザインはディスプレイ用かと思わせ、性能も超オールラウンドのかわいいすきーです。ガールとは言いますが、170cmまであって男性にもいいスキーです。夏頃になったら当店もディスプレイに使おうかなと思ってます。150cmがないのが残念。来年もオガサカ人気は相変わらずでしょうね。当店もCHの試乗用を用意する予定です。ちなみに毎年好評のオーダーシステムについてご案内。オガサカスキーは毎年8月末までに予約頂いたお客様のスキーをオーダーで硬さの調整、ネームプレートなど、国産ならではのサービスが受けられるシステムがあります。納期は10末くらいです。せっかくならこのシステムを利用しないてはありません。くわしくはイトさんならびにスタッフまでご相談ください。PSオガサカは写真失敗してしまったため、ホームページをご覧下さい。

2005年3月14日(月)
試乗会レポート ヘッド

久々のレポート復活です。来期モデルの試乗会が始まっているところもあるので、みなさんももう乗ってきている方もいるようですね。今回はヘッドです。いつもはカチカチのアイスバーンが売り?の軽井沢がめづらしく柔らかい雪に覆われて少々滑りにくい状況でした。昨年発表された好評のデモシリーズが今年は計4種類。高速系iRC SW、小回り系iSL SWそれぞれのトップモデルにVISTプレートを装着。より実践使用を想定したエキスパートモデルに。そして大回り系オールラウンドのiRCと、今年一押しのスーパーシェイプです。iRCは昨年のレールフレックスからCP13に変更。スーパーシェイプはサンドイッチ構造で、小回り系の深いカーブ、しなやかなたわみでシャープなターンを生み出すが、スキッド系の滑りも容易なため、あらゆるバーンコンディションに対応できます。こちらも昨年好評頂いたXRCシリーズも、トップも出るが1400になり、ヘッドのテクノロジーがほぼ全部入ったモデル。適度なサイドカットで気持ちのいいクルージングからこぶ、パウダーまでこれ1本でと言うスキー。そしてもうひとつの注目は、下位モデルに採用された新開発のレールフレックスライトです。これまでのレールフレックスを初級、女性、ジュニアのためにより軽く、楽にたわむように開発された物です。ほんと、スキーが軽くなっていい傾向になりました。今シーズンはほんとにどこのメーカーもレディースに力を入れてきました。こういう軽く楽で、それでいて安定感のあるスキーがドンドン出てくると本当の意味での生涯スポーツスキーがもっと普及するんじゃないかななんて思います。ブーツですが、スキーに合わせて?真っ白なデモブーツが発売します。ハードのRDと、ソフトのRSで、見た目もかっこよく、反応も鋭い中々いいブーツです。ただし、一応デモモデルなので、ソフトのRSでもけっこう硬く、1級以上である程度の脚力の傾きです。次回はオガサカです。


ヘッドデモシリーズ。

NEWデモブーツRSとRD

インタビュー中の竹節デモ
2005年3月14日(月)
山形蔵王温泉

7日から10日まで毎年恒例の社員スキー研修で、今年は山形県は蔵王温泉スキー場へ行ってきました。昨日も書きましたが、私は5,6日と準指導員受験のため滞在していた岐阜県は朴の木スキー場から終了後、名古屋のすーさんの家へ。そのまま名古屋インターから一路蔵王へ向かって700km8時間の旅へという強行スケジュール。朝6時頃、無事宿泊先の「ルベール蔵王」に到着しました。4日間滑りまくりましたが、今回はあまりがつがつではなく、少しリゾートを楽しむ余裕のスキーをしてみました。蔵王はおそらくひとつのスキー場としては日本でも1番と言ってもよいのではないかと言うくらい大きなスキー場で、下手に1番奥で滑っていると反対側まで戻るのに4,50分かかってしまうくらいです。一番上は有名な樹氷で一面覆われていて、晴れると素晴らしい眺めになります。ただ、おそらく日本一晴天率が悪いんじゃないかと思える天候で、(前回は4日間猛吹雪にホワイトアウトでした)なかなかそんな日にはめぐり合えないですけど。しかし今回は、こころがけが良かったのか、私の合格を祝福してくれるか?のように、視界不良は1日だけ。太陽が2日も顔を出してくれました。さすがに日本有数の老舗リゾートだけあって、いい景色、いい温泉、美味い料理に美味い酒!(これ重要)豊富なバリエーションをもったゲレンデと、条件がすべてそろったスキーリゾートです。来年はシニアの方対象で、蔵王ツアーでもやろうかな。広い蔵王のコースも完全に覚えたし、蔵王の美味しいお店は宿泊先の「ルベール蔵王」の河童さん(ご主人の愛称)にけっこう教えてもらったし。

2005年3月13日(日)
準指導員

ずいぶん日記の間が空いてしまいました。しばらくイトさんそれどころじゃなかったんですよ。イトさんトップページを見て、あれ?と思った方いますかねぇ。肩書きに「準指導員」の文字が増えているじゃあーりませんか!落ちるとはずかしいので内緒にしていましたが、今年こっそり(顧客の大半ばれてましたが)受験しました。学科試験なんて運転免許以来で、もう頭オーバーヒート状態が続き、いつ爆発するかって感じでした。実技のほうは、受験前がちょうど各メーカーの試乗会の目白押しで、全然練習してる時間が取れなくて、当日も、とにかく平常心を保つのに必死。みなさんのあたたかいご声援のおかげで合格することができました。これで晴れて開放され、自由の身に。うっぷんを晴らすかように、次の日から蔵王に社員旅行。この様子はまた次回。

2005年2月27日(日)
プチバックカントリーin高鷲スノーパーク

行ってきました。バックカントリーに。募集していた、バックカントリーin高鷲を26日(土)行いました。朝、一本滑走し、同行のパワーゾーン水谷氏(山岳ガイドで、プロスキーヤー。12月13日参照)に、個々の技量をチェックしてもらう。そして、いざ大日岳に向かってGO!前日までの降雪で、膝下のラッセル。パウダーの予感。先頭が私の番になり、稜線への急登を進む。だんだん雪が深くなってきた。とうとう膝上まではまる。パウダーのためだ、がんばれ!稜線に出ると、美濃地方の山が一望できた。今日は半日コースなので、前大日まで。少し休憩して、さあパウダーへレッツゴー!膝くらいのパウダーをたのしで、あっという間にゲレンデに。今回、私の使用した道具は、ブーツはいつものゲレンデ用レグザムF100、スキーはベクターグライドのオムニ170cmに、ディアミールのフリーライドつき。今回はシールは使いませんでしたが、あった方が早かったと思います。ベクターオムニを初めて実践の新雪で使用しましたが、中回りから小回りととてもいい浮力感が得られ、おまけにちょうど樹林帯でも扱いやすい長さでした。実践には、160〜170cm位がいいんじゃないかと思います。(今回のような日帰りのパウダーツアーなどで、全てというわけではありません。)今回は、雪質も天気も超ラッキーでしたが、フィールドでは何が起こりかわかりません。みなさん雪山に絶対的な自信を持った方?以外は個人ではゲレンデ外には出ないようにしてください。もし、どうしてもフィールドに出て、バックカントリースキーを体験したい方は、穂高の高鷲ツアーに(3月26日にもういちどありますので)行くか、水谷ガイドのパワーゾーンにて随時高鷲スノーパークのツアーを行っていますのでいつでも紹介しますよ。(もっと高レベルの本格派バックカントリーin白馬もあります)


まず、受付を行う。

いざ、パウダーへ向かって!

こんなとこ滑れるよー。
2005年2月17日(木)
試乗会レポート フィッシャー

今回はK2の予定でしたが、資料の都合でフィッシャーに変更です。ここ数年、毎年進化が見られるブランドが、期待を裏切らず今年も大幅にリフレッシュしました。場所は軽井沢で、珍しく暖かく、大粒のボタ雪でした。注目はAMCシリーズ。日本向けに開発されたニューコンセプトのオールラウンドスキーで、トップのAMC900FTiはSLをベースにしたサンドイッチ構造で、デモたちの高い要求にこたえつつも、優れた安定性を実現。165cmR12と、カーブが深いので、短いサイズは小回り専用、長いサイズはオールラウンドとしておすすめ。800以下のモデルは、非常に軽量なシャーシ構造で、シャープなカービングから、のんびりクルージングまで、オールラウンドな1本に。700,600は、好評のレールフレックスを採用。柔らかく、操作性の良いモデルが選べるし、500には、新開発のレールフレックスを採用。超軽量で、高さがあまり出ないこのシステムはレディースモデルにも採用される。センター幅も広く、楽系スキーとして人気が出ると思います。レースシリーズは新開発のプレートと、注目の、「FTフレーム」を採用。「FTフレーム」とは、振動吸収でなく、低周波の振動を、調和して板の安定と走りを出すというシステム。岡部哲也さんをゲストコメンターにフォン・グリュニゲンと行ったヨーロッパテストの話等聞かせてくれた。オーストリーの老舗は、今年も期待していいと思いますよ。次回はヘッドの予定です。


AMCシリーズ。話題のフィッシャーブーツも出ていました。

伝統のRC4シリーズ。
2005年2月14日(月)
試乗会レポート サロモン

今回はサロモンです。鷲が岳スキー場にて行われました。今年のサロモンは、X−Bodyという、どこかで聞いたようなシステムを採用。従来のスペースフレーム構造をさらに進化させ、X型の4本のアームでスキーの安定と、優れたエッジグリップを実現したということ。まず、レーシングの選手用限定スキー、S−LABが一般レーサーの方にも手に入るようになるそうです。少々手強いかもしれませんが、佐々木選手と同じスキーにチャレンジしてみませんか。「デモ」モデルはX−Bodyになり、ずいぶん乗りやすくなった印象でした。とうとう伝統?だったプロリンクがなくなりましたが、安定性には全然問題なく、特にDemo10 2Vはターン前半のトップの食いつきが早くなり、安心して急斜面にも飛び込めます。ビンディングも今年から軽量なS912Tiが選べるようになりました。昨年好評だった「ストリートレーサー」は、上位モデルがデモに吸収され、レジャー、レベルアップが残ります。そして、デモレディーは「ラッシュ」という名前で生まれ変わり、相当な軽量化に成功しています。「スクランブラー」は、昨年までの「スクリーム」と一体。トップの「スクランブラー ホット」から、「カスタム」「リミテッド」まで、パウダー悪雪等、何でも来いの1台を御探しの方へ。こちらもレディースモデルに、大幅軽量化の「シャム」シリーズが。最後にフリースタイルの「1080」。昨年までの「ポケロケ」が無くなり、代わりに「1080Gun」が。以下、「Foil]「Thruster]「Flyer]と、大変充実します。「CRj」のシグネチャーも出るのでフリースタイラーは要チェック。そして昨年話題になった「穴あきブーツ」ですが、期待通りやってくれました。コースシリーズ、ジュニアの70からトップのコースジャパンまで、すべてに穴を開けちゃいました。この、山足を使いやすいというブーツは、特にレーサーには評価が高いようで、この奇抜な発想は今後レベルアップ層が使用して、どういう評価が出るか楽しみです。基本的な設計は変わっていませんので、今までのように足首やふくらはぎのフィット感がほしいかたはどうぞ。これまでの3社、どれも本気系のスキーが大変楽に使えるというのが、今年の印象です。その中でもサロモンのデモシリーズは、乗りやすい上に、弱い力で大きなグリップと走りが得られ、今風のトップコントロールに対応していると思いました。次回はK2とエランです。



鷲が岳ホテルレインボー前
サロモンはデザインに変更が入るため画像がありません。

2005年2月11日(金)
試乗会レポート フォルクル

試乗会やら何やらで、しばらくお店を留守しまして皆さんにはご迷惑をおかけしております。やっと、ひと段落しましたので、レポート再開です。今回はフォルクル。場所は軽井沢プリンススキー場。雪はアイスバーンの上に柔らかい雪状態で、ゲストに若月新一デモをお迎えして行われました。。来期のフォルクルは、レーシング系と、新しいスーパースポーツに「エクステンデッド ダブルグリップ」+「iPTモーション」というシステムの採用、レディースモデルの充実です。まず、難しいこといいましたが、ねじれ剛性を高めるためにとられていたダブルグリップ構造をさらに進化させ、グリップ力と安定感をさらにアップさせた。そこに、iPTモーションという新しいシステム(モーションのレールがスキーに内蔵された様な形になっている。より、スキーとビンディングの密着度が増し、ダイレクトに伝わりやすい。)のビンディングをあわせた「レースタイガーGS,SL」、そして昨年までの6★を進化させた、「ALL★」が展開されます。(ちなみにGSはFIS未対応)より足元の感覚が雪面に近くなった感じで、グリップも非常にいい。「レースタイガー」というネーミングもなにか懐かしいようで、デザインもSLは攻撃的なイエローの虎模様。そしてメインの「スーパースポーツ」シリーズ「ALL★」。昨年まで当店トップクラスの人気を誇る「6★」の後継とあり、安定感、操作性も充分。特に、足元が雪面に近くなったような感じで、今話題のトップコントロール、テールコントロールに対して言うことを聞いてくれる一台。もちろん、イトさん一押しだった「スーパースピード」も、3〜5★も健在です。そして、レディースのアッティーバシリーズ。昨年も何といっても圧倒的な軽さで女性に人気だったスーパースポーツのレディースバージョン。軽量のコアを使用すると同時に軽量スキーにありがちな不安定さをパワーモジュールというものをビンディング下に内蔵することで、解消している。試乗会でも、けっこう年配のショップの方に非常に受けていた。後は、昨年までの7 24シリーズに変わり、「アンリミテッド」というBC系のオールラウンドが新たに加わる。最近勢いのあるメーカーだけに、少しだがいい感じのモデルチェンジをしてきたと感じた。今年も、オールラウンドのスーパースポーツがやっぱり一押しかな。次回はサロモンです。


軽井沢プリンススキー場にて

若月新一ナショナルデモとレースタイガーSL

スーパースポーツシリーズ
2005年1月30日(日)
試乗レポート ノルディカ

早くも来期のスキーに試乗してきました。これからメーカーごとに少しずつレポートして行きたいと思います。第1弾はノルディカです。先日、山梨県大泉清里スキー場へ行ってきました。このスキー場は、昔よくサークルのメンバーと行った、けっこうお気に入りのスキー場です。あまり雪が降りませんが、晴天率の非常に高い所で、雪も人工雪の比率の高いいつ行ってもハードパックの初中級には少々きついが、上級カーバー、レーサーには朝一よだれ物のバーンが売りです。コースは中緩斜面がメインで、初級からかっとびまで楽しめます。当日も天気がよく、富士山を眺めながらの試乗でした。本題のスキーですが、ドーベルマンWC、スピードマシーンシリーズが一新され、以前のビーストにかわり、新シリーズホットロッドシリーズが加わりました。人気のSUVは、トップモデルをスピードマシーンと、ホットロッドシリーズにまかせ、乗りやすいレベルアップや、レジャー系を中心に展開されています。まず、ドーベルマンですが、トップのワールドカップシリーズ(選手用)に、新開発のXBRプレート(ビスト製)を採用。GS、SL共に今までのハードで、ガツンと来る返りも少なくなり、操作性が格段にアップしています。といっても、足元の安定感と板の走りは従来に劣らない感でした。注目すべきは、昨年から登場したスピードマシーンシリーズです。昨年の試乗会で私が絶賛したスキーのシリーズが新しくなりました。トップの17.1XBはサンドウィッチ構造のショートカービングモデル。165cmのワンサイズのみで、安定感、切れ共に申し分ないモデル。16.1XBはキャップ構造を採用したモデルで、長さも154から178cmまで、短めは小回り、長めは大回りと色々使え、強すぎず、ずらしもカーブも使いやすい。下位モデルには、樹脂製のプレートが(上位にはアルミ製)ついて、より柔らかく、軽くなっている。SUVも、プレートが、新開発の上位も出ると同じXBSプレートがつき、より軽量化された。新シリーズのホットロッドはセンター幅が78mmと74mmがあり、広いほうはフリーライドとして、パウダーや悪雪に、狭いほうは脚力の弱い方の楽系スキーとして最適です。もうひとつ。エキスパートに人気のドーベルマンブーツの100に幅広のPROがでました。今まで100はWCラストで、柔らかくて使いやすいのに細くて履けないという方が多かったと思います。でも、今度のPROはけっこう広くて、おまけに背も低いので履ける人が増えていいと思いました。ただ、柔らかいといってもやはり1級以上ですね。今後、このようなスキーがどんどん出てくると思います。試乗会にはゲストで宮下征樹デモが来場。一緒に滑っていました。1本付いて行ったら、この世のものとは思えないような素晴らしいショートターンを見せていただきました。感動〜!私個人的に、スピードマシーン17.1、16.1は相当な出来だと思いました。ノルディカ来るか?て感じ。うーんまだ1社目だ。今後、どんなスキーが出てくるかわかんないから。くわしくは、イトさんまで。次回はフォルクルです。


この後ドピーカンになりました


スピードマシーンシリーズ

ドーベルマン100

宮下征樹ナショナルデモ
2005年1月24日(月)
ヘルメット

すーさんのページにも書いてありましたが、最近わたしもヘルメットを被ることが多くなりました。特に、天気の悪い日や、オフピステを滑る時に活用しています。けっこう暖かいし、樹林の中やアイスバーンでも安心して滑れるので、重宝しています。そして、今シーズン愛用しているパタゴニアのウエアにすごく似合っているような。(自分で言うな!)本当はいつも被らないといけないけど、ウエアがコンペタイプのときは、どうしても似合わないような気がして、(グレーのミズノのウエアです)つい帽子とゴーグルorサングラスで滑ってしまいます。でも、最近全日本技術選なんかでも、高速種目で被っている選手が出てきました。今後、もしかすると義務付けになるかもね。モーグルなんかも去年から義務付けられました。ちなみに、私の使用しているものは、JIROのNINE9、色はなんとメタリックグレイに赤のファイアーパターンというファンキーなもの。超軽くて被ってる感覚忘れます。帽子被ってるほうがはるかに締め付けます。それでいてぜんぜんずれないしね。問い合わせも少しずつ増えてきて、ヘルメットがトレンドになるのも時間の問題かもね。

2005年1月15日(土)
試乗会

毎年、ニューモデルの試乗会が一月末頃から行われます。皆さんは、これから慣らしも終わっていよいよ本番モードに入ろうと言う時、私たちはもう来年モードに切り替えなければいけません。皆さんからよく、「いいね、いろんなスキーに乗れて。」とか言われますが、実はスキー屋さんもけっこうたいへんです。当店で現在扱っているメーカーはスキーが14、ブーツ6ブランド扱っています。この中で、スキー、ブーツ共に扱っているメーカーもありますが、1月末から2月末までほとんど平日は毎日どこかでやっています。良く言えば、シーズンの一番いい時に試乗できるわけです。しかし、悪く言えば、シーズンの一番いい時に、自分の練習ができないわけです。「でも、毎日滑れるじゃん!」と思うでしょ。たしかに滑走日数は多いのですが、ほとんどが、午前中屋内でセミナー、午後試乗です。朝一気持ちいい斜面で滑れません。午後の短い時間で多いメーカーだと10台以上乗るので、けっこう体力勝負です。あと、私の一番の悩みと言っても過言ではないことは、同じスキーで滑れないことです。あたりまえですが、1台を2〜3本ずつリフト2〜30本乗りますが、GS、SLからレディスまでカーブも違えば硬さの違う物をいちいち変えなければなりません。185cmR21mGS用トップモデルのあとに、150cmR10mレディース中級なんてのを毎日毎日。けっこうつらいですよ。そのかわりどんなスキーでもすぐに順応できる能力?を身につけましたけど。あと、メーカー同士合わせてくれないので、移動もつらい。たとえば、白馬→軽井沢→美濃3日間で1000kmなんてたまにあります。たのむからどこか1箇所で続けてやってくれないかなぁ。しかし、つらいなかにもいい所もあります。だれよりも早く新しいモデルに乗れるのはスキー屋の特権です。道具オタクのイトさんにはもってこい。あと、試乗会にはけっこう有名選手やデモンストレーターが来て、一緒に滑ってくれたり、時にはワンポイントアドバイスしてくれる時もあります。これはミーハーな(お店の階段にあるサインの数々をみれば一目瞭然)イトさんにとっては超おいしいです。ほんとはこういう時に自分のスキーで滑りたいんですが。でも考えてみたら、最近滑走日数の割りに自分のスキー使えるときがシーズン数日しかないんですよねー。さみしい。なんにしても、今年もがんばって試乗してきます。今後のイトさん試乗レポートにご期待ください。

2005年1月6日(木)
あけまして おめでとうございます

今年もよろしくお願いします。年明けの3日4日と、黒姫スキー場に行ってきました。年末にけっこう雪降ってくれたので、スノーマシンまったく使わずで、完全全面滑走可能でした。やはり天然雪はいいねー。もちろん宿はロッジぶなに泊まりました。このレポートはなんでものほうに。ひさしぶりに近藤さん(ぶなのオーナー)と滑り、気持ちのいい2日間をすごしました。初すべりの割にはけっこういい感じに滑れたので、はりきりすぎて首から背中、ケツ筋、腿の裏まで身体の裏半分筋肉張り張りになって、2日目の朝一はぜんぜん身体動かなかった。カービングスキーになってからここ数年、毎年初滑りのあとは後の筋肉が張ったり筋肉痛になったりするので、今年は秋からいろいろ筋トレ変えてみたけど、やっぱり裏側の筋肉は鍛えるの難しいね。おかげで表半分はぜんぜん筋肉張りもしなかったけどね。さー、ようやく俺の季節がやってきたぜー!今シーズンもがんばるぞ。

2004年12月24日(金)
MBTシューズスキー編

みなさーん!メリークリスマス。イブの夜はどうお過ごしですか。私はここ10年毎年すーさんと2人で穂高3階特設会場にて深夜まで過ごしています。(つまり残業です。寂しー!)ところで、今月号のスキーグラフィック見ました?その中に「履いているだけでスキー上達MBT」なるものを発見した人も多いと思います。MBTシューズに関してはもうすでに「なんでもあれこれ」「穂高ウォークコーナー」でさんざんご紹介しているので、わかると思いますが、このシューズとスキーの関係はまだでしたね。あのページにでかでかと、フォン・グリューニゲン選手(元ワールドカップ選手で`02ワールドチャンピオン)がのっていますが、彼がまさにこのシューズをヨーロッパ中に広げたといっても過言ではないと言えます。こまかいことは抜きにして、(聞きたい人はお店で)彼は現役最後の年をワールドカップ総合優勝という形で引退というめちゃめちゃかっこいいことをやってのけました。その影にはなんと、このMBTシューズがありました。しかし、彼はこのシューズの存在が影ではいけないと思い、もともと契約していたトレーニングシューズのD社に許可を得て、自らMBTシューズのポスターになり、顔となりました。めでたしめでたし。とのこと。この影響で、スキーワールドカップ選手は、相当数の選手が使用を始めたとの事。あと、他のプロスポーツ選手も多数使用している。(でも、プロ選手はみんな表舞台で使うシューズ会社と契約があるから誰が使っているかわかんないけど)特に、けがをした選手のリハビリにはもうかかせないらしい。ただ、真に受けて履いているだけじゃまず、間違いなくうまくならない。それなりのトレーニングをしないといけないと思う。(あたりまえだ!なるならおそらく今シーズンの私は全日本クラスになっている。)でも、履いているだけでも、正確なバランスと、下半身の細かい筋肉の維持、強化ができるし、私のようにO脚が直ってくるかもしれない。(なんでも11月17日参照)それが、スキーにとってどんな効果があるかは、わからないが、少なくともちょっとした簡単なトレーニングを組み込むことによっての効果は期待できる。スキーグラフィックを、買ってない方は穂高で定期購読しているので、暇な時読みに来て下さい。あと、この記事に興味のある方は、雑誌の記事と同じ物をエバニュー社から送ってきたのでさしあげます。ご来店ください。お店がいそがしくて、今シーズンまだ初すべりしていない私も、ようやくあと1週間で開放されます。もしかして、デモ並みにうまくなってたりして?(ないない)

2004年12月13日(月)
バックカントリーツアー

トップページ、スキー、BCページにも載せましたが、なんと、プチバックカントリーツアーをやることになりましたー。ドンドンパフパフー!ツアーといってもほんとにプチで、高鷲スノーパークスキー場のトップから大日岳頂上までハイクアップし、スキー場に向かって滑走するという簡単なツアーです。しかし、スキー場から一歩外にでるとそこは冬山。一般の人には少々恐ろしいイメージの世界。そこで登場?したのがパワーゾーンさん。(リンクをみてね)代表の水谷さんは山岳ガイドで、すーさんの山岳部時代の仲間。スキーもプロでスクールもやっている。今回、当店のために特別にプランを組んでくれて、スキー指導からガイドまですべて引き受けてくれた。もちろん私も同行しようと思っています。午前中はフィールドでバックカントリースキー、午後はゲレンデで楽しく滑りましょう。もちろん普段使っているゲレンデ用のスキーで十分参加できます。私もあまり週末滑れないので、皆さんと一緒に滑れるのを楽しみにしています。くわしくはお店にビラがありますので、イトさんまで。

2004年12月9日(木)
ドリルマン

毎年この時期(11月末から12月末)になると、穂高3階の工房で、皆さんのスキーをチューンナップしたり、新車にビンディングを取り付ける作業がいそがしくなります。すーさんと2人で手分けをしていいローテーションでします。比較的に、すーさんチューン重点イトさん取り付け重点でやってます。多い時は週間チューン、取り付け共に3〜40台くらいあります。それを3階の狭い工房で2人みごとなローテで(10年以上コンビ組んでますから当然ですが)こなします。昔は取り付けのとき、「さーて、ドリルマンでもやるか」とか言ってたけど、最近ドリルするスキーが少なくて、ちょっとさみしいような。前の(7月12日)ビンディング一体スキーの時に書いたけど、誰がやっても確実取り付けはいいことですが、ベテラン?ドリルマンの腕が鈍るかなぁ。それでも、まだうちはオガサカ(はビンディング別)がたくさんあるから、しばらくはドリルマンしないといけないなぁ。♪じゃんじゃんばりばりドリルマーン!(どっかで聞いたような)がんばります。

2004年11月22日(月)
シーズンイン2

美濃地方のスキー場がオープンしたので、もうすでに初滑りしてきたお客様が結構ご来店してくれます。まだまだ状況は悪く、廊下のように敷かれた雪(というよりかき氷)で、幅も狭いという状態だそうです。一発大雪降ってくれるといいんだけどね。でも、考えてみれば十年位前までは11月23日前後にオープンできるなんておんたけ、五竜くらいで、あとは12月だったもんね。かき氷なんてよく考えたもんだねー。科学が発達したというか、時代が変わったというか。私が子供の頃、お正月にほとんど何処も滑れなくて、1日民宿でトランプとかしていたなんてときもあったなぁって。ほんの数年前まで11月中旬なら雪がなくてもまだあせらなかったけど、11月20日でもうあせってるなんて私も年々贅沢になってきたよ。特に、おととしの大雪というか、早雪のせいもあるかな。(11月の1週目で白馬の上の方が全部滑れた。)でもなんにしても12月中旬にはすべてのスキー場がオープンして、正月にはどこも全面滑走可といってほしいですね。夏暑い時は雪が早いとか、良く雪が降るというジンクスが当たることを祈る今日この頃です。ちなみに、明日は祝日ですが、火曜でお店は休みです。スキーでなく優雅に、お客様と中山道ウォークに行ってきます。

2004年11月15日(月)
人気ランキング

いよいよいそがしくなり、なかなかあれこれを更新できなくなってきました。チューンナップ等遅れが出て、少々皆様にご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。ここらでちょっと早期予約の人気ランキングなんてやつを出してみました。まだ購入前の方、ご参考に。
1位 オガサカ KS−SV
2位 フォルクル 6★
3位 アトミック ST−11
4位 ヘッド iRC SRF2
5位 ベクターグライド OMNY
以下フィッシャーS−MOVE オガサカS−Light KC−RVetc.
なんて感じです。1位はやっぱりオガサカSV。昨年のKS−TRの進化バージョンで、中から小回り系オールラウンド。基礎エキスパートの実践に、とてもいうことを聞いてくれる。2位はここ3年上位に食い込むレジャー系上級向け6★。どっしりとした安定感があり、中級でも扱える楽系モデル。3位は新生アトミックのST−11。今までのイメージを一新。良くたわみ、カーブの深さを感じさせない扱いやすさ。以下では5位にベクターが入ってきたところが、最近のバックカントリーブームを物語っている。あと、6★、S−MOVE等、楽系レジャースキーがけっこう出ている感じです。イトさんおすすめのマニアック?なスキーがまだ上位にあまり入ってないのがちょっと寂しいけど。

2004年11月6日(土)
シーズンイン?

11月に入り、週末になると久しぶりの面々がたくさんお店に顔を出していただいて、ありがたい限りです。いよいよいそがしくなって「冬が来るなぁ」て感じです。ぜんぜん寒くならないけど大丈夫?なんて思いますが、気合の入った皆さんは、もうシーズンインみたいです。静岡県のイエティーと、群馬県の鹿沢ハイランドがオープンして、早くも通ってる方もみえます。だいたいこのあたりでは美濃のスキー場が早い所では来週13日頃オープンするところもあるみたいです。しかし暖かいねー。なんか今月末も心配になってきたよ。なんとか正月までにはまわりも真っ白なところでスキーしたいね。お店では新作のビデオを自由に見れるようにしています。気分を盛り上げるために、そろそろスキー屋さんに顔出してみては。

2004年10月29日(金)
復活でーす。

ずいぶんスキーあれこれをごぶさたしてしまいました。とりあえず今後はちょくちょく更新していきたいと思います。いよいよシーズンも近づきました。そろそろ思い出したようにみなさんがご来店してくれるようになり、「よーし!今年もいそがしくなるぞー。」と気合を入れる今日この頃。そういえば先日、松沢 寿デモからTELがあり、「毎年恒例のスキークリニックin NAGANOがあるので、案内書を送ります」とのこと。数日後ポスターと共に申込書が送られてきた。これは、長野県デモチームが1班2名の講師による班編成で「楽しさ、喜び、夢」をテーマに行ってる今年で10回目になるクリニックです。講師陣はもちろん超豪華な面々で、今期デモンストレーター認定の21名を含む長野県デモチームが担当します。期日は平成17年1月5日(水)〜7日(金)場所は白馬五竜&47スキー場です。デモレッスンなんて上級者向け?なんて思ってる方、ビギナーコース(3日間でパラレルマスターコース)なんてのもありますので、気軽に申し込んでください。レベルアップ間違いなしです。くわしくは、イトさんまで。

2004年7月26日(月)
インラインスケート

どうしてもこの時期スキーねたが少なくなってしまうんだよねー。まーしょーがないとして、今日はインラインスケートについてです。最近スキーのオフトレとしてインラインスケートがよく取り上げられています。やっぱり夏の時期に手軽に滑走するという感覚が得られることが理由だと思います。緩い坂などでターンしながら下りてくるとなんか妙に欲求を満たされるのは根っからのスキーヤーだからですかねー。ストック持って目の色変えて一生懸命練習している方をたくさん見かけます。私が今まで見てきた中で思ったのは、だいたい1級くらいの方は始めてその日のうちになんとか練習になるくらい滑れるようになりますね。1ヶ月くらいして会うと楽しく滑れるくらいになっている方もいます。ただちょっと気をつけたいのはインラインスケートというものスキーのように長くないのでひねれば曲がってくれます。緩斜面をくねくねとひねって曲がっている方はスキーシーズンインの時相当苦労しますよ。その場で注意しても本人ちゃんと曲がれるのでなかなか気づいてくれないんですが、初滑りのあと超落ち込んで帰ってくる方も。そうならないように平地でしっかり練習してから坂に行きましょう。あと、ゆっくりでいいのでスケートのように周回コース(刈谷総合グランドなんかgood!)をぐるぐる滑れば膝に負担の少ない有酸素運動として心肺強化や脂肪燃焼(ダイエットに超good!)になり、楽しくトレーニングできます。慣れてきたらスピードスケートのように蹴りだしてみましょう。谷足の使い方のきっかけになります。なんかトレーニングとかいうとすごい運動しなきゃいけないようなと思いますが、冬まで筋肉を動かしておくとか、飲みすぎなんでちょっと腹へこまそー(俺のこと?)なんて考えで負荷の少ない軽い運動を長期続けるということ。(選手やトップを目指す方はがんがんやってください。)楽しく出来れば長続きしますから。ちなみに穂高でインラインスケートをお買い上げの方で初心者の方は店の横で(お店が暇な時)ちょっとした講習をします。もちろん初心者でないかたも。あと誰か講師(できればデモの方)呼んで上級向けの講習とかやれるといいなと計画中です。ただし、この時期あまり気合を入れると焼けたアスファルトとドピーカン太陽で熱中症になるので、適度な休憩と十分な水分補給をお忘れなく!

2004年7月19日(月)
スキーウエア早期受注終了

今年もコンペ&限定ウエアの注文締切日が来てしまいました。多数のお客様のご予約大変ありがとうございます。本日確実に各メーカー担当に連絡しておきます。
今年のウエアの傾向としては、昨年あたりから柄物が復活してきています。そしてその中でも各メーカー申し合わせたようになぜか和風テーストの柄がたくさん出ています。中には龍のジャガードなんてものも。あと昨年は上下同色の暗色系が多かったのに対し、今年はけっこう明るい赤や青なんかと、カーキやダークグレイなどの組み合わせで選ぶ方も多かったと思います。(上下黒の方も多かったけど)年々機能も進化して、うれしい通気孔付きなんていうのもたくさんでていますし、ストレッチや立体裁断なんてあたりまえになってきました。もうひとつメンズと同じデザインのレディースコンペウエアがたくさん出てきたのが一番のニュースだと思います。今までスキーチームなどでユニフォームを作るさい、メンズの小さいものを着ていた女性は多いと思います。何の支障もなかったとしても専用設計になるとコスメガードや、(これけっこういいらしいですよ)チャームポケット、その他本気な女性にうれしい機能がたくさんつけられているし、なによりはいたときのシルエットがいいですね。それから年々特注サイズのオーダーが増えてきていますが、それにメーカーが対応してくれるのはうれしいかぎりです。ちまたのお父さんやイトさんも安心してビールが飲めるというわけです。(いかんいかん!冬までにもどさにゃ)特注サイズでなくても良い方は穂高2階にまだまだたくさんウエアが展示してありますのでどうぞ。限定ものやレディースも多数ありますよ。

2004年7月15日(木)
山専試乗会

ちょっと遅くなりましたが、毎年ゴールデンウイークを利用して行われる試乗会のことを書きたいと思います。毎年ゴールデンウイーク前半に2泊3日で志賀高原熊の湯スキー場にて全国山とスキーの専門店協会主催の試乗会を行っています。メーカーさんも毎年約10メーカー程集まるのでけっこう色々と意中のモデルに試乗できます。そして、他の試乗会と違うのは、各メーカーさんの連れてきてくれるデモやトップ選手のワンポイントレッスンがあります。そしてそのメーカーのモデルに乗る時にはそのメーカーの選手が付いてくれるのでスキーや技術について教えてもらえます。当然有料なのですが、よく考えると宿泊料プラスちょっとでデモに教えてもらえる(イトさんはミーハーなんで、このへん重要!)、で楽しいパーティーまで付いているんですからけっこうお得です。来年もあると思いますので是非参加したいと言う方は大体4月10日頃まで受付ですのでくわしくはイトさんまで。ちなみに今年は片桐貴司デモ松沢寿デモ切久保深雪デモ始め、SAJ、SIAのトップ選手が多数参加してくれました。


SIA鍵デモと穂高グループ1

本年国体優勝の佐藤照友旭選手と穂高グループ2

P.S見えにくいけど、この写真の原板(CD−R)が店にあります。
2004年7月12日(月)
ビンディング一体型のスキー

先週はちょっと留守が多くて更新を怠ってしまいましたが、今週はどんどん書きますよー。(すーさんに負けないように)先週HTMジャパンのセミナーを受けてきました。本来ヘッドとチロリアなのですが、今回フィッシャーとエランも一緒にやりました。内輪ごとですが業界初の3社合同セミナーということで、私たちのような取り扱いメーカーの多いショップにとっては非常にありがたいことなのですが、実のところ、フィッシャーとエランがチロリアのビンディングを採用して一体型を出しているという種明かしのようなものがある。最近(特に昨年くらいから)ビンディング一体とかビンディングつきセットのスキーが増えてきた(ほとんどと言ってもいいかな)。よくみるといかにも開発しましたと言える板と一体化したシステムのもの、板にプレートがついていてうちのビンディングしか付きませんというような取り付け穴が最初から開いているもの、といろいろあります。一体型ってどーなの?これもやはりお客さんの質問TOP10にあげられます。なかなか困った質問です。当然各メーカーこれはと思い開発し自信を持って出してきたシステムはいいに決まってます。(メーカーの開発の方々は私たちなんかよりはるかにスキーのこと学習してますから)しかし使う人や場合のよってはデメリットのほうが目立ってしまうこともあります。メリットのほうは、各スキー雑誌やカタログ等によく載っているので(わからない方はお店で説明します)いいとしてやはり皆様によく言われるのは重さです。こぶや、長時間の滑走の時の疲れやもっと多いのがリフトに乗った時重い、果ては持ち運びが・・・。「持つと重いですが、履いてしまえばたいしたことないですよ」 「重さも安定につながりますから」なんてうまいこと言ったってだまされません。やはりさまざまなソールサイズにあわせられるようにベースの部分を相当大きめに造ってあります。ソールサイズ340mmとか360mmなんてどんなやつだー(だいたい26,5cmのブーツのソールが300mmから305mm)なんて思ってしまいますが、現実にはいないこともないみたいでしかたがないみたいです。でも軽いものもけっこうでてきているのでお店で。あと、取り付けに関しては簡単で、失敗もなくいいことだと思いますが、たまにちょっとめんどくさくてドリルで穴開けたほうが早いじゃねーかなんてすーさんとふたりでぶつぶつ言いながら取り付けるものもあります。私たちショップベテラン?どころの腕が発揮できなくなってきて少しさみしいですけど。あとブーツを変えたとき穴を開け直さなくていいのもいいとこだね。きゃーまた長々とのーがきたれてしまった。まー今日はこのへんで勘弁しといたろかー!詳しく聞きたい方は是非お店まで。語りだすと長いかもしれないけどね。

2004年7月5日(月)
ビッグチップスキーについて

最近、お客さんに「ビッグチップってどうなの?」なんてよく聞かれます。ビッグチップって?と思われるかた多いと思いますので少し説明しておきますと、最近ワールドカップのスラローム競技や技術選の小回り系種目(特にカービング小回り等)でトップの幅がすごく広く(120mm前後)センターが絞り込んだ(160cmR10mぐらい)うちわのようなスキー見たことありませんか。柏木デモが表彰台で持ってたあのスキーです。もともと本来は先ほど書いたような、より速く最短の回転半径でスキーをずらすことなく滑るという目的で開発されたスキーです。なので基本的にはスラローム競技の方や、技術選、テククラ検定などかなり高度な技術で小回りをする方を対象に考えられたスキー・・のはずだったんですが、今シーズンはなぜかレジャーや、中級用まで出てきてしまったんでさーたいへん。まー別に大変とまではいきませんが、もともと実践カービング小回り用に作られたスキーで一般スキーヤーがオールラウンドに使えるか、使って楽しく滑れるか?まず、そこを悩みました。結果としては、その方の好みになってしまいますが、やはりある程度カービングスキーになれた方のほうが使いやすいと思います。いやむしろ人によっては楽しいかもしれません。うちの顧客の方で高年に片足いれかけた?Sさんという方に昨年フィッシャーのスラロームスキー(155cmR9m)に乗ってもらいました。この方スキー歴も長くクラブにも所属していた方でとてもスキーが上手な方ですが、一緒に滑ったときあのカーブの強いスキーをみごとにスキットさせて、中から小回りばかりしていました。そしてひとこと「このスキーすごく楽だなー!これ欲しいよ」だって!私らが乗ったときはスキーが切れすぎてめちゃくちゃ気持ちいいカービング小回りができる反面、数本で足がぱんぱんに張って「もーいい!」だったのに意外な答えが。あと、レベルアップ中(2級くらい)のSくんはなんと気持ち良さそうに大回りで滑ってました。以上から分析すると先のSさんは、昔風(すいません)ウエーデルンで滑っているのでポジションが少し前よりに荷重しているのでトップがうまく噛み、テールがスムースにスキットするんじゃないかと、また後者のSくんは少し後気味のポジションなので、Rよりも少し浅めのカーブが描けたんじゃないかなーと思います。ちなみに先のSさんはうまく大回りができないと言い、Sくんは板が走って小回りがぜんぜんできないといっていました。結果として私のアドバイスは、やはりこの手のスキーは目的を持って購入するほうがいいと思います。しかし、サロモンなどが、レジャー、レベルアップ用ビッグチップを出してきて、使ってみると、あれだけ広いテールの割りにうまくずらしやすく出来ていて十分薦められるものばかりです。日本のゲレンデ事情として、あまり幅がないので本当の意味での高速大回りというのは少し難しいと思います。ただ私たちのようの平日スキーにいける方は、ゲレンデが非常にすいているので(寂しい話ですが)オールラウンドの1本にこの手のスキーを選ばなくてもいいと思いますが普通のレジャースキーヤーなら朝一なんかすごく楽しめると思いますよ。スポーツスキーヤーで使い分けを考えている方、このスキーを選ばない手はないと思います。より高度な小回りを取得するために、あなたのレベルアップの手助けをしてくれるでしょう。ただし、強いカーブに甘えないように。


こんなスキーがたくさんでてきます
2004年7月3日(土)
早期予約会なんとか開始

はー、つかれたけど、どーにかこーにか2Fスキーコーナー立ち上がりましたー!ドンドンパフパフー!(こればっかじゃん)まだちょっと未完成だけどとりあえず形になりました。よかったよー。百聞は一見だけど、まず壁側のブーツを全部はずして、そこをウエアコーナーに、真ん中に新しい棚を作ってブーツコーナーにしました。ウエアの早期予約は各メーカー7月20日頃までです。(ミズノは10日)お早めに。ブーツですが、レグザムのDeta、Forteシリーズ、ラングバンシー、ノルディカドーベルマン、ビースト、ヘッドS10等が入荷しております。板に関しては少々遅れているものもあって、現在オガサカ、アトミック、フィッシャー、ヘッド、K2等入荷しており、サロモンは来週水曜の入荷予定となっております。お楽しみに。ウエアを壁に広げたら、やはりいつものメンバーが遊びに来たとき、皆「ウエア増やした?」とか言ってくれます。広げただけなのに目の錯覚というやつですが、やった甲斐があったってもんだ。ぜひイトさんとスーさんの力作(ガイド桜井は出張で昨日までいませんでした)を見に遊びに来てください。あー今日はビールがうまい!(と思う)

2004年7月2日(金)
住所録無事復活
昨日なんでもの方で書いたパソコンさよならーの続報です。
フロッピーにとってあったデータのおかげで、無事みなさまに送る早期予約のはがきが完成しましたー(ドンドンパフパフー)。読んで頂いた方々にはご心配をおかけしました。しかし蒼ざめましたよー。バックアップとってあったのはいいけどなにせデータをパソコンに入れ始めたのが5,6年前だったんで、住所ソフトが自分のクラッシュしたPC以外は入ってないことに気がついて、私その間引越ししていてソフトが見つからないからさー大変。考えた揚句隣のテニスショップのF店長が持ってることを思い出し泣きついてなんとかたすかりました。おかげで今朝からすーさんとふたりでラベル貼りして2Fの準備がはかどらないよー!本日発送するので、なんとか4日(日)までには届くと思います。
PSしかし、早期予約はいいけどまだ2Fは模様替えでぐしゃぐしゃのままだー!こんな日記なんか書いてる暇はねーぞー!
2004年6月25日(金)
シーズンイン近し?

今日は朝から雨が降ったりやんだりうっとおしいですね。今週末もあやしいですねー。(イトさんは今週末結婚式のおよばれで出かけるのでショック!)
全国の大型スキーショップさんたちが早期予約会を始めてうちとしてもそろそろ動き始めようかなぁと思っていたところ、「たまには2Fを模様替えしてみようか」と鈴木さん。「いいねー、やりましょう」ということで先日2人で什器等の買い物にいってきました。
各メーカーから続々と荷物が届き、先日買った什器が届くのを心待ちにしている現在の2Fは少々散らかってます。ご来店の方、あしからず。
こうして毎日新しいスキーが送られて来ると、「あー今年もシーズンが始まるなー」と、実感してくる今日この頃です。そう、わたしたちにはNEWモデルが出揃って早期予約会を始めるときもシーズンインなんです。
新しいスキーやブーツを見るとだんだんわくわくしてきて、早くも頭がスキーモードになってきました。(早すぎかなー)
ちなみに早期予約会は7月3日(土)あたりから予定しています。よろしく!

2004年6月23日(水)
祝 ページ開設

みなさんこんにちは!イトさんです。
やーとうとうつくっちゃいましたよー私のページ。
このページはスキー関連のことをあれこれと書いていきたいと思います。
お店のことや情報など、できるだけまめに書き込んでゆきたいと思います。よろしくお願いいたします。

スキーあれこれに戻る 
2006シーズンへ